聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
マイヤとタルッホの略奪の後、オルフレッドはすっかり自信を失った。叔母の捜索隊に加わりながら武芸の稽古は毎日やっていたし性欲は旺盛だった。
なのだが、母の跡を継いで領主として、王族衆のうち1人としてやっていく気概が失せてしまった。その意気消沈ぶりは、彼の弟妹や妻のハンナもはっきりとわかる程だった。
特にマイヤが失踪したのが痛手だった。彼は叔母のアナルに耽溺して、ついには恋までしてしまっていた。おばちゃんの尻穴無しじゃぼくしんじゃうよ、である。
それを間近で見ていたから、捜索隊に同行したザーチャとディークはセックスフレンド……というより、もうすでに相思相愛になってしまっていたルイーダとリッカを兄に貸した。この『侍女』らは肛門性交も慣れていたからだ。
ルイーダとリッカはオルフレッドに、尻の穴を拡げられた。オルフレッドもまた彼女たちの献身に勇気づけられた。彼女たちの尻穴に苛立ちを注ぎ、自分を励まし続けた。
しかし捜索の打ち切りが決まると、姉妹らの柔らかなけつまんこにぶっ挿す気概を失ってしまった。おばちゃんはエチウに逃げた。なぜならイズヴァルトを追う為にだ、とぼやいて泣いた。
結局、自分は繋ぎ止めれなかった。叔母はやはりあの男の側にいたいのだ。恋敵に負けたというわけだ。
「……はああ」
オルフレッドは煩悶とする日々を送った。あれほど活発だったちんぽの勃起はへなへなのまま。子供を欲しがるハンナの求めに応じられなかった。真っ白な灰になっていた。抜け殻で廃人同然だった。
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ナントブルグ城下のオルフレッドの家の寝室にて。
「オルフレッド。そろそろ元気出しなさいよ。城への出仕もここ最近していないのでしょう?」
ハンナはシーツをかぶってまるまっているベッドの上のオルフレッドを揺り動かした。
「マイヤちゃんのことは諦めなさいよ。イズヴァルトさんのところに行ったらしいじゃないの」
ケノービが一部の貴族に流した『偽情報』は、ハンナの耳にも届いていた。しかし、一般庶民たちはマイヤが死んだといまだに思っている。というより、くたばりやがれ女狐め、だ。ヨーシデンと『えくすぷれす』の投資への追加徴税のせいで、彼女はすっかり恨まれていた。
「生きているんだったらそれでいいじゃない?」
「……ねむいよ。寝かせてくれよ」
「情けない子になっちゃったね、あなたは」
罵ってもだめだった。心が病んでいる。気丈にもハンナは一人でお城に向かった。アスカウ=タカイチゲンシュタット公オルフレッドの代理としてである。
謁見の間に入るとセイン王とジューンショーン王子から、ここ最近のオルフレッドについてあれこれと聞かれた。
「寝たきりで四六時中、マイヤおねえちゃんの秘蔵映像を観ながらせんずりをかいてます。夫婦の営みをなす気力が無いみたいです」
「そっか。そりゃだめだな。しばらくあいつには気分転換をしてもらうか」
その方法とはホーデンエーネンの北部、ナーガハーマへの赴任だ。1年から2年を予定。ハンナはすごく嫌がった。何故なら彼女はナントブルグから離れたくなかったからである。
でもオルフレッドなら、この話に乗るかもしれない。違う土地の空気を吸えば活力が湧いてくるかも。彼女はお受けします、と答えた。
「なら来年のはじめぐらいに出発できるように取り計らう。ジューンショーンにやらせるからよろしくな」
ジューンショーン王子はこういう内向きのことを兄に任されていた。ナーガハーマ方面のことも詳しく調べており、仕事も早い。兄よりも行政家向きの人物だった。
ハンナもジューンショーンを信頼していた。面を向かってあまりしゃべらない間柄ではあるが、オルフレッドが治める領地のことで、手紙などで何度か助言をもらっている。直筆でだ。丁寧で読みやすく、文章が乱れているところは無く、誠実な人柄がわかる文だった。
「というわけで今からジューンショーンとがっつり相談してくれよ。ナーガハーマのどのあたりに住むとか、部下は何人つけるべきとかいろいろあるからな」
後ろに控えていたジューンショーンが進み出た。ややぎこちない笑顔をハンナに向けた。
「それではハンナ様、よろしくお願いいたします」
「恐れ多いですわ。ハンナ、と呼び捨てで結構ですよ、殿下」
それはできない、とジューンショーンは首を横に振った。ハンナは次の国王であるジョーケインの異父兄の妻である。敬わなければならない。
「呼び捨てなど言語道断の行いでございますよ。僕はオルフレッドさんを兄とお慕いしております」
「確か、お年は夫より2歳年上とおぼえておりますが?」
「いえいえ。僕はまだ妻を持たず独り立ちしておりませんので……」
ジューンショーンはまだ独身だった。王族だからとっくに妻を持ち子がいてもおかしくないのだが、兄に遠慮して結婚はしていない。女性経験はあるが、表立って浮ついた噂話は、この王弟に限っては今まで無かった。王族の男児の平均に比べると、だが。
「ということで僕の部屋でお話をいたしましょう。ナーガハーマはヨーシデン並に新しい街ですから、とても良い物件がたくさんありますからね」
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ハンナは油断をしてしまった。この生真面目そうな青年だったら2人きりでも浮気心が起きないだろうと高をくくっていたが、ハートに火が付いてしまったのだ。よりにもよって部屋に入ってから1時間後にである。
きっかけだが、ナーガハーマの北を流れる、タッカテオッキ河沿いにある別荘のパンフレットだ。
河沿いに桟橋型のバルコニーがある貴族向けのもの。この地区を設けたのは、トーリの提案だったという。
「初耳ですわね。どうしてそんな別荘地をお義母さまは?」
「ナーガハーマの付加価値をあげる、とおっしゃってましたね。トーリ様は『遊び』を大事になされたお方でしたから」
各別荘のバルコニーには必ず、川船に乗り込むための一段低いスペースがあった。河面すれすれだ。船だけでなく別の用途もトーリは提案していた。
そこをお便所の代わりにする。誰よりも一番最初に別荘を建てたトーリは、必ずそこで用を足したという。
「河におケツを向けて、ぷっぷすーとおならを放ち、ぶちゅぶちゅぶちゅとおクソを捻るのを楽しめる。……ということを、トーリ様はおっしゃってました」
「まあっ! お義母様はマイヤちゃんみたいなことを考えていたんですね!」
「兄上だけでなく僕の前でも人糞をひねってましたからね、あの姉さまは。とてもよいお匂いをされていたおならとうんちでしたが……」
そのかぐわしいものを、雄大なタッカテオッキ河に向けてぶりぶりとひねり散らかす。その行為を終えた義姉は、とても晴れ晴れとしているようだったとジューンショーンは語った。
義母だったらよくわかる、とハンナはうなずいた。彼女も義母と、ケツアナを見せ合いいじくり合う仲だったからだ。『連れション』なんぞ序の口だった。
「とまあ、そういう事を楽しめる別荘ですからね。オルフレッド様もきっと楽しめると思いますよ……人前でおケツをさらすの、妹様みたく好きなんでしたよね?」
「……夫にそんな趣味はないですわ」
「そうだったのですね? 初耳です」
あの義姉のご長男だからそういうヘンタイ性欲の持ち主だとすっかり信じていた、とジューンショーンは言ってしまった。ついでにあの『おしゃぶり姫』もまた彼の義姉である。あの一家ならどんな変態行為も当然やっているでしょうに、と。
ハンナはとても恥ずかしかった。オルフレッドは至ってノーマルな性癖だからだ。巨乳が好きで年上が好み。女を満足させる時はでかいちんぽで力強く女膣をプレスするというスタンダートな攻め方である。
それは、カツランダルクの家の人としては芸が無かった。ハンナもマイヤによる『おまんこぺろぺろ』や義母や義父の特殊性癖を側で見続けてきたからなんだか物足りなかった。
(オルフレッドも、もうちょっとお義母様を見習えば……。)
そう思いながら別荘の他のパンフレットをつかもうとした。けれども、触ったのはジューンショーンの手の甲であった。
「し、失礼しました!」
ジューンショーンがてを引っ込めようとすると、ハンナは思い切りつかんで引っ張り込んでしまった。それから自分の大きな胸に彼の手を触れさせた。
「殿下……少しだけ、義姉のわがままにお付き合い願えませんか?」
ハンナは胸元のボタンを外し、とても柔らかなものの視覚と触覚を、王弟にゆっくりと堪能させた。彼女はそもそも、性欲が強い。ここのところオルフレッドが相手をしてくれないので、飢えていた。
「そのう、ハンナ姉上様……やめたほうが」
「このこと、絶対に黙っていますし誇ったりしませんから。お願いです、殿下」
そこからはすんなりと事が運んでしまった。不倫による味付けがされたペッティングで2人は燃えた。ハンナは十分濡れた。ぐっしょりになった。
いよいよ王弟のそれを迎える時が来た。ジューンショーンが股間のポケットから出した、それの大きさに驚かされた。ホーデンエーネン王家の直系のは、タマはでかいが竿がちっちゃいということで知られていたが、予想を遥かに裏切られた。
夫ほどではないが18センチはあって、太ましかった。それから施術で皮が剥けきっている。『早期英才教育』を施された陰茎だった。だらんと伸びたタマも申し分ない。大量生産型だ。王者の風格があった。
ハンナは壁にもたれてスカートをたくし上げ、濃厚な女臭を放つ股をさらし出して、発情の色に満ちた声色でジューンショーンに求めた。
「で、殿下。はやくう……♡」
王弟が割り込んでからの快楽は素晴らしかった。『ドーテーくん』みたくぎこちない腰使いをするかと思いきや違った。純朴で誠実そうな人柄には似合わぬ熟達ぶりだった。
久しぶりの性交と不倫による胸の高鳴りで、ハンナは挿入中に5度も絶頂した。汗びっしょりになって子宮口をたっぷりと弛緩させた後、浮気相手の特濃ザーメンを深く吸い上げた。
「おおわあ♡ お腹に流れ込んできてますわ♡」
ジューンショーンも満足だった。それからはハンナの乳房を吸いたてながら2度目の性交となった。
彼女は久しぶりの性交渉に身も心も委ね、ついでに生殖についても委ねてしまった。この最初の
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(どうしよう……。)
ジューンショーン王子との浮気の後、ハンナは王宮を出た。オルフレッドに浮気がバレないと良いのだが、と考えながら馬車に揺られる。
(ジューンショーン様と4度も。あそこがまだジンジンしてる……。)
余韻にひたっているせいで、クリトリスもラヴィアも感じやすくなっている。ちょっと腰を動かすだけでうめきそうになる。このままでは家に帰れない。オルフレッドに感づかれそうだ。
ちょっとクールダウンしたい。となれば最近開店して会員となった、女性用サウナ風呂に行こうと思って御者に頼もうとすると、隣を走る馬車の乗客と目があい驚いた。
「ルドルフおじさま!」
手を振ると相手も応じた。2台の馬車は色街の近くの酒場に止まった。ルドルフ叔父はハンナとかつて、肉体関係があった。オルフレッドより前だ。
「おじさま、ナントブルグにはどうしたご用事で?」
「ちょっと立ち寄っただけだよ。ハンナ、オルフレッドくんの調子はどうだい?」
ハンナはこの叔父には正直に話した。意気消沈していてへたっている。悩みを打ち明けた後、酒を飲むことにした。それで出来上がってくると2人してむらむらとなって、その店の2階の宿部屋で夕方までしけこんでしまった。
それが引き金となったのか、ハンナはルドルフとまた、もとの関係に戻った。浮気は週に2度もだ。
ジューンショーンともあの一度きりでは終わらず、たまに密会をして下半身で歓びあうようになってしまった。
代わりにハンナはオルフレッドとの夫婦生活が疎遠となってしまった。そしてナーガハーマに向かい、船に乗り込んでからだった。
ハンナのつわりが始まり、船医からおめでたを告げられた。もちろん彼の子ではない。