※この作品はR-18です。

聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ   作:CHACOとJAGUAR

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141 転生者達と魔竜③

 療養も半月が経った。マイヤの身体の回復は驚くほど進んでいた。義手義足をつけてのお散歩も、コンゴウアミダラデンの麓にある亜人らの町にまで行くようになった。帰りは魔竜や付き添いのサキュバスの転移魔法であるが、片道ざっと8キロだ。

 

 回復は割と早いようだと医者から言われている。治癒魔法のかけかたが良いのもあるが、魔族の体液の摂取のおかげだった。最初は精液のみであったが、唾液や女の膣からにじみ出る愛液も彼女には効能があると判明してから、すするようになった。

 

 その体液(おくすり)だが、マイヤはここ最近、とある女魔族の汁を多く吸うようになった。あろうことかポコリーヌである。発端はポコリーヌが、親友であるサキュバスのラプンツェルからこんな話を聞いたからだ。

 

「マイヤちゃん、おまんこなめなめもすっごいの……」

「なんですと!」

 

 ポコリーヌはコンゴウアミダラデンの『弱者男性』っぽいのを食い散らかすのを日課としていたが、ラプンツェルたちサキュバスとも傷口(おまんこ)の舐め合いもよくした。同性は女陰の泣き所をわきまえているからだ。

 

 どれくらいすごいのか、と聞こうとしたが、ラプンツェルの顔と首筋を見て理解した。それと、いつもより艶を失っている、地面にまで届く長い髪をだ。なんかくたびれきっている。

 

「ほんとにハマるんだから……アナタも試してみたら?」

 

 その言葉は暗に、「やべえわよ、あれ……」と言っているようなものだった。そういえばあのだるま、先祖がサキュバスでハーフリングだったっけ。魔界のハーフリングは前戯上手が多い。その子孫のマイヤなら、そうかもしれないと考えた。

 

 マイヤとの『初対戦』は、エル=フ=カッコエーがテニスコートでラウラの子宮の卵子にスマッシュを決めた2日後だった。専用温泉で魔族の男から栄養剤の腟内投与を受けるマイヤに、ご一緒したいと頼んだ。

 

「いいよ? ポコリーヌさんもおちんぽと温泉で一緒に温まろうね!」

 

 温泉でポコリーヌは、マイヤの裸身を初めて目にした。男どもが近寄りたくなるのがよくわかった。左目はなかなか治らず常に左下を見て痛々しかったが、それ意外は可愛いの一言に尽きた。

 

(おっぱいの大きさはわたしも負けてないけど……。)

 

 ポコリーヌは己の胸に深い谷間を作っている、ぷるんとした2つの白いプリンをちらと見てマイヤのそれの大きさを確かめた。ボリューミーである。マイヤのそれはポコリーヌより一回り大きかった。

 

 湯に浸かるところでマイヤの身体に触れた。気付かされた。そんじょそこらのサキュバスのレベルではなかった。大貴族クラスの、いや、それ以上の質感だった。湯の中で抱きつくと理性が吹っ飛んだ。

 

「むほおおおおっ♡ やわらけーっ♡」

「ぐるぢい! ぐるぢいからあんまりきつくしないでー!」

 

 『だるまあかちゃん』の身体は、何もかもが素晴らしかった。温泉のにおいからもすり抜けてくる甘い香りとふわふわの肌。特におっぱいやお尻だ。ポコリーヌはぎゅっと抱きしめてマイヤの顔をぺろぺろとなめたくった。

 

「おいちい♡ おいちい♡ おいちい♡」

「ひいいい……」

「マイヤしゃんのお肌、あまくておいちい♡」

「ポコリーヌさん、お口のケアがいっつもおろそかだから気を使ってよう……」

 

 ポコリーヌの口と息はまことにたぬき臭い。獣人族の中ではとてもかわいい部類にあるが、そこだけが難点だった。多くの獣人は縄張りをはっきりと示すために、強いにおいを放つものが多い。口臭、あるいはわきがや排泄物がとてつもなくにおうことが多かった。

 

「あ、あのう……」

 

 もう始めてもいいですか、男の魔族がチンポをしごきながらポコリーヌに呼びかけた。申し訳なかったポコ。そんな語尾はつけて無いが、ポコリーヌは縁に座り、マイヤに己の女陰をしゃぶってくれとせがんだ。

 

「すんすん……」

 

 肉の裂から放たれるにおいをマイヤは嗅ぎたてる。ポコリーヌの股は、毛は1本も生えていなかった。もとからつるつるだ。

 

「こっちはこだぬきの可愛い匂いがするね!」

「恥ずかしいです。気にしているのに」

 

 でも、こだぬきみたいなにおいというのが、あまりよくわからない例えである。マイヤの唇がポコリーヌの陰裂をしゃぶり始めた。ラヴィアを、クリトリスを、まんべんなく堪能する舐め方だ。最初は『なんの変哲もないなめなめ』だと思っていたポコリーヌだったが、マイヤが集中しだすと下腹の熱さが激しくなってしまった。

 

「ひょお♡ ひょお♡」

 

 隙の無い百烈舐めだ。マイヤのしゃぶりこみは激しかった。ペニスを舐めた回数と負けないぐらいに女のヴァギナを味わった口は、ポコリーヌの想像を絶する複雑な動きで性感を狂わせた。

 

「しゅごい♡ なめなめ、しゅごい、しゅごうい♡」

 

 ポコリーヌは果てた。が、陰裂が収縮して『こだぬき汁』を垂らしてもマイヤは止めなかった。彼女の膣を陰茎で味わっていた魔族の男は、その神技に見とれて腰を止めてしまっていた。

 

「あう♡ あふう♡ マイヤしゃん♡ イキ過ぎてくるちい♡」

 

 イキそうになって波が押し寄せ、イキ過ぎてしまいそうだというレベルではなかった。警報を発する前に津波は既に何度も押し寄せていた。性感の大津波だ。

 

 ポコリーヌはこれまで体験したことがない淫夢のような快楽の中で、己の股からにじみ出す『たぬき汁』をマイヤにごちそうしてしまった。その初めての馳走で彼女は狂った。マイヤの魔法がかった口と舌に。

 

 

□ □ □ □ □

 

 

 というわけでマイヤはすこぶる健康。しかしポコリーヌは徹夜続きの労働者みたくやつれ果てていた。亜人たちの街に行く道で、よたよたと歩くポコリーヌの色艶を全く無くしたしっぽが力なく揺れるのを見て、魔竜は気の毒に思った。

 

(……仕方ないんやで。あんさんが頑張って嬢ちゃんのお口の魅力に取り憑かれておるから、嬢ちゃんは元気になってきておるんやで。)

 

 マイヤは元気一杯だった。ポコリーヌより前に出て、義足のくせにはきはきとした足取りで遥か前を歩いている。時たまジャンプをしてみせたりもする。溌剌というよりかはハイになるおくすりを飲みすぎた麻薬中毒者みたいだ。

 

「おーい。魔竜さま。ポコリーヌさん。はやくはやく!」

 

 またもマイヤがはねた。短いスカートが翻り、たくさんの魔族の男に楽しませた股と尻が見えてしまった。太ももと尻の肉が増えていた。肉付きはますますむっちりと。下半身デブと呼ばれるラインの一歩手前だった。

 

「マイヤさーん。あんまりはしゃがないでくださいよう……」

 

 ポコリーヌ声は疲れ切っていた。目にクマができていた。これでは別種の魔族になってしまう。走り始めるマイヤを追うポコリーヌの足取りは、よたよたが過ぎていた。

 

 ゆるくて長い下り坂をおりると、亜人達の街に入る。この頃の人口は4000人程度。街というよりかはちょっとした大きな村だ。しかし掘っ建て小屋やあばら屋は無かった。家屋や商店の建物はどれも、意外としっかりと作られていた。

 

 街の通りには各大陸からやって来た亜人達と、何かの用で訪れた魔族ばかりだった。ニンゲンは1人もいない。マイヤはドワーフやエルフと目があったので、手を振ってみた。相手も笑顔で振り返した。

 

「はええ。こんなに亜人さんたちがいるなんて……」

「まあなあ。でも、定住しとんのは半分ぐらいやで。多くは10年ぐらいで地元に戻ったり、あるいはやって来たりしておるんよ。もっぱら、下半身がらみの目的が多いねんけどなあ」

 

 そりゃそうだとマイヤは納得した。魔族の下半身はとても良い。ちんぽはもれなくビッグサイズで、精力と回復力は亜人と同等かそれ以上だ。あと、女の子はとっても可愛いのばっかり。ポコリーヌのおまんこの形と味と、悶える様子で彼女は想像できた。打てば必ず倍になって響くカワイコちゃんたちばかりだ。

 

「もう子供が産まれん身体になっとるから、あんさんも気兼ねなくここでおめこあそびをすればええで。魔族のだけじゃなく、亜人はんらのお汁を吸うのも、この世界で生まれたもんには効果ありまっしゃろ」

「ですよね~!」

 

 ということで交流を早速始めようではないか。まずは町の沐浴場に。そこにはドワーフとオーガの男衆がたむろしていた。彼等はげっそりとやつれたポコリーヌを見ると声をかけて来た。

 

「たぬきの嬢ちゃん、えらいお疲れ気味やけんのう?」

「ポコさん、ここんところ激務ばかりだったんだべ?」

 

 彼等の声はひどく親し気だった。ポコリーヌは彼等と寝る仲だったからだ。これら精霊人たちの極太ちんぽで膣の奥をガンガンとどつかれる時は大抵、たぬきみたいなしっぽをふりふりとさせた。

 

 彼等との愛あるセックスに夢中になり過ぎて、子供も産んでしまった。ここに来てからの100年の内に、オーガとドワーフの子を1人ずつ産んでしまったのだ。今は魔界にある実家に預けているが。

 

「ここの温泉でゆっくり浸かるとええよ。欲しけりゃわしらが、ちんぽから出る汁をたーっぷり飲ませてやるからな」

「ばか。ポコさんはサキュバスじゃねえべ。それとここの沐浴場はチハヤのお山から引いているべ。ポコさんは毎日それに浸かっておるべよ?」

「あははあ。そうだったのう。じゃあ、沐浴場の『果汁牛乳』、2本ぐらいおごっちゃるけえ。それでええんかの?」

 

 ポコリーヌは無言で微笑んだ。虚ろな目だった。マイヤに『たぬき汁』をすすられ続けたからだとは言えなかった。ドワーフのうち1人がマイヤに目をつけて尋ねた。

 

「で、そこのハーフリングとサキュバスのにおいがするデカパイちゃんは何もんじゃ?」

「……あ、はあ。ホーデンエーネンの『肉便器淫魔もどき王妃』こと、トーリ=カツランダルクさんの妹さんです。『のぐそぶりぶりおしゃぶり姫』という仇名でこの大陸では有名人でして……」

 

 その仇名なら知っている。ドワーフ達は国元にいる仲間達からの手紙に書いてあったと語った。ウラスコーの守護神、『触手姫』の契約者だとも。

 

「ふうん。私、有名人だったんだね? で、聞きたいんだけど『マイア=テクニカ』という名前の会社、知ってる?」

「ああ、鉄砲とかいう1万年前の古代技術を、新製品と言い張って売り飛ばす、小賢しいニンゲンの会社じゃったかのう。あ、嬢ちゃんえらくふくれっ面じゃが、これ本当のことじゃからな。ワシらのご先祖は火薬で砲弾を飛ばす武器を発明していたんじゃよ。じゃが、風の術式で飛ばす『投石砲』に比べると、いささか造りが面倒らしくてのう……」

 

 というわけで亜人どもの間では、『てっぽう』らしいものは流行らなかった。

 

「なによそれ、どっちかというと大砲だよ?」

「ああそれ、たいほう、じゃったかな。カントニアの古代ムサシノ帝国がだいぶ改造して飛空艦に載せてぶいぶい言わせておったそうじゃが、まああれじゃ。土地を制圧するにはやはり地上部隊というものが必要じゃし、わしらやオーガの衆がたくさんおる山奥だと、飛び道具はあまりええ効果は得られん。ゴブリンの衆が得意な破壊工作や、エルフの衆の魔法にも弱いしのう。そうじゃからニンゲンどもの間でも廃れたんじゃろうなあ」

 

 マイヤは気になった。本当にそうなのか。魔竜がちょこっとだけ教えた。だいたい本当やで。

 

「むきーっ!」

 

 マイヤは腹が立って仕方が無かった。そりゃあ自分は禁書図書館の書物から『鉄砲』や『たぶれっとぱっど』を再現しただけで、本当の発明はせいぜい、『常時おケツを温める道具』みたいなものぐらいだから、本当の意味で自分を発明家だと名乗ることはできない。けど、改良品を作って世に広めた、という自負心はあった。そこは自慢してもいいはずだ。

 

「な、なんかお腹がイライラする……うんちするかちんちんから出るものをたっくさん飲みたい!」

「あんまり怒ると病気が治らなくなりますよ、マイヤちゃん。魔竜様、さっさとお風呂に入ってよろしいでしょうか?」

 

 この沐浴場を訪れたのは、そもそもが亜人たちのちんちんと戯れるのが目的のはずだった。亜人たちの町の浴場は混浴で、そこかしこで男女や同性の睦みあいが、当然のように繰り広げられている。このドワーフ達は魔竜が事前に呼びかけて集まってもらったのだ。マイヤのためにである。

 

「せやな。あたしは菓子屋をめぐってくるさかい。あんさんらは心行くまで楽しみなはれ。ほな」

 

 

□ □ □ □ □

 

 

 精霊人たちとのセックスと彼等からいただいた爽やかかつ験がありそうな大量のザーメンは、マイヤの気分と身体の調子を最高にしてくれた。大浴場に入る前はぷんすかと怒っていたが、湯上り後は交わった亜人達にだっこやおんぶをされて可愛がられ、すっかり『だるまあかちゃん女』と化していた。

 

 脱衣所の横の休憩部屋で、素っ裸のままのマイヤは、大砲の件で気分を悪くさせたドワーフにだっこをしてもらい、頭の足りなさそうな笑みを浮かべて甘えていた。

 

「あぶぶー!」

「ほうれ、マイヤちゃん。のどがかわいたじゃろう?」

「ぶぶー!」

 

 うなずくマイヤ。ドワーフは傍にいたゴブリンの男にあれ買って来いと言って小銭を渡した。

 

「果汁入り牛乳でええ。マイヤちゃんのお気に入りじゃけえ」

「その子、風呂場でも2本飲んでなかったか?」

「4時間もおったんじゃ! そんぐらい当然じゃろうに!」

「あぶー!」

「わかったよ。ついでにタヌキのねーちゃんのためにも水をくんでこよう」

「ああ。バケツ1杯ぐらいじゃな!」

 

 ポコリーヌはまだ、沐浴場の中だった。マイヤと一緒におちんぽの馳走に狂いまくっていたが、最近お腹のぷよぷよが気になると言って熱いサウナ室に籠っていた。その中でも獣人が大好きな女エルフと股を合わせてのこすりあいをやっていた。そろそろ『干したぬき』になりそうだった。

 

 フルーツ牛乳がやって来た。冷却術式を巡らせた水の中に入れていたから、キンキンに冷えている。瓶の上部にはガラスで作ったキャップがはめこまれていた。1本の量は400ミリリットルである。

 

「あぶぶー。つくづく思ってたけど、この形はちょっとちがうかなー」

「訳の分からんことを言うのう。さあ、たーんとお飲み。いっぱい飲んでお腹をたぽんたぽんにするんじゃよ?」

 

 ドワーフが蓋をあけてマイヤに与えた。お風呂と気持ちいいセックスで、身体は大量の水分を欲していた。

 

 このフルーツ牛乳はとても甘い。果汁だけでなくサトウキビの名産地・トサヴァールから輸入された砂糖を用いているからだ。およそ豚にする餌ともいえるカロリーのそれを、マイヤはごくごくと飲んだ。ぷはっ。

 

「あまあま~♡ いくらでものめそ~♡」

「そうじゃろう。儂らもなあ、風呂上りの果汁牛乳を飲みたくて通っておるんじゃよ」

「ところで、こーひーぎゅうにゅうもあるんだよね?」

「ああ、黒い方じゃな。あれはやめとけ」

 

 ニンゲンにはおすすめしない。砂糖はフルーツ牛乳の倍も使っている。しかも、エルフやゴブリン達が栽培している『非常にハイになる薬草』を混ぜているから、身体への刺激が強すぎる。味は至って甘ったるい珈琲牛乳なのだが。

 

「ふーん。なんだか、エナジードリンクみたいだね」

「えなじーなんとか……ふむ、強壮剤という意味じゃったか。まあそんなところじゃな。実はのう、そいつを飲みに、よくここを訪れる魔族がおるんじゃよ」

「そんな甘ったるい、太るようなモノを?」

 

 そうじゃ。ドワーフは空になった牛乳瓶を傍らに置いてその人物の名前を告げた。

 

「魔竜様の片腕、オークの剣豪のヤギウセッシウサイさんじゃよ」

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