聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
あれから10日経った。ブライアンは未だ、その宿場町の温泉宿にいた。
(……おかしいな。)
約束は1週間のはずだ。けれど主人からは「お金を貰っていますから」と返事され、ダラダラとここに居続けていた。
(オイラは確かにこの
こんなところに留まっていいのだろうか。温泉は悪くない。熱すぎずぬる過ぎず。それから飯屋もそこそこ味が良いところばかりだった。最近は出資者のおかげで、鶏粥だけじゃなくそれに根菜のシチューや肉の串焼きだって食えている。
(悪くない、いや、むしろものすっごく素晴らしい境遇なんだが、これでいいのか?)
自分に言い聞かせてみた。深く考えようとして脳内の雑念が沈黙した。その拍子に、聴覚が現実に戻った。
「あうっ♡ あうっ♡ あうっ♡」
若い女の子の喘ぎ声が聞こえてきてしまった。視覚もだ。壁を背もたれにしてベッドに座っていた彼は、下腹を茶髪の娘に占拠されていた。
ハーマイオニーの連れのアナだ。裸身となった彼女はブライアンの腰に手を起き、激しく腰を振ってよがっていた。
「おふっ♡ おおっ♡ おおっ♡ うううっ♡」
申し訳程度しか生えていない陰毛の下の、ねっとりと濡れた女の入口が、彼のペニスを奥まで咥えて、気持ちよさげに蜜を垂らしているのが見えてしまう。それに混じって、どろりとした白濁液がこぼれていた。ブライアンが放ったものだ。もう3回も彼女の中で至ってしまった。なのに勃起はおさまらず、しぼんで抜けてくれない。
(……なかなか抜け出せないな。)
アナは程よい大きさの乳房をたわませ揺らしながら、ブライアンに悦を与え続けて自分もよがっている。彼女の膣は締まりが良かった。10日前、舐める為に見た時には、小陰唇がびろんびろんでがばがばそうな形をしていたが、中はとんでもなかった。エルザ以上だとわからせられた。
「ああ、気持ちいい。やっぱり考えるのはやめよう。居心地が良すぎる……」
ぼやくと小ぶりでぷりんと尻が目の前に突き出された。アナのヴァギナよりも形が整っている、サーモンピンクの陰唇だ。そこから甘いにおいが立ち込めていた。エルザのつゆだくおまんこだった。彼の口に近づいてきた。
「な、なめて……♡♡」
甘え切ったエルザの声。この『秘貝』の食感と味の良さをブライアンはわかっていた。それに食らいつき、2人の姉とすぐ下の妹によって学ばされたクンニリングスを始めた。エルザはアヌスを蠢動させながらブライアンの愛撫を受け入れた。彼女のまんこはとても美味しい。嫌な匂いが無く、お菓子のような甘い味がした。
(……んっ!)
腹に柔らかい感触が伝ってきた。大きな乳房によるものだ。もう1人、姉妹の中で一番年下のオーラフのおっぱいだ。とても柔らかく、くすぐっただけで幸せになる大きなそれでオーラフは、彼のみぞおちや胸をくすぐった。この柔らかさがたまらなかった。
ただ、正直言うとオーラフのあそこは2人に比べると、つくりがかなり大雑把のように思えた。膣の通り道は複雑で吸い付きは良かったが、やや広いきらいがあったのだ。
多分だが、デカチンのドワーフやオーガとやり過ぎたのだろう。姉2人も商売相手であるでかいナニのチンゼー人のせいで、幾分かあそこが広がってしまった。太くて硬くてでかいのに慣れると、相対的にナニが小さいサイゴーク人では満足できなくなるそうだ。
「んんんんっ♡」
うめいたアナがめいいっぱいのけぞった。膣の締りが急激に激しくなった。彼女はブライアンのペニスをこすり続け、熱くて硬いものの先からドロドロとした精液を吸い取った。
「はわわ……♡」
極上の酒を呑んだ様な笑みを見せる。それでもブライアンのペニスは縮まなかった。彼女たちとしてからだ。陰茎や陰嚢が疲れを知らなくなった。いつでも硬く勃起し、何度でも放てるようになった。
「あふう♡ もう一回……♡」
「だめよアナ! 次はワタシの番なんだから!」
クンニリングスを受けていたエルザが妹を叱った。ちえっ、と舌打ちすると、アナはまだ勃起しているペニスをヴァギナから引き抜いた。
上向きに弓なりになって勃起しているペニスは、10日前より一まわり大きく見えた。いや、大きくなっていた。
測ってみると20センチにまで届いていた。幹の太さもたくましくなった。特に亀頭が立派になった。ペニスを増大する鍛錬は別にしていなかった。この3姉妹と性交を続けていただけだ。朝、昼、晩、飯を食う時と温泉に入る時と寝る時以外、ただ単に乱交をしていただけなのだが。
(前世の時とは段違いの、ご立派なものになっちゃったな……。)
前世の14歳の頃はこんなに大きくなかった。在日2世の中国人の母と在日バングラデシュ人の父親の遺伝か、茶色くて太い肉棒をつけていた。長さは12センチしか無かったが、クラスの中では一番の『美刀』だと褒められた。
亀頭がよく発達していて癒着している部分が全く無く、雁首がとても発達していた。亀頭の雁を攻めるオナニーを心がけていたからだ。太さだって決して悪くなかった。立派なちんこは桃色のファンタジーを前世のブライアンに抱かせてくれた。
しかし今のちんこは、14歳のオーキ島人にしては凶悪な仕様になっている。しなびても包皮が亀頭を包んでくれない。女をメスにさせる仕様のブツだ、陰嚢の中に詰まっている二個の玉も、病気なのかと疑ってしまうぐらいに大きくなっていた。
アナが汗だくの身体をブライアンの右に横たえた。代わりにエルザがまたいだ。彼女はとても切ない目をして奥深くまで招き入れた。
「あ……うっ♡」
天井に向けて面をあげながら動き始めた。とろとろとなった彼女の膣がブライアンの勃起を舐めあげた。締まりが強くなると、彼女はリズムをとって勃起を味わう。
「エルザっ……」
ブライアンは彼女の腰に手を置いた。下から突き上げる。エルザはますます息を弾ませた。
締まりはアナに比べたら落ちるが、身体の相性はエルザのほうが良かった。波長が合っている様だった。そうなると互いの弱みをついさらけだしてしまう。息の間隔と腰の動き方がすぐに一致し、ブライアンはすぐに限界に達した。
「ごめん。もういく……」
「いいよ……ワタシも……♡」
ブライアンとエルザは同時に果てた。とても心地よい射精だった。エルザも同じのようで、ゆっくりと腰を動かして余韻に浸っていた。放ってもまだ硬さを保ってくれるブライアンのペニスから、もっと呑ませて欲しいと甘えてねだった。
□ □ □ □ □
「……ふぅ」
11日目の夜だ。側にいたのはエルザだけだった。夕食後、彼女が潤んだ目であまりにもしつこくねだって来た。2人きりでの性交はあの時温泉の中でしたぐらいに熱くなれた。
「きもちいいよ、エルザ」
お清めのフェラチオをしてくれる彼女の頭を撫でた。とても美味しそうにしゃぶってくれる彼女は口を動かすのを止め、口に含みながら笑った。
「そこまでしてくれてありがとう。こっちおいで」
エルザはそのままブライアンの胸に飛び込んだ。ぎゅっと抱きしめ合うと互いに幸せな気持ちになれた。まるで恋人だ。エルザの甘い汗のにおいを嗅ぎながら、ブライアンは尋ねた。
「アナとオーラフはもう帰ったのかな?」
「まだ街の湯治場にいると思うわ」
「もう夜中だよ? あと、ハーマイオニーさんはまだ帰ってこないのかな?」
それもわからない、とエルザは言った。彼女は起き上がって股を手ぬぐいで拭いた。壁にかけていた寝間着用の貫頭衣をまとうと、温泉に行ってくると言って部屋を出た。
(ちゃんと答えてくれないな。)
だいぶ心が開いたはずなのに、どうも隔っている気がする。だからなのかわからないが、痛く勃起していた。エルザをもっと知りたい。彼女は性交で分かり合うタイプだろうとブライアンは思った。
温泉場で汗を流しながら、もう一度彼女と繋がり合いたいと考え、疲れているのに活力を帯びている腰をあげ、エルザの後を追った。
宿屋は今日も客はブライアン達だけだった。このシーズンはあまり客が来ない。寝床のシーツは取り換えてくれるし、湯は良いのに勿体ない。
階段を降りた。服を脱ぎ、立ち込める湯気の中を進むと背を向けて温泉に浸かる人の姿があった。髪は金色のようである。エルザだろう。
(ん?)
頭に妙なものがついている。牡羊の様な黒いツノだ。背中もよく見たら、翼の様なものがはえていた。異様な姿のそれは、湯から伸びた尻尾の様なものを動かしながら、呑気に鼻歌をうたっていた。
「んふっふっふん。ふんふふふーん」
魔物だろうかか。しかし女の姿をしている。あれはたぶんサキュバスだろうとブライアンは思った。オーキ島にいた時、浜辺で海水浴に来た彼女達を見たことがあったのだ。性に飢えている時は、ヨナーゴにはどうして来てくれなかっんだと恨んだが。
ブライアンはそっと近づいた。気配を殺し、アルバイトで一緒になった亜人達から教わった、己の中で巡っている魔力を漏らさぬ術を使って近づいた。それをやると並大抵の魔物は感知できないそうだ。背後に来るまで相手は鼻歌をうたうばかりで気づいていなかった。
無心になって、くねくねと動く尻尾の様なものを掴んだ。
「きゃああっ!」
相手は驚いた。エルザの声そっくりだった。ブライアンはツノも掴んだ。昔聞いたことを思い出し、勃起したチンポをさする様にそいつを撫でてみた。魔族のツノはオーガのそれと似た快感器らしいそうだ。
「あう……♡ あううう……♡」
話は本当だったようだ。起き上がろうとしていた魔人は途端に腰砕けになってしまった。こすこすこすこす。
「おねがい♡ やめてぇ♡ ワタシたちの種族、それされるとヘタレちゃうの……♡」
「そうだったんだね、エルザ……」
「へ?」
ブライアンがツノから手を離すと魔族が振り向いた。表情は驚愕のせいで凍り付いていた。まぎれもなくエルザだった。しかし若干背が高くなっている様だ。顔つきは変わり映えがしない。17歳ぐらいの女の子に見える、初々しい肌艶があった。
「それが本当の姿……おっぱいは変り映えしないんだね……」
「悪かったわね! アナとオーラフがもっていっちゃったのよ!」
「でも、きれいでとっても可愛いね」
「えっ……♡」
エルザは頬を赤らめた。サキュバスは甘い言葉にとってもちょろい。ブライアンが湯に入るとすぐに性交が始まった。肌の質感と膣の中は変身前と一緒だった。一言も発さぬほど夢中になって貪りあい、湯の中で2人は同時に果てた。
「んあーっ♡」
エルザの可愛い絶頂声を聞いてちんちんを満足させると、ブライアンはエルザにキスを施してささやいた。どうしてオイラに黙ってたのさ?
「サキュバスを先祖とするオーキ島の住人だぜ? その姿を怖がったりしないよ」
むしろ、『えふえふ』に出て来た女の魔物とヤッている様でものすごくそそる。心の中でそうつぶやくと、エルザはブライアンの顔をじっと見つめた。
「アナタ、『転生人』だったのね? しかもあの世界の……」
「は?」
「『えふえふ』は魔竜様に薦められてワタシもやってみたわ。けど、女の魔物ってどうして? 『ティファ』とか『ユウナ』とか、男の子が好きそうなコがいるじゃない?」
どうして思っていることがわかる? 魔竜とはサイカノマゴイチのことか? 彼女と一緒に前世の世界に行ったことがある?
しかも自分は、その名前を全く知らない。『えふえふ』といってもアレとは違うのではないのか?
「一体いつの『えふえふ』だよ? オイラが知っているのは、あの大地震の時以前のだよ?」
やったことがあるのは6番目までだ。前世の自分は、1995年のあの日以降、時が止まっている。
「そうだったのね? ワタシはアナタが亡くなった8年後のあの世界に行った事があるの」
2003年のブライアンの前世の世界にだ。魔竜はテレビゲームが大好きで、アキバやロサンゼルスのゲーム店で乱獲をしていたという。ただ、あんまりグロかったりエッチなのは苦手らしい。
「魔竜さまはコンゴウアミダラデンに『すーふぁみ』や『ぷれすて2』を持ち込んでいるわ。電力は魔法を使うの。ワタシも仕事とおまんこあそびの時以外、ゲーム機を借りてやっているわ」
エルザだけでなく、アナとオーラフもだ。彼女達もサキュバス。だから中出しファックにあれだけ感激していたのか、とブライアンは思った。
「ワタシはかわいいキャラを動かすのが好き。『えふえふ』も9が一番好きよ」
10は名作だけど、どうして9のキャラクターデザインを踏襲しなかったのだとエルザは愚痴った。話によると8と10のキャラクターは、かっこいいけど可愛くないそうだ。可愛い系のキャラクターが好き、というのを聞いて、ブライアンはなるほど、と思った。
「そういや君、なんとなくあのコに似ているな」
「……誰に?」
ブライアンは『なんとなく』程度では思っていた。エルザと同じように魔法が使えて金髪の可愛い女の子が出て来るかわいいキャラのゲームというと、前世の頃にやったことがある、あれのヒロインを想像してしまう。あくまで、連想しただけである。
「ゲームの中のコなんだけど……『マザー』っていうゲームのポーラっていう女の子だよ」
エルザの顔つきが変わった。気持ち悪い、という様子では無かった。むしろ、にんまりとして嬉しそうな顔だった。
「それ、ワタシが一番大好きなゲームじゃない……?」
エルザが接吻を迫った。ブライアンは魔族の娘に口づけた。エルザの入り口付近に挿していたが、一休みして萎えていたペニスが勃起し、再びエルザの奥に押し込まれていった。