聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
というわけで、イズヴァルトへの『ゆうしゃ』となる一次試験である。ツダサンチョーは得意の謎のコミュ力によって、スオニア王から試験会場としてうってつけの場所を借り受けた。
「ハーギの都がある盆地の北にある山だよ。古代王国の地下都市があったとこでね、結構な深さがあるから、『迷宮探検ごっこ』にはちょうどいいんだよ」
「探検ごっこ、でござるか?」
「そうだよ? だってそこ、もうあらかたドワーフとゴブリンどもに掘り尽くされちゃったんだもん」
お宝はもう無い。あるのは掘った跡と冒険者たちが出した食い散らかしや糞尿の跡である。古代王国の魔法技術が作り出した『守護造魔』などは、みんな壊されたそうだ。
「スオニアに、なんでそんなものがござるのか?」
「要するに、おれ、すごいだろうをやりたかっただけだね。今のスオニアの前の王朝はね、ドワーフとゴブリンからいろんな魔法を学んだんで発展したんだよ」
魔法とそれにつながる科学の研究が、ものすごく発展した王国だった。滅んだ理由は疫病による王族の全滅だった。医療魔道はあまり発展しなかったようだ。
「で、その地下都市の西側を探検してもらって、その最下層にボクが置いといたお宝を取ってきてくれたまえ。ミスリルで作ったうさぎの置物だ」
ただ、その間に強力な造魔を配置してある。並の魔法戦士ではかなり手こずる代物だ。しかもいろんな罠も張り巡らせている。攻略に1ヶ月以上はかかると見てくれたまえ、とツダサンチョーは言った。
「そ、そんな面白そうな試練を……拙者、ワクワクするでござる!」
「あれ? 随分と嬉しそうだね? そこは怖がらないのかい? 魔界の大貴族があの手この手を尽くしてみたんだけどな」
イズヴァルトは考え直した。ツダサンチョーがそう言うなら、とんでもない仕掛けが待ち受けているだろう。迷宮は潜ったら、何か起きたらなかなか助けてくれないものだ。デート気分で気軽に入る様なものではない。
事実、他の世界の『迷宮探索者』たちの数多くが、深い闇の底で命を落とした。絶対に攻略できない魔宮というのもあった。それほど危険なのだ。地の底の世界というものは。
□ □ □ □ □
「あれれれっ?」
ツダサンチョーは信じられなかった。地下都市に潜ってからおよそ3日で、イズヴァルトがミスリルのうさぎの置物を持って地上に戻って来たのだ。
「いやあ、なかなかに楽しめたでござる!」
ミスリルの置物を手渡してイズヴァルトが感想を述べた。『造魔』は強かったし罠にも何度か引っかかってえらい目に遭った。
「特に、最下層にいた、ヘビが集まった化け物が面倒でござったな! 頭を何度斬っても生えてくるでござるよ!」
頭が何度でも蘇る、ということはコアみたいなものが大元にあるはず、だと思って魔力探知を用いたところ、見事に探り当てた。重圧の魔法で足止めを食らわせ、それから獄炎の凱歌から学んだ火炎の術式を剣にまとわせて滅多切り。戦闘時間、およそ12分26秒。
「……ちょ、ちょっと待てっ! あの造魔、ヒュドラーは魔界の『造魔制作スタジオ』じゃ、最強クラスの代物だよ!」
しかもかなり強い『ゆうしゃ』による監修がなされていた。とある世界の大貴族の出の冒険者で剣豪。短気で浮気者の軽薄な色男だが実力は確かだった。3人のものすごく強い嫁がいる超絶天才魔道士の息子と一緒に倒した、同名の魔物が原型だ。
その剣士はその戦いで身体が真っ二つになったが、超絶天才の息子の回復魔法で事なきを得た。その魔法の副作用か何かで、分身の術が使えるようになった。その技と超天才の息子と、素晴らしい豪傑や英傑と知り合った人脈でもって、その世界で悪さをしていた邪神を倒したという。
「その魔物の5倍ぐらい強いっていう話だけど……それをたった12分36秒でやったのかね?」
「さようでござる。きっちりと測ったでござるよ。10分以内が合格圏内でござったか?」
「あちゃー……」
そんなあっさりと攻略されるなんて、思いもしなかった。それと恐るべくはこの世界の魔道術式。そういえば、とツダサンチョーは思った。ヴァネロペに聞いた。
「この世界の『亜人』どもって、魔界の魔族で言うと、どのあたりの連中に匹敵するんだったっけ?」
「……ごにょごにょ」
「へえ。中の上の階級の連中? 下手するとボクみたいな大貴族ぐらい? ああそうか。そうなんだね。はぁ〜あ……」
舐めすぎてた、とぼやいて、深い深い溜め息をついた。『造魔』は配置したもので、あれ以上のは手元に無かった。魔界の魔族の誇りを傷つけられたのは悔しいが、致し方がないと諦めた。
「というわけでイズヴァルトくん、一次試験は合格だよ」
「ほんとうでござるか! あんな楽しい探検ごっこで!」
ツダサンチョーは諦めきっていた。もう少し意地悪したかったのにとつぶやく。イズヴァルトには聞こえていなかった。ヴァネロペは腕を組んでうなずいた。ハーフリングの判断をよしとしたからだ。
「いやいやいや。そこは待って頂きたい」
ローラである。彼女は試験のやり直しを申し入れてきた。
「それではイズヴァルト殿に、『苦難』というものを与えなさ過ぎでございまするぞ?」
「いやだって、あれを攻略しちゃったんだから……」
「もう一度やれば良いのです。ただし、大きな制約をつけて再挑戦させるのです」
制約、つまりは負荷をかけるという意味だが、あろうことかローラは、この様な注文をつけた。
「ここは……私めを連れ、もう一度最深層まで踏破していただきたい。ただし、イズヴァルト殿のおちんぽを、私めのあそこに挿れ続けたままで」
「……はて?」
イズヴァルトは耳を疑った。ローラは確かに美しい。おっぱいは超がつくほどでかければ、尻はそれ以上の魅力を持つ。野原で丸出しにして、ぶりゅぶりゅとうんちをしていた姿が、いまだに頭から離れない。
しかしである。この女は己の『軍師』として名をあげたいと来た。愛人や嫁ではないはずだ。なのに、股を開いて遺跡の最深層まではめたままとは、いかなる存念で言ったことか?
「あのう、ローラどの? いくら拙者が年中無休のぽこちんいらいらざむらいと言えども、四六時中挿れっぱなしでというのは……」
「大丈夫でしょう。この身体はもう、子どもを成せないと医者からは言われておりまする。妊娠することはございますまい。それに……」
聖騎士イズヴァルトといえば、ホーデンエーネンでは天下無双と言われるおちんぽ騎士。そのナニは山のように大きく、四六時中そそり立つ。
「さらに、サキュバスの愛液をきんたまに注入すれば、1週間は勃起したままになることでしょう。ちんこのへなへなはお気遣いなされまするな。そこのヴァネロペ殿のオマンコ汁を使いまするゆえ、効果は抜群ですぞ?」
「いやあ……そのう……」
イズヴァルトは戸惑った。出会って間も無い女と交合するとは、いささかだらしなくはないだろうか。
だがローラの申し出を、ツダサンチョーとヴァネロペが面白がった。イズヴァルトに沐浴を命じ、明日の朝には再トライだと告げた。
「ヒュドラーはあれ1匹限りで無理だけど、その他の『造魔』なら今夜中に再配置できるよ。なあに、キミの無双の戦士ぶりには期待するよ。今度こそ1週間じゃ終わらなさそうだけどね! あはははは!」
□ □ □ □ □
かくして翌日、迷宮攻略の二回目が始まった。
その前日の夕食前に、ヴァネロペの愛液を金玉に注射されたイズヴァルトだが、打った直後にはじまった、凄まじい勃起に悩まされた。
「こ、これは凄まじい効果でござる! ちんちんが全く言うことを聞かないでござるよ!」
その晩は妊娠が発覚したオクタヴィアに抜いてもらったが、4回射精してもおさまりきらなかった。寝た後にかつての侍女の幼かった頃の夢を見た。かわいいお尻の穴をぺろぺろして、その後うんちのにおいがのこるお尻の穴にちんぽをずぶずぶと挿れる夢である。
翌朝起きると夢精していることに気がついた。ちょっとの量ではなかった。コップ一杯ぐらいの量であった。一緒に目覚めたオクタヴィアが笑った。
「ヴァネロペさんのまん汁、すげえ効果があるずらな? さっすが位の高い淫魔ずらよ!」
それだけ出たが、イズヴァルトのきんたまは重かった。しかも勃起をしたまま。さあ朝のおまんこを始めようか、という時に、部屋にヴァネロペとローラが入ってきた。
「さて、ご飯と用を足したら出発しましょう。それとも、おまんこでかいた汗を風呂で流してからがよろしいですかな?」
オクタヴィアはローラを見て舌打ちした。彼女の服の上でも目立つ、大きなおっぱいを見てだ。この褐色エルフはほんのちょっとしか乳房に盛り上がりが無かった。少女のような小ぶりのかわいい胸だと褒める事もできたが、とても大きなものの前には意味が無かった。
「どうするずら? おらは飯と風呂の前にここで、ローラさんと試しまんこを1発やってからがええと思うがよ?」
イズヴァルトはまだ、ローラの女膣を試したことがなかった。ツダサンチョーからも味見の体験について聞いていない。中がすり減ってつるつるのがばがばであれば迷宮の探索行も、比較的楽に終わるだろう。
「試し穴は……せぬでござるよ」
「そっか? この嬢ちゃんと身体をなじませてからがいいかとおらは思うけど?」
「いやいやいや。遺跡に入ってからで大丈夫ですぞ。あいにく、私めのあそこはがばがばのへなへな。挿れてもなかなかに放ちにくいと評判でございましてなあ」
ならばローラの膣を試すのは、出発してからだ。イズヴァルトはそう伝えて身体を清め、腹いっぱい飯を平らげ、出発の準備を為した。
果たしてこの男の、女軍師ローラを連れての再度の探索行はいかなるものとなったか?
その続きについてはまた、次回にて。