※この作品はR-18です。

聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ   作:CHACOとJAGUAR

504 / 767
第六十四回

「んちゅうちゅうちゅう♡」

「れろれろれろれろ♥」

 

 店の中でブライアンは、店の奥にある座敷の布団の上で、金髪の美少女と腰をくねらせあいながら汚いディープキスを繰り返していた。

 

 2人とも着ているものを全て脱ぎ、裸になって深い交合に励んでいた。

 

 彼女は股だけを出していたサキュバスだった。名をエルザという。魔竜・サイカノマゴイチの部下で、コンゴウアミダラデンの界隈では有名な、『サキュバス三姉妹』の長女である。

 

【ギルバート=カツランダルク注:サキュバスのエルザについては幼年編で、ほんの少しだが出ている。ヤギウセッシウサイの手足として動いていたという。】

 

 しかし特筆すべきなのは、この時の彼女にはニンゲンの恋人がいた。オルフレッドこそその本人だった。旅先でならず者に囲まれた彼女が、ブライアンによって助けられたのが馴れ初めだった。

 

「んぐっ……はあっ♡ はあっ♡」

 

 口元をブライアンと自分のよだれだらけにし、深く力強い性交を共にしていたエルザは、とっくに達していた。なれど腰は止まらなかった。久しぶりに再開したブライアンが離してくれないからだ。

 

「ああ、いいよぅ、エルザ♥ きみはとってもきれいだ♥ もう君しか見えないよ♥ 抱けないよ♥」

「嘘言いなさんな! アナタのお口、山エルフのにおいがするもん!」

 

 エルザは妬いて、ブライアンの腰を脚でぎっちりと抱え込む。その仕草に陰茎が更に硬くなってしまったブライアンは、力強いインサートを繰り出して彼女を悶えさせた。

 

「ああうううっ♡」

 

 エルザの身体と心は実にちょろかった。サキュバスだから仕方がないのだ。とはいえブライアンとは相思相愛なのは確かだった。2人のにおいたつ様な性交を横で見ながら、ミツクニュモスは自慢の爆乳で勃起を挟みながらフェラチオに勤しむ、エルザの妹に尋ねた。

 

「どうしてブライアンさんのつてを頼らなかったのさ? この数ヶ月、ずっとツックイーの姉さん達に搾取されてたんだろう?」

「そ、そうなんだけど……えへへへ♡ こういう商売をして時間を無為に過ごすのもいいかなって♡」

 

 オーラフは厚ぼったい唇で、ミツクニュモスの亀頭をちゅぱちゅぱと吸い出した。柔らかくたわわな乳でこすられながらの吸根はたまらなかった。彼はあふれるほどオーラフの口内に注ぎ出してしまった。

 

「……ああ、こんなに長く出しちまうなんてなあ」

「おいしかったわ♡ またちょうだい♡ 今度は下の口にね♡」

 

 オーラフが板の間に寝っ転がった。むっちりとした肉厚の腿の奥は、しっとりと濡れて輝いていた。

 

 穴からエルフの子どもたちが覗き込み、さっさとやっちゃえとミツクニュモスを急かした。

 

「仕方ないな。そっちにも飲ませるか」

「やりたいくせに冷たいわね♡ さあ、こっちにもたーっぷりちょうだい♡」

 

 ミツクニュモスは覆いかぶさった。オーラフの抱き心地はたまらなかった。けれど中の具合は少し残念なところがあった。彼女の膣洞はガン掘りセックスをするドワーフ向きにできていたからだ。

 

「細いみたいだ。悲しいな」

「あう♡ いいの♡ こすこすされるだけでイッちゃってるから♡」

「あんたはいいけど俺が悲しいんだよ……」

 

 自分ではせいぜい、締まりが『ギロチン』に近いエルフのまんこか控えめなエルザのそれぐらいがちょうどいいとミツクニュモスは呟いた。

 

 しかしローラは特別だった。『おしゃぶり』は別格。前の穴と後ろの穴はとんでもない搾精仕様で、はめたら最後出し切るまで終われない。あれを今、イズヴァルトと同行する『ゆうしゃ』達が独占していると思うと寂しくてならなかった。

 

「ふう……もうだめだ」

 

 オーラフの膣を精液まみれにしてミツクニュモスは彼女から離れた。彼女の下腹にはピンク色の淫紋が輝いていた。淫紋だがひらひらした羽が生えた、くらげのような生き物が描かれていた。

 

 北の海に生息する、エーゾクリオネという生き物だとオーラフは答えた。

 

「貝の一種よ。エーゾオキアミと一緒におうちの水槽で飼っているの♡」

「食べられるのか?」

「だめよ。実物はこんなかわいいんだから」

 

 オーラフは映像水晶でその貝を見せてくれた。半透明で内臓が見える生き物で、頭と胴体のようなものがあり、羽のような手でひらひらと水中を泳いでいた。

 

「驚いたなあ。世の中にはこんな生き物がいるのか!」

「ねえ? かわいいでしょ♡」

「……可愛い生き物かどうかは俺には判断ができん。かわいいもの大好きなイズヴァルトさんに聞いてくれ」

 

 その日の夜、当のイズヴァルト達がイーガ大使館の館に戻ってきた。サガミニアとエドニアの各地にいた、マリーヤの主要なスパイ部隊や協力者達を全て平らげたからだ。

 

「いやあ、こたびは疲れたでござる!」

 

 そう笑うイズヴァルトだが至って健康そのもの。同行していたローラは、1ヶ月ほど前よりも肌艶がよくなっており、太ってはいないのに胸と尻が大きくなっていた。対して『ゆうしゃ』たちは、へとへとの様子で目の周りに隈を作っていた。

 

 ブライアンはエルザを伴い、彼らをねぎらうことにした。2人はグラスに入った人数分の梨酒を振る舞った。

 

「まあ、これを飲んで一息つきなよ」

「ありがたい。ちょうどお酒を飲みたい気分だったでござる。どれどれ……うむ!」

 

 その酒のあまりの美味さに、イズヴァルトは勃起するぐらい喜んだ。いや、勃起してしまっていた。飲んだ『ゆうしゃ』たちもそうなっていた。

 

「こ、このお酒はどなたが作ったのでござる?」

「大使館の蔵から拝借したのさ。そこにいるオイラの恋人のエルザと、後ろでミツクニュモスさんに抱きついているオーラフが味付けしたんだ」

「ほう! どの様な味付けをでござるか?」

「……それ、聞かないことにしてくれないかな?」

 

 ブライアンはローラを見て言った。渡されたグラスのにおいをかぎながら、怪訝そうな顔でちびりちびりと舐めていた。うまい、とはつぶやいていたがエルザとオーラフの2人を、乾いた目で眺めていた。

 

「ローラどの? 何か気になるのでござるか?」

「なんか……そのう……あまり想像したくないやり方で、味をつけているように思えましてなあ……まあいいや」

 

 これ以上は言及しない、とことわった。

 

「それよりも、ツックイーのエルフの里を訪れているマレーネのところに向かいましょう。今夜は休養をとって明日にでも向かいましょう」

「わかったでござる」

 

 翌朝、イズヴァルトはヴァネロペと新たに加わった2人のサキュバスの転移魔法を用いてツックイーの森を訪れた。

 

 村の入口には「ようこそ、エルフの森へ!」といった言葉が書かれた大きな看板が立てられているのだが、前に見た時よりも増えていた。

 

『おひとりさま大歓迎! 男の天国はこの森の奥!』

『おちんぽ大好き耳長性奴隷と暮らしませんか?』

『ふしだらエルフ多数在住! 股を開いてまってまーす♡』

『貴男の情熱の炎で、この森を焼いてみないか?』

 

 これらの看板には目が過剰に大きくされた、可愛いらしい画調の女エルフが必ず描かれていた。どの絵も、彼女たちの標準的な大きさとはだいぶ乖離したおっぱいをつけていた。

 

「あいかわらず『もえもえ』とした絵を描くでござるな、ツックイーの衆は」

 

 横にいたブライアンがこめかみをひくひくとさせてうなずいた。

 

「なんだか、『りぼん』の漫画の『あにめ』みたいな絵だね……」

「『あにめ』はマイヤが教えてくれたことがあるからなんとなく想像がつくでござるが……『りぼん』とは一体、なんでござる?」

「オイラの前世の世界にあった、女の子向けの絵物語の本だよ。看板の絵だけど、思い出すなあ……赤ずきんの女の子が出てたやつ。アイドルグループが声をあててたんだけど、へったくそだったなあ……」

 

 森をさらに進むと、エルフの女の子達の集団に出くわした。ニンゲンで言えば5歳から8歳ぐらいの容貌だった。サンダル履きで割れ目と尻がのぞいてしまう短い丈の服を着る彼女達は、下半身丸出しでちんぽをぼっきさせていた禿げ頭の小男に群がっていた。

 

「せんせーせんせー!」

「オラにもはやくしんさつをするじゅらー!」

 

 男は聴診器を持っていた。医者だった。

 

「はい、それじゃあ君からそこの切株に腰かけて!」

 

 はーい、と答えた一番小さな女の子がちょこんとした様子で座ると、医者は「お腹をだして?」と呼びかけた。女の子は裾をあげて、ぽこんとした『ぽんぽん』を出すと、医者はおへそに聴診器を当てた。

 

「うーん。いかんですねー」

「なあにがじゅら?」

「お腹のおびょーきです! でもどこが悪いのかはっきりしないので触診が必要です! さあ、脚を開いておまたを見せてくださいねー!」

「わかったじゅらー!」

 

 女の子は言われた通りにした。医者は丸みがかった割れ目をさわり、指で広げて現れたものをさわりだした。

 

「あひゃひゃ♡ くしゅぐったいじゅらー♡」

「うーん。中も確かめてみましょう」

「ひゃふふふ♡」

 

 指で狭い内側をひとしきり撫でると、薬が必要だ、と医者は言った。

 

「おまんこがかゆくなる病気ですねー。今からおくすりだしますからねー!」

「どーやってのむじゅらかー?」

「下のおくちでのんでくださーい。では先生が直接出しますから、おちんちんにまたがってくださいねー!」

「ひゃーい♡」

 

 小さな女の子は医者に抱き着いてちんぽにまたがった。狭い入口なのに、それなりの大きさのものを加えだす。ぐぐぐ、と力を込めて治める時の顔は、悦に浸っていた。

 

「ぶ、ぶっちょいじゅら♡」

「ゆーっくり、ゆーっくり動かしてくださいねー!」

「ふわああいじゅら♡」

 

 外側からでも陰茎が入っている様に見分けられてしまう下腹が、ぐに、ぐにと動き出した。女の子は「ふわあああ♡」と声をあげながら嬉しそうに腰を振った。

 

 医者が『おくすり』を出したのは1分後のことだった。陰茎はいきり立ったままで、彼は次の診察に取り掛かった。

 

 その女の子が地べたにしゃがんで、自分の女性器から垂れ落ちる医者の精液を楽しそうに眺めているのをちらと見ながら、ブライアンはイズヴァルトに呼びかけた。

 

「あのおっさん、何年持つ?」

 

 残り寿命のことである。エルフの里で放蕩に耽ると、大抵2年か3年でみまかると言われていた。

 

「……あの体格と痩せ具合では、ざっと1年でござろうな。エルフのおこさまがたは要求が過酷過ぎるでござるよ」

「だろうねえ。医者のおっさん、頬がやけにこけてるし、そろそろやばいんじゃないかと思うよ」

 

 とはいえそう簡単に卒去することは無いだろう。エルフの里には滋養薬や病気を直す薬があるし、精力を強くする食べ物だってあった。しかしそれでもやり過ぎると早くに死ぬ。この里の入口の傍にある広大な墓地で永い眠りにつく事になるのだ。

 

 

□ □ □ □ □

 

 

 イズヴァルトは1カ月ぶりにマレーネと再会した。彼女はこの街の近くにある、エルフのおもちゃ工場の者と新製品に関する商談を行っていたのだ。

 

 その新製品だがデザイナーは、あのおしゃべりをするぬいぐるみと同じジョセフィーヌだった。顔を合わせた約6500歳の女エルフは物腰が柔らかく、おしとやかな顔立ちをしていて、やや横が広かった体格だった。

 

「はじめましてですズラあ」

 

 声も柔らかかった。握った手も柔らかかった。イズヴァルトは少々の慕情を覚えて甘勃起してしまった。マレーネは彼の劣情を察して、持っていた杖で小突いた。

 

「ジョセフィーヌさんを孕ませる為に、顔合わせさせたわけじゃありませんの。種馬さん、もっと自重しなさいな?」

「す、すまぬでござる……」

「エルフさんたちの掃討作戦はまだ続いておりますが、とりあえず労いのパーティーをいたしましょう。その前におもちゃ工場の見学と参りますわよ?」

 

 イズヴァルトはまた行く道を引き返すこととなった。工場は森の北、川べりにあった。まあまあな規模の領地を持つ貴族の邸宅ぐらいの大きさだったが、そこに『おしゃべりメグちゃん』の製作場と『げーむうぉっち』用のゲームソフトの開発室がなどあった。

 

 ぬいぐるみの作業場は、男エルフばかりだった。

 

「奥方の姿が見えぬでござるな?」

「ゲーム開発室にはおりますの。そこで絵を描いたり『げーむうおっち』の為の符に術式を込めておりますのよ」

 

 女達の多くは、マリーヤの息がかかった勢力の討伐に出ていた。パオレッタとマリアが指揮官だ。おもちゃ工場の中をあらかた回った後、ジョゼフィーヌ以外の介添えが無いのをイズヴァルトは疑問に思った。

 

「ところで、貴殿の執事どのは?」

「オットーのことでございますわね? あの者は寝込んでおりますの」

 

 この里に来てかなり深い心の傷を負ってしまったからだ。それがどういうものかが気になり、詳しく聞くと、あまりの惨い話にイズヴァルトは驚きの声をあげてしまった。

 

 さて、マレーネの従者に起こった悲劇とは、一体何だったのか?

 

 その続きについてはまた、次回にて。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。