※この作品はR-18です。

聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ   作:CHACOとJAGUAR

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幕間⑩・情に狂う

「ほわっ♡ ほわわっ♡ ほわーっ♡」

 

 手下が回収したものが入った桶に顔を近づけたキファニアは、そのにおいの素晴らしさのあまり、悦んでしまった。ついでに膣穴から分泌液がどばっと出てしまった。

 

「ほわあああっ♡ マリベーラねえちゃんのうんちぐらいにいいにおいがするべえようっ♡」

 

 鼻の利きが悪いニンゲンならば、『甘い香料をふりかけたびちぐそうんこ』だとしか思えないだろう。しかしエルフは違う。風の精霊の末裔は、犬とはいかないまでも猫以上の嗅覚を持っている。違いがわかるのだ。

 

「ふおおお♡ ふおおおおっ♡」

 

 キファニアは桶に顔を近づけたまま、大きく息を吸って吐いた。これはとんでもない『名香』だ。世界屈指の『孕ませ豪傑』が、尻からおならがぷすぷす放たれるところからぶりゅりゅ、と出尽くすところまで顔を近づけて眺めたくなるのがよくわかる。あの男は違いのわかる男だべえ。エルフと同等の嗅覚を持つ、ゴブリン並みの鼻を持つと見た。

 

「ど、どうですべえ?」

 

 回収に行って来た部下が尋ねた。彼女は真っ白な面を赤く染め、鼻息が荒くなっていた。桶の中にあるものの回収からずっと手元にあって、これが放つにおいに興奮させられたからだ。そんじょそこらのサキュバスのうんちとは、まるで違っていた。

 

「よし、決めた!」

 

 キファニアは部下達に命じる。数名だけ供をせよ。うんこを回収してそのにおいを愉しむだけでなく、『軍師殿』を口説いてミナッカミニアに縛り付ける。部下達の幾人かが眉をひそめた。

 

「それ、やっちゃうんですべえか?」

「そうしたい。私はトーリ殿こそ戴けなかったが、それに代わる『どすけべぷりちー♡』の御旗を得たい。あの『ぶりぶりだるま姫』をカタシナシュフに迎え入れ、我らが版図を盤石のものとしたいのだ」

「いや、それはどうだべえか……」

 

 キファニアは大陸最強の魔道士。それから姉のマリベーラはカントニアで敵なしと言われている凄腕だ。それだけでもうカタシナシュフは、ヌマタラシュクよりも名が高い。

 

 しかしそこに、世界では『至宝』と言われているあの人物を迎え入れるとどうなるか。人気取りやオーバーテクノロジーを得るかもしれないが、よからぬ野心を抱いているなどと、要らぬことを勘繰られるかもしれない。カントニア大陸を制覇する気なんじゃないかと思う者が出て来るだろう。

 

「……というわけですべえ」

「なに? 私が欲しいのは、せいぜいがウマヤーノの実権ぐらいだ。南の姉妹達が腑抜けぬ限り、大陸全土など望むべくも無い」

「ウマヤーノって、んな大それたこと考えていたんですべえか。というわけでやめたほうがいいですべえ。いくら『お嬢様』が健在でいらっしゃっても、カタシナシュフの人の数じゃどうにもならんことがありますんでなあ」

 

 それから、部下達が次から次へと説き伏せて来る。キファニアは根負けしてとうとうあきらめた。

 

「仕方ねえべえ。『軍師殿』をかっさらうのはやめにしておくべえ」

 

 とはいえ、せめて仲ぐらいは深めるほうが良いと考えた。と言う訳で、ヌマタラシュクの捕虜たちの護送は配下の者に任せ、途中まで随行することに決めた。娘のうち1人がいる、ツックバーまでである。

 

 

□ □ □ □ □

 

 

「……キファニアどのの魔法はとんでもなかったでござるよ」

 

 またぼやいている、と荷車の『軍師殿』が思った。『ゆうしゃみならい』は港で目にしたものに心を奪われきっていた。2日も前に見たものをだ。

 

 キファニアは捕虜を運ぶ船を魔法で作りだした。分厚い氷の大船である。しかも3隻。そいつは帆も広げず、南のエルフの快速船並みの速さで沖に出て行った。キファニアが言うには特殊な冷気が船を包んでいるから、ウマヤーノまで溶け無いそうだ。

 

「氷の魔法のほうが便利でござるな。いろんな物を作れるでござる」

「炎の魔法も大事だよ? 料理をする時や蒸気機関を動かすのに必要だからね」

「とんでもない魔力が条件でござるが、拙者も氷のお船を海に浮かばせてみたいでござるよ……」

 

 自分達は陸路である。クルブリャナから古都オユミティアを経由し、バンドゥー河沿岸にあるシャクラから船でツックバーに向かう。ツックバーへは、キファニアの頼みでそうなった。娘のメルビナに顔を見せる為だ。

 

 しかしその途中の陸路は、物見遊山が目的だった。『司祭騎士団長』はオユミティアとシャクラに行ったことが無い。特にシャクラは、南カントニア最大の城塞都市ということで、一度見たかった。

 

 一行はだいぶ数が減った。ミツクニュモスとピピン王子らは常に一緒だが、エルフ達は多くが地元に帰って行った。腹の奥で犯しまくった捕虜から貰った命が芽生えたからだ。小さな胎児でもエルフは把握できた。

 

 残っているのはツックイーのパオレッタとマリア。カイロネイアのオクタヴィアだけ。とはいえ、後でエドニアに残留している者が船でやってくる予定になっている。マレーネと子供達、それからイナンナと数名のエルフである。

 

 マレーネからは新たな子供が出来たという知らせを受けた。再会してすぐに便所で致した時の子供らしい。『軍師殿』は、我が子ができたみたいに喜んだ。

 

「マレーネどのらはいつ頃合流なされるおつもりでござろうか?」

「ツックバーの後になると思うよ。しかしマレーネたんも3人のおかあさんか。『ゆうしゃみならい』、もっともっと貴方の赤ちゃんの顔を私に見せてね?」

 

 振り向いて屈託なく笑う彼女に、『ゆうしゃみならい』は困ってしまった。もう子を産めない身体になった彼女は、せめて自分の身近にいる女たちに、彼の子をたくさん産んでもらいたいと願っている。

 

 本当に望んでいた赤ん坊が駄目になり、好きでもない相手と2人の子を産まされたからだ。もう1人はマレーネとオットーから都度都度成長ぶりを聞いていたが、上の2人は全く興味を示していなかった。仕方が無い。彼女は幽閉され、虐められていた間に産んだ子達だからだ。

 

 とはいえそのうち1人の消息を、『司祭騎士団長』と『軍師殿』はキファニアから聞かされた。ホーデンエーネンのセイン王の后となった長女についてだ。

 

「……そういえば、ロゼ、というお名前でござったな。もうすでに、セイン王陛下のお子を身ごもっておられるようでござるが」

「それ、口にしちゃだめだよ? ロゼちゃんのお母さんはもう死んだの。代わりにとてもやさしい義理のお父さんやお母さんに恵まれて、王様と幸せに暮らしているんだよ?」

「わかったでござる……」

 

 要は一緒に暮らすつもりは無い、ということだ。『軍師殿』は割り切っていた。それよりも早く『先祖返り』を果たし、卵巣を喪った子宮を治したい。そうすれば『司祭騎士団長』の子を身ごもれるはずだ。

 

 その為には魔族の体液をちゅうちゅうと吸い続けなければならないのだが、今は『司祭騎士団長』の為に生きたい。というよりかは自分の願いだ。

 

(これからの私は、『司祭騎士団長』とずっと一緒に生きていくんだからね。)

 

 そう思うと下腹が疼く。ちょっといい、と呼びかけて穴から尻と広がり切ってしまった割れ目を出すと、ピンク色の襞からとろっと粘っこいものが流れ出た。今朝、『司祭騎士団長』からせしめたザーメンだ。

 

 彼は『軍師殿』の『おはようフェラ』の後、「離れたくないでごじゃりゅぅう♥」と種付けプレスで愛しながら、3度も放った。つつ、つつ、と残滓が垂れ出るのを見て『ゆうしゃみならい』は興奮してしまった。

 

 荷車の底を抱え上げて穴を自分の腰のあたりにまで持ち上げると、ズボンのボタンを外して血が集まり切ってしまった男根の先を女の裂け目に持っていく。

 

「よ、よろしいでござるか?」

「え、ええ? ここで……♡」

「拙者は『軍師殿』がたまらなく欲しいのでござる!」

 

 ピピンとマリアがやって来て荷車を支えるのを代わってやると、『司祭騎士団長』は自分が出したものを垂らす入口に突っ込んだ。意識が高まっていたせいか、ほぐれていてぬめりきっていて、奥まですんなりと入った。

 

「あ……いいようっ♡」

「拙者もでごじゃる!」

 

 『軍師殿』は義足と義手を踏ん張らせながら、相手の肉棒が激しく奥を叩く快感に酔いしれた。自分は愛されている。必要とされている。

 

「は、はげしすぎるよう……♡」

 

 でもピストンの速度は滞らない。気持ちが良すぎるのだ。「いっぱい中に出して♡」とせがむ構造の締まりと起伏の良い膣だから、男根と陰嚢は理性を持ってくれなかった。青空を見上げながら彼は腰を振り続けた。

 

「も、もう果てるでござる!」

 

 狂い切った性本能が喜びの声をあげた。長い長い射精だった。『軍師殿』は喜悦のため息をつき、ピピンとマリアにありがとう、と声をかけた。

 

 この1発で満足だった。けれども寂しさが混じっていた。できることならこの胤で赤ちゃんを産みたいのに。股から愛おしいものが引っこ抜かれると、その気持ちを紛らわしたくて後ろを振り向いて口を開けた。

 

 ペニスの先がねじこまれた。精液と自分の愛液にまみれたそれを愛おしそうに舐めて清める。それから鈴口にキスを施すと、もっと欲しいとせがんだ。

 

「拙者も、そなたとまだまだおまんこをしたいでござるよ……」

「街に入ってからにしろズラ! このままやってたら日が暮れちまう!」

 

 マリアが怒ると2人は恥ずかしがって劣情を収めた。そこに数名の部下を連れたキファニアが現れた。部下達は全員、ビキニアーマーだった。

 

「真昼間からまぐわいか。よほど愛が深いのだな、そなたたちは?」

「愛というより、ちんちんがいらいらとしっぱなしでござるよ。それだけでござる」

「おのろけか? 激しい恋をしていないとそうはならないものだ」

 

 マリアが『軍師殿』を抱え、水魔法で精液にまみれた股を洗ってやっているのを眺めながら、キファニアは『ゆうしゃみならい』に尋ねた。

 

「サガミニアはいいところだ。しかしミナッカミニアはもっと楽しい」

 

 至る所に清流と温泉場があり、山菜や獣肉に事欠かない。冬になれば雪に閉ざされるが、『スキー』などの雪遊びが楽しめる。

 

「落ち着いたら長逗留してはいかがか?」

「しかしマリベーラどのは、里に男がいるのを激しく嫌うと聞いておるでござるが?」

「マリベーラねえちゃんのことなら大丈夫だべえよ。ここ最近、里に寄り付かねえだ。それと、あれは男嫌いなんかじゃねえ」

 

 でっぷりとしたピピン王子をちらと見て、「ああいう男は大歓迎だべえ」と『司祭騎士団長』に教えた。

 

「つまり、拙者に太れということでござろうか?」

「それもいいな。考えておくれよ。それと、女子衆ばっかりで男が殆どいねえから、お前さまのちんちん目当てにたかって来るかもしれねえけどなあ」

 

 それはあまり歓迎できなかった。これからずっと、『軍師殿』と濃厚な毎日を送りたい。

 

 とはいえ彼の生殖力は、以前よりもぐんと増してしまった。毎日20回ぐらいやってもバテなくなったのだ。『軍師殿』の膣液と身体のにおいのせいだとは気づかなかった。彼女は男を底無しの『きんたまおばけ』にする淫魔の力に、知らぬうちに目覚めていたのだ。

 

 

□ □ □ □ □

 

 

 古都オユミティアはなんの特徴も無い港町だった。防塁は低く街は狭い。かやぶき屋根の民家ばかりが連なり、宿屋も4軒ぐらい。周りは平地ばかりなのに荒れ野ばかりだ。遷都のせいでうち捨てられた、という感が強かった。

 

「のどかなよいところでござる……」

 

 という印象しか『司祭騎士団長』は持てなかった。情報収集はもっぱらミツクニュモスとパオレッタ達がやっているので、彼はこの街ではやることが無さすぎた。なので『軍師殿』とすぐに宿に入って貪りあうことにした。

 

「……みんなにまかせっきりでいいのかな?」

「良いのでござるよ」

 

 2人は抱き合いながら窓に目を向ける。部屋の窓からはオユミティアの湊が一望できた。この宿は高台にあった。窓に近づいて開けると、部屋の中に潮風が入り込んできた。

 

「ちょっと寒いね?」

「すぐに汗だくになるでござる。このままで良いでござろう」

「外に声が漏れちゃうよ?」

「下は崖でござるよ。気にするなでござる」

 

 『司祭騎士団長』は『軍師殿』の義手を外し、服を脱がせた。大きく実った白い乳が大きく弾みながら姿を現わした。その柔らかいものに手を添え、桜色の乳首を口に含んだ。かすかだが、母乳がにじみ出て来た。

 

 その甘さに陰茎が猛々しく興奮する。彼女を寝台に寝かせて義足を外すと、自分も服を脱いで裸になった。

 

「『おしゃぶり』はよろしいでござるよ。股をいっぱい開くでござる」

 

 『軍師殿』ははにかみながら太腿を広げた。濡れきったラヴィアからもわっと女の薫りを漂い出る。『司祭騎士団長』は顔を埋めてむしゃぶりついた。舌が喜ぶ様なふわっとした肌と粘膜だ。

 

 彼女がよがり、激しく下腹を上下させて陰裂をぱっくりと開かせるた。果てた証拠だ。汗がにじむ腹と乳房をその目で見ると、彼女の股に割り入ってシーツに脛をつける。しっかりと勃起したそれをゆっくりと沈ませた。

 

「あふっ……♡」

 

 喜悦の声とともに膣がきゅっと締まった。生暖かく、ぬるりとしていて心地よかった。

 

「今度のは、『胎津波』で致すでござるよ?」

「あ、あれにするの♡ 早いからやだよう♡」

「放っててもずうっと硬いままでござるよ?」

「ううん……♡ 絶対に離さないでよ?」

 

 では、と下腹と尻に力を込めると、『司祭騎士団長』がすっと動いた。1秒間に512回である。肉眼でふっと動いた後に長く太い陰茎が大きく脈を打った。『軍師殿』の奥とひっついていた入口から精液があふれ出た。

 

「おっ♡ おおっ……♡」

 

 『胎津波』がもたらす快感はしばらくしてから起こるものである。今頃になって512回分の往復ピストンは膣と子宮を激しく揺らし、彼女の全身が激しく揺れる。乳首が大きく円を描いた。

 

「おほおっ♡ おぼおっ♡ おおっ♡ おおおおほおぉっ♡」

 

 クリトリスが勃起してにょっきりと伸びると、ぷるぷると震え出した。快感の大波に膣の周囲の神経がやられたからだ。『軍師殿』は口からよだれを垂らして白目を剥いた。『司祭騎士団長』は彼女の身体を抱えてしっかりとホールドしつつ、膝を上げて柔らかい身体に上体を密着させた。

 

 『軍師殿』が快感に狂いながら、腰を上にあげる。またも『胎津波』を起こす。ほぐれた膣は瞬く間に激しくこねられ、またも快楽を司る神経が喜びをあげた。

 

「んほっ♡ ホーっ♡ ホホぉーっ♡ んおっ♡ おっ♡ おほおおおおっ♡」

 

 可愛らしい声が下品な雄叫びをあげるのを聞きながら、『司祭騎士団長』は彼女の膣から精液を溢れ出させた。でもきんたまはまだ元気だ。まだまだ射精したいと疼いている。

 

 彼は疲れ切るまで『胎津波』を叩きつけた。感じやすいがしぶとい身体を持つ『軍師殿』は、失神することなく全てを受け入れた。一時間もすると部屋のにおいは窓を開けているのに、精液と汗と、彼女が失禁したにおいにつつまれていた。爽やかな潮風は追い出されて入り込めなかった。

 

「んあああ……♡ 愛されちゃっているって感じちゃうよ♡」

「拙者の気持ちはまだ物足りていないでござるよ? ずっとずーっと、貴殿をこうして抱いていたいでござる」

「もうお腹いっぱいだよ♡ お願いだから挿れたままでいいからしばらく休もう?」」

 

 『軍師殿』は『司祭騎士団長』の唇に食いついた。互いに舌を絡め合わせる。シーツはもう精液によってびっしょりと濡れていた。

 

 それからしばらくして2人は眠りについた。互いの性器をはめあわせたままだ。『司祭騎士団長』は夢の中でも彼女と性交をしていた。そのせいか腰が自然とうごいてしまっていた。ペニスは硬くなったままだ。

 

 『軍師殿』も同じ夢を見ていた。

 

「んあっ♡ お腹が重いよ♡ はうう……♡」

 

 夢を見ながらペニスが子宮に精液を送り続ける。目覚めた時にはシーツはますます濡れて汚れてしまった。宿の者に頼んで新しいものに取り換えてもらったが、結局、その夜でもめいいっぱい青臭くさせる事となった。2人はその分の料金を宿に支払うはめになった。

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