聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
目が覚める程の美少女だった。
白磁のような白い肌。ぱっちりとした目鼻立ち。それから、束ねずそのままにした、蒼にも見えるつややかな黒い髪。身体からは後ろに控えるローブ姿の若い男たちの精が漂っていたが、この世の存在とは思えぬ雅さがあった。
体つきは華奢だった。ドレスから見られる胸の膨らみは無いに等しかった。ケノービは思った。マイヤの子とは思えない。わがままで安っぽい娘という感じが、この娘からはしない。妹のレーアと比べてだ。
娘はゆっくりと立ち上がり、微笑みかけた。ハンカチで拭っていた口を見せた。可愛らしいバラ色の唇だった。
「ロゼと申します。あなたが、ケノービおじさまですか?」
さえずる小鳥のそれの様な、可愛らしい響きがする声だった。ケノービは微笑み返してうなずいた。
「左様でございます、姫様。本日よりナントブルグに入るまでの間、お側にお仕えいたします。何なりとお申し付けください」
「あまり仰々しいことはしなくていいわ。贅沢なものは要らないから。でも、なにか面白い本があればくださいな」
横に控えていた侍女が告げた。姫様はご本を読むのが大好きですの。侍女はクララといった。アドルフの妾であった。今はロゼの世話をしていた。
「承知いたしました。何なりとお申し付けくださいませ」
「それと……ホーデンエーネンの若い男の子がいたらお願いしますね。わたし、おとこのこがおちんちんから出すものをいただかないと、すぐに身体を壊しちゃうから……」
別に高貴な生まれの男児でなくてもいい、とクララが言った。ロゼの後ろに控えているローブを着た若者たちは、そもそもが農民の子であった。性根が純朴で心優しく、身体が頑強で、股間の生産力が旺盛だからロゼのお世話係に選ばれた。ただし、その役目も今日までだった。
「何でしたら、その若者たちも連れていきましょうか?」
「いいえ、ここからはわたしだけで向かいます。クララさんはお父様の奥さんで、お姉様達のことも見なくちゃいけないから」
そう言ってロゼは顔をゆがめ、泣き始めた。クララと若者たちが彼女を抱きしめて一緒に泣いた。セイジは念話魔法でケノービに呼びかけた。
「随分と、奥ゆかしいお嬢様ですな?」
「身体から男のにおいをぷんぷんとさせているがな。だが、いい子のようだ」
少なくとも放埒に育っている妹に比べれば。確かにとセイジはうなずいた。それにしても大人しくて可愛らしい子だ。跳ねっ返りとくせ者揃いのカツランダルクの姫の中では、一番好感が持てそうな普通のお姫様のように思えた。身体は若者の金玉から出した精虫液の臭いできつかったが。
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そのロゼだが引き渡された翌日、セイン王から厳重な注意を受けた。最初の宿で泊まった翌日、朝食を一緒にとろうとして呼ぶと、彼女がそのにおいをプンプンとさせていたからだ。
「……くせえな」
「そうですか?」
ロゼは俯いて頬を赤らめた。後ろに控えていた若武者達もだ。彼女の夜伽の相手であった。ロゼは寝床に入ってから、この若者たちと狂った様に交わり、前の穴と後ろの穴をザーメンまみれにしたのだ。
セインは彼女の『日課』を止めさせるつもりは無かった。何故って、あのマイヤの娘なんだし。膣と子宮が常にイライラしている女が産んだ娘もまた、ヤリマンである。
「ごめんなさい、セイン王様……」
「あやまるこたねえよ。ヤッた翌朝は風呂に入れ、って言いたいだけさ。おめえには史上名高いサキュバスのご一家の血が流れていることなんだし、止めるつもりはねえよ」
ロゼは目を潤ませた。小さな声でありがとうございます、と言って頭を下げる。彼女は濡れた瞳をセイン王に向けた。
「でしたら、王様も私と……」
「やめてくれ。俺はしばらく、そういうことをしたくねえんだ」
「す、すみません……」
めそめそと泣きだした。例え童女を好んでおらぬ男でも、普通は情を抱いて手を出すのだがセインはしなかった。本当に性欲が湧かなかったからだ。たくさんの実子らに先立たれた経験が、王から生殖欲を奪っていた。
国王と姫はホーデンエーネンに入って2日ほどしてヨーシデンの街に到着した。マイヤが夢見た学術の都は、計画の2割ほど出来上がっていて、開校したばかりの大学には貴族の子弟らが学生として学んでいた。
ヨーシデンは周囲を囲う城壁が無く、開放的な街だ。家屋や『えくすぷれす』の駅の建設現場を巡って、ロゼは高揚していた。
「おかあさまはすごいんですね! こんな大きな街を築いたなんて!」
「だろう? お前の母ちゃん、ナントブルグをさしおいて、自分の領地にでっかい街を作りやがったんだぞ? あいつの会社の稼ぎだけじゃまかないきれないから、税金だって費やしているんだ。そうさせるぐらいすげえ計画なんだからな!」
「……ごめんなさい」
ロゼは涙ぐんで謝った。母の身勝手な『夢』のせいで人々から税金をむしり取っていることに罪悪感を感じてだ。セイン王は慌てて付け足した。
「税金を割り当てたのは1割か2割だから!」
そこに近習がこっそりと「3割ですよ」と告げると、王は怒って彼の頬をぶん殴った。
「余計なことを言うんじゃねえッ!」
姫は殴られてぶっ倒れた男を介抱する。目から涙が流れていた。
「あああ、すみません。おかあさまのせいで!」
セイン王はますます気まずくなった。後ろに控えていたケノービとカヅノが念話で語り合った。
「……こういう教育については、イーガの連中はちゃんとやっていたようだな?」
「左様ですね。まあしかし、トーリ=カツランダルクと違って随分と純真そうですね」
カヅノ=セイジはロゼに好感を抱いていた。思いやりがあって心優しい女の子だ。身勝手すぎるトーリや、ケノービが手を焼いていると嘆くレーアとは、まるで違うようだ。
(マイヤとやらもこんな女だったのだろうか?)
カヅノの心が読めていたケノービは、ちょっと違う、と返した。思いやりはあるがここまで謙虚ではない。古だぬきのようにずぶとくて図々しいぞ、あいつは。
「古だぬき、ですか?」
「まあな。であったころからこいつは好かん、と思える女だった。一応は取り繕ってはいるが、人を小馬鹿にしているところが感じられた」
しかし。目の前で倒れた男の頭を持ち上げて泣いているロゼは、マイヤのような曲者っぽさはまるで無いように思われた、ただ、男の、特にちんぽとそれから出る液体に対しては、母親並みに貪欲だと、従者につけた若い男達から聞いていたが。
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建設途上のヨーシデンの南にある港から軍船に乗り込んだ。一緒の船に乗ることとなったカヅノは、姫がある部分で母親そっくりであるのを知ることとなった。
船に乗り込んでから、2時間経った頃である。王と共に海を眺めていた姫は手でお腹を抑え、王のマントを引っ張った。
「すみません……お手洗いに行かせてください」
「船の便所は甲板の後ろにあるぜ。お供と一緒に行ってこい……ええと」
見回したところ若い武者はおらず、新たに付けた侍女2人に、ケノービとカヅノの姿しか無かった。
「いねえのか。あいつら、またサボりやがって……おい」
セインは侍女とカヅノに呼び掛けた。王はカヅノのことをケノービお付きの魔道士としてしか存じていなかった。
「姫を便所に連れて行ってやれ」
ここは侍女だけで良いだろうにとカヅノは思ったが、ケノービが意味ありげに目くばせした。一瞬、ロゼがちらっとこちらを見た。
「……承知いたしました。ロゼ姫様、ご案内いたします。船は揺れますからお手を取ってくだささい」
うなずいたロゼは無言でカヅノに抱き着いた。そこまでの足取りはしっかりしているように見受けられたが、歩きづらい靴ですぐにバランスを崩しやすいのだろうとカヅノは思う事にした。
足に力を込めないと滑りそうな甲板の上を歩き、操舵の裏にある便所へと姫を連れて行った。壁に手すりがついており、屋根もちゃんとあるが扉は無かった。出したものを海の下に落とす為の穴が開いていた。
「さあ、スカートをあげてそこにしゃがんでください。壁に手すりもありますから。後は侍女たちに任せます。終わるまで見えないところで控えておりますので」
それを聞いてロゼが首を横に振った。はて、こんな便所ではしたくないのだろうか。侍女たちに呼びかけると睨まれた。
「わたくしたちが、ここで待つことといたします」
「姫様のこと、しっかりとお願いいたしますね」
姫はカヅノのローブを引っ張って、小さな声で、
「魔道士さま、お願いします」
(なんで俺が姫の便所の世話をせにゃならんのだ?)
しかし頼まれたのだから仕方が無い。王家の姫だからといって遠慮するつもりは、そもそも無かった。だいたい、パラッツォの枢機卿である。コーザに忠義を尽くす義理はあるが、王家のご一家にぺこぺこと頭を下げるのはついででやっていることだ。忠誠心なんぞ持ち合わせてない。
それに姫の世話係である。ケノービが仰せつかったのならその『部下』も世話係というわけである。
「では姫様。腋をお抱えいたしますのでスカートをめくってしゃがんでください」
「……はい」
ロゼは顔を見せないよう、うつむいたままでうなずいたが、その声はどうも嬉しさが込められていたように聞こえた。カヅノが抱きかかえるとロゼは穴のまわりに付着した汚物のカスを踏まないように便所の穴にまたがった。
「さあ、スカートをあげてください」
「はい」
姫は腰をかがめ、言われた通りにした。ただし、めくったのは腰の上までだ。細かいうぶ毛だらけの、白い恥丘と割れ目を見てしまった。そこまでする必要は無いだろうに、とカヅノは思った。
「……お尻がお寒くございませんか?」
「あの……すみません……おっきいほうをしたいので……」
「はあ。そうでしたか」
姫はスカートを腰のところでまとめてしゃがんだ。男達と遊んでいる緋色の割れ目が丸出しになった。幼い娘のつるんとした外部と比べ、内側はかなり使い込んでいるように思えた。
「すぐに出せますかな? 終わりましたら、後ろと前を水魔法でお清めいたしましょう」
「ありがとうございます……ふんぬっ!」
姫はすらりとした下腹に力を込めた。アヌスが広がり、茶色く柔らかい固形物が顔をのぞかせた。
「んんっ……♡」
ロゼのいきり声が途端に可愛らしく、色っぽいものに変わった。放たれ始めた。ぬくもりとにおいを放ちながら海に落ちていく。そのにおいをカヅノは鼻に吸い込んだ。とても甘い、いいにおいだった。
(甘い果物の様な……まるで、トーリのやつの糞みたいだな!)
その匂いに下腹がやられて、急に勃起が始まってしまった。ロゼは肛門をにゅっ、にゅっ、とうごめかした後、また可愛らしく呻いて大便を海へと落としていった。
まわりを茶色いもので汚した肛門が、にゅっ、にゅっ、と動いて残りの滓をひねり出した。それから、排便の快感で弛緩し始めた女腔から、ちょろろろ、と小水がこぼれ出た。
カヅノは姫を抱え込んだままで尻しか見ていなかったが、間近で感じる彼女の熱とにおいに興奮してしまっていた。
「魔道士さま、終わりました……」
カヅノは指で印を切った。生み出された水の玉がロゼの前と後ろを清め始めた。彼女はため息をついてにっこりと笑った。
「魔道士さま、ロゼのことを思ってお水を暖かくしてくれたのですね?」
付着物を吸い込んだ水の玉が便所の穴から海に落ち、新たな水の玉が尻穴の前に出された。あたたかな水が表面の皺にぴたりとついた。
「お尻を使って吸い込んでください」
「はい」
ロゼの肛門が大きく広がり、水をたっぷりと吸った。それが勢いよく押し出されると、カヅノはまた新しい水の玉を作り出して姫の尻に差し出した。
「3回も作ってくれるのですね、魔道士さま?」
「1度だけでは尻は清め終えられませんからね。それを吸い込んで出したら終わりです」
姫はまたも、尻から水を勢いよく出した。やっと終わりだと思って放そうとすると、姫は彼の背中に手をまわし、離れようとしなかった。
「魔道士さま。このお礼をさせていただけませんか?」
「お礼とは? 私は姫様のお世話を仰せつかったのですから」
「感謝の言葉だけではだめだと思います。せめて……」
姫はカヅノの面向かい、顔を近づけた。それからほんのりと紅がさしてあった唇を、小さな舌で舐めなぞった。
「お口でだけでも、いかがでしょうか?」