聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
ホーデンエーネン王国暦358年の9月半ば。トーリの長女のコリアンナは、妹のフレッダとイルマを伴ってナントブルグにやって来た。理由は従妹のロゼに会う為だ。
今回はエチウからなかなか戻ってこない、アスカウの現大公の代理としてやって来た。しかし彼女と妹たちはお貴族の服をまとわず、動きやすいコートとズボンという平民の旅装だった。何せ乗り物に乗って来たからである。
彼女達はナントブルグの城市の、東の正門前で足止めを喰らった。理由は乗って来たもののせいだ。衛兵らと詰所の隊長は、ああだこうだと言い訳してコリアンナ達を怒らせた。
「ごちゃごちゃうっせえな! さっさと街ン中に入れろよっ!」
姉が怒鳴るとフレッダが同調した。
「そーよ! わたしたちの何が悪いってんの?」
衛兵らは大変困てうなだれた。あんまりとどめ続けると、実力行使をやられ兼ねないからだ。コリアンナ達は無理強いを辞さぬことで恐れられていた。
東門の守備隊長がその場で膝を付いて頭を垂れた。
「申し訳ございません。しかしですね、コリアンナ姫様……」
彼はコリアンナ達が乗っていたものを指さした。白くはあるが土埃などでうっすらと汚れている、体長3メートルほどの狼である。ただの獣ではない。魔獣というやつだ。
「魔獣を街に入れるのは……先月は馬車で来られましたのに……」
当の魔獣は、申し訳なさそうに首を垂れていた。くううん。それからニンゲンにもわかる言葉で謝る。
「すみません。でしたら僕、ここでお留守番でかまいません……」
するとイルマが彼の首に抱き着いた。
「ニョロリンチョさんも一緒だよ! だってコリアンナねーちゃんの『おまんこともだち』だんだから! おい、へっぽこざむらい! 入れてくれないとセイン王さまにいいつけて、お前を僻地に飛ばしてもらうからな!」
「ひええええ! それだけはご勘弁を!」
それだけは絶対に嫌である。この時期で僻地と言えば、魔獣や猛獣がうごめく王国の中東部や、北部東側の沿岸部である。そっちは不当に土地を占領するクボーニコフとの最前線だ。オーガとの戦闘は嫌だ。必ず死ぬ。
コリアンナが平謝りの肩をぽんぽん、と叩いた。
「てえーわけで今回だけは特例ってことで、ゆるしてくんねえかなあ? 見逃してくれたらさぁ、隊長さんを含めて、この東門のみんなに……」
コリアンナが口の前に手で輪っかをつくり、それを左右に動かした。イルマとフレッダもそれに倣った。
「きもちいいこと、いーっぱいしてあげるんだけど?」
三姉妹とも、目を見張るような美少女である。何せ絶世の美女と謡われたトーリ=カツランダルクの娘だからだ。16になったコリアンナはまさに食べ頃だ。背丈は150ちょいで乳房はそんなに無かったが、腰回りはかなり大きかった。痩せのデカ尻である。他2人も幼い顔と身体に、淫蕩そうな気配を漂わせていた。
「……それは是非ともお受けいたしたいところですが、すぐには答えられません」
「ちぇっ。あたしはもう準備万端なのにぃ」
コリアンナはズボンの中に手を突っ込み、指で秘所をこねると差し出した。
「ほらほら、こんなにぬっちょり濡れているでしょ♡」
守備隊長の顔が引きつった。コリアンナのねっとりとした膣汁から、たいへんどうぶつくさいにおいがしたからだ。こんな犬のまんこみたいなにおいをさせるのは、彼女が
オルフレッドの妹で、この黒髪のたいへん美しい少女が、犬や羊どころか魔獣と姦淫をしていることは、たいへん有名な話であった。何か変な病気を持っているんじゃないかと魔獣をちらと見る。ニョロリンチョは目をそらした。
ちなみにだが彼の名は、おちんちんがすぐににょろりんと出るので親から名づけられた。すぐに勃起できるそれでコリアンナをたくさん楽しませたせていたのだ。
「とにかく、すぐには即答できませぬ。姫様がただけであれば、すぐにでも王宮へ向かう馬車も手配いたしますが」
「なんだよそれ! だったら、けつのあなも試してみっか? まんこはどうぶつなかよしでちょっとガバいって村の男の子達に言われるけど、けつあなはおかあちゃんぐらいに締まりがいいよ?」
「お誘いはごもっとも、でございますが……」
守備隊長は困り果てた。ふとまわりを見れば、フレッダとイルマが兵士達に抱き着いて「へっへっへっ♡」と舌を出してねだっている。しつけのなっていないわんこと同じだ。ちなみにだが彼女達も非処女であった。村の少年や大人たちのちんぽですっかり開発済みである。カツランダルク家の女に、貞操という美徳は期待できない。
「ボーラウデン守備隊長。通してあげればいいじゃないか?」
門の向こうから声がした。隊長とコリアンナが振り向くと、鎖帷子に身を包んだ若者が馬から降りていた。数十名の聖騎士団員を引き連れてだ。その顔を見てコリアンナは叫んだ。
「ジューンショーンお兄さん!」
王弟だ。兄とは違い優し気な顔立ちで、穏やかな性格である。貴族の女の子達からの人気があった。年下なのにオルフレッドを『兄』として慕う、変なところもあったが。隊長が平伏するがコリアンナはお辞儀もせずに駆け寄った。
「お兄さん、なんでこんなところに?」
「馬に乗る訓練もかねて王都の見回りをしていたんだ。王宮にいると机仕事ばかりを押し付けられるからね」
それもあったが、東の門でアスカウ公の姫様が騒ぎを起こしている、という話を聞きつけてやって来た。それはコリアンナ達には言わない。
隊長から事情の説明を受けたジューンショーンは、魔獣ともども、通してやりたまえと命じた。
「ですが、魔獣を街に入れると民が戸惑うのではございませんか?」
「イーガから贈られた騎乗用の狼とでもうそぶけばいいんだよ。あの魔法王国にならあんなものもある、と思ってくれるさ」
しかし王国の東部の森林地帯や山岳地帯には、魔獣が棲みついていることを知っている者もいるだろう。ちなみにだがこの大陸の魔獣は猛獣と違って、図体こそ大きいがきわめて大人しい。手なずければよき隣人にもなる。事実、シギサンシュタウフェンなどでは、馬代わりに魔獣に乗ったりペットとして飼う者もいた。
「とはいえですよ? ここはナントブルグ。魔獣にはあまり不慣れな者が多いかと存じまするが?」
「わかった。それじゃあボーラウデン。君達はコリアンナさんたちから『通行料』を受け取りに詰所の休憩室には言ってくれ。その間は僕たちが、この門の番を務めるよ」
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この3時間の門の番を、ジューンショーン王子と聖騎士団が務めることとなった。彼はニョロリンチョを横に置きそれの首に嬉しそうに抱き着いていた。
「いやあ、こうすると落ち着くね」
ジューンショーンは猫派だが犬も好きだ。魔獣は狼にも犬にも似ていた。その首元に顔をつけるとそのにおいを吸い込んだ。魔獣のにおいは心を和ませてくれる。
もう一方の腕では櫛で、ほこりっぽい白い毛を撫でていた。他の聖騎士団員達もややぱさついた大きなもふもふに構いたかったが、通行人をあらためるという仕事をしなければならなかった。
「あのう……お仕事はお任せしてよろしいのですか?」
魔獣が尋ねると通行人が驚き、「しゃべるのか!」と叫んだ。彼等を見てジューンショーンは満足げな笑みを魔獣に向けた。
「これが僕のお仕事だよ。みんなに
「ああなるほど。だからさっきからべたべたと。のみを取ってもらっているのはありがたいことですが」
「そうそう。街に入って来る人達はきみのことを市民に語るはずだよ。3時間もあればだいぶ広まる。それから、たまにはみなさんどうも、アスカウ公をよろしくお願いします、と声をかけてあげてほしいな」
アスカウ公のペットだとわかれば、みんな怖がらなくなる。あそこにはコリアンナさまがいるから、と理解してくれるからだ。
「じゃあ、言ってみて?」
「みなさん、アスカウ公さまをよろしくお願いしまーす」
「うん。いい感じだね?」
「ありがとうございます」
魔獣は声掛けを続ける。15分経って通行人がいなくなると、仕事をしていた聖騎士団員がたかってきた。彼等とて魔獣はめずらしく、どんなものか知りたかった。それとニンゲンの言葉がしゃべれるから、いろいろと質問をしたかったのだ。
団員のうち1人が魔獣に尋ねた。
「コリアンナちゃんのおまんこ友達と聞きましたが、本当のことっすか?」
「ええ、まあ……」
そのコリアンナだが、椅子に座った守備隊長のちんぽにまたがって気持ちよく喘いでいた。イルマとフレッダは守備隊員のおちんこを口に入れながら、他の隊員からぷにっとしたまんこをしゃぶられてよがっていた。
守備隊長はコリアンナの女膣の感触に陰茎を感激しながらも、どこか物足りなさを感じていた。ちょっとゆるい。ニョロリンチョら魔獣のペニスで広がってしまったからだ。当のコリアンナは母のそれみたいに感じやすい粘膜をこすられ、とても喜んでいたが。
「あのう、イルマ様とフレッダ様とは?」
「でっかくて挿れられないみたいです……おちんこをしゃぶってもらったりしておりましたけど」
「そうっすか。でも2人共、俺等のちんぽは入るっすよ?」
なになに。ジューンショーンが聞き耳をたててきた。おとなしい顔のくせに若様は案外どすけべだなあ、と騎士たちが笑った。イルマとフレッダと寝たことがある、と答えた団員はその時の感触を思い出す。
「最初挿れる時は、あのぐらいの年頃のガキと同じく、きついが気持ちいいを上回るんすけど……」
詰所のイルマとフレッダは、クンニリングスをしてくれた兵士のちんぽを小さな体で受け入れた。んあっ、と漏らす2人だが、ペニスが中程まで進みこむとよだれを垂らし、下半身が弛緩する。それからすぐによがり始めた。たっぷりと濡れた、小さな女性器が自分のちんぽで広がるのを見て相手の男たちはいたく興奮してしまう。
「ズボズボとやって乗ってくるといい感じになるんすよ。あと、はじめっからめっちゃ濡れてる」
「すごいね。サキュバスの血かな?」
「たぶんそうっすね。あと、聖騎士団にゃ俺以外にも、あの御三方とやったもんがおりますぜ」
随分と下品な物の言い方をする聖騎士である。もとはゲースティアの平民だ。他の団員に比べ背が低くて肩幅が広い。祖父がドワーフの傭兵。その彼は、イルマとフレッダだけでなく、コリアンナにも「ふっとい♡」と喜ばれた。祖父の血のおかげだ。
「はーい、イルマ様とフレッダ様としたことがある人!」
亜人のクォーターが呼びかけると、耳にしていた殆どの団員が一斉に手を上げた。皆がその時のことを思い出し、ニヤニヤと笑っていた。あの姉妹に枯れるまで搾り取られたのだ。
そんなにか。コリアンナはともかく、まだ小さいイルマとフレッダの淫乱ぶりにジューンショーンは驚いたが、トーリの娘でマイヤの姪あるのを考え、自分を納得させた。
「あの一族に貞操というものを求めちゃいけないね、うん」
「若様、その通りっすよ。アスカウ公様の妹君らはご母堂の血を濃く受け継いでいる、ということっすよ」
「そうそう。あっぱれとも言いたくなるようなどすけべさ。傍目から見れば元気で可愛い女の子たちなんですがね。でも、あっちの話になるとサキュバス顔負けのお盛んぶりですよ! あははは!」
聖騎士団員たちが朗らかに笑う。ジューンショーンも微笑んだ。この中で恥ずかしそうにしているのは魔獣だけだ。通行人らはアスカウの姫たちと聞いて、そんなもんだろうなとうなずきあっていた。下2人はともかく、コリアンナはナントブルグ一帯ではすでに有名人だったからだ。下半身がとても緩いことで。
きっちり3時間でコリアンナらはジューンショーン達のところに戻ってきた。3人ともお肌をツヤツヤとさせ、さっきよりも数段可愛らしく見えた。口やズボンの股間のあたりから、精液のにおいがぷうんと漂っていた。
ただ、詰め所から兵士たちがなかなか出てこない。
「ただいま!」
魔獣に抱きついて背中に乗ったコリアンナに、ジューンショーンが呼びかけた。
「もういいのかい? なんなら今度は聖騎士団のみんなとやらないかい?」
「あたしもイルマもフレッダも、お腹がたぷんたぷんだよ! 王子様、ローザちゃんのとこに早く行こう!」
ローザとはロゼ姫のホーデンエーネンでの呼び方だ。いや、ロゼという名前はホーデンエーネンでも使われていたが、セイン王が無理やり改名させた。イーガ王家に名前まで決められるのが癪だったからだ。
「そうしよう。あ、でも今夜は聖騎士団の宿舎に泊まっていってもらえないかな。みんながコリアンナさんたちが恋しいそうだ」
王弟が誘うと、コリアンナは誰かの手が尻を触ったのを感じて振り返った。
「えへへ……」
先月都に来た時に1晩同衾した聖騎士団員だった。かれこれ2年近い付き合いがある。いつも前の穴とお尻の穴を使って散々にしぼり尽くした。イルマとフレッダぐらいの年頃の子どもが3人いる子煩悩な父親という評判で愛妻家。コリアンナと寝るようになってから、嫁さんの尻穴も盛んに開発しているそうだ。
「まーたあたしのけつあなに挿れたくなっちゃった?」
「えへへ。今夜は頼みますよ?」
「ふふっ♡ しょうがないなあ♡ おっちゃんのちんぽ、尻穴にちょうどいい細さだからね!」
「おいおい、それをいわないでくださいよう……」
街中へ入ったが、ジューンショーンが言った通り魔獣はあまり怖がられなかった。むしろ触ってお話してみたいとやってくる人々ばかり。そのせいで城に入るのにだいぶ遅れた。日が暮れる寸前だった。
城勤めの大貴族らが打ち捨てた紙くずやペットの死体がぷかぷかと浮かぶ外堀の橋を渡り、補修用の組み立て足場に囲まれた南門をくぐると、中門の前で数多くの侍女を従えて立っている女の子を目にした。ロゼだ。コリアンナは手を振った。
「ローザちゃん!」
コリアンナは魔獣の首筋を叩いて呼びかける。ニョロリンチョは駆け出してローザの手前で止まった。
「1ヶ月ぶりだね!」
「3週間ぶりでしたよね?」
「細かいことは気にすんなよ! 約束通りニョロリンチョさんを連れてきたよ!」
「まあ、このおっきなわんわんがそうなのですね!」
喜んでロゼは魔獣の顔を見た。
「はじめまして、ニョロリンチョさん。わたしはコリアンナさんの姪のロゼといいます……ローザでお願いします」
「これはこれは、ローザさん」
「え? しゃべるの!」
魔獣がニンゲンの言葉を使うことにロゼは驚いた。これは聞かされていない。問い詰められたコリアンナは笑ってごまかした。
「もう! 驚かすのはよしてくださいね!」
「わりぃわりぃ。それより空いている馬小屋とかないかな。王様が構わねえってんなら空き部屋でもいいよ。ニョロリンチョさんを寝泊まりするところが無いかなあ?」
「それならわたしのお部屋で構いませんことよ。セイン叔父様も魔獣さんといっぱいお話したいと望んでいるみたいですから、今夜は夜ふかしですかね」
その前に、ロゼはこの魔獣を撫でまわしてみたかった。ちょっといいかしら、と呼びかけ、魔獣の顔に近づいて頭を撫でようとすると、偶然頭を上げようとしていた彼の鼻がロゼの股間にあたってしまった。
「きゃっ!」
「あ、ごめんなさい、ローザさま……」
「うふふ。こちらが至らないばかりに。ごめんなさいね?」
まずは王様のところへ。呼びかけるロゼの後ろ姿を、魔獣はじいっと見つめてしまった。随分と精液を吸って大きくなったような尻だが、それ以上の気になるものを彼は嗅ぎ取ったからだ。
(ロゼさんのあそこから、なんだか、ジューンショーンさんのにおいが漂っていたけど……。)
この魔獣の嗅覚だが、犬よりも鋭い。