聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
その日の午後。
イズヴァルトは早速ミズサワスチを出て、次の大公の『許嫁づくり』の相手と一番近くのオーガの里に向かっていた。
その相手とは『ぞう』の背につけた座席台で一緒に乗っていた。イズヴァルトは股間に力がみなぎっていたが、横にいる相手に恐縮していた。
「どうしましたの、イズヴァルトさん?」
優しげな声。それから柔和な笑みを浮かべる太った黒髪の美人。クノーへ公の後妻のナターシャだった。
高さ4メートルもある『ぞう』の上で見る、クノーへの山々はなかなかに格別なものなれど、生殖の欲はますますもたげる。
イズヴァルトは彼女が横に座ってから、常にむずむずとしていた。己の心を抑えるのに難儀した。
「そのう……クノーへ公さまはよくもまあ赦したと、未だにくよくよと考えている次第で……」
「あら。御殿様のことは気になさらなくても大丈夫よ。あの方はここ最近腰を痛めてしまって、どう枯れるかを考え初めておりましたし」
それと、姫君ばかり12人の子をつくったが、あちこちのオーガやゴブリンの里の部族の娘と、絆となるための子を為したという。総勢53人ほど。しかし全員が娘で男児はいなかった。
「御殿様はトォーノの『
「さようでござったか……」
しかしナターシャはまだ30歳。11の歳からオーガやゴブリンの近習たちとおっぱじめ、大公との間に5人の子を為したけれども、人としての本能は盛んで、まだまだ子を為したいと願っていた。
そうして弟が持ちかけた話に乗り、イズヴァルトの子を産もうと決心したのだ。彼の身体が屈強で、惚れ惚れする様な美男だったからでもあったが。
「子作りは、これから向かうオーガの里でたっぷりと愉しみましょう。おおよそ1ヶ月半もあれば、イズヴァルトさんは私に不義の子を為させてくれるでしょうね?」
「不義の子とは、お戯れをでござる……」
困った顔のイズヴァルトに、大公妃はうふふと微笑みをかけながら彼の手を取った。
手袋をしていたが、イズヴァルトは胸が高鳴ってしまった。1時間して山間にある目的のオーガの里にたどり着くと、奥方は先に縄梯子で降りていった。肥ってはいたがなかなかに身のこなしが早かった。
このオーガの里だが、ミズサワスチの奥座敷と言われていた。湯治場があり、茶飲み場やアテールイ絡みの
クノーへのオーガたちは、奥方とおつきの護衛らを見ると頭を下げた。ここにはよく、夫とともに通っていると奥方は言った。
「……ついでにいうと、娘たちといっしょに間男遊びに来たりもしておりますのよ?」
「お妃様も好きものでござったか?」
「11の頃よりおちんぽ遊びをしていたら、1本じゃ満足できない身体になってしまいますわ。それは殿方も同じ、でしょう?」
それもまた真理。数々の女と交わって愉しみ、子を為したイズヴァルトはもちろんとうなずいた。
「要は身体ではなく心でござるよ。拙者の一番はローラどのでござる」
「私も御殿様が一番。そういうことですわ。ではもっと気楽になられて?」
これは火遊びだ、と呼びかけられたことでイズヴァルトは肩の力が抜けた。そうなると陰茎がますます力を帯びてしまう。
今すぐこの妃を暗がりに連れ込み、その股の奥をどろどろにするまで貪りたいと思ったが、節度と礼儀は保つべきだと思い、腹に力を込めて我慢した。
「まずはこの里の、オーシラさまの
その里のオーシラ神を祀る神殿は、湯治場にほど近い沢の道の階段を登ったところにあった。
人口が少ないオーガの里にしては、大きい石造りの入口だ。その中は洞穴となっており、参拝客は入口でろうそくを買ってから入る。
割とオーガやゴブリンの参拝客が訪れていたのに驚きながら、イズヴァルトは奥方とともに洞穴の中に入った。
「この里のは、かなり人が来ているでござるな?」
「オーシラさまへのお参りは、クノーへの民の日課の様なものですからね」
帰り道の客に気を使いながら進むと、開けた空間に出た。たくさんのロウソクに照らされた、オーシラ神の祭壇があった。
縄や宝石をつけた鎖ががかかっている、木製のでっかい陰茎のような像に、皆が手を合わせて祈りの言葉をかけていた。左右に銅の鼎があり、もくもくと、煙をたてていた。
「あそこに種火と抹香を投げ入れてから、お祈りをするのですよ」
「煙はたっているでござるが、充満してはござらぬな?」
「ここ、風穴になっていて、あちらこちらに細かい風穴がございますのよ? いくら火を焚いても、煙にまかれてしまう、ということは無いでしょう」
そう言って奥方は荷物入れから抹香の包みを2つ取り出して、1つをイズヴァルトに手渡した。
2人でそれを投げ入れ、木像の前で跪いて手を合わせた。神殿を出ると沢の道に戻り、ナターシャは来た方角の反対側に行こうとイズヴァルトを誘った。
「少し歩きますけど、ついて来てくださいな」
その道を1キロほど進むと坂道になった。この上に用があるのだと彼女は言い、お付きの者たちにここで待っているように命じた。
「それでは、ついて来てくださいね」
「……この上に何があるのでござる?」
奥方が先に進もうとすると、イズヴァルトは彼女の腕を掴んで自分が先になった。
坂道はゆったりとした角度だったが、さらさらとした雪が積もっていて滑るおそれがあった。
とはいえイズヴァルトも奥方も、藁を巻いて作った滑り止めを靴につけていた。すいすいと坂をのぼると、あたりに妙な気配が漂い出した。
「……ややっ!」
その坂の横道に目を向けたところ、イズヴァルトは見てしまった。
雪に覆われた地面の上で、若いオーガの男女が寝そべって絡み合っていたのだ。
その男女は男が上で女が下になっていた。互いに裾が膝丈までの、薄い『きもの』1枚という格好。
女のほうは胸元をはだけ、豊かな乳房をゆらゆらとさせ、大きく脚を開いたそこに男を引き寄せて嬉しそうによがっていた。
「……ここは?」
「この里の衆の逢瀬の為の名所ですわ。私や娘たちも、何度か使わせてもらっておりますの」
雪の上での青姦に興じていたのは、そのオーガの男女だけではなかった。
上へあがればあがるほど、その組は数を増していた。
まだ日が高いのに、あけっぴろげな生殖に励んでいたのだ。
「そういう場所でござったか」
「その通り。イズヴァルトさん。先程から早く相性を試してみたいと言う気持ち、ひりひりと感じておりましたわ……あそこで致しましょう。30分かそのぐらいになりますけど、よろしいですね?」
ナターシャは赤がかった針葉樹の下を指さし、イズヴァルトを引っ張った。
まっすぐに伸びた樹の下で彼女はコートの前をはだけると、長いスカートをめくり、赤い毛織の長靴下の上にのぞく、肥えて太い真っ白な腿をさらけだして座り込んだ。
「さあ、はじめましょう?」
奥方は裾を大きくめくった。太もものもっと上、ぷよんと膨らんだ下腹と、赤みがかった毛を剃り切った生の股をイズヴァルトに見せた。
「……よろしいでござるな?」
イズヴァルトは防寒具を脱いだ。上着を丸めてナターシャの頭に敷くと、ベルトを緩め、ズボンの前のボタンを外した。
「まあっ♡」
余る包皮の無い30センチ以上の巨棒が、高々と上を向き、亀頭の先から先走り汁を垂らしていた。
「とっても立派な、オーシラ様ですわね♡」
ナターシャはうっとりとした目で大きなものを見た。彼女の目から見て、太さもとんでもないものだった。まさに生きた神の肉像だ。
「では、参るでござるよ……その前に、おまんこなめなめ、よろしいでござるか?」
「ええ♡ 少し馴染ませてくださいね♡」
イズヴァルトは股に顔を埋めた。とてもぽっちゃりとして肉の厚みを感じる股だった。
寒いとは言えそこは、ナターシャの匂いが籠もっていた。舌と唇で割れ目をかき分け、彼女の尿と膣のにおいと味を確かめた。
「……うぐっ♡」
大公妃が身をよじる。イズヴァルトは彼女の腿を抱え込み、舌と唇での探索にいそしんだ。
陰核とその周囲は張りがあって硬く、女襞は脂肪が中に含まれているのではないのかと思えるぐらい、肉が肥ってて柔らかかった。
イズヴァルトの丹念な愛撫で、奥方は身体を熱くし、密かに果てた。
柔らかな肉の沼の底から、チーズのようなにおいを放つ女汁がにじみ出ていた。
「そ、そればっかりされるのは、辛いですわ♡」
「もう少し、よろしいでござるか?」
「だ、だめ♡ これはあくまで相性を確かめるだけですから♡」
膣の中の肉を震わせながら、大公妃は求めた。
イズヴァルトは立ち上がると、靴とズボンを脱いで下半身を全てさらし、再び靴だけを履いて彼女の上に覆いかぶさった。
「では、たっぷりと相性試しをさせていただくでござる」
イズヴァルトはナターシャの脚を引っ張って腰を浮かせると、地面に足をつけたまま、腰を落とした格好になった。
彼女の膣口を上に向くようにさせると、著しく硬くなっていたそれの先を、押し付け、ゆっくりと分け入った。
「あ……ぐっ♡」
鋼のように硬い巨根を、できうる限り奥まで押し込んだ。
行き止まりまでいって一旦止まり、中の具合を感じた。
司祭騎士団長の股間の、肉製の神像にふさわしい広さと深さだった。
しばらくして洞がきゅっと縮み、まとわりついてくるのを感じた。
「良い具合でござるよ……」
腰が動いた。尻の筋肉が動き、陰嚢がひと揺れした。
亀頭の位置が、膣の入口付近まで引いた。
そのままゆっくりと、また奥まで入ってきた。
「うぐっ♡」
イズヴァルトはゆっくりと、さっきの動きを繰り返す。ナターシャの膣壁が、彼の巨根と絡み合う。
にゅちゅっ、と音を立てた後、また引いた。イズヴァルトの亀頭が彼女の膣の感じやすいところをこねた。
「はうう……♡」
また往復。互いの肛門を開け閉めしながらそれが繰り返された。
それが二十回ほど続くと、イズヴァルトは腰を早めた。
「はうっ♡ お、おもくて熱いのが、奥にきてますわっ♡」
ナターシャの身体が汗ばみだし、濃い女のにおいを放ちだした。
嗅覚を刺激されたイズヴァルトは、ますます腰を早め、膣肉を強く耕した。ナターシャはますます夢中になった。イズヴァルトもだ。
結合した性器はいつしか激しく、ぐちゅぐちゅと音を立てていた。
この奥方が横にいるようになってから活力を取り戻していた陰嚢は、そろそろ起こる最初の脈動を予期して、きゅっと縮み込んでいた。
「も、もうそろそろでござる……!」
「ええ♡ おもいきり、きてください♡ ああっ……♡」
ナターシャがささやき、イズヴァルトの上体を引きずり込んだ。その重くてまるっこく、柔らかな身体を強く感じたイズヴァルトは、鼠径部を大きく震わせた。
生暖かい、大量の精液が奥方の中に勢いよく流れ込んだ。開きっぱなしだった子宮口はそれを余さず吸い取った。
強い喜びの衝撃で排卵が起こり、奥方の分身は卵管へと出てしまう。
イズヴァルトの射精は長く続いた。あまりにも多く出しすぎ、結合部からごぼっとこぼれてしまうと、彼は恥じてしまった。
「とほほ……今朝、ローラどのに抜いてもらったでござるが、もうこんなに出してしまったでござるよ」
「うふふ。赤ちゃんが絶対できる量ですわね♡」
しかし陰茎の硬さは変わらなかった。もっと射精をしたいという欲がイズヴァルトを襲っていた。
しばらく抱き合った後で彼はまた、腰を振ってぱん、と鳴らした。
「あうぐっ……♡ ま、またすぐいっちゃう……♡」
大公妃の膣を耕す行いが、また始まった。ぐちゅっ、ぐちゅっと粘っこい音を立て、イズヴァルトのペニスは真下にある大公妃の穴を掻爬する。
「いいわ……とめないで……♡」
とは言われたが、膣があまりにも馴染んでしまっていて、我慢がしきれなかった。
「も、もうしわけないでござる……」
またも長い射精が起こってしまった。大公妃のそこはもう、青臭いにおいを放つ精液に満たされてしまった。
それでも、そこでの2人の情愛は終わらなかった。
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ちゅっ、ちゅぱっ。
ちゅううっ。ちゅぱっ。
貸し切りった宿の露天温泉にて、イズヴァルトと大公妃は夜空を見上げながら、身体を密着させて交わっていた。
「た、大公妃どの……素敵でござるよ」
彼女の大きな腹にも負けぬぐらい大きな乳房に触れながら、イズヴァルトは抱き上げていた大公妃を真下から突き上げた。
「あ……うっ……♡」
かれこれ1週間。2人は里に籠もっての交合に狂っていた。もうすっかり息はぴったりだった。
イズヴァルトはどっしりとした重い女体を抱き込みながら、下からゆっくりと突き続ける。大公妃の身体が妖しく震えた。また果てたのだ。
イズヴァルトとのねっとりとした交合を続け、彼女の身体は絶頂が起こりやすい身体に変化していた。相手の身体を知ったイズヴァルトは、底なしの体力を彼女を喜ばせることに注いだ。
「そ、そろそろ、そろそろ、おやすみにしてくださいませんか……?」
「ん? まだまだでござる」
「しつこい♡ しつこいったらありゃしないっ♡ あはっ♡ あはあっ♡」
またも大公妃の肩が小刻みに震えた。これで今日何度目の絶頂だったか。
彼女の奥もまた、イズヴァルトのペニスにほぐされ、彼好みの締まりと柔らかさとしつこさを得ていた。
この一週間で、女の尻と乳房はひとまわり肥えて重くもなっていた。彼の精液を大量に吸ったせいでもあった。
身体の相性が増し、息がすっかり合うようになって、イズヴァルトはこの不倫にのめりこんでいた。歳が近いのもあったのだろう。行為の間のピロートークでは、意外と意見が合っていた。
あと3週間、こうして豊かな肉を持つ人妻と愛し合えると思うと、ますますきんたまがきゅんとなって切なさを覚えた。
「せ、せっしゃ。このままナターシャどのの騎士になりたいでござる……」
「それは、いけませんわ♡ これは楽しい、一時の夢ですのよ♡」
「ならば、今しばらく、覚めない夢に浸っていたいでござる!」
湯を出てからも寝室で2人は汗だくになって絡み合った。義務のために子を宿すというよりか、もはや不義の密通を楽しんでいる男女そのものであった。
しかしである。この夜のおこないが2人の最後の逢瀬となった。
それはイズヴァルトの運命がそうさせたわけであるのだが、さて、司祭騎士団長を温かい女の肉から引き剥がしたきっかけとは?
その続きについてはまた、次回にて。