聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
身体の治療を終えると、イズヴァルトは再びローラをだきしめて防寒具の中に入れた。
布で身体を縛り、胸元に抱くと、その身体から漂う甘い体臭で、たちまち陰茎が勃起してしまった。
「よ、よろしいでござるか?」
「どうぞ♡」
「おおう……たまらないしりあなちゃんでごじゃりゅ♥」
「も、もう頭とおちりが、ふっとーしてしまってます♡」
彼女の尻穴は、あいも変わらず暖かかった。直腸に亀頭をこねられながら、上へと向かった。
まずは頂上を目指すことにした。ヒラーイズミは高く広いが、頂上までルートは決して険しくはない。亜人らの身体能力で言えばの話だが。
とはいえ足場は氷ついていて、イズヴァルトとヴァネロペは、用心して登らなければならなかった。但し、早足である。
「えっほ、えっほ、えっほ、えっほ」
「ごにょごにょ。 (『氷雪の栄光』の在処を教えろと、ツダサンチョーのカスに伝えなきゃ。)」
「えっほ、えっほ、えっほ、えっほ」
「ごにょりごにょ。 (もったいぶらずにさっさと吐けよと、ツダサンチョーをどつかなきゃ。)」
えっほえっほと掛け声をかけ、つるりとした坂道を駆け上る。
イズヴァルトは、防寒具の中で抱きついて腰を振って「えっほ♡ えっほ♡」とかわいい声で掛け声をあげるローラの尻穴の中に、精を放ちながら。
ヴァネロペは酷寒の中なのに、乳首と割れ目が透けて見える白い薄絹の腰布と乳当て布に、足首に留め具があるサンダルといった格好で、しかも重い荷物を背負いながらである。
麓から三合目、四合目、それから、雲海に包まれる五合目に進んだ。五合目は雲と霧と、強い吹雪のせいで前が見えなかった。
「さ、さぶい!」
イズヴァルトとの肛門性交で、身体があったまっていたはずのローラが悲鳴をあげた。イズヴァルトもまたちんぽを勃たせている場合ではなかった。ヴァネロペはへっちゃらそうだったが。
「ローラどの、おしりで気持ちいいことはしばらく無しでござる!」
「えーっ!」
「とうとうちんちんが冷えて、縮んじゃったでござるよ! ここから先は登るにも本気を出すでござるよ!」
「わ、わかりましたけど……ううっ!」
ローラは身震いをすると、防寒具から尻と股を出させてくれとせがんだ。急に催したのだ。ヒラーイズミに入ってから、初めての自然の欲求だった。
「も、もれちゃいそうです!」
「承知した! 今すぐ出すでござる!」
イズヴァルトは防寒具の前のボタンを外す。彼に抱きついていたローラの身体が現れた。抱えるための布を緩め、ローラの短い服の裾をめくってやると、彼女の尻と股が現れた。
尻穴は少しばかり口を開いていて、イズヴァルトの精液が垂れ流れていた。
「こ、凍りそう!」
「我慢するでござる!」
「うう……」
イズヴァルトは向かい風に背を向けると、ローラは尻を前に突き出して尻穴を大きく広げ出した。そこから、むりむりむり、と茶色いうんちが垂れ出てきた。
むりゅむりゅむりゅ。ぶりぶりぶりぶり。
いつもの倍以上のうんちの量である。ローラの腸の中のあまったるいにおいが風のせいで、イズヴァルトの周囲に散った。
「ふうう……♡ あと、おしっこも出しちゃいます♡」
「手早くでござるよ。ちょっとだけ水魔法が使えるから、おしりとおまたはそれできれいにするでござる」
印を切って出た清めの魔法の水は、ほんのちょっとだった。それでもローラは、精液と糞便にまみれた肛門のまわりをきれいさっぱりにすることができた。
汚れを落とされ、ふに、ふに、と動くアヌスとヴァギナを、ヴァネロペがそれ用に出した布で拭いてやった。感じやすいところをふかれ、ローラは「うふっ♡」と悶えた。
「さあ、終わったから先に向おう。視界はよろしくないでござるが、足の裏の感覚でなんとか登り道に行けそうでござる」
「はい。多分7合目まで行けば視界は……」
再びイズヴァルトの防寒具にローラが包まれた時、ヴァネロペが中腰になり、ごにょ、とつぶやいた。
あたりの様子を見回しながら、イズヴァルトとローラに呼びかけた。
「ごにょごにょ……」
「何かがやってきた、でござるか?」
どうやらそうみたいだ、とヴァネロペは答えた。
そしてしばらくして、イズヴァルトたちは囲まれていたことに気がついた。
ツダサンチョーやヤギウセッシウサイが送った『試練』では無かった。毛むくじゃらの生き物たち。このヒラーイズミに巣食う、魔獣達だった。
□ □ □ □ □
ヒラーイズミ山はかつて、魔獣が棲まう山とも呼ばれていた。
山の中の谷間や、方々にある洞穴には、そうした多くの怪物達がねぐらにしていたという。
この生き物たちは主に、人やオーガが住まない、西や南の森林地帯で狩りをしたり、洞穴内の地下水脈に棲まう肴や水生生物をとって、食らって生きていたという。
しかし、その主たる食事は共食いだった。魔獣たちは蠱毒の様に、仲間同士で食い合って命を繋いでいたのである。
【ギルバート=カツランダルク注:今現在のヒラーイズミにはいないそうだ。ある種は山を捨て、また別の種は長い共食いの挙げ句に絶滅したという。しかしイズヴァルトの時代はまだ、そうした魔獣は棲みついていた。】
そして、その魔獣たちは、世界各地で見られるものとはまるで違っていた。
頭がなく、首に『ぞう』のような長い鼻がいくつも生え、喉元に口がある、虎の様な毛皮に覆われた四つ足の生き物。
いくつもある足に毒爪を持ち、相手を捕食する時は、跳躍して毒を注ぎ、しびれさせて殺す3メートル近くの長さの芋虫のような獣。
はたまた、頭が2つあり四本の腕がある2メートルほどの体長の怪猿。これのオスは交尾狂いで、迷い込んだオーガやゴブリンの女を押し倒して犯すと言われていた。
これらの奇怪な様相の魔獣たちが、げにも恐ろしげな声を放ってイズヴァルトたちを取り囲んでいたのである。
その数おおよそ100体以上。
イズヴァルトはヴァネロペと背中をあわせ、今にも襲いかからんとする魔物たちに対し、身構えていた。
「なにゆえ、拙者らを囲んだのでござろうか?」
「……ごにょ」
「なんですって! わたくしのうんちのにおいに、釣られたのですと!」
ヴァネロペがうなずいた。どうやらローラのうんちのにおいは、魔獣を強く引き付ける力があるらしい。性的に興奮させるという意味でだ。凍ってしまっても瞬時に拡散させる。
その作用のせいか、全体がうかがえる魔獣達の股間は全て、猛々しく勃起していた。
「ごにょ……」
「ヴァネロペさんはともかく、わたくしも犯されるかもしれない、というわけですか……」
魔獣たちが動き出した。イズヴァルトはローラが怪我しない様に、それからヴァネロペも意識した。
「包囲されたままでは嬲りものにされるがまま。このまま、突っ切るでござる!」
ヴァネロペもうなずいた。彼女は小柄で肩は細かったが、荷を背負ったままでも全速力で駆け登れる体力があった。イズヴァルトは言わずもがなだ。
「走れ!」
イズヴァルトは掛け声を出すとともに走り出した。立ちはだかる魔獣たちを蹴散らし、上り坂を駆け抜けようとする。
しかし魔獣達は示し合わせたかのように、走り出したイズヴァルトたちを全速力で背後から襲う。背後と左右でたちまち追いつかれた。
吹雪く中、イズヴァルトと魔獣たちの乱戦が始まった。
『覇王の剣』や『獄炎の凱歌』、あるいは、エルフやゴブリン達が教えてくれた魔法が使えれば蹴散らすのは容易だったが、ここは魔法に制限がかかった禁足地だ。ゆえに、彼の武器は銀の指揮棒1本だった。
手に持ったこれは確かに、恐ろしいほど硬かった。殴れば獣の頭蓋を割り、激しく生臭い血しぶきをあげさせた。
それでいて、重いはずなのにそれを感じさせず、軽々と振るうことができた。最初に手渡された時よりもずっとだ。まるで木の枝を振るうように片手で振り回せた。
その魔物たちだが、イズヴァルトが持つ銀の棒をはっきりとわかる間近に来て、一瞬だけ目つきが怯んだ。
しかし聖騎士が振り回すだけと見るや、斃れる仲間のことを気にせず、勃起した生殖器の求めるがまま、ローラとヴァネロペを狙って獰猛に食いかかる。
その銀の棒を手に戦うイズヴァルトは、まさに鬼神を全裸土下座させる、戦さの神の如きであった。
だが、魔獣たちは気づいていた。うち一匹、餅まんじゅうに太い手足がついたような魔物が背後から飛び上がり、大きな荷物を背負うヴァネロペを押しつぶした。
「ヴァネロペどの!」
その魔物は体の底部に敷いたヴァネロペの尻を持ち上げさせ、もぞもぞと動いて下着をずらさせると、禍々しい長さと大きさのペニスを、丸出しになってしまった彼女のヴァギナに突き入れた。
「……!!」
悲鳴。しかし挿入で快楽を享けたことも感じさせる、心地よい響きであった。だが、犯されていることに変わりは無かった。
イズヴァルトは振り返り、下腹を勢いよく動かしヴァネロペを貪る魔物の頭部を思い切り殴りつけようとした。
「うわっ!!」
彼の背後にいた魔物が、左手の鋭い鉤爪で背中を深々と裂いた。さらに右手の爪で頭を狙おうとしたが、激しい痛みをこらえながら振り向いたイズヴァルトに、のどを突きかかられてばったりと倒れた。
「……くっ!」
「イズヴァルトさん、まだ来ます!」
右を振り向いたローラが言うが、魔獣達のほうが早かった。左右から殴られ、爪で斬られ、イズヴァルトの防寒具が引き裂かれてローラを縛っていた布が切れた。
その上更に、高いところにいた大猿の魔物が固めた雪をぶん投げた。イズヴァルトの頭にぶつかり、彼はローラごごと倒れ、硬い雪原の上を転がった。
立ち上がって立て直す隙は無かった。他の大猿の魔獣がローラを引き剥がした。イズヴァルトは別の魔物の後ろ足に踏み潰された。
肺をやられ、血を吐いたイズヴァルトは、ローラを引き剥がした魔物が、叫ぶ彼女の股をこじ開け、大きく反り立った生殖器を、粉雪にまみれたヴァギナに突きたてようとしているところを目にした。
「ローラどの!」
その叫びは風によって掻き消えてしまった。大猿が大きく口を開け、のしかかっていたローラの股の中をこすり出した。
あまりにも大きな獣の生殖器に耐えきれず、ローラの女陰の肉が裂け、血が流れた。ローラは涙を流しながらイズヴァルトの名を呼んだ。
立ち上がって助けようにも、あまりにも重い獣に抑えられてどうにもならなかった。獣らに犯されながら、なおも助けを求める2人を、イズヴァルトは救い出したかった。
しかし、魔物たちは無情だった。イズヴァルトを踏みつけていた獣は、彼を蹴り上げ、崖の下へと突き落とした。
20メートルほど下まで転げ落ちたが、イズヴァルトはまだ生きていた。しかし、骨身に染みる寒さと、全身を包む痛みとで、段々と感覚が麻痺し、彼は意識を失ってしまった。
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しばらくしてである。
イズヴァルトは目を覚ました。全身の痛みが不思議と失せていた。体が麻痺してしまったかと思いきや、手足と指先は、滑らかに動いた。
どうしたものか、と思い立ち上がる。彼の体の上に乗っていた粉雪が、どさりと落ちた。かなりの時間、意識を失っていたことに気がついた。
それから、眼の前に銀の指揮棒が突き刺さっていた。それは曇り空で、視界がもやでだいぶ遮られているのに、前よりも光沢を持ち、青く淡い光を漂わせているようにも思えた。
この指揮棒は何か、不思議な力があるのではないのか。イズヴァルトは右手で引き抜いた。
その表面に刻まれた古代のオーガの文字が輝き、淡い光が強い光となってイズヴァルトを包んだ。
これは何なのだ。司祭騎士団長はこの指揮棒が、硬いだけのただの宝物ではないことに気がついた。鈍器として使う、だけでない。もっと別の用途が秘められていると。
握りしめ、光を浴びたことで力がみなぎった。気づけば彼の皮膚を大きく穿った傷は癒え、折れたと思われた骨も治っていた。
まさかと思うが。イズヴァルトは思い切って念じてみた。この崖を飛び越えたい。
「……なっ!!」
視界を遮っていた吹雪が、もやが、この山を覆う雲が一瞬のうちに消えた。いきなり晴れ渡った眼の前に驚いた。そして、彼はもう一度念じると、その指揮棒から途方もない力を感じて、思わず叫んでしまった。
「こ、これは!」
さて、この輝きを見せだしたワターリ王家の伝来の指揮棒は、一体いかなる力を秘めていたのか?
その続きについてはまた、次回にて。