聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
マイヤを探さなければならぬのに、どうして拙者は最近知り合ったばかりの者のお世話をしなければならないのだろうか。
魔竜が設えてくれたトレーニングルームの中にいてそう思うと、イズヴァルトは釈然としなかった。
だが、手すりに手をかけてゆっくりと歩くクラウスを見ると、どうにもその気持ちが消えて、励ましたくなってしまう。
「ああ、ちくしょう!」
ぎこちない右脚を動かしながら、クラウスがゆっくりとこちらに向かってくる。
イズヴァルトとイナリーレンは、同じ調子で手を叩きながら彼に呼びかけた。
「クラウスどの。あんよがじょうず、あんよがじょうずでござるよ!」
「あまり早く歩いてはいけない。昨日みたいに転ぶからな」
「うるせえよッ!」
しかしクラウスは健気で聞き分けが良かった。ゆっくり、ゆっくりと歩いてイズヴァルトの所に来ると抱きついた。
「どうだ、まいったか! 俺様はもうここまで歩けるようになったぞ!」
重傷を負って一週間である。クラウスは5日目で立つ練習を始め、この7日目で歩くことができるようになった。
右脚はまだ引きずりがちだしろくに動いていなかったが、あと1ヶ月もすれば元通りだろうと、イナンナは太鼓判を押してくれた。
歩行訓練が終わったら次は上半身のトレーニングだ。椅子に座ったクラウスは鉄アレイを持った。片方10キログラムのそれをすいすいと動かしてみせた。
それを見たイズヴァルトとイナリーレンが拍手する。えらいでござる。バカにすんなよいい加減にしろ、とクラウスは怒った。
「1ヶ月! 1ヶ月でお前を超えて見せるからな、イズヴァルト!」
「うんうん。そのぐらいの気迫があれば2週間でリハビリが終わるでござるよ!」
「ありがとう……って言うと思ったか、くそったれ!」
クラウスは罵声を浴びせるが、まんざら嫌っている様子ではない。イズヴァルトを越えたい『壁』と意識しだして、それを励みにしているようだ。
鉄アレイとバーベルでのウェイトトレーニングと、座ったまま木刀を持ってイズヴァルトとの打ち稽古を3時間ほどやり終えた後、クラウスはイナリーレンの尻尾をちらちらと見始めた。
「おい、イナリーレン」
「なんだね?」
「今日も頑張ったって、ほめて?」
もふもふの尻尾好きの彼は、イナリーレンの尾ていから生えた黄色いそれを指さした。
「そういうことかね。ズボンのボタンも下ろすがいい」
イナリーレンはクラウスが座った椅子に後ろ向きでまたがった。スカートをめくると小ぶりの白いお尻と、柔らかい獣毛に覆われた尻尾が余さずに現れた。
「しながらでいいか?」
「構わないよ。これはご褒美だからね」
クラウスはズボンからペニスを引き出した。ガチガチに硬くなったのを握りしめ、イナリーレンに腰を下ろすよう頼んだ。
先端がヴァギナの中に沈むと、キツネの獣人は「お゙お゙っ♡」と悶えた。
「か、硬いね♡ こっちはすっかり元気なようだ♡」
「倒れた翌日から致しているさ。魔竜にお願いしてポコリーヌに来てもらって、毎日抜いてもらってるよ」
彼は狸の獣人をすっかり気に入っていた。病人や負傷者の頼みになると、ポコリーヌは喜んで股を開いてくれた。
「お゙お゙っ♡ お゙お゙っ♡ お゙お゙っ♡」
腰を動かすイナリーレンの悩ましい声を聞きながら、クラウスはそのふさふさとした尻尾に頬ずりした。
柔らかくていいにおいがする。ポコリーヌのは若干、リュックのやつの蒸れたキンタマのにおいがかすかに感じられたが、やはりもふもふを愛する彼の欲求を満たしてくれた。
「ふわああ……たまんねえや……」
ここからが長くなると思ったイズヴァルトは部屋から出た。とりあえずオットーとつるみだしたポコリーヌの顔でも見てみようと思ったからだ。
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オットーはこの時、ポコリーヌに頼んで城の事務棟にある資料室に入れてもらっていた。自分の『祖父』ことサキュバスのサファイアが、どんな人物なのか知りたくてだ。
資料室には過去コンゴウアミダラデンで勤務していた人物の記録があった。果たしてサファイアについても記録が残っていた。魔界語で書かれたそれを、ポコリーヌが目を通しこのように告げた。
「サファイアという人ですが、かなり位の高いお人のようですね?」
族としては上流階級にある。魔法の使い手としてはそれほど優れている訳では無いが、とある人物の側近でもある。それと、魔界の戦士衆に名も連ねている。
「どうも、ナントブルグ王家のご先祖様のお側付きである、ようでして……」
「そうなのですか!」
面白い話を聞いたと思って喜び、オットーは両手をあわせてそう言う。胸が腕に触れて揺れていた。それがポコリーヌには残念でならなかった。こうなる前まではとてもかっこよかったのに。
「私とマイヤに、そんな深い縁があったのですね!」
「そうみたいですね。でもご先祖様がそうだからなだけで、気にすることの程では無いと思いますよ?」
でもこの事実は、政治的に利用できることだとオットーは言った。マイヤの一族はイーガ王家とも自分とも仲が深いことがこれでわかった。
「生臭くなりそうな話でイヤですね」
「生臭くなんかありませんよ。トリーネちゃまのイーガ帰還の為にも、是非とも利用すべきお話ですのよ?」
そういうことでご先祖様のことを利用して欲しく無いのだが、とポコリーヌは思ったが、サファイアというふたなりサキュバスの資料をもう少し読んでみた。
獣人族の彼女としては興味深い記述が書かれてあった。父親は猫の獣人らしい。
「らしいです」
「それ、役に立つ情報ですか?」
「役に立つも何も、ただ単純に『御祖父様』のことをお知りになるのであれば、むしろ喜ぶところじゃないんでしょうか?」
「それもそうですわね……」
オットーは考え込むが「まあ覚えておきましょう」程度で済ませることにした。それから大きくなったお腹をさする。
だが、その腹の中の生き物は曽祖父からの隔世遺伝が起こる運命にあったことを、この時の彼女はまだ知らない。
しばらく資料室にいると誰かが入ってきた。ドワーフとエルフの娘を両方に侍らせた『ゆうしゃ』のリュックだ。
下半身があまりにも豪傑だと亜人の女たちから評判で、恋人になりたいと女が何人か出てきていた。彼女たちはそのうちの一部である。
「……あっ♡」
ポコリーヌは下腹に手をやった。リュックの姿を見るなり、子宮が収縮したからだ。
実のところ彼女の腹には新しい命が芽生えていた。クラウスのではなくリュックとの間の子だ。2人の精子はたぬきの獣人の卵子を巡って争い、子孫が勝ち鬨をあげた。
「あのう……リュックさん、どうしてここに?」
「がははは。ポコリーヌさんの気配がしたんで立ち寄っただけさ!」
そう言ってポコリーヌの元に近づき、彼女の手を取る。
「会いたかったよ。ちょっといい?」
□ □ □ □ □
「ぬひぃぃいーっ♡」
資料室近くの便所でポコリーヌは貫かれる悦びで悲鳴をあげていた。
スカートをめくられて女陰を顕わにした後、壁に押し付けられて持ち上げられ、リュックに激しく突かれ続けていた。
結合部からはねばっこい精液がどろりとこぼれ出ている。もう3発も中出しをされたのにまだリュックは止まらなかった。
「んひっ♡ んひっ♡ わたしのあそこっ、もっと、もっとめちゃくちゃにしてぇぇっ!」
ポコリーヌは中イキで狂っていた。この男のちんぽはとにかく自分を燃えさせる。
それと汗臭さだ。リュックの身体はたいへん男らしいにおいをぷんぷんと放っていた。『ゆうしゃ』の中では一番弱っちいのにである。
彼女は上に着ていたシャツのボタンも外された。でっかくぽよんとしたおっぱいがゆらんゆらんと揺れていた。ぷにっとしたそれはマイヤのよりも小ぶりだったが、彼女によくちゅーちゅーと吸われた逸品でもある。
リュックはそいつに顔を埋めながら、凶悪な極太巨大ペニスがポコリーヌの膣肉をかきこねる。その先の子宮にも心地よい刺激を与え、ポコリーヌはお腹いっぱいの幸せを感じていた。
「んひー♡ また来ちゃう♡ きちゃーう♡」
下腹から強い快感の波がまた起こった。膣がぐにゅと狭まり、リュックのペニスを強く圧した。
抱き込んだポコリーヌの肌の柔らかさと、狭まったヴァギナの心地よさに負けて、またもリュックは精を吐きだした。
「うおおお……また出しちまった。やっぱりポコリーヌさんは、たまらねえや!」
ちんぽはギンギンのままである。リュックはポコリーヌに5発目の膣内射精を施そうとする。
ポコリーヌも10回でも20回でもどんとこいといった様子でアヘ顔を決めていた。
「し、しぬう♡ もーだめ♡」
「ダメなわけあるもんかよ! ポコリーヌさん、このままずっと俺と繋がって、赤ん坊を産んでくれよな!」
「魔族とニンゲンとじゃむずかしいよーう♡」
しかし吸った精液でタプタプの子宮の中には、この2人の赤ん坊の素体が宿っている。ポコリーヌが言っていることは全くの嘘だ。
リュックたちが魔界に攻めた時に犯された魔族の女の多くはこの時、彼等の胤でできた子を腹の中に育み、出産の時を待っていたのである。
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イズヴァルトがオットーに声をかけたのは、資料室の廊下でだった。便所からポコリーヌの「んひぃ~っ♡」と叫ぶ色っぽい声を聞きながらだ。
ムラムラとしていた彼は、自分と同じようにサカっていたオットーと近くの空き部屋に入った。
「……お暇なら、ちょっとお時間いただけないでしょうか♡」
そう言ってズボンのベルトを外してくる身重の彼女のフェラチオを受け、しつこく吸い立てるその口に2発も精を飲ませてしまった。
それでもまだポコリーヌの喘ぎ声が響き続けていたから、口淫をしてもらっても収まらない。
「お、おねがいでござる。もっとちんちんを構っていただきたい……」
頼んで机の上に仰向けに寝てもらうと、彼女の脚を抱きかかえて膣肉をしごきだした。
「ああっ♡ 昨日よりも硬くなって燃え盛ってますわっ♡」
「ポコリーヌどのがうるさいからでござるっ! あのご婦人となされているのはどなたでござるか!」
「りゅ、リュックさんですのっ♡」
互いの劣情と熱情を交えて、お互いの性器をこねくりあう。
たかだか1分でどぷっ、と精液が膣の中に注ぎ込まれると、イズヴァルトはやっとのことで劣情から開放された。
「……えらく元気でござるな?」
「そうらしいですわ♡」
オットーは大きく膨らんだ乳房と腹をゆっくりと揺らしながら、放ったばかりの亀頭を中で揉み出した。
「ううっ。オットーどのはすっかりサキュバスらしくなってしまったでござる……」
「そういえばあたくし、こういうことを知りましたの♡」
資料室で知りえた自分とマイヤの先祖のことについて語り始める。
あまりにも自慢たっぷりに言うものだから、イズヴァルトはむきっとなった。
「ご先祖がなんでござるか! 拙者のほうがマイヤとの結びつきはずーっと上でござる! 貴殿はせいぜい、うんちお片付け係の程度でござるよ!」
ちんぽに膣道を塞がせて性の悦楽に浸っていたオットーが、『初潮前』の自分の声色で言い返した。
「何を言う! 私こそマレーネ様とマルティン様を別として、マイヤと一番近しい者なのだ! 君はせいぜい、幼少時代とスオニアで再会してからの期間だろうに! 私は15年もマイヤのおケツのお世話をして来た! 彼女と接した期間なら私の方が上だッ!」
しかしイズヴァルトも負けてはいない。幼い頃のマイヤがどれだけ可愛くて甘えん坊で、ちんぽちゅぱちゅぱのうんちぶりぶりが激しい困った子なのかを力強く語った。
「貴殿は『おしゃぶり姫』の頃の我が妻を見たことも接したことも無かろうに!」
「ぐぬぬ!」
オットーはマイヤの童女時代が、いかに可愛いかを映像水晶で見たことがあるから悔しかった。
11や12ぐらいの少女時代の彼女も知っているが、腹黒いところが気になって「かわいくねーな」と思う節があったから、なおさらイズヴァルトの言い方に腹を立てた。
「くそっ! トリーネ姫は絶対イーガに連れ戻す! 君はせいぜい、私の腹にいる子でもあやしているがいい!」
「おかあさんとして最悪な言い方でござるぞっ! 産む前からそういう心構えだと子供がグレるでござる!」
「グレて結構! マイヤの孫に比べたら私の子などカスも同然だッ!」
あらかた罵りあうと互いに悲しくなって、おいおいと泣きだしてしまった。
2人ともぐずりながら腰を動かし、悲しみと激情の発露の恥ずかしさを紛らさせる気持ちよい交合に身をゆだねたが、その部屋に突然駆けこんで来たミツクニュモスによって止められた。
「ん? どうしてそんなに慌てているのでござる?」
「イズヴァルトさん、オットーさん。こんな埃っぽいところでおまんこをしている場合じゃないぞ!」
「……なんでですの?」
オットーが自分の乳房を揉みしだき、乳首から母乳をぴゅっと出してみせた。ついでにミツクニュモスとも致そうという魂胆だった。
「そういう暇は無くてね……急ぎの用事ってことで、魔竜さんがお呼びだよ?」