聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
神々の戦いの話になると、オクタヴィアやパオレッタが「自分達もどうだ?」とガンガに言って来た。コンゴウアミダラデンの城下にいる亜人達にも強いのがいるから、そいつらも誘ってみてはいかがかと。
しかしガンガはかたく断った。ルチアにまんこの臭さを指摘されたからではない。
「精霊人には前科があったでしょう! 前の前の前のコンゴウアミダラデンのあるじにそそのかされて、マハーヴァラ様の軍に加わったのをお忘れですか!」
イズヴァルトは魔竜に尋ねた。彼女は頭を抱えていた。
「ざっと言うとな。その時のここのあるじ、ワキノキヨマロおばちゃんだったんやで……」
ワキノキヨマロ。先代の魔王の妹で魔竜の叔母にあたる。白兎の獣人との子で、頭に長いうさぎの耳が生えているそうだ。
その人物こそがキンキ大陸で崇められていたいくさ神の『ハチマンウーサ』である。
エルフやドワーフと言った精霊人が闇だの死だのついている側についた経緯はこうだ。
「私がマハーヴァラにつくからおまいらアエーシュマんとこにつけ。そっちのほうがおもしろくなるやろーし!」
叔母は典型的なウォーモンガーだと魔竜は言った。とにかく好戦的で大苦戦になるような戦いが大好きだ。
「おばちゃんは自分と数名の腕利きだけでマハーヴァラはんについて、向こうには精霊人は10万人ぐらいつくことになってもうたんや」
「そのせいで1万年前の戦いは散々な終わり方になってしまいましたのっ!」
ワキノキヨマロはどうにかマハーヴァラの本陣にたどり着いたが、満身創痍だった。
それでも死神との間で死闘が繰り広げられ、結局のところ『判定負け』でマハーヴァラ側に軍配があがった。
「一応は善戦したぶんを加味していただけましたが、それでも死と闇が勝ってこの世は乱れまくったのです」
カタストロフ的事態には陥らなかったが、この1万年はとにかくひどい戦争や大悪人ばかりが目立った。
「近い時代の例をあげれば、オーガの海賊王のチアン=カイシェックやエルフ狩りの王のスーワシューロ。サイゴークでは暗黒卿のような極悪人ばかりがはびこる世の中でしたわ……」
そしてキンキ大陸は『イキリ武者』ばかりが謳歌する、ホーデンエーネンが天下を取ってしまった。戦争ばかりの国盗り物語だらけ。この世界の人類史においては一番の戦国時代こそが、この時代だったという。
「それゆえ、次の戦いでは必ず勝たねばなりません。その為にもイズヴァルトさまのお力が必要なのです!」
ガンガが近づいてイズヴァルトの手を握る。とても柔らかい手をしていた。女神に手を握られること自体、悪い気はしなかった。
「うーむ。とりあえずお受けいたす、と言っておくでござるよ」
とりあえずイズヴァルトについては決まった。後は彼の連れを選ぶだけである。
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イズヴァルトはすんなんと受けてくれたが、ほかの『ゆうしゃ』達はそうもいかなかった。
彼等は勧誘して来るガンガに必ずこう言った。
「まずは誠意ってものを見せろ。股開け」
そう言われて押し倒されたガンガは、気を失うまで「はひいいいい♡」とよがり狂い続けるハメとなった。何せ彼女は素っ裸だったし、孕ませたくなる体型をしていたからだ。
魔竜が薦めたクラウスとリュカのところは後回しにして、その他の『ゆうしゃ』たちをまわることおおよそ1か月、誰一人として快い返事はしてくれなかった。
ガンガはいつも、コキ穴にされるだけされてアクメ気絶をした後は廊下に捨てられてばかりである。
不憫に思えたイズヴァルトは『ゆうしゃ』達にどうして受けてくれないのかと尋ねた。
「そりゃあ……イズヴァルトさんみたいに強ければ、ってのもあるんですけど……」
「俺達の世界って、戦いを薦めて来る女神のせいでいろいろとひどい目に遭う英雄がいたんすよ」
話を聞けば、彼等の世界には必ず1人、古の時代に大魔王から世界を救った英雄がいるという。
その英雄というのがいわくつきだった。前世の記憶を保持する、『転生者』であったのだ。
そうした英雄は前世で死んだ直後、後世の世界の女神に誘われ、すごい能力をあげるから『ゆうしゃ』になってみないかと誘われるという。
それに応じると無茶苦茶強いパワーととんでもない幸運、それから、女の子にモテモテになる魅力と大きさは平均よりちょっと上なのに挿れただけで相手がガンギマリアクメになるという、マジカルチンポが手に入るそうだ。
「けど、そうしたものを手に入れたばかりに、チョー凶悪な魔王や悪の総帥なんぞと戦うハメになったそうっす」
その敵というのが、とにかく強かったらしい。全力を出したイズヴァルトがようやく勝てるか否かのレベルだったそうだ。
転生人の『ゆうしゃ』は、生まれついてのウルトラパワーと伸びがいいピカピカな才能をもってしても、10年以上にも及ぶ過酷な戦いに身を投じなければならなかったそうである。
「んで、そうした英雄様は日記にこう書き残すんです。あのクソ女神の甘言に惑わされなけりゃ良かったって」
「だから俺達の世界にゃ、女神に会ったら追い払え、っていう格言があるっす」
他の『ゆうしゃ』のところもそうだった。ゆえにガンガはコキ穴にされるだけで終わった。中には彼女のまんこがひどく臭いので、挿れる前に追い払ったのもいるぐらいだった。
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けれどもクラウスとリュカの一団はガンガに好意的だった。魔竜からもちょこっと話はあったが、神々の戦いというの興味を持った。
右足が癒えて来たクラウスは、ガンガから正式な勧誘を受けると、自分は戦いに参加すると応じてくれた。
「まあでももう1~2週間待ってくれや。俺も裏で話をつけとくけど、その間に『
そうして彼女は毎日2人の子孫と亜人達の乱交パーティが繰り広げられている宴会場へ。
扉を開けた途端に男達の精液臭にぎょっとなり、性欲に狂っている男達が、待ってましたとガンガを引きずり込んだ。
「きゃああーっ!」
叫んでも時遅し。神のくせに非力な彼女は、たちまち組み敷かれ、沢山のちんぽを目の前に突き出される。
彼等はガンガの美貌や豊満な肉体の虜となった。500人が1人3発ずつという条件でガンガの上で跳ねた。
30人目のところで彼女は失神し、気絶したまま残る470人を相手させられた。終わるのに4日もかかった。
「うへええっ……」
目が覚めた彼女は親切なドワーフの女に担がれ、温泉で身体を清めてもらった。馬糞を溜めた桶みたいなにおいを放った女陰のにおいは男達の精液のにおいに染め変えられ、湯から出てからもぷうんと漂い続けていた。
温泉場の脱衣所を出ると、クラウスの子孫たちの何人かが待っていた。
「また続きをしようぜ。みんな待ってるぞ?」
「身体もお肌も抜群だったけど、湯上りのあんたはもっとすごいだろうな!」
そうしてまた、昼夜問わず乱交が続く宴会場へ連れ去られた。
そうして3週間も費やした挙句、やっとのことでクラウスとリュカが首を縦に振ってくれた。
しかしこの時ガンガの身体には異変が起きていた。『ゆうしゃ』達の精液を浴びまくり、妊娠してしまったのだ。
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戦いにはクラウスとリュカとその息子。並びに、500人の子孫たち全員が参加することとなった。
意外と脆いがそこそこ強いクラウス以外は、戦士としてはやや不安なところはあったが、武装を整えた彼等はそれなりに「強そう」に見えた。どいつも筋骨隆々のタフガイだからだ。
イズヴァルトの方は、エレナとミツクニュモスがついていくことに。2人は単なる見物客だ。
何故かノートと紙の束と筆を沢山バッグに入れていた。神界がどんなところか記録したいらしい。
ミツクニュモスはいつも日記を書いているし、エレナは絵を描くのが好きなのだ。神様がどんな姿をしているのか皆に教えたいという。
イズヴァルトのお供について、ガンガは渋っていた。
「戦わない人はちょっと……」
それが言い分だったが、イズヴァルトはミツクニュモスは自分の親友で、エレナはいろいろと勉強が必要な年頃だと言って説き伏せた。
「仕方ありませんわね。でしたら、戦いに巻き込まないように、私たちが住む山でお留守番するのを条件に、連れて来て良いことに致しますね」
そして出発の日となった。イズヴァルトはオットーらにしばしの別れを告げ、ガンガ開いた神界への門をくぐった。
門はご丁寧にもところどころに宝石を散りばめた純金製で、ピカピカにできていた。余計な豪奢さを装うのは、アプサラーの百姉妹たちの趣味だった。