聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
朝から晩までただただ交わり続ける。
受精しても膣の中に精を打ち放つ。
局部こそ洗うが、風呂には入らず垢だらけで、髪もひげも伸び放題。
全身が獣のようなにおいになる。そして身体を重ね合わせる。
『仔』が生まれるとそれを共に食らう。
食らうとますます性欲に狂ってしまう。より激しく性交する。
ぬちゅっぬちゅっぬちゅっぬちゅっ、と生々しい音を立てながら交尾をする。
お互いにうめきながら、どくっどくっどくっと精を胎の中に送り込む。
また孕む。できてもなお、性欲は収まらない。
疲れ果て、くたびれて眠るまで性器をつなげ続けて擦り合う。
1週間後、生まれた『仔』を共に食らう。
それがセイン王の、捕虜となってからの4ヶ月間だった。
□ □ □ □ □
イーズモーの人里離れた山の奥に連れて来られた彼は、食らうための『仔』を欲しがるヘラに貪られ続けた。
夜遅くまで続く野外での交合に疲れ果て、深い眠りについても、翌朝には彼の身体には強い力がみなぎっていた。ヘラからもらった『おすそわけ』のせいである。
彼女の『仔』の血は、肉の欠片は、水とそれ以外を口にしなくても彼に活力と精力を与えた。いや、小動物や昆虫も捕らえて食らったが、あくまで他の味を楽しむ為の余興に過ぎなかった。
『
女ゴールのこの生臭く独特な栄養食は、セイン王の肉体を変えた。
彼の身体は2割ほど横に広くなり、腕と脚の筋肉が太くなった。もともとがっしりとしていた顎は更に頑丈に。ヘラとただ交合をするだけの毎日なのに、胸板も厚くなった。
それよりも際立っていたのは、彼の生殖器の変貌ぶりだ。常にいきりっぱなしになり、前よりも10センチ近く大きくなっていた。
その日の朝も、彼は寝ぼけながら股間を掴んだ。太く硬く滾っている。それから目を覚ました。すぐ傍から、きつい悪臭が漂ってきたからだ。
きついにおいの源に目を向ける。ブーツだけという格好のヘラが、こちらに尻を向けてしゃがんでいた。尻の下にはひねったばかりの糞便が落ちていた。
「うふっ♥ あふっ♥」
彼女の尻から、新たな便が垂れた。温かく湿ったにおいを放つそれは、先程地面に落とされた便の上ではねた。
それから開きっぱなしのヴァギナから、小水が勢いよく出た。彼女の肌は、ほんのりと日に焼けていた。それはセインも同じだった。
「あは♥ 起きちゃった?」
ヘラが魔法で作った水玉で、尻と股を清めた。それから起き上がってこちらを向いた。
乳首からどろりとした乳をこぼす大きな胸と、大きく膨らんだ腹があった。胸は前よりも大きくなっていた。母乳を蓄えていたからだろう。
「ねえねえ♥ 今朝起き抜けの『法悦』、しようよ♥」
「……うう」
セインは抗しきれない。垢まみれの彼女の身体から放たれるにおいと、先程腸の中から排出された糞尿のにおいが、彼の性欲を高めていたのだ。
陰茎が固くなる。このまましごけば精を放ってしまうだろう。射精の勢いや快感は少年の時代のそれよりも、数倍も強くなっていた。
続けて2回3回しても、その感度は鈍くならかった。そういうとんでもないやつを、彼は1人だけ知っている。
(俺の身体は、イズヴァルトのやつみたいになっちまったたんだな。)
陰茎の付け根と陰嚢が、狂おしくなっていた。早く自分の仔を孕んだヘラと交わりたい。今すぐ彼女の股の中に、すっかり起き上がっているペニスを挿れて放ちたかった。
「しろ……はやく入れろ……」
「しようよ、でしょ♥ あたしといっぱいほーえつをしながら、もうすぐ生まれてくるあかちゃんを祝おうね♥
うっとりとしながらヘラは膨れた腹をさする。この赤ん坊も『
そして生まれたらその体は、自分を作ってくれた父と母の肉となる。ヘラは腹をやさしくさすりながら、セインをまたいで見下ろした。
「アナタのおちんちん、昨日よりも元気になってるね♥」
「はやくしろよ。好きなだけハメ倒せばいいじゃねえか?」
「……すっごいなまいき♥ どうせあたしにかなわないくせに♥」
ヘラがお腹を抱えながらゆっくりと腰を落とす。まっすぐ屹立したペニスの先は、広がって濡れきった陰裂に誘われた。亀頭が膣の中間に来た所で、ヘラの身体の奥が動いた。締め付けが強くなった。
「あふっ♥」
よがったのはヘラのほうだ。サキュバスのそれのように敏感になった膣洞が、セイン王の太いペニスに吸い付き、美味しそうに味わいだした。
もっと腰を落とし込む。ヘラは膣で亀頭の大きさと肉棒の太さを感じ取っていた。
鈴口が膣の行き止まりに来ると、もっと腰を落とし込む。彼女は涙をこぼしてうれしがった。
「う♥ うごくから♥ そのままにして♥」
苦しいほどの気持ちよさに、ヘラは上と下の口からよだれをこぼした。膣でゆっくりとペニスを味わう。
セイン王は自分の陰茎の上半分が、ほとんど毛が生えていないゴールの少女の股を貫いているのを眺めていた。動くとどろりとした白い液体がこぼれ出てくる。昨日放った精液の残り汁だ。
「くそ……隙を見せたらぜってぇ縊り殺してやるからな、くそガキ……」
捨て台詞を吐いたが、こうでもしなければすぐに放ってしまうからだ。それだけヘラの中は凄まじかった。
根元まで繋がれたトーリとのセックス程ではなかったが、闘志をタジタジにさせる悦楽があった。腑抜けにさせられていた。
「んふっ♥ それはそっくりアナタに返してあげる♥ んっ♥ で、でも……このおちんちんはぜったいに離さないんだから♥」
ヘラは歓喜で涙をこぼしながら腰を振り続けた。敵意を抱いていたセインだが、ペニスから漂う屈服の気配に抗しきれなくなっていた。白旗は、もう出かかっていた。
「うおっ!」
セインのペニスが勢いよく脈を打った。ヘラは腰を動かすのを止め、王の精液をしっかりと受け止める。
ペニスの尿道が全ての精液を吐き終えたのを感じ取ると、ヘラは地面に両手を突いて、尻び振り始めた。
さっきよりねばっこい音を立てて性器から音が鳴り始める。ペニスを咥えた精液まみれの肉襞が、激しい動きでたわんでいた。隙間からザーメンをこぼしながらますます妖しくぬめっていた。
大きな乳房が揺れ、母乳をこぼすのを見せつけながら、ヘラはセイン王にささやく。
「もっともっと、赤ちゃんを作って食べて強くなろうよ♥」
「バケモノのガキが……!」
「アナタ、いっつも悪態をついているね? でもおちんちんは正直だよ♥ 同じ先祖を持つおまんこと、たくさん仲良くしたいと言っているよ♥ あたしのおまんこも同じ気持ちなの♥ だからもっともっと、仲良しをしようね♥」
ヘラが微笑み、もっと腰を大きく振った。すぼんでいた尻穴が口を開けっ放しになって、前からの圧迫で薄茶色い腸汁を垂らしていた。
快感の深度が増し、ヘラの膣の締まりがますます強くなった。セインはまたも放ちたくなった。それと同時にこんな小娘に捕らえられ、恐怖のあまりに絶望して悪態しかつけない今の境遇に、泣きわめきたくもなっていた。
「くそっ、くそっ、くそっ、くそっ!」
セインは突き抜ける快感に再び襲われた。全く情けない。しかし彼の無念さなどおかまいなしに、ヘラはヴァギナからペニスを引き抜き、母乳をしたたらせる乳首を彼の口元に押し付けた。
「さあ、のんで♥ あたしのおっぱい、飲んだらすぐに元気になるから♥」
「……」
悔しさと腹が減っていた気持ちのせいで、セインはヘラの乳を吸い始めた。生臭くも甘い味だ。これを飲むと決まって下半身が高ぶってしまう。
セインのだらんとした陰茎が、尿道に残っていた精液を飛ばした後、むくむくと起き上がりだした。ヘラは母乳を飲み続けるセインを見てうふふと笑った。
「アナタはあたしのためのおっきなあかちゃんだよ♥ おちんちんでおかあさんを喜ばせるあかちゃんなの♥」
「……」
「さあ、気が済むまで飲んで♥ 気が済んだら、このお腹のあかちゃんが無事に生まれるよう、祈りの『法悦』をしようよ♥ 日が暮れるまで♥」
しかし、そうはならなかった。「ここにいたのか」という声がヘラとセインの耳元に響いた。
セインの頭の横にブーツのつま先があった。ヘラの乳房から口を離して見上げると、パラッツォ教団の聖職者の衣をまとった若い男がいた。顔の彫りは浅いが、黒髪の美男子だ。
「フン、いつまでその死にぞこないと『法悦』を続ける気だ、ヘラ?」
「うるさいなあ。あたしはしてもし足りないぐらいなのに……。そういうカヅノ=セイジも、あたしといっぱいやりたいんでしょ♥」
枢機卿のカヅノ=セイジは、あたりを見回して鼻をつまんだ。ヘラとこのセインが出した糞尿のにおいが、そこら中に漂っていたからだ。
それからこの2人の身体だ。とにかく臭い。垢と汗と脂と精液。それと血なまぐさい。伸び放題のセインとヘラの髪は、ノミとシラミがたかっていた。ろくでもない寄生虫も巣食っていそうだ。
「よくもまあ糞だらけなこんなところで、風呂にも入らず交わり続けたな? その精神力だけでも褒めてやる。しかし臭くてかなわん」
「今日はあたしたちをバカにしに来たのかな?」
「引き取りに来たのだ。首だよ首。お前が甘やかしているそこの死にぞこないのだ」
ヘラがセインにしがみついた。それからカヅノ=セイジをにらみつける。
同じ先祖ということで、どうも情が移ってしまったようだと思ったカヅノ=セイジは、ヘラにこうささやいた。
「まあ聞け。どうせお前はそいつのちんぽが欲しいだけだろう? 身体の相性が良さで仲良くしているわけだ。だったら、一生離れ離れにならない為の良い方法で、俺は首だけいただけばいい」
セインが血眼でカヅノ=セイジを睨みつける。しかしヘラは興味を抱き始めていた。
「そんなことが、できるのかな?」
「ああ。できるさ。ちんぽから赤ん坊のもとを出す機能を全く失わずにできる秘術さ……神聖術式の究極と呼ばれるものだがな」
それをわかりやすい言葉で言い表せれば『屍術』だろうと、セイジは言った。