聖騎士イズヴァルトの伝説【新編】・まとめ 作:CHACOとJAGUAR
「マイヤは浴室に連れて行かれて、何をするのでござろうか?」
「もうそろそろはじまるでち」
「何がでござる?」
イズヴァルトがブランカに問うと、ジミー達4人の男の子が療養所に戻って来た。ブランカのぷわわんとした姿を見て、彼等は頬を緩ませていた。
「そのかわいいのは何者ですけえ?」
「すいまのブランカでち!」
「ほえー。ニンゲンの言葉がしゃべれるけえのう。イズヴァルトさん、抱き上げてもいい?」
拙者ではなく本人に尋ねろ。イズヴァルトがそうたしなめようとすると、ジョンとポールがブランカをもちあげちた。ぷにっとしたあんよやおなかを持って、とてもかわいいとほめそやす。
「えへへへ。そういわれていやなきぶんはしないでちね!」
しかし風呂場ではマイヤの悲鳴があがっていた。うれしいという類のである。イズヴァルト達が入ってみると、マイヤは湯面から生えた触手たちにより、衣服をひんむかれてあちこちをくすぐられている最中だった。
「あひゃひゃひゃひゃひゃ!」
狂ったように笑い転げる。その内に顔以外の身体の隅々を、先端に繊毛をつけた触手達によって覆われた。その細かい部位からとろりとした粘液がにじみ出て、マイヤの全身を舐めまわし始めた。
「ひううう! しゅごい……」
触手による愛撫は執拗だった。つま先から指の先まで撫でられたマイヤは、くすぐりによる可笑しみから愛撫による性的快感へと移り変わった事に気が付いた。
途端に喘ぎ始める。陰部にただくっつくだけの繊毛がひねりを加えて動き出した。ラヴィアがくすぐられ、身体が熱くなった。
「あうふっ!」
マイヤのヴァギナとその周囲を愛でていた触手が細くなり、彼女の秘所へと滑り込んで来た。ヴァギナの奥まで到達したそれは、マイヤの身体の中に入ったぶんだけ表面にぶつぶつの突起を作り出す。
ぐちゅっ、ぐちゅっ、と音を立てて押し引きをし始めた。触手の先端以外は硬度を増し、膣肉とその周囲とを刺激し出した。マイヤは悦楽にもだえ苦しみ、身をよじらせてうめいた。
「しゅごいよう……」
マイヤの膣を攻めていた触手が、彼女の膣の一番奥に入り込んだ時、陰裂と密着していた箇所が大きく膨らんだ。
その膨らみの表面はぬちゃりとした粘液をにじませ、触手が上下に動くと同時にマイヤの会陰に振動を与えた。
「ぐひっ……!」
心地よい振動を敏感なところに余すことなく受け止め、マイヤは喜びの声をあげる。触手は更に愛撫に関する進化をし始めた。
ぶわりと膨らんだその箇所に、1本1本先のまあるい繊毛がびっしりと生えた。押し込めるたびにマイヤのクリトリスや大陰唇をなぞって愛でる。
ヴァギナとクリトリス、感じやすい会陰部は増々快楽によって燃え上がった。マイヤは既に理性が焼き切れていた。
一言で言えば快楽の地獄。しかし性に貪欲な彼女は喜び続ける以外の選択肢しか持たなかった。彼女のアナルを可愛がっていた触手も、もっと貪欲な尻穴に沈み込んだ。
「あ……ひ……い……っ!」
少女は激しく身体を揺らした。もう既に絶頂は覚えている。それが連続して長く続くか、気絶するかのどちらかだ。マイヤは前の穴と後ろの穴をしごかれて、何度も何度も叫んだ。
「これは……なんでござる?」
「これこそがけーやくでち!」
「むごい。むごいでござる……」
「なにがむごいとおおもいでちか! マイヤちんはあんなにもどあほうになってたのしんでいるでちよ?」
それにである。この行いは契約を結ぶ魔族の実力を身をもって味わうという大事な儀式でもある。ブランカは水魔だからこの程度で留まれるのだと笑った。
これが淫魔であれば契約を結ぶ者は死の一歩手前まで吸い取られたりするし、炎の魔法や雷の魔法を得意とする魔族であれば死ぬかもしれない。
「まあ、たいていはおことわりとむこうからいってくるでち」
「そのようなものでござるか……でも、炎の魔法や雷の魔法はかっこいいと思うでござる! 拙者も使いこなしてみたいでござるよ!」
「ぶっそうなおとこでち……」
対してブランカはきわめて平和的だ。水魔法は破壊的な術式の要素は殆ど無い。特にブランカが扱うのは触手の魔法。空気中や地面の水分を魔法生物に変え、使役する。
とんでもない性的快感を与えるだけでなく、きわめて強力な治癒の力を受けるのだ。どのくらい凄いのかといえば、全治3カ月程の大けがをたった2日で治したり、厄介な癌や伝染病を治す力があるという。
「ほう。それは素晴らしいことでござるな!」
「ほならブランカちゃん。ぼくらと商売をせんかのう。いろんなところを回って病気で困っている人を助けるんじゃよ。どうかのう?」
ジミーからの提案に「いやでち」とブランカは即答した。
「お金が貰えるだけでなく、困っている人を助ける事になるからいいことばかりだと思うがのう?」
「そんなちからがつかえるとみんなにわかっちゃったら、きっとあたちをめぐってあらそいがおこるでち! そういうのはもうかんべんでちよ!」
「もう勘弁とは……いろいろあったのでござるな?」
もちろんとブランカは答えた。ヒッジランドがイーズモーに攻められている時、暗黒卿の刺客が彼女をさらおうと何度も襲い掛かって来たという。それだけでなく、彼女で大儲けをしようとする悪徳商人も。
「ということであたちはあくまで、このウラスコーでいんとんせいかつをおくるつもりでち。まあでも、タダでならしょくしゅちんをたのしませてあげてもいいとおもっているでちよ!」
魔族、しかも高位の存在は無償で善意を施す事を尊ぶとブランカは諭して胸を張った。もっとも胸に盛り上がりは全く無く、ぽよんとしたお腹がぷるんと揺れるのだけが目立っていた。
まるで幼児そのものの身体だ。手足もあって指は5本。素っ裸なので割れ目もちゃんとあった。青っぽい半透明の人型の生き物に、少年達はとってもかわいいとぼやきながら、よろしくない気を起こして勃起もしていた。
イズヴァルトは彼女の背中とお尻を見て、まるで小さな頃のマイヤみたいだと思った。いや、もっともちもちとしていて愛らしかった。3歳児ぐらいの体型かもしれない。
「ところで。そのマイヤへの儀式はいつ終わるのでござろう?」
「ざっとまるいちにちでち」
「そ、そんなに……」
イズヴァルトは触手に絡めとられているマイヤを見上げた。先ほどよりももっとひどいことになっている。
「あひゃひゃひゃ!」
ヴァギナをえぐる触手はもちろんのこと、アナルをほじくるそれも似た変化を起こしていた。マイヤの性感帯の1つである肛門と直腸を程良く刺激する太さに変わり、絶え間なく刺激を与え続けていた。
アヌスとその奥への振動と刺激は、便意を催させた。大腸の中でスタンバイしていたそれらは、排泄という快楽を得させるためにうごめきだしていた。
「う、うんちぃ!」
叫びながらマイヤは焦った。しかし触手は止まらなかった。それどころか先端をくわっと大きく広げ、彼女の腸内から押し出されようとするものを残らず受け止め、取り込んで行ったのだ。
「あ、あうう……」
なんて気の利くよい触手だろう。そう思いながらマイヤは腹の奥のカスを余さず触手にくれてやった。だが糞便だけを触手は受け止めたのではない。
便意もあれば尿意もあるもの。特にマイヤは気持ちよいうんちをするとおしっこも出る体質だった。膀胱が動きを見せると触手は機転を利かせた。
会陰を襲っていた膨らみから細い触手が1本生え、クリトリスの真下にある尿口に潜り込む。そこからおしっこを吸い出して自分の身体に取り入れた。
膀胱の中にまで触手は入り込んでいたが、痛みを覚える事は無かった。むしろ妙な悦楽を覚えてしまう程だ。絶対になるはずがない尿道が、敏感に過ぎる性感帯になってしまったのだ。
「ふひひひひひ! ほひい!」
「ブランカどの。あのうんちとおしっこはどこへ向かうでござる?」
「しょくしゅちんにきゅうしゅうされてきえてなくなるでち。わるいきんやせいぶんはどこかえきえてなくなるでちよ?」
「便利なものでござる。でも1日も飲まず食わずというのはいささか……」
しんぱいないでち。ブランカは指さした。快楽のせいで高笑いし続けるマイヤの口に、1本の触手が入り込むのを。
その触手の先端から液体が噴出され、そのままマイヤの喉を潤す。それには栄養剤が入っていた。毒は全く入っていない。飲めば体力が回復し、その上快感疲れで鈍り始めた神経をまた鋭くさせてくれるのだという。
「あれをのめば『けんじゃたいむ』とよばれるきぶんがおとずれることなく、ずっとしょくしゅちんのかわいがりをたのしむことができるでち!」
「……恐ろしい話でござる!」
「おそろしくなんかないでち! こころとからだをときはなってしょくしゅちんにひたることはとてもたのしいことでちよ!」
あなたも試してみろ。ブランカは新たな触手を呼び出した。イズヴァルトと少年達が身構えるよりも素早く、彼等はぬるぬるとした軟体生物達に絡めとられ、服を脱がされていった。
「こ、これはきもちがわるいけえ!」
「うんにゃ! ぷにぷにとしててぬるぬるじゃ! あったかいしきもちええよ!」
「せ、拙者は御免こうむるでござる! いやしかし……うおおっ!」
裸体にされたイズヴァルトはぬるぬるとする触手に尻穴をほじくられた。前立腺を刺激され、瞬く間に勃起をしてしまう。
半剥けだったペニスが亀頭をすっかり露出し、先走り汁をこぼすようになると触手のうち一本がとぐろを巻いて絡めにかかり、肉棒に巻きつくと上下にしごき始めた。
「おお、おおおお……!」
何たる感覚か! イズヴァルトは抗うのをやめてしまった。こんなヌルヌルで柔らかいものにしこしこされるのは快感でござる。
繊毛に覆われたそれが捻りながら乳首をくすぐり、尻に入り込んでいたのもぐねぐねと回りながらこね始めると、イズヴァルトは赤ん坊の様な笑みを浮かべて快楽の海に漂った。
「ああ。何も考えられなくなるでござるよ……」
手足に絡まり、ペニスとアナルを愛でる触手の感触に精巣が活発になる。大きなふぐりがうごめくのを感じ取った触手のうち何本かが、マイヤに舐められたり噛まれたりするのが大好きなそこをこねにかかった。
「とてもいいものでござる……」
身体の力が抜け切ったら、輸精管がほぐれて仕事をするようになった。イズヴァルトはたちまちとぐろをまく触手の隙間に精液をにじみ出させた。
若く芳醇な種汁は触手の表面に吸い込まれた。すると触手はイズヴァルトの男根から離れると、太さを増して先端に切れ込みを作った。
「なにをするのでござろうか……」
期待して待ち受けていると、穴を作った触手がイズヴァルトの亀頭に食いついた。中はとてもぬめぬめとしている。外からは見えなかったが中は起伏や繊毛があり、ペニスの粘膜と皮膚に絡みついていた。
「……おおうっ!」
触手は亀頭や雁のその下の皮膚だけでなく、30センチもあるイズヴァルトのペニスの根本まで飲み込んだ。触手の先が根元をぐいぐいと押し込むと、尿道に残っていた精がびゅっと押し出されてしまう。
「な、なんと……」
ペニスに吸い付いた触手が上下にしごく。時にはひねり動き、速度を早めた。精液が出かかるといったん止まり、快感が薄らぐと再び動いた。
尻穴の中を愛でられながらのこの攻めに、イズヴァルトはただただ浸る事しか出来なかった。マイヤはどうなのだろう。ちらと見ると彼女は足の裏もくすぐられて半狂乱というざまだった。
「うひひひ! も、もうだみぇ! わたしゅぃ! しんじゃいしょう!」
拙者も死にそうでござる。しかし触手並みにしつこいマイヤとのセックスに日々かまけていたイズヴァルトは、神経をやられて失神する事は無かった。
終わる事無き享楽と嗚咽が続いた。ただ何も考える事が無く、マイヤや少年達の喜びのうめきを聞き届ながら、触手がもたらす悦にのまれ続けていた。
そのマイヤは身体が喜びをあげつづける事によって、身体の奥、丁度みぞおちの下のところで強い波動を感じ始めていた。力を引き出された覇王の剣や姫竜の牙の刀身から放たれる、魔力の気配だ。
(なんなのかしら、これ?)
彼女の思念をブランカが受け取り、何かを告げた。マイヤは欲しいと願った。
(遠回りになるかもしれないけど、今はそうしたいの。)
マイヤの意志とともに潜んでいた魔力の気配が消えた。子宮がかっと熱くなり、膣壁と陰裂が盛んにうごめいた。身を包んでいた悦楽と果てしない絶頂が倍加された。
このまま死んでしまいたくなるような快楽がマイヤを襲った。いや、身体がより鋭敏になったのだ。けれども頭の中が真っ白になることは無く、神経をすりつぶすような官能に耽りながらも思索が出来る様になっていた。
(頭の中がすっきりする。とても気持ち良くて舌がまわりそうにないのに、どうしてなんだろう?)
(それはきっと、あなたのひめらていたちからがそうさせるのでちよ?)
(ちからって?)
ブランカは言った。マイヤの血に流れる偉大な祖先の力こそがそうさせたのだと。性交や自慰に親しめば親しむほど感度は増し、秘められた力が引き出せるようになる。
その上身体は頑強に。精を吸えば吸うほど美しく、活力がみなぎり、産む子の数だけ美貌と長命とが約束される。
(あなたのゆめにとってはよりみちばかりになるかもしれないけれど、そのからだにとってはめざしたいきょうちにむかえるのでちよ?)
それから、身体の奥である変化が起きているとブランカは言った。とっくの昔に訪れるべき出来事だったはずなのに、とある圧力でそれまで押さえつけられていたらしい。
事実をマイヤは受け入れた。横でこちらを見つめながら肛愛と射精とを繰り返すイズヴァルトに微笑んで見せた。
□ □ □ □ □
気が付くと少年騎士は温泉に浸かっていた。あれだけ触手達に悶えさせられていたのに疲労感は全く無かった。むしろ身体に凄まじい活力を得ていた。特に股間にだ。
亀頭と肉軸の何割かは、とても熱くて柔らかいものに包まれしごかれていた。それが何だったのかを思い出す。親の肌より慣れ親しんできた、恋人のいじられ好きな膣であった。
「……む。これはいかなる事でござる?」
「気が付いたの、イズヴァルト?」
目の前のマイヤは腰を止めた。イズヴァルトは彼女がより一層、生き生きとして艶めかしく思えてならなかった。いつもより柔らかな肌が気持ちいいと感じた。ペニスもだ。
顔かたちは変わらない。変わったのは若干お腹がすっきりしたということだけか。ぷにぷにな贅肉を蓄えっつうあったマイヤだったが、ウラスコーの地での乱交と触手との儀式で、そこの脂肪を燃やしきっていた。
より一層美しくなった様に思える。イズヴァルトは彼女の身体を抱きしめ返した。おっぱいだけが前と変わらないのは何故なんだろうといぶかしみながら、互いの唇を貪りあった。
「拙者はどのくらい、あのままだったでござるか?」
「2日もだよ。イズヴァルトが気づいたのは3時間ぐらい経ったかなあ」
マイヤはとても上機嫌だった。2日間のとても楽しい儀式の後に、何かおまけで刺激的な時を得た様だ。
「本当は1日で切り上げるつもりだったけれど、ブランカちゃんが私たちやジミーくん達がとってもやりたそうな顔をしてたから、もう一日おまけにつけてくれたの」
その触手の愛撫を終わらせようとした時、マイヤや少年達が「もっとして!」としつこくねだったからブランカは「いいかげんにするでち!」と声を荒げたという。
ブランカはほぼ2日、寝ずに魔法を使いっぱなしだった。少し疲れていたらしいので魔力を欲し、少年達にちんちんから出るものが欲しいとねだった。淫魔族程ではないが、精液で力を得られるらしい。
「ブランカちゃん、とってもぷにっとしててかわいかった……」
試しに愛撫をさせてもらった時のことを語り始めた。手でいじりまわしたくなるような肉体。あの身体なのに割れ目の奥にはちゃんと陰核や陰裂があった。半透明で構造がいまいち見えづらかったが、愛らしかった。
それを指でくすぐったり舐めたりすると、「おかしくなっちゃうでち!」と叫びながら喜んでいた。愛撫が終わると抱き着いてきて甘えて来る。小さな体を抱きしめるとまるで母親の気分になったとマイヤは笑った。
「ジミーくんもポールくんもね、ブランカちゃんのこと大好きになっちゃったみたい。かわいいかわいいって嬉しそうにしながらおまんこしてたよ?」
「ちょっとひどい話にも思えるでござるが……ふーむ」
「酷くなんかないよ?」
4人の男の子達にちゅっちゅとしている間、ブランカはとても嬉しそうにしていたとつぶやいた。ついでだがブランカの手がまわらない男の子達は、マイヤがちゅっぱちゅっぱとしゃぶり倒したという。
「ジミーどのらを浸らせてはいかんでござるよ?」
「そういうイズヴァルトだって! ジェニファーさんやアンさんにホーデンエーネンまでついていく、なんて言わせたりしないでしょうね!」
そんな事はしない、とイズヴァルトは否定した。だが抱いて子種を子宮に吸わせた人妻の中には、夫と離婚してイズヴァルトの妾になりたいと望む者が何人か出てしまったのは事実だった。
しかし所詮、そんな事は一時の気の迷いである。でかでかちんぽの感触が薄らいだ後に、夫への愛情を取り戻すというものだ。イズヴァルトはマイヤ以外に考えられなかった。
改めて抱きしめ直す。マイヤも首に腕をまわして乳房を押し付けてきた。互いの密着度合いを強めた後に、ゆっくりと腰を動かして唇を合わせた。
マイヤのヴァギナは、ジェニファーや触手が作った穴に比べて遥かに浅い。しかし数えきれないほど精を吸われた男根は、彼女の下腹の奥の感触に馴染んでいた。
マイヤの尻の揺れが激しくなる。柔らかく大きな乳房が胸を高鳴らせた、柔らかい感触を受けながらの交合にイズヴァルトは精を漏らす我慢など出来なかった。
「……もう出ちゃったんだね?」
「すまぬでござる。ブランカどのとジミーどのらは、一体どうしているのでござろう?」
「食堂でおやつを食べているよ。あと、私達がお風呂から出たらいつでも出発できるらしいよ?」
ブランカをだまし、ウラスコーの町を混乱させたパラッツォ教の者らを成敗してやる。イズヴァルトはそう意気込んでいた。しかし今はマイヤがただただ欲しい。
今日はずっと出たくない。マイヤも同じだった。離したくはない。ゆっくり大きく腰を動かしてイズヴァルトを喘がせる。彼女の腰は狂ってしまっていた。少し動かすだけでクリトリスを愛でられるような快感が得られてしまう。
彼女の膣内は吸いつきがより一層増していた。動かすたびに唇を貪るのが激しくなった。マイヤはより力強く身体をくねらせる。膣壁が張り切っている亀頭と肉軸にこねられ、刺激を受けないと切ない気持ちになってしまうからだ。
「……おまんこのどこもかしこも、前よりずっと感覚が鋭くなっている気がするの」
「拙者のちんちんもさようでござるな。マイヤの何もかもが愛おしくて仕方がないでござるよ?」
「あそこだけじゃなくて、何もかもがだよ?」
2人は狂った様に交わった。飯を食べずに交わり続ける。2人で湯の中で抱き合いながら眠り、気づけば朝になっていた。
ブランカが2人の口に触手を入れ、栄養液を飲ませてやると「おまんこもここまでにするでち」と急かされた。イズヴァルトはマイヤから身体を離したくなかったが致し方なかった。
「それはそうとよろこばしいことになったでち!」
「何が起きたのでござる?」
「それはないしょにするでちよ!」
イズヴァルトがいぶかしんで身支度をしに外へ出ると、ブランカはマイヤにだけそっと告げた。
「きっとしあわせになれるでちよ?」
「それってつまり……」
ブランカは1本の細い触手をマイヤの膣の中に押し込め、彼女を喘がせながら答えた。これから1年は自分の体を大切にして欲しい。
「だけどふつうのうわきおまんこはぜんぜんだいじょうぶでち! どたわけがするようなことをいたさなければよいことだけでちよ!」
「う、うん。絶対変なことはしないからね! わかったから止めて……ひいっ!」
触手に膣の隅々を舐められて小突かれ、マイヤは全身を桜色に染め上げてしまった。身体の中に起こった波が鎮まると、ブランカとともに脱衣所へと向かった。
そこには少年達と、鎖帷子とヴィクトリア愛用だった2本の魔剣を携えて待っていた。イズヴァルトはマイヤに手を差し出した。
「マイヤ、貴殿も用意して向かうでござるよ? いつでもどこでも、拙者らは一緒でござる」
「イズヴァルトちん。おんなのこにきけんなばしょにむかわせるのはひとでなしがすることでち!」
ぴしゃりと怒られ恐縮するイズヴァルトに、ブランカは風呂場から素っ裸のまま外に出たマイヤに、風呂に入って温まって待っているか、服を着て大人しくここにいろと申しつけた。
「ブランカちゃんは素っ裸なのに?」
「まぞくだからいいんでち! はだかでもさむくないでちよ! でもむかうまえにじむてきなてつづきとなるけど、あたちにめいじるでちよ?」
「わ、わかった。イズヴァルト。私はジミーくん達とここで待っているから、怪我をしないで戻って来てね?」
マイヤはびしょびしょの身体のままイズヴァルトに抱き着いて口づけをした。少年達はその光景に越えられない壁みたいなものを感じたが、それよりもマイヤの裸が気になって仕方が無かった。
「というわけでマイヤはジミーどのらと湯治場でいちゃいちゃをしながら待っていただきたいでござる……」
「というわけでブランカちゃん。イズヴァルトをブランカちゃんと町のみんなを困らせた連中のもとに連れて行ってあげて!」
「はいでち! まぞくのてんいまほうというものをたっぷりとみせてあげるでちよ!」
うなずいたブランカはイズヴァルトの背中に飛びついた。未だにイズヴァルトにひっついているマイヤを「あっち行けしっしっ」と手で払うと、自分と少年騎士の身体の周りに青白い光を輝かせた。
その光から連なった紋様が現れ出た。魔界言語である。しかしそれはイズヴァルトとマイヤにだけしか見えなかった。魔法の才が無い者は絶対に見えないそれは増殖し、イズヴァルトとブランカを埋め尽くした時にかき消えた。
イズヴァルトとブランカの姿も無かった。すごい、とマイヤと少年達が驚きの声をあげ、しばらくしてからマイヤは自分の下腹に両手を当て、イズヴァルト達の帰還を祈った。
さて、移動魔法で消え去ったイズヴァルトと水魔ブランカは、一体どこへ向かったのであろうか?
その続きについてはまた、次回にて。