※この作品はR-18です。

ガンダムビルド艦隊これくしょんビビッドアーミー —冬よりも涼しくて—   作:星龜

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出撃


 

「試合期間は

本日午後11時から明日の午後10時59分まで

勝利条件は

私がアリスを討ち取るか、みなさまがアリスの城を落とすか

敗北条件は

私の敗北か私の城が落とされた時

なお

下民のみなさま(招待客)

は、いつものように

期間中に3回撃墜されたら悠久の地から追放

です。」

と、試合のルールを説明するサワムラ。

 

「お冬さん…。」

と、心配そうに冬月を見つめる涼月。

 

「心配するな、涼。

私がついている。」

と、涼月に寄り添う冬月。

 

「ふふ♡

ちゃんと夫婦してるじゃない☆」

と言うミモザ。

 

「ゑっ?

ま…まぁ…★」

と、顔を赤らめて、涼月から離れる冬月。

 

一方の涼月は、冬月が離れたので、少し寂しそうな顔をする。

 

 

まもなく、参加者達が動き出した。

 

「これより、発電所の建設に向かう!!

担当者ならびに志願者は、ただちに発電所建設に向かえ!!」

と叫ぶ男性。

 

「冬月さん、涼月さん。

私達のチームに入らない?」

と誘うミモザ。

 

「そうだな…。

ここで会えたのも、何かの縁だ。」

と、ミモザと握手しようと、右手を差し出す。

 

「手…冷たいですね…。」

と、冬月と握手したミモザは、冬月の手の冷たさに驚いた。

 

「お冬さんは、現役の艦娘ですから…。」

と言う涼月。

 

 

人間と同じ姿をしていても

艦娘は兵器(軍艦)

である。

 

そのため

艦娘には体温が無い

のだ…。

 

◇

 

試合期間中の生活の場となる宿泊部屋に入る冬月、涼月、ミモザ、ユイの4人。

 

室内にはテーブルとソファ。

 

奥には4つのベッド。

 

さらにその奥に4つのドアがある。

 

「あのドアは何だ?」

と、部屋の最奥にある4つのドアについて訊く冬月。

 

「ガンプラバトルのコクピットルームだよ。」

と教えるミモザ。

 

「あちらの扉は?」

と、部屋の右にあるドアについて訊く涼月。

 

「あっちはトイレとお風呂だよ。」

と教えるミモザ。

 

「さっき、発電所がとうのこうのと言っていたが、何のことだ?」

と訊く冬月。

 

「プラフスキー粒子の生成施設

のことよ。

発電所で生成されたプラフスキー粒子で、私達のガンプラが強化されるの。」

と教えるミモザ。

 

「基本、私達の任務は、アリス陣営の発電所を破壊することなの。」

と言うユイ。

 

「最初の30分は、発電所の建設ね。

その後の12時30分から、本格的な戦闘の始まりね。」

と言うミモザ。

 

「どういうことだ?」

と訊く冬月に

 

「戦闘時間は通常のガンプラバトルと同じ30分間。

その後、1時間の休憩を挟むの。」

と教えるミモザ。

 

「実際には、みんな時間差で出撃したりして、戦闘が途切れないようにしているけどね。」

と言うユイ。

 

「だいたいわかった。

なら、12時30分に出撃しよう!!」

と意気込む冬月だったが…

 

「でも、私達はパス★

こんな夜中に戦えないよ★」

と、出撃を拒否するミモザとユイ。

 

「なら、どうするのだ?」

と訊く冬月に

 

「明日の朝まで寝るの★」

と言うミモザ。

 

「冬月さん達は出撃するの?」

と訊くユイに

 

「そのつもりだ。

むしろ、私達艦娘は夜の戦いの方が得意だからな☆」

と言う冬月。

 

「出撃するのはけっこうだけど、撃墜されないようにね。

明日の朝起きたら、二人ともいないなんて嫌だよ?」

とベッドに入るミモザ。

 

「見くびられたものだな。

私は現役の艦娘だし、涼にいたっては、かつての大戦の経験者だ。

普通の人間なんかに負けるものか⋯!!」

と言う冬月。

 

「でもね…

ここには

普通じゃない人間

もいるのよ…。」

と言うミモザ。

 

「何だ、それは?

艦娘か?

それとも深海棲艦か?」

と訊く冬月。

 

「そういう人達もいるけど…

ここには

『ニュータイプ』

とか

『カテゴリーF』

と呼ばれる人達がいるの…。」

と言って起き上がるミモザ。

 

「何だ…その

『ニュータイプ』

とか

『カテゴリーF』

とは…?」

と訊く冬月。

 

「悠久の地の八戦神に選ばれた者

といったところかな。

信じがたいかもしれないけど、『ニュータイプ』も『カテゴリーF』も

神の力を宿した人間

なのよ。

かくいう私も『カテゴリーF』なんだ。」

と言うミモザ。

 

「神の力

だと⋯?」

と、ミモザを凝視する冬月。

 

「すまない…。

信用できない…。」

と言う冬月。

 

「そうだよね…★」

と苦笑するミモザ。

 

「どうする?

私達も出撃する?」

と言うユイ。

 

「どうやら、その方がよさそうだね…。」

と、ベッドから降りるミモザ。

 

「その『神の力』とやらを確かめさせてもらうぞ。」

と言う冬月。

 

「プレッシャーをあたえないで…★」

と苦笑するミモザ…。

 

◇

 

コクピットルームに入る

ミモザ

ユイ

冬月

涼月

 

 

『GUN-PLA Battel, Stand up.』

 

システムが起動し始めた。

 

 

『Please set your GP base.』

 

GPベースをスロットにセットする。

 

 

『Please set your GUN-PLA.』

 

ガンプラを、カタパルトデッキにセットする。

 

 

コクピットルーム内に、ホログラフィーで再現された球体操縦桿と正面と左右のカメラモニターや、残弾数や各部のダメージ表示を示すメモリなどが映るモニターが現れる。

 

球体操縦桿を握り、そして―

 

 

『Battel start!!』

 

バトルスタートの合図が鳴り響く―!!

 

 

「ミモザ。

ガンダムデュナケルディス、行きます!!」

 

「ユイ!!

エータカリナ、出ます!!」

 

「冬月!!

スサノオ・白銀、出るぞ!!」

 

「涼月。ガンダムサバーニャ・ハイスナイプ改、出撃致します!!」

 

 

ミモザ、ユイ、冬月、涼月の愛機(ガンプラ)が発進していった―。

 

◇

 

午後11時30分―。

 

漆黒の夜空を飛ぶ

ガンダ([ミモザ])ムデュナケルディス

エー([ユイ])タカリナ

スサ([冬月])ノオ・白銀

ガン([涼月])ダムサバーニャ・ハイスナイプ改

 

 

ミモザの愛機(ガンプラ)・ガンダムデュナケルディスとは、ガンダムデュナメスを改造した、青とピンクと白で塗られた機体(ガンプラ)だ。

 

両肩にはGNフルシールド、胸部にはセンサー付き増加装甲とセンサーアンテナが取り付けられ、バックパックには中央のGNドライブの左右に2基づつのGNスラスターと足首付近まである粒子貯蔵タンクを装備している。

 

両足のハードポイントには30 MINUTES MISSIONSのポルタノヴァのロイロイの上半分を流用した索敵用ドローンを装備している。

 

この索敵用ドローンは補助GNスラスターも兼ねている―。

 

 

ユイの愛機(ガンプラ)・エータカリナは、青、水色、白で塗られた、ほぼ無改造のジムⅢビームマスターだ。

 

最大の特徴は、両肩の4連装ミサイルランチャーを4連装ビームモーターという短砲身短射程のビーム砲になっていることだ。

 

モーターとは臼砲のことであり、両肩の4連装ビームモーターで敵を制圧し、後方からガンダ([ミモザ])ムデュナケルディスが支援射撃するというのが、ミモザとユイの戦術だ。

 

機体名のエータカリナとは、りゅうこつ座にある青い星の名前だ―。

 

 

冬月の愛機(ガンプラ)・スサノオ・白銀は、白と銀色で塗られたスサノオの改造機だ。

 

スサノオから腰部の擬似太陽炉を撤去し、そこにグレイズのサイドアーマーを移植して、右腕にもガントレットを装着している。

このガントレットには、2連装GNバルカンが内蔵されている。

 

背部のGNコンデンサーを擬似太陽炉にしており、そこを基部に360度回転する可動アームを接続し、そのアーム先端にGN長刀【冬華(トウカ)】とGN脇差【白涼(ハクリョウ)】を収納したラックが装備されている。

 

なお、ビームチャクラムとトライパニッシャーは撤去されている―。

 

 

涼月の愛機(ガンプラ)・ガンダムサバーニャ・ハイスナイプ改は、かつての愛機であったガンダムサバーニャ・ハイスナイプを改装した機体(ガンプラ)である。

 

両肩口にケルディムガンダムのフォロスクリーン発生機を装備。

 

胸部周りの拡散ビームキャノンとビームマシンキャノンは撤去されている。

 

両腕はケルディムガンダムの腕に換装され、ケルディムガンダムのシールドビットを左右に7基ずつ計14基装備。

 

腰部リアアーマーと両脹脛にはガンダムサバーニャのシールドビットが合計14基装備されている―。




ガンダムデュナケルディス
スサノオ・白銀
ガンダムサバーニャ・ハイスナイプ改
の考案者は黒瀬夜明リベイクさんです。
https://syosetu.org/user/188615/
ありがとうございます☆
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