To LOVEる:渇望の腕輪 〜理性を狂わす背徳の衝動〜 作:催眠スキ
放課後の薄暗い路地裏で起きた出来事は、現実感に乏しいほどあっけないものだった。
奇妙な皮膚と触覚を持ったチンピラ風の宇宙人に絡まれ、足元に転がっていた鉄パイプを無我夢中で振り抜いた。鈍い打撃音とともに不意を突かれた異星の怪物は昏倒し、その懐から滑り落ちた一つの装飾具が、夕暮れの泥の中に鈍い銀色の光を放っていた。
拾い上げた瞬間に腕へと吸い付き、皮膚の一部のように馴染んで外れなくなった金属の輪――『渇望の腕輪』。
頭の中に直接流れ込んできた使い方は、驚くほど単純明快だった。
ただ強く念じるだけで、対象の精神に眠る衝動を暴力的に跳ね上げ、自制の糸を焼き切る。対象自身の中に「そうしたくてたまらない」という強烈な飢えを植え付ける、恐るべき精神干渉の遺物だった。
手首に宿った力を確かめる最初の標的として、俺が選んだのは結城家だった。
結城梨斗の留守を狙い、閑静な住宅街に佇む一軒家のチャイムを鳴らす。
カチャリと内鍵が外れる音が響き、玄関のドアがわずかに開いた。
「はーい……あ、えっと……神喰さん……でしたね。こんにちは」
顔を覗かせたのは、結城梨斗の妹である結城美柑だった。
栗色の髪を揺らし、エプロンを身につけた小柄な少女。小学生とは思えないほど大人びた理知的な瞳で、俺を礼儀正しく見据えている。
「リトに用事ですか? ごめんなさい、リトならまだ友達の家に行ってから帰ってきてないんですけれど……」
落ち着き払った声。いつも結城家の家事を一手に引き受け、どんな宇宙人の騒動にも動じないしっかり者の妹。
俺は左手首の腕輪に意識を集中させ、美柑の瞳を捉えながら、心の中で強く念じた。
(美柑、お前は私を家に招き入れ、二人きりで居たくてたまらなくなる)
ピクリ、と腕輪の金属が微熱を放った。
その瞬間、美柑の胸元が小さく跳ねた。
「え……?」
美柑は自らの薄い胸に手を当て、戸惑うように首を傾げた。
瞳の奥に、急激な熱情の揺らぎが走る。
頭の中では「リトの友達だし、男の人だし、一人きりの家に上げる理由なんてない」と警鐘が鳴り響いているはずだった。だが、それ以上に彼女の全身を駆け巡ったのは、目の前の男をどうしても玄関の内側へ招き入れ、同じ屋根の下で二人きりになりたいという、焦げるような渇望だった。
美柑の頬に、微かな赤みが差す。
そして彼女は、その衝動に従ってドアを押し広げながら、必死に取り繕うように口を開いた。
「あ、あの……外、夕方になって風が冷たくなってきましたし……リトのお友達を玄関先でお待たせして帰すのは、結城家の妹として礼儀知らずですから。どうぞ、上がってください。お茶でも淹れますね」
丁寧な敬語で紡がれたもっともらしい言い訳。
だが、美柑の胸の内は、底知れぬ混乱の渦に叩き落とされていた。
(な、なんで……? なんで私、リトもいないのに男の人を家に上げようとしてるの……!? いつもなら絶対に『また後で来てください』って断るはずなのに……! 上がってもらわなきゃ嫌だなんて、どうしても家に入ってほしいなんて……変、私、どうかしちゃったの……!?)
自分の心から溢れ出た本能的な願望を否定できず、美柑は困惑を押し殺しながら俺をリビングへと案内した。
「そ、そこに座っていてくださいね。すぐお茶を淹れてきますから」
キッチンへと逃げ込むように小走りで去っていく美柑の後ろ姿を、俺はソファに深々と腰掛けながら冷ややかに見つめた。
数分後、美柑は湯呑みを載せたお盆を震える手で運び、リビングのローテーブルへと置いた。
呼吸が微かに浅い。
俺は美柑の大人びた横顔を見据え、二つ目の念形を腕輪へと送り込んだ。
(美柑、お前は服を着ているのが息苦しくて耐えられなくなる。自分の素肌を私に見せつけたくてたまらなくなる)
ジワリと、腕輪が脈打つ。
「っ……あ……っ!?」
美柑が小さく息を呑み、その場に立ち尽くした。
首筋から白い耳たぶ、そして愛らしい頬に至るまで、カッと鮮烈な紅潮が染め上げていく。
全身の毛穴が開き、肌の上を滑る布地の感触が、まるで火傷しそうなほどの熱線となって彼女の皮膚を苛み始めた。
暑い。苦しい。布一枚すら鬱陶しい。
早く脱ぎ去りたい。風を肌に感じたい。
そして何より――目の前で静かに自分を見つめている男の視線に、自分の柔らかな素肌を晒し、見つめられたくてたまらない。
そんな破廉恥極まりない欲望が、美柑の理性をごうごうと焼き焦がしていく。
(あつ……い……!? なに、急に身体の奥が燃えるみたいにカッカして……! 服が肌に擦れて、ゾクゾクして息が苦しい……っ! 脱ぎたい、脱いで涼しくなりたい……見てもらいたい……!? 嘘でしょ、そんなのあり得ないのに……手が、止まらない……っ!)
美柑は荒い吐息を漏らしながら、背中に手を回してエプロンの紐を解いた。
バサリと床にエプロンが落ちる。
それだけでは治まらない。美柑の震える指先は、制服のブラウスの襟元へと伸び、一番上のボタンをパチンと外した。
二つ目、三つ目とボタンが弾け、露わになっていく華奢な鎖骨と、薄桃色のキャミソール。
美柑は羞恥で涙を滲ませながら、俺に軽蔑されないよう、必死に震える声で言い繕った。
「な、なんだか……今日、急に部屋の中が蒸し暑くなってきちゃったみたいで……。ちょっとだけ上着を緩めて、涼しくしたいだけですから……。神喰さん、決しておかしな意味じゃないですからね……?」
そう言いながら、彼女の手はブラウスの袖を完全に引き抜き、床へと脱ぎ捨てた。
さらにスカートの脇のファスナーに指をかけ、ジィッと音を立てて下ろしていく。
プリーツスカートが重力に従って足元へと滑り落ち、リビングの柔らかな照明の下に晒されたのは、細く白い生脚と、控えめな純白のショーツだけを身につけた、下着姿の少女だった。
(ちょっと涼しくするだけって言いながら……なんで私、ブラウスもスカートも全部脱ぎ捨ててるのよ……っ!? 男の人の目の前で下着姿になるなんて、狂ってる……絶対に異常なのに……! 見られてる……神喰さんの目が私の肌を見てる……それが、なんでこんなに胸がスーッとして気持ちいいの……!?)
美柑の細い肩が、羞恥と歓喜の二重の震えで小刻みに揺れていた。
拒絶したい理性の声と、暴れ狂う肉体の衝動。
その矛盾に引き裂かれ、美柑の瞳からはポロポロと涙がこぼれ落ちていた。
だが、俺の支配はまだ序の口だった。
俺は足を組み替え、下着姿で立ち尽くす美柑の秘部に視線を注ぎ、三つ目の念形を叩き込んだ。
(美柑、お前は自分の最も恥ずかしい場所を指で広げ、濡れているところを私に見せたくてたまらなくなる)
ドクンッ――!!
美柑の下腹部の奥深くで、心臓が跳ねたような強烈な衝撃が走った。
「ひぁっ……!?」
内股がきゅっと引き絞られ、美柑の両膝がガクガクと震え出す。
下腹部を満たすドロドロとした熱い濁流。
純白のショーツのクロッチ部分に、じわりと湿った染みが広がり、愛蜜の艶やかな香りがリビングの空気に漂い始めた。
疼いてたまらない。
誰にも見せたことのない、最も秘められた処女の割れ目。
そこがジンジンと熱を放ち、自分の指先で押し広げ、男の視線を奥深くまで浴びせたくて気が狂いそうになる。
(うそ……お股が……熱い……っ! じわじわして、何かが溢れて止まらない……! 触りたい、広げて、見せつけたい……!? やだ、やだ、なんでこんなこと考えちゃうの……っ!)
美柑はよろめくようにしてソファの端へと腰を下ろした。
そして、信じられないことに、自らの意思で両膝を左右へと大きく開き始めた。
白く滑らかな太ももがパカリと割れ、無防備な股間が俺の眼前に突き出される。
美柑の華奢な指先がショーツの端を掴み、ゆっくりと横へとずらした。
露わになったのは、まだ毛羽立ちすら淡い、未熟で愛らしい薄桃色の処女の秘裂。
そこからトロリと糸を引く透明な蜜が、太ももの内側へと垂れ落ちていた。
美柑は自らの二本の指を割れ目の左右にあてがい、ゆっくりと外側へ引っ張って、濡れそぼる粘膜を押し広げて見せつけた。
クチュ……と卑猥な水音が静かな部屋に響く。
羞恥に焼き尽くされそうな顔で、美柑は必死に唇を震わせ、言い訳の言葉を絞り出した。
「そ、その……服が擦れて……肌が荒れてないか、ちょっと確認したいだけですから……。神喰さん、変な目で見ないでくださいね……? ただの……お手入れの確認なんですから……っ」
顔を真っ赤に染め、瞳を潤ませながら紡がれる、あまりにも破綻した言い訳。
だが、その内心は阿鼻叫喚の地獄だった。
(確認なんて……別の部屋で一人でやればいいじゃない……っ! なんで神喰さんの目の前で……自分からお股を開いて、指で広げて見せびらかしてるのよ……!? 荒れてるか確認って何!? 濡れそぼってるのを見せつけてるだけじゃない! 見られたい……もっと奥まで見てほしいって、身体の奥が叫んでる……! 私、いつからこんな破廉恥な変態になっちゃったの……っ!?)
美柑の指先がクチュクチュと秘部を広げるたびに、蜜がさらに溢れ出し、ソファの布地を湿らせていく。
理性の防壁は完全に粉砕されていた。
彼女を突き動かしているのは、自分自身の内側から止めどなく湧き出る、剥き出しの飢渇だった。
俺はゆっくりと立ち上がり、ズボンの前を寛げた。
下着を押し下げると、脈打ちながら凶暴に反り立つ太い剛直が、夕暮れの薄暗がりの中に露わになった。
美柑の瞳が、その異様な威容を捉え、息を呑む。
トクン……トクン……と、彼女の小さな子宮が激しく収縮するのが見て取れた。
俺は最後の念形を、腕輪の奥底から美柑の脳髄へと叩き込んだ。
(美柑、お前は私のそれを自分の奥深くまで呑み込み、貫かれたくて狂いそうになる)
カチリ、と美柑の頭の中で、最後のストッパーが外れる音がした。
「あ……ぁ……っ」
喉の奥から、甘い吐息が零れ落ちる。
欲しい。あれが欲しい。
あの熱くて硬い棒で、自分の狭い処女の穴を滅茶苦茶に貫かれ、満たされたい。
頭の片隅で「私はまだ中学生にもなっていない」「初めてをこんな形で奪われるなんて」と叫ぶ理性の残滓は、怒涛のように押し寄せる交合への渇望によって跡形もなく押し流されていった。
美柑は自らソファから腰を浮かせ、吸い寄せられるように俺の足元へと歩み寄った。
そして、俺の膝の上に、躊躇いなく自らの身体を跨がらせた。
密着する素肌と素肌。
美柑の幼くも柔らかな胸が俺の胸板に押し当てられ、彼女の小さな手が、俺の熱く脈打つ剛直の根元をぎこちなく握りしめた。
先端の雁首を、自らのびしょ濡れになった処女孔へと、震える手つきであてがう。
美柑は熱病に浮かされたような瞳で俺を見上げ、喘ぐような吐息とともに、最後の言い訳を口にした。
「神喰さん……下半身がすごく熱くなってて、苦しそうだから……。このままリトが帰ってきたら困りますし……私が、お世話して落ち着かせてあげますから……。決して変な意味じゃなくて……ただのお手当てですから、静かにしててくださいね……っ」
自分自身を騙すための、最後の欺瞞。
しかし、その内面では、もはや言い逃れのできない現実が美柑の心をズタズタに引き裂いていた。
(落ち着かせるって何よ……っ!? 自分で跨がって、自分の手で処女の穴にあてがって入れようとしてるじゃない……! お世話でお股をあげる妹なんて、どこにいるのよぉぉっ! 嘘、嘘よ……初めてをこんな男の人に……! でも、入れたい……早く突き刺して、私の中を埋めてぇぇっ……!!)
美柑は自ら腰を落とした。
みちみち……ずぶり、ぶちゅりッ!
「ぎゃっ……ぁぁぁぁっ……!?」
破瓜の痛みが、美柑の細い身体を貫いた。
引き裂かれる処女膜の激痛。
だが、その痛みを瞬時に塗り潰したのは、奥深くまで巨大な肉塊がめり込み、内壁を限界まで押し広げるという、未体験の狂おしい充足感だった。
鮮血が二人の結合部から滲み出し、愛蜜と混ざり合って太ももを伝い落ちる。
美柑は痛みに涙を流しながらも、逃げ出すどころか、自ら腰を上下に揺らし始めた。
ずちゅっ、ぐじゅるっ、パンッ、パンッ!
「あ、あぁぁっ……♡ すごい……すごいのが入ってるぅっ……! お腹の中が、みちみちに裂けちゃいそう……っ♡」
俺は美柑の細い腰を両手で掴み、下から激しく突き上げ始めた。
ぐちゅ、ずばんッ! ぐぽっ、ぐぽっっ!
「ひゃああああっ♡ 神喰さんっ、激しい、激しいですぅっ! 奥が……お腹の奥がゴリゴリ叩かれてるぅっ……♡♡」
美柑は俺の肩に爪を立て、華奢な身体を激しく仰け反らせた。
狭く未成熟な肉壁が、俺の剛直を一筋の隙間もなく締め上げ、吸い付いてくる。
自ら望んで挿入したという強烈な意識が、快楽を何倍にも増幅させていた。
「どうだ美柑、お世話は満足か?」
「は、はいぃっ……♡ お世話……気持ちいいですぅっ! もっと、もっと奥まで突いてくださいぃっ……♡♡」
もはや言い訳の形すら保てない。
美柑は涎を垂らし、目を白黒させながら、本能のままに腰を打ち付けた。
パンッ! パンッ! ずちゅっ! ぐじゅるるるるっ!!
「あ、だめ、だめぇっ! おしっこ出ちゃう、変なの出ちゃうぅぅっ!」
ビクウウッッッッッ!!
美柑の身体が限界まで弓なりに反り上がった。
結合部から、プシャァァッ! ピュルルルッ! と勢いよく愛蜜と潮が噴き散らされ、俺の下腹部とソファを激しく濡らす。
その猛烈な締め付けの最奥、子宮口へ向けて、俺は溜まりに溜まった白濁液を一気に解き放った。
ドクンッ! ドクンッ! ドクウゥゥッ――!!
ビュルルルルッ! ビュルルルルッ! ドクドクドクッ!!
濃厚な種子が、美柑の小さな胎内を余すところなく満たしていく。
「あぁぁぁ……っ♡ 熱い……お腹の中に……ドクドク出てるぅっ……♡」
美柑はカクンと力を失い、俺の胸元へと倒れ込んだ。
下腹部が微かにふっくらと丸みを帯び、注ぎ込まれた精液の重みを受け止めている。
俺はゆっくりと腰を引き抜いた。
ぐぽり、と音を立てて抜けた先端から、処女の血と混ざり合った白濁液が、ドロリとソファの上へとこぼれ落ちていく。
腕輪の念じる力を、ふっと緩める。
その瞬間、美柑の全身を支配していた暴力的な衝動の熱波が、潮が引くようにすーっと消え去っていった。
「はっ……!?」
美柑がハッと我に返り、目を見開いた。
静寂が支配する夕暮れのリビング。
床には脱ぎ散らかされたエプロンと制服。
目の前には、衣服を整え始めている冷徹な男。
そして、自分自身の全裸の肢体と、股間から溢れ出す白濁液と処女の血。
身体を無理やり動かされたのではない。
声だけを奪われて言わされたのでもない。
自分自身が渇望し、自分自身の足で歩み寄り、自分自身の口で苦しい言い訳を並べ立て、自らの手で処女を捧げてしまったという、動かしがたい現実。
「嘘……でしょ……?」
美柑は自らの震える両手を見つめ、床にへたり込んだ。
「なんで……? なんで私……あんなこと言っちゃったの……? なんで自分で脱いで……跨がって……?」
ぽろぽろと、大粒の涙が頬を伝い、床に落ちる。
「私……本当は……あんな変態だったの……? リトの友達に……自分からあんなこと……っ」
底知れぬ自己嫌悪と困惑が、美柑のプライドを内側から食い破っていく。
俺は身なりを整え、絶望に震える美柑の頭を優しく撫でた。
「ごちそうさま、美柑。また、お邪魔するよ」
「あ……ぅ……っ」
美柑は拒絶の言葉を紡ぐことすらできず、ただ涙で濡れた瞳で俺を見送るしかなかった。
結城家の平穏な日常に刻み込まれた、消えることのない背徳の楔。
手首の『渇望の腕輪』は、次の獲物を求めるように、静かに鈍い銀の光を宿していた。