貧乳武闘家娘のNTR闘技場 作:自宅の戦闘員
契約魔術・二回目 ☆
リーファにとってラトレは一番仲のいい友達で、意識している異性でもある。
村では子孫を作るのが労働力の確保にも繋がるため、早い段階で結婚する者が多い。
十五歳の成人の儀を終えたリーファが、その相手と考えたのはラトレだった。
変な話だが、村で一番強いのは彼女なので「男らしい」だの「力が強い」といった要素にはあまり惹かれなかった。
それよりも、勝手に森に行って怒られる時一緒に謝ってくれるとか、どれだけ振り回しても寄り添ってくれる彼の方が魅力的だった。
あと、案外ノリがいい。
大人しそうに見えるが、リーファのやらかしにガンガンツッコんでくれるので、会話していて楽しい。
風麗拳を習うことも変な顔をせず受け入れてくれた。強くなって魔物を倒せるようになっても、同年代の男の子みたく「リーファのヤツやっべーよ、怖え」みたいな陰口は言わない。それどころか「すごい、かっこいい」と褒めてくれる。
……あと、修行でリーファの肌が荒れたりあざが残ったりしないよう、いくつも軟膏を用意してくれたのもラトレだ。ぶっちゃけ身だしなみを彼女自身あんまり気遣わないので、リーファの可愛らしさ美しさの四割くらいはラトレによって維持されている。
計算とか、頭を使うことはだいたい彼を頼っている。
あと、字が書けない読めないなので、ラトレがいなかったら普通に生活が困る。
つまりリーファにとって、ラトレはとっくになくてはならない存在。
もうキモチ的には結婚秒読みだったのだ。
※ ※ ※
時間を少し遡る。
リーファは選手登録のため、一人闘技場に足を踏み入れた。
ラトレは外で待っているので、早めに用事を済ませるとしよう。
闘技場の内部をきょろきょろと見まわす。
石造りの重厚な内装。龍や戦士の石像など、迫力ある装飾が壁際に置かれている。
天井は非常に高く、圧迫感はないはずなのに、発する雰囲気にのまれそうになった。
受付も石造り。妙に露出度の高い制服を着た受付嬢が嫋やかな笑みで佇んでいる。
今は通常の闘技場のイベントは注視しているようだ。ちらほらといる逞しい男性は、リーファと同じく選手登録に来た武闘大会の参加者だろう。
「おぉ? なんだ、この場に似つかわしくねえ小娘がいるじゃねえか」
その中の一人。
黒の皮鎧を着た、筋骨隆々とした巨漢が近付いてきた。
いかつい顔付きの、下卑た笑いを浮かべる大男。発達した筋肉、腕などはリーファのウエストくらいあるのではと思えるくらいに太かった。
空気で分かる。かなりの実力者だ。
「小娘って、いきなり失礼ね」
「そりゃあ悪いな。俺は、ゴダス・ダウデム。大会参加者だ、そっちは?」
「……リーファ・エルナ」
「生意気そうな、いいツラだ。お前みたいなメスガキを躾けるのは、調子に乗った雑魚をぶちのめすのを越える快感だ」
ニヤつきながらゴダスは一歩を踏み出す。
リーファは身構えるが、漂う匂いにピクリと体が震えた。
「……ん」
どうやら、ゴダスは体臭の濃い性質のようだ。
不潔というわけではない。“雄の匂い”とでも言おうか、彼女自身の香りとは違う、男っぽいと思わせる体臭だった。
「おい、顔赤くなってんぜ?」
「へ?」
指摘されて気付く。何故か顔が熱くなっている。
ゴダスが更に一歩進み、匂いも近付いた。
一般的には“臭い”と感じられるはず。しかし不思議と嫌な気分にはならなかった。
確か魔物の中には“フェロモンミスト”という、匂いで女性を引き付ける能力を持つモノがいるという。魔物と一緒にするのはアレだが、ゴダスの匂いもそういう類なのかもしれない。
「おいおい、ずいぶん艶っぽい表情するじゃねえか」
「やっ、ちょっ、近寄らないでよ!?」
迫るゴダスに驚き、リーファ後ろに飛んで下がる。
雄の匂いをかがされて、もじもじと太腿をすり合わせる。無意識に彼女の腰は揺れていた。
「おう、リーファ。ここにいるってこたぁ、お前も【
「そ、そうよ」
「楽しみだなぁ、“手合わせ”する時がよ」
「ふん、あ、あんたなんかに負ける気、ないから」
せいいっぱい強がると、愉快そうに笑いゴダスは去っていく。
それを見送った後。リーファは闘技場のトイレに駆け込んだ。
闘技場のトイレは、石造りの腰かけるタイプの便座と流水のマジックアイテムが一体化したものだった。
女性用と男性用で別れていない代わりに、全てが個室となっている。
その一つに入ったリーファは、一度深呼吸をして下着の中を確認して驚愕する。
「うそ、でしょ……?」
リーファは当然ながら処女であり、自慰すら経験がない。
にも拘らず、ゴダスの放つ雄の匂いに当てられて、カラダは鋭敏に反応してしまった。
自身の秘所にそっと手を這わせる。
「んっ……」
刺激に少し震える。
性経験のないリーファの秘所は、ゴダスの匂いを嗅ぐだけで、ほんの僅かだが愛液を滴らせていた。
※ ※ ※
その後、リーファは受付で大会ルールの説明を受けて個室に移動した。
露出多めの制服を着た受付嬢サニアが言うには、そこで選手登録を行うらしい。
到着したのは石の壁に木の床の、飾り気のない部屋だった。
簡素なベッドとソファーとテーブル。テーブルには飲料水の入った水差しに、一応トイレも用意されている。
「休憩室……待機場所、かな?」
この部屋以外にも多くの個室が並んでいた。
たぶん普段は、闘技場の試合前に選手が待機・休憩する目的で使われているのだろう。
「お水、冷たくておいし。氷入ってないのに」
ゴダスと会って妙に火照ったカラダを覚ますためにも、冷たい水を一気に飲み干す。
しばらく待っていると扉が開いた。
その瞬間、リーファは驚きに思わず立ち上がり構えてしまう。
「おぉ、エルナ嬢。しばらくぶり……というほどでもないか」
「あんたは……!」
現れたのは、五十歳前後の白髪が混じりの太った中年男性。
迷宮都市の領主マティアスの父、先代領主。
デシデリウム・レテ・トラニア魔導爵その人だった。
「なんで、ここに」
「む、【
タイン爺ちゃんを馬鹿にして、ほとんど脅すような形でリーファを大会に招致した貴族。
腹立たしいが、現状リーファは彼に借金をしているような立場だ。
逆らえば、正式な手段に則って労働奴隷にされてもおかしくない。
「……」
「どうした、エルナ嬢」
「えっ、あっ、別に」
クンクンと鼻を動かし、つい匂いを探ってしまった。
デシデリウムはそれほど体臭が濃くなく、嗅いでもカラダが熱くなることはない。さっきのは何だったのか、と思いつ津話を進める。
「えーと、じゃあ登録、お願い」
「では、ドレスの裾をまくり、下腹部を見せろ」
「ででででっ、できる訳ないでしょ!?」
リーファは顔を真っ赤にして後ずさる。
だって、今下着は大変なことになっているのだ。
しかし参加には契約魔術を刻む必要があると言われたら、従うしかない。
リーファは立ったまま自ら赤い東方風のドレスの裾をまくり上げる。
「……さ、さっさとしなさいよ」
顔が熱くなる。
露わになった白い肌、まだ幼さは残るが、十分に魅惑的なカラダ。
そして女陰を隠す頼りない薄い下着は、愛液で濡れてシミを作っていた。
「ほぉ、これはこれは」
「見るなぁ……!」
こんなの恥ずかしすぎる。
デシデリウムの指が下着越しにリーファの秘所に触れると、くちゅりと淫ら水音が鳴った。
「あんっ」
自然と零れる喘ぎ。
自慰もしたことがないのに、甘い痺れに腰が震える。
デシデリウムの太い指が下着の隙間から、割れ目の浅い部分へ。クニクニと解しつつ、ゆっくりとナカに侵入していく。
「あっ、や、は……ぁん」
「処女……に、間違いはないな。黒ずみの一切ない、美しいピンク。男を一度も受け入れたことのない狭さ。だが、膣壁に硬さがなく、熱く濡れやすい。快楽も得やすいようだ。エルナ嬢のここは男を悦ばせるためにあるような名器だな」
「そんなんじゃ、な、あぁっ」
反論は指で封じられる。
大陰唇から小陰唇、ヒダを一枚一枚丹念になぞられる。くすぐったいような快感に、とぷりと愛液が量を増す。
滑りが良くなり芋虫のような指が、リーファの花園を食い荒らす。処女膜を傷つけないように丁寧に、しかし的確に快感を引き出していく。
「はあっ、あぁんっ」
「膝が崩れそうだな……まずは、契約を終わらせるか」
ルールの内容を口頭確認させられ、契約魔術は刻まれた。
しかし、デシデリウムは止まらない。
「ベッドに寝転がるがいい」
促されるままにベッドに仰向けになる。
大きく股を広げたことで指を動かしやすくなったのか、デシデリウムの責めは更に深くなっていく。
「あぁんっ! 音、立てるなぁ……っ!」
「これだけ濡らしておいてよく言う」
「ふああぁっ……!」
浅瀬を手早く掻き回されて、愛液が泡立つ。
そこを弄るのって、こんなにキモチよかったんだ。
初めての快感に、リーファは変な感想を抱いた。
「貴族に、奉仕をしてもらえるのだ。悦ぶがよい」
「へ? なっ、か、顔近付けないでよ……んにゃぁっ!?」
デシデリウムは大きく足を開き、女陰に顔を近付けた。
入り口に吐息がかかる、その度にリーファの方がぴくんと震える。
そして彼の舌が伸び、ヒダを掻き分けて膣の中を舐め始めた。
「やああっ!? やめなさいよっ、そこ、汚いっ!?」
「おお、おお、しとどに濡れておる。拳聖タインの愛弟子は淫乱の性質であったか」
「あんっ! 舐め、ないでって、ぁぁっ!」
熱い舌がナメクジのように張り付く。やわやわと入り口を這い回ったかと思えば、たまった愛液を掬い取る。
急に動きが早くなり、短い間隔で中を舐められると、強い快感に腰が上がってしまった。
「おお、舐めやすくしてくれたか」
「ちが、ああんっ!?」
結果的にデシデリウムの口元に女陰を押し付ける形になり、臀部をがっちり掴まれ、逃げられない状態で舌責めを受けることになる。
愛液と唾液でふやけ、ひくひくとヒダが痙攣している。リーファもクンニの心地良さに蕩け、完全にカラダを預けていた。
そしてデシデリウムは器用にクリトリスの包皮を剥き、唇で甘噛みをする。
「そ、それ、やめてっ! あっ、あああっ」
触ったこともないはずの肉芽が、異様なくらいの快楽を与えてくる。
トドメとばかりにクリをちゅぅと吸われて、リーファは限界を迎えた。
「ひあああああっ、イクぅっ!」
何故か自ら絶頂を申告してしまった。
ぷしゅりと愛液が飛んで、デシデリウムの顔を汚した。
それを指でなめとった彼は、にたりと意地の悪い笑みを浮かべる。
「あ、あ……」
「無垢なカラダで、ここまで淫らとは……。面白くなりそうだ」
華燎宴武に花を添えるつもりで最初は呼ばれた。
しかし今の艶姿は、デシデリウムの興味を引いてしまったようだった。
彼は、最後にこう付け加えた。
「契約魔術は、薄れていくものだ。再度刻み直す必要があるので、その時は従うように」