貧乳武闘家娘のNTR闘技場 作:自宅の戦闘員
・貧乳女武闘家リーファは、借金のため武闘大会に参加することになった……が死亡してしまう。
その未来を覆すため主人公ラトレは【原初の神秘】という力を入手して、巻き戻りを行使する。
ただし、ラトレの能力では武闘大会に参加した時点までしか戻れなかった。
リーファの死亡の理由も知らない状態から、ラトレは最悪の未来を回避するため動く。
・ラトレ:主人公。逆行能力『原初の神秘』を持ち、寝取られた上に自殺をしてしまう運命にあるリーファを救うために頑張る。
・リーファ:ヒロイン。借金のため武闘大会に出ないといけなくなった。たくさんエロいことをされる
時間を少し遡る。
リーファは選手登録のため、一人闘技場に足を踏み入れた。
闘技場の内部をきょろきょろと見まわす。
石造りの重厚な内装。龍や戦士の石像など、迫力ある装飾が壁際に置かれている。
天井は非常に高く、圧迫感はないはずなのに、発する雰囲気にのまれそうになった。
受付も石造り。妙に露出度の高い制服を着た受付嬢が嫋やかな笑みで佇んでいる。
今は通常の闘技場のイベントは注視しているようだ。ちらほらといる逞しい男性は、リーファと同じく選手登録に来た武闘大会の参加者だろう。
「おぉ? なんだ、この場に似つかわしくねえ小娘がいるじゃねえか」
その中の一人。
黒の皮鎧を着た、筋骨隆々とした巨漢が近付いてきた。
いかつい顔付きの、下卑た笑いを浮かべる大男。発達した筋肉、腕などはリーファのウエストくらいあるのではと思えるくらいに太かった。
空気で分かる。かなりの実力者だ。
「小娘って、いきなり失礼ね」
「生意気そうな、いいツラだ。お前みたいなメスガキを躾けるのは、調子に乗った雑魚をぶちのめすのを越える快感だ」
ニヤつきながら大男は一歩を踏み出す。
リーファは身構えるが、ピクリと体が震えた。
「……汗くさっ!?」
試合がないはずなのに汗だくの大男は非常に臭かった。
つい本音を口走ってしまうほどに。
「あぁ? しゃーねーだろ。ちょいとさっきまで、カラダを動かしてたからな」
「やっ、ちょっ、近寄らないで汗が付く!?」
「……はは、いい度胸じゃねえか」
激昂するかと思えばむしろ余裕たっぷりの態度。
悪臭だけでなく、強者としての雰囲気が漂っている。
「おう、メスガキ。ここにいるってこたぁ、お前も【
「そ、そうよ」
「なら楽しみにしてるぜ、お前をこの拳で跪かせてやる」
「ふん、あんたなんかに負ける気、ないから」
愉快そうに笑い、大男は去っていく。
性格は最悪。だけど、強いのは肌で感じられた。
「あのレベルの選手が出てくる、かぁ……」
油断できるような大会ではなさそうだ。
リーファは改めて気を引き締め直した。
※ ※ ※
大男との悶着の後、リーファは受付に声をかけた。
「すみませーん、選手登録したいんですけどー」
「はい、承ります」
露出多めの制服を着た受付嬢は、穏やかな笑みで応対してくれる。
肩口で髪を切りそろえた落ち着いた感じの美女。たぶん、男の選手にモテるんだろうなぁ、という妙な感想を抱いてしまった。
「【
「じゃあ、なんか色々お世話になるかも? ……です? よろしくお願いします」
「話しやすい口調で結構ですよ」
「あ、そう? よかったー、実は丁寧な言葉ってニガテで」
おおらかな受付さんで助かった。
ホッとしたのも束の間、真剣な表情でサニアが口を開く。
「先程は、大丈夫でしたか?」
「え?」
「ゴダス・ダウデム。この闘技場屈指のパワーファイター、五指に入る実力者です」
「強そうだとは思ったけど、そこまでなのね」
「ただし乱暴で強引な気質、お世辞にも紳士とは言えません。あまり近付かない方が宜しいかと」
「ありがと、気を付けるね」
闘技場の運営側も厄介だと判断する男。
あまり近付きたくない相手だが、大会に出る以上どこかで相まみえることもあるだろう。
「では、選手登録をいたします。まずお名前をお願いします」
「リーファ・エルナ。あ、これ招待状」
「招待選手、ですね。ではリーファ様、右側の通路の奥にある、一番手前の個室でお待ちください」
「あれ、登録は?」
「選手登録と共に、【契約】の確認を個室で行います」
「おけー」
指示通り、リーファは右側通路を進む。
受付で申し訳なさそうにしているサニアには気付けなかった。
※ ※ ※
個室は石の壁に木の床の、飾り気のない部屋だった。
簡素なベッドとソファーとテーブル。テーブルには飲料水の入った水差しに、一応トイレも用意されている。
「休憩室……待機場所、かな?」
この部屋以外にも多くの個室が並んでいた。
たぶん普段は、闘技場の試合前に選手が待機・休憩する目的で使われているのだろう。
「お水、冷たくておいし。氷入ってないのに」
水差し自体がマジックアイテムのようで、飲料水はよく冷えている。
水を飲みながらかなりの時間待っていると、ようやく扉が開いた。
その瞬間、リーファは驚きに思わず立ち上がり構えてしまう。
「おぉ、エルナ嬢。しばらくぶり……というほどでもないか」
「あんたは……!」
現れたのは、五十歳前後の白髪が混じりの太った中年男性。
迷宮都市の領主マティアスの父、先代領主。
デシデリウム・レテ・トラニア魔導爵その人だった。
「なんで、ここに」
「む、【
タイン爺ちゃんを馬鹿にして、ほとんど脅すような形でリーファを大会に招致した貴族。
腹立たしいが、現状リーファは彼に借金をしているような立場だ。
逆らえば、正式な手段に則って労働奴隷にされてもおかしくない。
だから憮然とした表情で、渋々デシデリウムに従う。
「なら、早くしてよ、登録」
「ふふ、貴族に何たる無礼な口調……とは言わん。許そう、多少の無礼は愛嬌よ」
「それはどーも」
「では、ドレスの裾をまくり、下腹部を見せろ」
「……………は? はあっ!?」
いきなりとんでもないことを言われ、リーファは顔を真っ赤にして後ずさる。
しかしデシデリウムは平然としていた。
「選手登録は、契約魔術をかけることだ。運営上、問題行動をとれないよう、また敵前逃亡をしないよう契約魔術で行動を“縛る”。そうすれば、晴れて出場準備が整うというワケだな」
デシデリウム・レテ・トラニアは、聖王が直々に爵位を与えた。
それは貴族としての有能さではなく、彼の魔術師としての研究成果によるものである。
【契約】のデシデリウム。
彼は二つ名の通り、契約魔術……『対象に、互いに取り決めたルールの遵守を強制する』という魔術を生み出したのだ。
「……契約って、勝手に変な約束押し付けるの?」
「安心しろ。契約魔術は、双方の同意がなければ成就せん」
「下腹部を、っていうのは」
「女は、子宮のあたりがもっとも刻みやすいのだ」
言葉を重ねても流される。
そもそも、リーファには断るという選択肢がない。
登録せずに大会に参加できなければ困るのは彼女の方だった。
「契約の内容はこの紙に書いておいた、確認しろ」
「ん……」
「それをお前自身の口で言わねば、術式は成立しない。では、始めるぞ」
恥ずかしい。最悪。こんな男に下着を見られるなんて。
内心は荒れているが、リーファは立ったまま自ら赤い東方風のドレスの裾をまくり上げる。
「……さ、さっさとしなさいよ」
顔が熱くなる。
露わになった白い肌、女陰を隠す頼りない薄い下着。まだ幼さは残るが、十分に魅惑的なカラダを嫌いな貴族の前で晒す。
羞恥と屈辱で頭が沸騰しそうだ。
なのに、デシデリウムの指が下着越しにリーファの秘所に触れた
「ちょっ、なに、を……!」
「動くな。契約魔術には、体をほぐして魔力を通しやすくする必要がある」
それは事実かどうかはリーファには判別が付かない
太い指がゆっくりと下着のクロッチをさする。
いきなりのことで驚いたし、こんな最低な貴族に大事なところを触れるなんて嫌悪感しかない。
だがデシデリウムの指使いは思っていたよりも優しい。
「ん、は……ぁ」
というよりも、慣れているのか。
あくまで下着は脱がさず、上から秘所を刺激してくる。
指で布地が押され、柔らかな入り口にヒダを左右に広げる。中央の敏感な部分を丁寧に、円を描くように擦られた。何度も、執拗に。
「やめ、てぇ……んぅ」
自分で触った経験すらなかった。
なのに、揉み解すように女陰を弄られて、少しずつ熱を持ってきたように感じる。
「契約の文言を口にしろ。対象が言わなければ、術式は完成せん。ずっとこのままだぞ」
「くぅ……ぁん」
いつの間にか汗ばんでいる。
荒れてきた息で、それでもしっかりと言葉を発する。
『わ、私はここに契約する。
『1つ、運営に支障をきたす…行為をせず、やぁっ、開催期間中は、都市の外に移動しない……』
『1つ、指定された試合に必ず出場し、最後まで戦い抜くこと。途中棄権・逃走・故意の不戦敗は一切認められない……あっ、ああっ』
『1つ、敗北した者は、試合終了から翌日の休養日終了まで、勝者の命令に服従する。ふぅ、ふぅ……っ。た、ただし資産譲渡や殺人等犯罪の強制、自殺自傷の強要に関しては例外として従わなくてよい……ぁん』。
なんとか、ここまで言えた。
気が抜けた瞬間を狙いすまして、デシデリウムの指が下着の生地越しに陰核の位置を捉えた。
「ひゃあんっ!?」
「続きだ、私が罰則を設定しよう」
腰がわずかに震え、逃げるように引く。
しかし指が追いかけてくる。引っ掻いたり、摘まんだりといった強い責めはしてこない。
布地で磨くような柔らかな愛撫で、クリトリスが固くなっていく。
「ば、罰……?」
「契約魔術は、心理的魔術的な行動の強制。契約を破ろうとしても破れない。だが、“試合に参加しろ”とルールを設定しても、“監禁されている”などの、達成不可能な状況で、
彼は、いやらしく笑う。
『もしも、契約を破った場合……“リーファ・エルナ私は30日間、デシデリウム・レテ・トラニアの命令に絶対服従し、労働を行う”』
「さあ、了承すれば、契約魔術は完成だ」
「りょう、了承……あぁんっ」
「よし、いいだろう」
デシデリウムはもう片方の手でリーファの下腹部に触れた。
桃色の光が皮膚に染み込み、複雑な紋様を描き出す。光が曲線を刻むたびに、甘い電流のような快感が子宮を駆け巡る。
「あ……っ、んぁあ……っ!」
膝が震える。
絶頂するほどではないが、明確な快楽に喘ぎが零れてしまった。
リーファは、性経験のまったくない処女だ。自慰すらもしたことがない。
けれど、膣の奥の熱が疼きであると、本能的に察した。
今にも倒れそうになり、ついデシデリウムの服を掴んでしまう。
「はぁ……ぁ、ん……」
「これで契約は成った。お前は大会の間、この都市を出られない。試合に参加し、全力で戦い、敗北した時は勝者に従う。戦いに身を置くものなら当たり前の約束だ」
言いながら、最後に下着の中に指を突っ込み、リーファの割れ目を撫でた。
その衝撃に服を掴む手を放し、距離を取る。
「けっ、契約魔術は完成した、はずでしょ……!?」
「……濡れているな」
デシデリウムの言う通り、指にはわずかに愛液が付着している。
あの行いで、確かにリーファが快楽を得ていたという証拠。
彼はそれを舌で舐めた。
「は、はあっ!? 変態っ!? ヘンタイ、変態!」
自分の愛液を舐められるというあまりに恥ずかしい光景を目にして、とにかく怒鳴りつける。
しかし相手はどこ吹く風だ。
「これでキミは、参加資格を得た。大会での本番、楽しみにしておるぞ」
「言われなくても」
それだけ言って出て行ってしまう。
リーファはデシデリウムがいなくなった後も、しばらく扉を睨み続けた。
「うぅ、ラトレにも触らせたことないのにぃ……」
ついそんなことを呟いてしまった。
※ ※ ※
「お疲れ様でした。リーファ選手の登録は終わりましたので、大会開催をお待ちください」
個室から戻るとサニアが冷静に対応してくれた。
運営側が、登録についての内容を知らない訳がない。
おそらくリーファが何をされたかを知っている。しかし、内心はどうあれ、あの愛撫に監視は振れないでいてくれるようだ。
「大会のルールについて、説明は必要でしょうか?」
「あ、お願い。あたし、なんにも知らないのよね」
「では、説明させていただきます」
サニアが説明してくれたルールはシンプルだ。
基本は1対1の決闘形式。戦闘不能、降参、審判の判断の三つで勝敗を決定する。
禁止事項は弓・銃など遠距離用武器・ゴーレムや召喚魔術など1対1の原則に反するもの。拳聖程度の魔術や体術に組み込んだ魔術は問題ないが、大出力・大規模の魔術の講師は禁止。
つまりは近接で勝負を決するなら、あらゆる行為が許される、何でもありの戦いである。
優勝者は莫大な賞金に加えて、先代当主デシデリウムの権限で可能なことを叶えてもらえるという。
ゆえに華燎宴武は「一度優勝すれば人生を買える」とまで謳われる。
「武器もあり、かぁ」
「例えばミレイネ選手は鞭を、ゴダス選手は大戦斧を使います。もっともゴダス選手は、既に相手には素手で応じますが」
「へぇ、意外と正々堂々なタイプ?」
「いえ、同じ素手で勝利し、踏み躙り見下すためです」
普通に最悪だった。
「大会はトーナメントではなく、ポイント制になります」
「ぽいんとせい?」
「華燎宴武は、支援者に対するイベントでもあります。そのため盛り上がる対戦カードを作るために、大会運営が実力差や関係性を考慮して決定します。なので最強クラスと初戦でぶつかることもあります」
他にも、試合をした翌日は休養日が設けられるため、大会は長期間に渡る。
勝者には3ポイントが与えられ、敗者は勝者に試合後から休養日終了まで絶対服従する義務を負わされる。休養日をつかって敗者に命令をできように、という配慮だ。
「じゃあ、運営がその日闘う人を決めて、試合して休み、試合して休みを繰り返す感じ?」
「はい。そして最終日に獲得ポイント数が一番多い者が優勝となります」
「なーるほど。当日まで戦う相手は分からないわけね」
「私に伝えて下されば、“この選手と戦いたい”などの要望も受け付けております。因縁もまた演出の一つ、再戦リベンジマッチも認められていますので」
正直こういう頭を使うのはラトレに任せたいけど、なんとか覚えられたと思う。
「ありがとう、サニアさん! もう大丈夫。また、大会当時にね」
「はい、ご武運を。あと、女性選手のミレイネ・ジルクは可愛い女の子にいたずらをするのが大好きなレズなのでご注意を」
「び、微妙に嫌な情報をありがと」
えー、あんな胸の大きい美女なのに。
自分も狙われるだろう、と考えるくらいにはリーファは容姿に自信があった。