僕の愛したアリスを返して~ソラの幼馴染救済譚~ 作:アロンの杖
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・ね、ねえあの。ソラッッッ//////////////」
「・・・な、なんだよアリス。なんか用か?」
“初めて”を終えて翌日までグッスリ眠った二人は殆ど同時に目が覚めたがその際、改めて喜びと恥ずかしさとが押し寄せて来て暫くの間は相手の顔が直視出来なかった。
「・・・あ、あのさ。その、“しちゃった”ね?」
「・・・う、うん。しちゃったな、だけどさ?俺は幸せだったよ!!?」
「・・・・・っっっ❤❤❤❤❤」
はにかみながらそう告げて来るソラの言葉にアリスは“私もっっっ//////////////”と嬉しそうに微笑んで、改めて“恋人”となった“幼馴染”の顔を見つめる。
「やっとだよ?やっと君を・・・」
「・・・・・?」
「救い出せたね?単に闇の只中からだけじゃない。何処までもずっと続くこの世界線そのものから、やっと・・・」
「・・・・・っ!!!」
「“幼馴染の関係性”から、やっと一歩踏み出せた。君を俺のモノに出来たみたいでさ・・・?とてもホッとしているよ、本当に・・・っ/////////////」
「・・・違うもん」
「・・・・・っ。え?」
少し落ち着きを取り戻して安心したように話を続けていたソラに対してアリスが告げた。
「“ソラがわたしの”なのっ!!!・・・解った?」
「・・・昨日の夜、俺のチンポであんなにアヘアヘしていたのに?」
「・・・・・っっっ///////////////あ、あれはね?ちょっと搾り取ってあげていたのっ。そうよ、“お仕置き”だわ“お仕置き”!!!」
顔を赤らめるつつもしどろもどろになってそう応えて来る恋人に、ソラは思わずクスりと笑う。
「・・・全然解って無いわね?もうっ、ソラったら!!!」
「ううん、そんな事は無いよ?アリス・・・」
ちょっとムスッとしているアリスに対してソラはあくまで幸福感と恍惚感とに満たされていた、彼にとってはこの“じゃれ合い”と言うかやり取りまでもが輝かしくて嬉しい一時であった。
「・・・ねえアリス」
「・・・なによ?ソラ」
「何で君が僕のなのか、解る・・・?」
「え・・・っ?」
てっきりもっとイジッて来るだろうと思っていたのに、予想外の質問をされてアリスは多少、戸惑ってしまうがその隙を突くかのように、ソラが言葉を続けた。
「それはね・・・?僕の方が君の事が、大好きだからだよ?アリス・・・」
「・・・・・っっっ!!!!?」
静かに恋人に語り掛けるソラに対して、アリスは一呼吸置いてからはにかみつつ応えた。
「・・・もうっ。全然違うわ?ソラったら全然解ってないっ!!!」
「・・・えっ、えっ?」
「だって私の方がソラのこと、大好きなんだもん・・・っっっ❤❤❤❤❤だからね?あなたが私のモノなのよ・・・っっっ//////////////」
少し頬を紅潮させつつ潤んだ瞳で、だけど自分を優しく見つめながらそう告げて来たアリスの言葉に、ソラは最初はビックリして思わず彼女の方を向いてー。
そして少しの間だけ見つめ合ったその後で、またクスりと微笑んだ。
「・・・あははっ。そっか!!!」
「そうなのっ。もうソラったら・・・っっっ❤❤❤❤❤」
そう言って笑い合う二人は自然と相手を自身に抱き寄せ、くっ付いていつまでも離れなかった。