167話、過去編のIFルートとなっています。(読んでなくてもぜんぜんOK!)
主人公:天城ルイ
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努力家の女の子で、救護騎士団のメンバー。
それに加えて毎日のようにミネと戦闘訓練をしているため、かなり距離の近い関係。
蒼森ミネ
ルイのことが好き。
しかしルイ側からその手の感情が一切見られないので、思いを秘している。
深夜 : ミレニアムセントラルホテル / 脱衣所
side:ルイ
────ミネとの話を終えた私は、一足先に脱衣所に上がって、濡れた体を拭いていた。
水気を含んだ髪から流れる雫が、背を伝って床に落ちる。
……そんな時、ガラリと浴場の扉が開いた。
「ミ────」
ぎゅう……。
何か言葉をかける前に、私の背に柔らかいものが押し付けられた。
湯冷めした体にじわりと伝わる熱から、ミネが私を抱きしめたことを理解する。
「……好きです。」
……ミネが小さく、呟いた。
「なっ……」
「……愛しています、ルイ。あなたのことを、ずっと」
「……先ほどの発言は、撤回させてください」
「貴方が上がったあと……少し、考えたんです」
「……行かないでください。ずっと、私のそばにいてください」
「……最低なことを言っているのは、理解しています」
「それでも……私はあなたと一緒に居たいんです」
「…………」
喉は言葉を紡げず、掠れた無言が続く。
どくん、どくんと跳ねる心臓の音だけが、いやに耳に響いてくる。
背中越しに伝わる彼女の鼓動も、同じように高鳴っていて、奇妙な感情を呼び起こす。
(……"好き"……)
芽生えたのは、これまで感じたことがなかった感情。
庇護のみを発露してきた人生における、一つの
(好き、ミネが……私を。愛して……)
ぞくり、と全身に痺れが走った。
恋、愛。
私の中に存在しないと思っていた感情は、
名を与えられぬまま秘され続けていた。
押し寄せる記憶、比翼の如く彼女と歩みを共にしてきた時間。
彼女がふとした時に浮かべる、柔らかな笑顔。
訓練の時に見せる鋭い目。私を叱る、怒った顔。
その全てが……愛おしい。
ついに名を得て、実感した恋心が、うっとりと体中に沁み渡っていく。
「……ミネ。わたし、も……」
絞り出たのは、自分でも聞いたことのないほどの、甘く小さな声。
瞬間、ぎゅうと体が締め付けられた。
「……嬉しいです……!!」
歓喜に震える声。
腕に力がこもり、より強く肌が密着する。
濡れた肌が吸い付き、互いの髪から滴る雫が体を伝う。
重なった翼同士が擦れ合って、じくじくとした感覚を与えてくる。
……訓練で幾度となく私を組み伏せた腕が、私の体を力強く抱いている。
何より……首筋にかかるミネの吐息が、彼女を強く感じさせた。
ぞく、ぞくと背筋に悦楽が走ったころ。
ぐぐ……と私の太ももに熱いものが触れた。
「……?」
それはぴくぴくと跳ねて、太ももの内側を擦りながら、上へ上へと張って……ぺちん。
……ついには、私の股と太ももの間の空間へと滑り込んだ。
「……ミネ、その、これは……」
恐る恐る声をかけると、焦ったような声色が返ってくる。
「っ!? あ、の、その……これは、生理的反応、といいますか」
「お互い、裸ですし……正直に言うと、意識、してしまって……」
慌てて説明した彼女は、いつもの堂々とした姿とは違って弱々しく、胸の奥の嗜虐心がぞくりと震える。
「ふふ……そうか」
むら……♡
私の中で、仄暗い欲望が鎌首をもたげた。
……きゅっ。
足をぴたりと閉じ、張り詰めた怒張を股の間に閉じ込める。
「っ……♡」
ミネは小さく声を漏らし、怒張がびくりと震えた。
「……ふふ。もう少しだけ、このままでいようか」
そう言って、すり、すりと太ももを擦る。
その度にずくんずくんと震えるそれと、首元にかかる荒い息が、私たちを熱に浮かしていく。
「ルイ……もうっ……!」
そう言葉を漏らしたミネは、ゆっくりと腰を前後させ始めた。
「ん……ふふ……♡」
ひくひくと甘く痺れる胎の奥は、この淫靡な行為の完遂を望んでいた。
「……このまま、最後までしようか」
不必要だと思っていた、不埒で下劣な知識の実践。
ミネの動きに応じるよう前後に腰を揺らして、股座の怒張に甘える。
……すり……にゅる……。
すりすりと擦れる音は、次第に粘着質な音に変わっていく。
互いの蜜液が混ざり合い、ついには溢れ、ぽたりと床に落ちた。
「「はぁ……んっ……ふぅ……」」
……そして、どちらのものともつかない甘い喘ぎが部屋に満ちたころ。
首に回されていたミネの手がゆっくりと降りていき、私の腰を掴んだ。
「もう……我慢できません……っ!」
ずりゅぅ……ぱんっ♡
ミネの腰がゆっくりと引かれ……臀部に叩きつけられる。
ぬりゅ、ぱんっ♡ぐちゅ……ぱんっ♡
「あっ、んっ♡」
破裂音が何度も響いて、力強いストロークが股座を抜けていく。
(……この動き……まるで、本当の"行為"をしているようだ……っ)
ぞり、ぞりとカリに擦られるクリトリスが、私を快楽の高みへと押し上げる。
「……ルイっ、ルイっ……♡」
はぁはぁと息を荒くしたミネは耳元で私の名前を呼びながら、夢中で腰を振っている。
ぞりゅ……♡
そして、ミネはひときわ大きく腰を引いた。
絶頂が、来るのだろう。
そう思考した瞬間。
"かしゃん"
行為の振動のせいか、洗面台に置いていたヘアブラシが床に落ちた。
────拾わなくては。
とっさに判断した脳が、反射的に腰をわずかに落とす。
……逸れた狙い。
限界まで反り返った穂先は、その軌道のまま。
"……ちゅぷ♡"
膣口に、ミネの穂先が触れた。
「ぁ……っ!」
"じゅぶ……にゅるるるる……ぶちっ♡"
「っ、お゛……!?♡」
何者も許したことのない秘所が、一突きに貫かれ……その最奥への侵入を許してしまった。
「「ッ……‼︎」」
乱暴なバージンロストの感覚の奥で、剛直の先端がぷっくりと膨れる。
(こ、れは……っ♡)
────どくん。
その時。鼓動が重なった。
"どぐっ……♡びゅっ♡びゅるるる……♡"
最奥に子種が勢いよく叩きつけられ、私のナカを白濁で塗りつぶしていく。
「あっ……っはっ……中、でっ♡」
「っす、すみませっ……すぐに、抜きます……っ!」
ミネはそんな言葉を漏らしながらも、私の腰をがっしりと掴んだままぴったりと離れない。
それどころか、ぐりぐりと最奥に穂先を押し付け、快楽を貪っているようにも思える。
「んあっ……♡く……っ♡」
こりゅ、こりゅ、と乱暴に雌の弱点を嬲られた私は、ついに────
「っ……イ……っ♡」
ぷしゅ、と股から淫水が吹き出た。
迸る快感にびくびくと体が震え、精神は目の前の快楽に従順になる。
「っ……まだ、出て……♡」
余韻の中にあってなお、ミネの吐精は未だ果てず、どく、びゅる、と奥に白濁を注ぎ続けている。
蠕動する柔肉がそれを吸い上げ、期待に降りきった子宮口がちゅうちゅうと子種を飲み込む。
「「……っ♡……ふーっ♡」」
一分の隙間もないほどに密着した私たちは、繁殖本能のまま、その快楽を享受していた。
"──────ちゅぷん。"
そうしてようやく、私たちの間に理性が戻ってきた。
「はーっ……やってしまったな……」
そう呟いて、へろへろと座り込む。
振り返ってみると、ミネは慌てたような、青ざめた表情で私を見下ろしていた。
「ご、ごめんなさい……そんなつもりでは……!!」
「すぐに掻き出します……!」
そんなことを言い出したミネに、ふふっ、と笑いが漏れる。
「もう、7分は優に超えているころだ。そう焦らなくていい」
「それに、見てくれ……ほら……♡」
床に尻をつき、大きく開脚して秘所を見せつける。
愛液と種に濡れた陰唇をくぱあと開けば、ナカからとろりと血の混じった精液が垂れ落ちた。
「……君の種はもうほとんど、胎の奥に飲み込んでしまった」
「どうやら、私の体は君の子を孕みたいらしい。……自分でもわかるほどに、激しい蠕動だったよ」
そう告げると、ミネはごくりと息を呑む。
「ふふ……今頃、私の卵子は君の精子に囲まれているのだろうな?」
「ッ…………」
私の秘所を凝視しているミネはひどく興奮している様子で、ふうふうと呼吸している。
「……♡」
彼女が私に興奮し、必死になっている様が嬉しくて、つい煽り立ててしまう。
これが恋か、なんて自分を俯瞰してみるも、そこには卑しい雌が一人いるのみだった。
「……ほら、触って、近くで見てくれ」
「君の種を、きちんと全部飲み干せたか……」
腰を上げ、ミネに向かって秘部を見せつける。
「……っ♡」
彼女は私の煽りに乗せられてくれたのか、膝をつき、私の秘所へぐいと顔を近付けた。
絶頂したての敏感なそこにミネの息がかかって、とろとろと愛液が漏れ出る。
「……ふふ、どうだ?」
尋ねてみると、ミネはごくりと唾を飲んで、ただ一言。
「……とても、いやらしくて……美しい、です」
きゅん、と胎が震えた。
「ん、ふふ……なら、触って、もっとよく見てくれ」
自分で開いていた手を離すと、ミネはおそるおそるといった手つきで指を伸ばし、私の陰唇に触れた。
その指は愛液でぬるりと滑り、ミネは慌てたように少し力を込めて触れなおす。
「……ん……」
他者に触れられる感覚は新鮮で、思わず小さな声が漏れる。
「……痛かった、ですか?」
「いいや……なんと言うか、心地いい」
「……そう、ですか……♡」
ミネはそっと指を動かし、くぱ、と私の雌穴を開く。
じいっと向けられる視線が快楽に変換され、ふるふると陰核が震える。
「……では、見ますね……」
注がれた種を確認するため、ミネは私の膣口に指を添えた。
くちゅ……っ♡
はくはくと震える膣口を人差し指で開かれ、誰にも見られたことのない雌の最奥を覗かれた。
「……本当に、全部子宮に入ったんですね……♡」
そこをまじまじと見つめたミネは、優しく目を細めて、愛おしげな、甘い声色で笑う。
彼女はそのまま、ゆっくりと舌を伸ばし────。
「……待った。」
こん、と踵でミネの頭を叩く。
「血で汚れた場所を舐めるのは、流石に良くない」
「続きはもう一度、風呂に入ってからにしよう」
そう伝えると、ミネは"がばり"と勢いよく起き上がった。
我に返ったのか、その顔は耳まで真っ赤に紅潮していて、視線はゆらゆらと泳いでいる。
……きっと、私もそうなのだろうが。
ゆっくりと立ち上がり、ミネの肩に手を置く。
「……ミネ、上がったらもう一度 "初めて" をしよう」
「せっかくのバージンロストがこれというのは……些かロマンに欠ける」
「それに、もしこれで子供ができたとして……事故で孕んだ子、というのは、私たちの子供に不名誉だろう?」
ふふ、とそう茶化してみると、
ミネははっと顔を上げて、私と視線を交わした。
「……確かに、そうですね」
「次は、本気で抱きます」
鋭い目。
雄の繁殖本能を丸出しにしたその視線に、私の胎がぞくりと震えた。
「ふふ……♡楽しみにしておくよ」
互いに照れ隠しの笑みを浮かべ、私たちは再び浴場へと戻った。
そして────時は進み。
ミネに先んじて身を清め終わった私は、一人裸でベッドに腰掛けていた。
……これから、私は雌としてミネに抱かれる。
いつもの戦闘訓練のように組み伏せられ、逃げ場のない最奥に種を注がれ、一生消えない屈服の証を胎に刻まれる。
自分がどのような末路を辿るかに思索を巡らせるだけで、きゅんきゅんと胎がうずく。
無意識に伸びた手が股座をそっと撫でれば、ぬるりと発情の証が指先を濡らした。
「……ミネ……ミネ……っ」
始まってしまった自慰は、じぶじぶと快楽で脳を炙って、視界を桃色にすら感じさせる。
ミネの全てを受け入れ、私という個を塗り潰されたい。
そんなマゾヒズムにも似た欲望が、未だ上がってこない愛しいツガイへの期待を高めていく。
「…………」
彼女を求めるあまり、ハンガーにかけてあった彼女の外套を抱きしめ、その残り香に意識を集中させる。
「……すん、すん……ミネ……っ♡」
香水に混じって香る、彼女自身の匂い。
それはどんな媚薬よりも強烈に興奮を煽って、私の自慰を手助けする。
「……ふうっ、ふうっ……♡」
くちゅくちゅとクリトリスを撫でまわし、絶頂をお迎えしようと腰を上げた────その時。
"がしっ"
腕を掴まれ、寸前で意識を引き戻される。
「ぅあっ……♡」
唐突にお預けをくらい、発散できなかった快楽にがくがくと腰を震わせながら目を開くと、
私の目の前にあったのはぎんぎんに勃起した怒張……の上から私を見下ろす、ミネの姿だった。
「……ずいぶん、お待たせしてしまったようですね」
ミネはそう言って私の隣に腰掛け、そっと肩に腕を回す。
「……あなたがここまで乱れるなんて、意外でした」
抱き込まれ、耳元から伝わる囁き声が、鼓膜と脳を通して快楽へと変わっていく。
「……失望、したか?」
「いいえ……むしろ、嬉しいです」
「あなたの知らない一面を、知れましたから……」
ミネは優しく言って、ちゅう、と私の頬に口付けを落とした。
「……ん……♡」
たったそれだけの刺激でも、ぴりぴりとした快楽が走る。
その間に、肩に回された腕はゆっくりと下がって、私の股座に入り込み、秘所をぬるりと撫ぜた。
「っあ……♡」
淫靡な音と共に、てらてらとした愛液濡れの指が、見せつけるように差し出される。
「……ふふ、準備は万端のようですね♡」
「ですが……私の準備はまだです。……お手伝い、していただけますね……?♡」
再び肩に回された腕が、私の体をミネの股座へと引き込む。
その先にあったのは……屹立した怒張。
むわりとした熱気を放つそれが、私の目の前にある。
太く、長いそれはびくんびくんと震えて、私との交接を渇望していた。
「……ああ。精一杯、奉仕しよう」
もぞ、と体をミネの股へと潜り込ませて、
「ん……ちゅっ……♡」
先端へ、唇を吸い付かせる。
まるで誓いの口付けのように、長く優しいキスを済ませ……
「……ちゅ、ぷ……♡」
怒張の中ほどまでを、口内に迎え入れた。
わずかな塩気の滲むそれは、口腔の殆どを埋め尽くす。
「んっ……ふふ、温かいです」
ミネは心地良さそうに言って、すりすりと私の髪を撫でた。
手のひらから伝わる熱がじわりと沁みて、幸福感を与えてくれる。
もっと、ミネに喜んで欲しい。
その一心で、私はくぷくぷと頭を動かし始める。
「んっ……ちゅる……じゅぶ……」
口内の全てでミネを味わい、とろとろと分泌される先走りを啜る。
舌を絡め、喉の奥で穂先を締め付ければ、ミネが気持ちよさそうに腰を跳ねさせて、まるで口で彼女を手玉に取っているような感覚に陥った。
「ふーっ……♡ 上手、ですよ……」
「……んふ……♡
くぷ、ぐぶ、じゅぶり。
カリ首に舌を這わせ、裏筋を舐め上げる。
知る限りの淫らな知識を動員して彼女のモノに媚びれば、ミネは嬉しそうに頭を撫でてくれる。
幸福感に支配され、夢中でモノをしゃぶり続けているうち、
私の頭を撫でていた手が、ぐぐ、と押さえつけるように力を込め始めた。
(…………♡)
その意図に気が付いてしまえば、頭は深いストロークを描く。
「じゅぶっ♡ぐぶっ♡ぢゅ……♡」
全てを呑み込み、受け止めたい。
そんな淫らな欲望が頭を支配し──
「……ぐ、ぼっ♡」
顎の力を抜き、喉の奥の奥、限界までミネを飲み込む。
鼻先は根本の茂みに当たって、固い毛がちくちくと肌に刺さった。
「……ぐぶ……すぅーっ……んふ……♡」
喉奥にモノを加えたまま深い呼吸をすれば、籠った淫臭が肺へと抜ける。
その度に脳裏が甘く痺れ、股から雫を落とした。
「ふっ……ふぅっ♡ルイっ……♡でます……っ♡」
腰を甘く前後させ、前傾姿勢になったミネの乳房が私の肩に触れる。
彼女の肉に閉じ込められ、身動きの取れなくなった私は、ただ喉奥を締め、媚びることしかできない。
「
その時を受け入れ、思い切り喉奥を締めると……がくり♡と、ミネの腰が震えた。
びゅ♡びゅるるるる……♡
「ぁっ♡ううっ♡で、ます……っ♡」
吐精がはじまり、喉奥に大量の精が注ぎ込まれる。
舌の上を跳ね回る輸精管の拍動が、その激しさを物語る。
「じゅぷ……んくっ♡じゅる……んくっ♡」
塩辛く、苦く、生臭いそれを吸い出し、腹の奥へと嚥下する。
粘ついたそれは胃の中にぼとぼとと落ちて、腹を満たしていく。
「ルイ……ルイ……っ」
どくん、びゅる、ひくひく……ぴゅる。
先ほど出したばかりだというのに、ミネの射精は数十秒にも渡った。
……それを夢中で飲み込んでいた私の胃が、"ちゃぷ"と水音を鳴らしたころ。
ついに吐精を終え、小さくなったミネの性器が、ぴゅ♡、と最後のひとしぼりを舌の上に吐き出した。
「ん……ちゅ、ぽ……」
ミネの股から頭を外せば、私とそれとの間に白濁した細い橋が架かる。
それを舌で絡めとり、視線を上へと向ければ……。
「…………♡」
頬を紅潮させたミネが、仄暗い視線を向けていた。
潤んだその瞳に宿る性愛が、私の被虐欲を高める。
「んふ……♡ほら、見てくれ……」
んれぇ……くちゅり♡
大口を開け、舌の上に残されたミネの精液を見せつける。
舌をそっと動かし、唾液と子種を撹拌すれば、泡立った淫液がくちゅくちゅと卑猥な音を鳴らす。
「ん……ごくんっ♡」
わざとらしく喉を鳴らし、ミネの種を飲み干す。
空っぽになった口内を再び見せつければ、ミネの瞳孔がきゅうと細まった。
「ルイ……そ、そんなこと、どこで覚えたのですか……♡?」
ミネは荒い息混じりに言って、わなわなと肩を震わせる。
「ふふ……そういう雑誌を読んだことがあるだけだ」
「オスへの媚び方、子種の強請りかた、そんな下劣で破廉恥な知識がたくさん載っていたよ」
「こんなことをするのは相当な色狂いだと思っていたが……いざ自分でやってみると、存外に気持ちがいいものだな」
そんなことを言いながら、そっと視線をミネの股座へと落とすと、彼女のモノには再び血が集まり、どくどくと膨張を始めていた。
「はは……効果覿面、と言ったところか?」
「君の準備が良ければ……本番、始めようか」
ベッドに体を倒し、ミネに向けて股を開く。
先ほどの奉仕で十二分に濡れそぼった秘所は、てらてらと光を反射していた。
「…………」
ミネは私の顔をじいっと見つめた後、私の股座へと視線を滑らせる。
かと思えば、すくと立ち上がって……ぼすん。
ミネは私の上に倒れ込み、覆い被さるような姿勢をとった。
瞳と瞳の間には、30センチもない。
ミネの長い髪が天蓋の如く私を覆って、二人きりの世界を作り出す。
擦れ合ったお互いの羽が、さわさわと音を立てた。
「……ルイ。」
低く、唸るような声。
獣欲の滲む声色に、私の胎がきゅんと疼く。
「……なんだ、ミネ」
「……貴方を、私のものにします」
彼女の生暖かい呼気が、私の頬を撫でる。
それは今から行われる"
「……ふふ、もちろんだ」
「一生君のそばで、一生君を見続けて……最期までもを共にしよう」
「愛している。ミネ」
その言葉の返答は……。
────ちゅっ。
そっとミネの顔が降りてきて、唇が重なった。
全身が密着し、鼻先が擦れる。
「……んむ、ちゅっ……♡」
情愛を宿した、甘い口付け。
互いの熱を確かめ合うかのようなそれは、小さなリップ音を奏でながら繰り返される。
「ちゅぅ……ん、ぇろ……♡」
ぬるりと口端に舌が這えば、応えるように舌を差し出す。
にゅるりと絡められた舌は、力強く私の口内へと押し入って、粘膜を蹂躙し始めた。
「ふ……ちゅく……んちゅ、んむ……♡」
歯列をなぞられ、舌を絡め合うたびに、もごもご、くちゅくちゅと粘ついた水音が鼓膜に反響して、感情に熱をくべていく。
舌伝いに流し込まれた唾液の味はうっすらと甘くて、熱情に狂った味蕾がミネの味をもっともっとと求めている。
しかし、そんな幸せな時間は唐突に終わりを告げた。
「んぇろ……ちゅ♡ちゅっ……ぱ……」
ミネの舌が、引き抜かれる。
透明な糸がお互いを繋ぎ、ぷつり、と途切れた。
「……ミネ……?」
わずかに遠くなったミネの姿に、寂しげな、甘い声が漏れる。
はらりと崩れた彼女の綺麗な蒼髪が、私の肌にぺとりと付いた。
「……すみません。思い返してみれば、先ほどの言葉は少々乱暴でした」
「勝手ですが、もう一度やり直させてください」
ミネはそう前置きして、すう、はあと深呼吸をした。
何度かの呼吸を終え……私と視線を交わす。
「……天城ルイさん。私の、伴侶となってください」
「私の一生を、永遠を貴女に捧げます」
「……私の、子供を産んでください」
紡がれたのは、甘く、重いプロポーズ。
真剣に、しかし慈愛に満ちた微笑みを浮かべて言葉を終えたミネは、静かに私の返答を待っている。
「ふふっ……ああ、わかった」
「蒼森ミネ。私は伴侶として、君に一生と永遠を捧げる」
「君が望むなら、子供も何人だって産んでみせよう」
「幸せな家庭を……子孫を、作ろうじゃないか」
あまりの幸福に上がる口角を隠せないまま、私は彼女の愛に応える。
「……愛しています。ルイ……っ♡」
ミネはきゅうと目を細め、声を震わせたかと思えば……力強く、私を抱きしめた。
「……私もだ。愛している、ミネ」
そっと背に手を回し、抱擁を返すと、
ミネはそのまま私の首筋に小さなキスを落とした。
「…………」
無言。しかし、考えは通じ合っている。
合意は済んだ。
後は、事を成すだけ。
ミネはそっと体を動かして、限界まで反りたった先端を私の穴にあてがった。
くち、と小さな水音と共に入り口に触れたそれはどくんどくんと脈打って、私の許しを待っている。
「…………♡」
くちゅ、くちゅ。
先端が割れ目をなぞって、お互いの粘ついた体液を混ぜ合わせる。
準備はとうにできていた。
前戯の甲斐もあり、ナカはぐずぐずに蕩けている。
……もう、我慢の限界だ。
「……ミネ。私を君で満たしてくれ……♡」
「……はい……♡」
ず……ぷ♡
「んぁ……っ♡」
穂先が雌肉を割り開き、ゆっくりとナカに沈み込む。
脈打つ熱に絡みつく媚肉はきゅうきゅうと彼女のモノを締め付け、カタチを伝えている。
「……ふーっ……気持ちいいです……♡」
「ああっ……私もだ……♡」
ミネの雄はどんどんと私のナカを拓いて、色を覚えたばかりの膣肉に性の味を教え込んでいく。
「ミネっ……キス、し……んむっ♡」
無意識に漏れ出た言葉に、ミネは即座に反応した。
「ちゅっ……♡ちゅ♡」
重なった唇は欲望のままにお互いを貪り、脳髄に轟く淫音が私たちを獣へと変えていく。
ちゅく……♡ぐちゅ♡じゅる……♡
にゅるっ♡ぱちゅっ♡
腰を甘やかにゆすって互いの弱点を擦り合わせ、ただ愛欲のみに身を委ねる。
「んじゅ……みねっ♡みねっ♡」
「ちゅ♡ルイ……っ♡
舌を絡め、名前を呼び合い、五感で互いを感じあう。
性、愛、繁殖、嗜虐、被虐。
あらゆる欲がないまぜになって、私たちを深くまで結びつけていた。
「……もっと♡もっと強くしてくれっ♡」
快楽に炙られ、堕ちた雌が口を滑らせる。
「ええ……っ♡」
雄は嗜虐に濡れた声を漏らして、その欲に応えた。
ずろろろろ……♡
「……んあぁ!……っ♡」
怒張が一気に引き抜かれ、カリに掻き出された本気汁がどろりと溢れ出る。
寂しくなった膣が、喪失感を生む前に……ずぷ♡
……ぱんっ♡
「〜〜〜っ!!♡」
力強く侵入してきた雄が、最奥を貫いた。
衝撃的な快楽が背筋を駆け抜け、ぴいん、と体を逸らす。
ぷしゅ♡ぷしゅ♡と淫水を吹き出す雌穴にも構わず、ミネはもう一度腰を引いた。
「……待てっ♡もうイって────」
────ぱんっ!!♡
「んお゛……っ♡」
イきたておまんこをペニスが蹂躙し、再び潮が噴き出る。
先ほどまでの睦みあいなどしょせん前戯にすぎないとばかりに、暴力的な快楽が私を殴りつける。
「……み、ねっ♡待って……」
ずろろろ……♡ぱんっ!♡
「……待ちません♡」
「!!〜……っ♡」
私のおまんこは、堕とされた。
屈服しきった体は無様に腰を持ち上げ、
まるで雛鳥が親鳥に給餌を求めるように くっ♡くっ♡と震えている。
しかし、次の一撃は訪れない。
さわ、と頬に手が触れた。
「……気持ちよさそうな顔……もっと見せてください」
はら、と汗に濡れた前髪をどけられ、まじまじと顔を凝視される。
涙、鼻水、涎。
ありとあらゆる体液でぐちゃぐちゃになった私の顔を愛おしげにみつめるミネは……ぱんっ!♡
「……んぐ……っ!?♡」
不意打ちの一撃。
がくがくと震える私に、ミネは満足げに笑う。
「普段の凛々しい顔も好きですが……こちらも、なかなか可愛らしいですね♡」
「待っ……」
……どちゅっ♡
「────ッ!!♡」
声にならない声が上がり、ミネは更に口角を上げる。
「……もっと、見せてください……♡」
……ぱんっ!♡どちゅっ!♡
ずろろろろ……♡ぐちゅっ!♡
「あっ♡ひいっ……♡みね、っ……♡」
「もっ……だめっ……!!イって……る……ッ!」
「…………♡」
何度も何度も絶頂させられ、心身がミネに屈服したころ。
「……ふふ、ルイ……♡」
ミネはぎゅうと私の体を抱き込んで、極限まで体を密着させた。
汗ばむ肌がぴたりと吸い付いて、互いの境は融け落ちる。
押し付けられた乳房が潰れ、どくどくと心臓の音を共鳴させる。
すう、はあと荒い息を重ねて数秒、ミネはそっと耳元に顔を寄せた。
「……このまま、出します。いいですね……?」
ぐり、と奥を擦られた。
その穂先はひくひくと膨張し、今にも精を吐き出さんとしている。
「……ああ、このまま……」
そっと足をミネの腰に絡め、ぐいと引き寄せる。
「……♡」
先端が最奥に触れ……びくり、と穂先が震えた。
「……で、ますっ♡」
どぴゅ……♡
びゅるるっ♡どくっ♡びゅくん♡
「ふう……っ♡」
「私のっ、赤ちゃん……産んでください……っ♡」
「……好き、好き……♡」
絶頂に腰を震わせながら、ミネが耳元で囁く。
その度に胎の奥がきゅんと疼いて、注がれる種を啜り上げる。
「……幸せになろう。ミネ……」
「愛している、大好きだ……♡」
どくんっ♡とくんっ♡
びゅ……ぴゅるる……♡
ぎゅち♡ちゅぷ……きゅぅ……っ♡
射精が終わりに近づくにつれ、膣肉が蠢いているのがわかる。
最後の一滴まで絞り出し、吸い上げようと蠕動するそこは、まさに雌の器官という他にない。
「……ふふ、欲しがりさんですね……♡」
ミネはからかうように囁いて、私の耳に舌を這わせた。
「んちゅ……好きです。ああ、何度言っても足りません」
「愛しています、ルイ。私と、永遠に……」
うっとりとした声色で愛を繰り返すミネの性器は既に射精を終えて、ちゅぷ、と私のナカから抜け落ちていた。
それにも気付かぬまま、私たちは余韻に耽る。
甘い口付けを交わして、互いの感触を楽しむ。
「────ッ!?♡♡」
そんな中……全身を不思議な感覚が突き抜けた。
雷に打たれたような、と表現するべきその衝撃の意味は……本能が理解していた。
「……ルイ?大丈夫ですか……?」
心配げに尋ねるミネは、まじまじと私の顔を覗き込む。
「……ミネ。すこし……離れてみてくれ」
そう胸を押すと、ミネはゆっくりと私の上から退いた。
彼女は私の体を観察し────。
「…………っ!!♡」
互いの間にかかる体液の橋。
それをてらてらと照らす、朧げな光が、私の腹の上に浮いていた。
「……ふふ。受精、したようだな」
「この段階でヘイローが顕れるとは珍しい。……きっと、すごい子になるぞ」
優しくお腹をさすりながら、たった今結びついた私たちの未来に思いを馳せる。
「……ええ、そうですね」
ミネは優しく微笑んで、私のお腹に手を添えた。
汗冷えした肌に彼女の温かな体温がじわりと沁みて、心地いい。
「……これから十月十日、私の胎でこの子を育てる」
「その間……私を守ってくれよ、ミネ?」
そう笑ってみせると、ミネは きっ、と鋭い目を向ける。
「……当然です。貴方も、この子も。私が絶対に守ります」
ミネはそう言って、ちゅ、と私の下腹部に口付けした。
(以下、後日談です。本編絡みの話なので、この話だけ読んだ人は読まなくてもいいかも)
────2日後。
朝:トリニティ本校 / 廊下
side:ルイ
結局、外交官の任命を断った私は、その説明のためナギサの元へ向かっていた。
朝の青々とした陽ざしが照らす廊下を進み、重厚な扉の前に立つ。
「……」
深呼吸をして、"こんこん"と扉をノックすると、"どうぞ"と声が返ってきた。
「……おはよう、ナギサ」
「ええ、おはようございます」
静かに入室し、軽い挨拶を交わす。
部屋に漂うアッサムの香りが、内心の緊張をほぐしてくれる。
「…………」
そっと深呼吸をしてナギサの前に立つと、彼女も私の方に向き直り、にこりと微笑んだ。
いつも通りの様子に内心で安堵しながら、口を開く。
「その、先日はすまなかったな。……やると言っていたのに急に断ってしまって」
「いえ……構いませんよ。こちらも、急に話を持ち掛けてしまいましたので……」
「ですが貴方のことですし、きっと喜んで行ってくれるだろうと思っていたんですが……なにか、問題でもありましたか?」
そう尋ねたナギサの声には、僅かな心配が滲んでいる。
「ああいや……まあ、見てもらったほうが早いだろう」
事情の説明に来たものの、その詳細を話すのは些か恥ずかしい。
端的に理解を得るには、やはりこうするのが早いだろう。
パチパチと外套の留め具を外して、そっと外套を脱いで見せる。
ナギサはぴくりと眉を動かして、怪訝そうに私の体を見つめ────
「ぶふうっ!?」
"がしゃあんっ!!"
紅茶を噴き出し、手にしていたティーカップを床に落とした。
「な、なっ、なあ……!!」
砕けたカップに目をくれず、ナギサはわなわなと肩を震わせ……。
"すてーんっ!! ガタン!!"
……立ち上がるのに失敗したのか、椅子ごと後ろに倒れてしまった。
「……だ、大丈夫か?」
ナギサの方に回り、様子を伺うと……。
「……きゅう……」
ナギサは白目をむいて、気絶してしまっていた。
「……はあ」
どうやら、驚かせすぎてしまったようだ。
彼女のことだから、大丈夫だろうと思っていたが……。
(……とりあえず、ミネを呼ぶか)
目の前で気絶しているナギサを抱き起こして、携帯を取り出した。
午前:トリニティ本校 / 医務室のベッド
「…………それで、その……妊娠した、と」
気絶から目覚めたナギサは、私とミネの説明を聞き終えて……明らかに動揺しながら、話を簡潔にまとめた。
「そういうことです。互いの合意の上、子作りを行った結果、私たちの子ができました」
「……こづっ…………おほん」
「事情は……理解いたしました。ですが……その、正直、まだ受け入れられていません……」
ナギサはそう言って、そっと目を伏せた。
「……ミネ団長。少しの間、ルイとふたりきりに……」
「ダメに決ま────」
「わかった。……ミネ、少し外してくれ」
ミネがなにかを言いかけたのを制止し、視線を送る。
彼女は少し不安げな表情を浮かべながらも、こくりと頷く。
「……わかりました。何かあれば、すぐに呼んでください」
ミネはカーテンの外へと出ていき、個室には私とナギサだけが残された。
「「…………」」
沈黙。
ナギサはときおり口を開いては、小さな溜め息と共に視線を逸らし、口を噤む。
なにか、言い辛いことがあるのだろう。
「……君に何を言われたとしても、私は受け入れよう」
「そもそも、曲がりなりにも立場ある人間たちが身勝手にも子を為し、業務に差し障りを出したのは事実。君が怒るのは……」
「……違うんです」
言葉の途中、腕を掴まれた。
ナギサはそっと視線を上げ、私と視線を交わす。
その目は潤み、涙が頬を伝っていた。
「ルイ…………貴方は、幸せですか……?」
震え、かすれた声で。
彼女はただ、そう尋ねた。
ぽたりと落ちる涙。
その意味がわからないほど、私は鈍くはなかった。
「……ああ。幸せだよ」
「今が、私の人生で最も幸福だと断言できる」
「……すまない……いや、ありがとう。ナギサ」
「どうか、見守っていてくれ」
「…………わかりました」
彼女はただそう言って鼻をすすり、袖で涙を拭く。
ゆっくりと顔を上げたナギサの顔は、どこか吹っ切れたような表情を浮かべていた。
「……祝福します。ルイ」
「正直、心から、とはまだ言えませんが……必ず。」
そう言葉を終えて、ナギサは "ぼすん" 、と体を後ろに倒した。
ベッドが大きく軋むなか、彼女はゆっくりと目を閉じた。
「…………すこし、一人にしていただけますか?」
「……ああ、わかった」
肩を震わせる少女に背を向けて、私は医務室を後にした。
「……どうでしたか」
扉のそばで待っていたミネは、小さく尋ねる。
「いいや。なんでもない」
「ただ……彼女は私たちのことを"祝福する"、と」
そう伝えると、ミネは"そうですか"とだけ呟き、私の肩に腕を回した。
「……貴方は私の伴侶です」
「何があろうと……誰にも、渡しはしませんよ」
「……ああ、わかっている」
「私は君の伴侶だ。永遠にな」
……そうして、私はミネの伴侶として生きることを決めた。
私たちの前には苦難が待ち受けるだろうが、私とミネならばきっと超えていける。
そんな確信の中、私はミネとの幸福な一生を送ったのだった。
ミネがミレニアム行きを阻止したのでルイはヒマリに出会わず、結果的にパラノイアにも陥らず、幸せな一生を送りました。
多分これが一番早いと思います。
ナギサのことを負けヒロインにしたのが申し訳ないので次はナギサ編です。
セイアとヒマリ編は本編のデカグラマトン戦がひと段落ついた後で、その時系列でやるので少々お待ちを。
見たいのがあれば。参考にします
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セイア
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ヒマリ
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ミネ
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エイミ
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ウタハ