※この作品はR-18です。

・ネクロアーマー乗りの少女の話~くさったしたい方式ゴーレム兵器の処女懐胎疑似妊娠化改造搭乗操縦少女兵はすきですか?~   作:もにもに+マウンテンヘッド

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ネクロアーマー、というものがこのアリスティリウ世界にはある。

 

屍甲化騎兵、という正式用名の通りだ。

それというのは、

いわゆる鬼車や陸上艦艇などの車両や戦闘艇などのような機械兵器品では不可能な、原材料の生体物由来の反射応答制御の俊敏性と鋭敏さを保ち、

獣騎兵のような獣のつくりではなく、全高・七メルトほどの、巨大に肥育した家畜鬼の肢体由来の人間種に準じた四肢と、そしてなにより! 五指の揃った手指を、全身の構造として造りを持つ。

 

その兼ね備えで、

手とその指で、自在に携行品や装備を扱うことが叶えていて、

巨大化した歩兵や騎兵としての通用性を得ながらにして、

人間種ではない……例えば巨人や暴鬼(オーガ)のような、人間の理ではない秩序の意志で動くのだ、というような存在ともしていない。

 

すなわち、人間の統制と操縦が可能で、なおかつ巨人や巨鬼級の戦闘力と用兵単位とその運用が可能な、

人智によって為された人類製の装甲兵器、というのが本質でありその最大の特筆すべきことである。

 

 

 

……だが、ぶっちゃけていえば、

さしずめ“くさったしたい”のコクピット乗員区画胎内に乗り込んで操縦をするのだから、

捌きをした直後の畜肉屋でもこうはなるまい、とくらいの、不浄な血肉の潮めいた臭いに、

わたしや同輩連中みたいな、屍甲化騎兵のその要員、即ち俗に言うところのネクロアーマー乗りというのは、肌身のすべてとその数セントほど数層奥まで……つまり文字通り意味どおりでの、骨の髄まで……に、ネクロアーマー用代用循環代謝液の薬液の香りと腐り落ちた腐肉の臭いの、染み付ききった、そのくささときたら!

 

そのうえ、

そんなシロモノの中に、出撃とあればどうにも六時間くらいはこもらなくてはならないので、コクピット内に充満しきったそれら蒸気だとかは吸いっぱなしにもなるもんで、なのでわたしみたいなパット見は可憐な乙女みたいな……いやそのものにも、不意に吐息を吐き出す時の己の呼気なんかも、例外無く、腐った屍肉やシモの垂らしモノめいた汚臭そのものの臭いである。

 

そんなのを、同僚の呼気や吐息がくさい、いやおまえの吐く息もくさい、だのと、やいのやいのかんのかんの……というのが、わたしたちのような屍甲化騎兵というのは、兵営でだったりでやり取りするのが、まあ当然の日常とさせられている。

 

なのもんで、ネクロアーマー乗り、屍甲化騎兵と云うのは、いずれやがてどのみち、味方や友軍、果ては僚卒までなんかにも、相応というらしいようなそんな待遇と処遇というのに、行き着いてしまう……のだとか。

 

 

だからあの頃、適性検査の結果を聞かされるまでは、はたして、最前線の泥水の中で果たし合ってくたばらされるが末の儚い何某かか、と不安を高昇らせていたが、しかし、今となっては、果たして己というのがこんなような、こんなののような扱いと処遇を、これからのものとしてしなくてはならないのか、というような、つまるところの不安や怯れ、というのに、はたして尻ならぬ股を、控えめに出っ張ってる乙女の肉芽のそれどころかその乙女の純の一つ穴までもを上げっぴろげに晒しきって、もう雪隠詰めともいえなくなっているそんな局面であるにも関わらず、今更ながらに脳裏によぎったり……だとか。

 

 

けどもまあ、それにふさわしい分だけの代価は、これからの栄誉と名誉と光栄に基づいた、栄光ある軍役の報酬として十分に受けとれるのだというから。

いや、既に前払いまでもがされている……郷里の親たちはこれで今年の冬の分は無事に越せて、ついでに妹のひとりか二人くらいは、新しくこさえてころころと産んでみせれるだろう。

 

 

はぁ。……ぁぁあ。

 

 

こんなのというのを、本来であれば花も恥じらう可憐な乙女たりえた、“わたし”やその同輩のようなセンタリア国軍の若年婦人少女兵というのは、

此の度の戦争のその戦局がどうも芳しくないとして徴員が為されていったその第XX次の軍事動員の折に、

運良く?運悪く? そこいらの凡人にはない誉れある適正保ちの有望株として、

ただの歩兵や飯炊き掃除婦役として小銃担がされ鉄鉢被らされてそのまま戦地送り、とはならず、

“ひと手間かけるに値する分の価値はある”存在として、

まあネクロアーマー騎兵への振り分けと、されてしまった内のひとりが、この、わたし。……

 

 

 

 

“ぷつ、りっ”……“こつん”。

 

 

「あ、あ・ぁ、っっ……お、ぉ、ほ、っ、ごほっ…ぉっ」

 

“はい、すってー、はいてー、息をすってー、はいてー、ほら、力を弛めて、緊張はしないで……”

 

「あ、ぁあ、あっ、い、ぃあ……っ……」

 

“はぁい、だしますよー、”

 

「あ、あ、/////・あぁ……い、ぃ、ぃい……(良い……)♡……/////」

 

 

なんでも、その瞬間やその後のすべてへの、拒否感や拒絶感を催来させないように、生物的に幸福感や愛慕感をなかなか催させる成分が、それには配合がされているのだとからしい。どういう成分だそれは。それだけ売って(打って)くれよ、ホントーに。それからの厄い目なんか、一切合切併せさせてくれないように、さ、ぁ、っ……

 

 

“とくんっ”

 

 

「ぁ、っ……♡ ぁ、ぅ、ンぅっ」

 

 

とりあえずこうして、ネクロアーマー乗りとしての“生体質インターフェース”を、その自分の、おなかの中……ようするに、下腹部のその中と、子宮の、その胎内……に形成するための、特別特殊配合による成分剤を、

わたしのまだ乙女の処女だった股間の膣の孔に挿入された、ちいさく細い注射器めいていてグリースガン状の注入器具を介して、

子宮口の穿孔部に突きつけられた状態で、そこからを介して、子宮の胎の仲と、それから膣の奥当たりと最奥の箇所に、

念入りに吐き出されがなされたのだった。

 

 

 

(あ、れ? これがわたし、の、処女の……喪失……?)

 

 

けども。

そう考えると、思ってしまうと、やけにあっさりしたものでしたよ、これは。

 

 

“はい、おわりましたよー、さあ、つぎのひとー”

 

「あ、あ、ぁ、♡ ぁ……ぁ……」

 

 

果たして、その時のわたしの身体の震えや身じろぎだとかは、

膣の中のその奥とそのさらに奥の子宮に吐き出されて注ぎ込まれたその液剤の催淫効果の性感によるものか、あるいは、あまりにも価値無く散らされた、己の純潔だと思いたかったそれの喪失への感慨か、あるいはもっとして、その感触が、あまりにも味気なかった……それだけのことへの、理不尽感か。

 

そんなことを、その時、施術者の頭の額の……額帯鏡、というらしい……

それへの反射と映り込んだモノを看て、ようやくわたしは自覚を得れたのだった。

 

造りの幼い股の孔から、血の雫のひと筋を、その未熟な陰部から、垂れ落として……

あとは、無粋極まりない付着と漏出のつきぼそりをしていた器具の挿入の為のオブラートローションのジェル質と、催来導入剤の白濁とした液質の残滓の垂れ落ち。

 

 

すっかり力みすぎていた下腹部の緊張を溶いた途端になって、股の孔の、その中にて、ヒリヒリとした破瓜の事後痛がしだしたのが、なにか、可笑しい、とも思えてしまった。

 

 

こうして、わたしというセンタリア軍の幼年兵士は、ネクロアーマーの搭乗操縦員になれるための、

子宮胎内に液剤による催来により形成する、

管制制御中継胎盤……レジーバー・プラセンタ……という器官の、第一回目の形成準備の処置が施され、それが終え、

制式な“軍の備品”となれる為の、第一段階を果たし終えたのだ。……そういうことだった。

 

 

 

……ううう、いまさらになって、ヒリヒリしてくるよぉ、

でもまあ、いいたいことはいろいろあるが、

 

 

(それにしても、)

 

 

挿れられた、という気分に、なれなかった。

 

 

(わたしの処女消失、……こんなのでいいのか?!)

 

まったくもー、

これが他の拠点や別部門なんかだと、

“ごほうび”として、

このアリスティリウの一般の処女の多くはそうそうありつけれない殿方の陰茎というもの然とした造りの、いわゆる挿入用の淫具というやつが準備されてあって、

 

それをつかってくれて、

 

いわば、シャバや銃後でのシケた平々凡々な凡婦たり得れる人生の可能性への、未練や心残りを、棄てさせてくれる……

 

屍甲化騎兵としての軍役の生涯に、処女の貞操を、捧げることが叶えられるのだから、と!

 

 

 

……そうなりたかった……

 

 

なれなかったけど。なれなかったのが、いまの自分。このわたし。なんなんだこれ。

 

 

 

……

 

 

施術台から、身体を起こして、秘所の付着物や漏出物の拭き取りを、他の順番の者の使いまわしでさして替えもされていない汚れた布巾で雑にされつつ、、

 

このセンタリアだとかいうわが祖国の云うところの、産んでくれた親と自分の身体の純潔への餞別なのだ、ということらしい、特別支給品の豪奢な装丁と誂えの新品の下着のショーツを無感動に穿き、

その白色の繊維の布に、かすかな血染みが早々に現れて、恥部の触れる感触にも、それの濡れた感触が感じられ、

そうしないうちに、次第に膣孔の肉管から垂れ落ち始めた、挿入放出剤の漏出感を、じっいとり、と感じつつ、そうしながら……

 

 

そこからさ、さっきの施術の、その推移と段取りの順に、思い出してみる。

 

 

いまだ、

最初にオブラートローションのジェリーが、グリースガンで孔の中に乱雑に詰められた後での、

その後に、いっぺんいちど、通ったか挿れられたかもどうかも、確かな後ざわりの感覚の予後がいまいち確かめられないような、

催来剤放入補助具の挿入時の、それの、未通だった己の膣孔への挿入感の欠如と、

がんばって、膣孔の肉管の中で、精いっぱい感じようとした、それというのが、引き締めきってみたからなんとか体感は得れたけども、それでもあんまりにも……あっさりすぎた? 

というような、

 

その割には……

膣奥で放出された、催来剤の液質の感触は、確かに己の生殖器の中とその最奥、その部位で、感覚が残ってくれているような……気がしなくもない。

 

己の未熟な子宮口に、一瞬、数旬、触れたかどうかの、放出具の放出口の先端があてがわれた時の、

あのヒヤリ、という金属製の器具の触れた感触、

その後の、子宮口に突きつけられたその注射器具の先からの注入めいた強引な放入放出の感触……それから……

 

 

 

 

得てして、わたしのこの時の感想は、“不満足”というのがその総てに近かった。

 

 

 

 

“とくんっ”

 

 

 

「っ、……」

 

 

 

それでも、感じ得れるのは、感じ得れる内のものだった。……

……後になって効果がようやく出てきたらしい挿入液剤の催淫作用によって屹立した己の乳頭に、着衣の擦れる感触が、やけに高鳴るようにして、感じ得られながら。

穿かされたこれだけは豪奢な股布のその内側が、催淫作用で滲み出した己の愛液でようやく湿り始めたのを、確かな感触として感じ得ながら、

 

……下腹部の、おなかの、その奥。

 

 

 

 おのれの子宮(それ)が、熱ばみはじめている。

 

 

 

(も。う? そう、なん、だ……、ぁは……//////)

 

 

 

……なぜだか、自分の唇のその端が、笑うのだ、というように吊り上がっていた。

 

 

 

====

 

 

 

数時間後の検査で“着胎”が確認できたことで、わたしに施される工程はその次の段階に進んだ。

 

 

「あ、ひ、・っ……」

 

 

“はーい、ちからをぬいて……”

 

 

「あ、あ・あ、い、ぃ゛っ?!!っ……ぃぃぃ……」

 

 

ネクロアーマへの搭乗と操縦時には、

機体と搭乗者とのリンク接続の伝達具として、“アプリケート・ドングル”とよばれる機材を、乗員の陰部に挿入と装填を施す必要がある。

 

いまのこの段階は、

その挿入具の本番での装填時に、こちら……搭乗員の胎の中で作用が働けるように、レジーバープラセンタへのプログラミングと形成の補助と促進を図る、そのプロセスだった。

 

 

 

(あたまが……ぼうっとする……)

 

 

 

これだけの負荷が継続的に施されているのだと云うのに、

わたしの股の膣孔には、相も変わらず、細ばったような不錆鉄の銀色の長い管が、差し込まれて達したような状態で突っ込まれているのがされているだけだった。

 

 

……もっと、ごついのが、いい!……

 

 

 

そんな不平や不満はあったのだが、……

己の、……乳首の、その乳頭の先が、湿って濡れだしていた。

 

 

検診も兼ねていたので、上半身の着衣も開けさせて、露出をさせていた。それ故に、己の胸の部位も、さらけ出ていたのだ。

 

 

事前に説明されていた通りの現象が己の生理代謝として自らの肉体に現れ始めてきたことに、わたしは多少面食らいながらも……

 

 

自分の乳の液。それなのに、なんだか、酔うように甘ったるく感じる。

 

 

屹立しきったにしては、それでも年相応というやつなのか、突起としての大きさは、さほどではない。それを……

人差し指の先で、弾く。

 

 

ぴく、っ

 

 

股の孔に差し込まれている金属管が、自分の熱が映ってしまったように、この時の瞬間、とても熱く感じられた。

 

遅れて、“じゅわぁああぁっ”……というような、奔流めいた湧き上がりの感覚が、膣奥のその奥の器官から、こみ上げるように噴出する。

……そうすると、膣孔の肉管の中で、差し込まれた金属感との境目から、その噴出した液室が、流れるように漏出してくる。

膣孔の入口から、その液室の溢れが、つらぁり、ぬらぬら、と溢れてくる……

 

ぽた、ぽたり、ぽた、ぽたぁっ……

熱いような雫が、己の膣の孔から、こぼれて、溢れて、垂れ落ちる。それを……

 

 

……そうすると、施術者の医官のおじさんが、迷惑そうに顔をしかめてくる。

 

 

(は、?)

 

 

……そうですか、そーですか。そうですよね、貴方のようなひとは、なれてますでしょうもんね。

 数時間前まで純だった乙女の、未通の処女だった乙女の、ようやくそれらしいような、感じて、達しをイッて、味わっているところなんだぞ。

 そんな、ばっちぃような扱いを、するな!

 

その思いを込めて、渾身のどつきを、脚と膝の振込みで、浴びせようとする……

 

 

……“きゅんっ”……

 

 

「あっ♡」

 

 

そうすると当然であろうか?

股の膣孔に差し込んでいた金属管が、刺さるように妙に奥へと入ってしまったのがこの時の瞬間だった。

 

すると、とたんにお腹に重いような感覚が襲って、途端に、むせてしまった……

 

 

「げほ、けほ、こほっ……は、あっ、あっ、あ、ぁ……♡)

 

 

股での、愛液……と呼んで良いのか? とりあえずの、このわたしの、性感による興奮の為したものであろう、この分泌された潤んだ液室。

 

これらというのが、まるで放出を断続しているかのようにして、出て、振り出て、漏出するのが、数回つづく。

 

 

 

(あっ、あっ、ぉ゛っ、あ、ぁ……♡ ……あ?)

 

 

 

迷惑そうにしている医官のおっさんは顔のしかめをさらに強めていたけど、

 

 

(……。。。。)

 

 

それはそれとして、

 

わたしの片手とその指は、わたしの胸の乳房を、握るように掴んでいたのが、この時わたしが気づいたことだった。

 

 

……利き手の指の先で、乳房の先端の、その乳首を弄るようにして転がす……

 

 

「あっ、♡ はっ、ぁ、あっ、あ……あ~~……~っ………♡」

 

 

股から流れ出て漏れ出す液室の感触が、なんだか楽しくなってきた……相変わらず、挿れられている感触は足りないけど……

 

 

そうすると、わたしの利き手の指の先は、気がついたときには、すっかり、甘っぽい、……母乳? の、その乳液の匂いとその分泌物の付着に、まみれていたのだった。

 

 

じっと、指の先を凝視する……やや、湿っている、そのような程度。

 

 

……

 

 

 

己の口とその舌で、舐めてみる。

 

 

 

(あま、っ……かすかに……)

 

 

 

けど、大体のおおよその味の感覚は、母乳っぽいモノの分泌以上にかいていたわたしの汗の匂いと味だな?

おっぱいがんばってもみしだいてたから、付いちゃうのはしょうがないだろうけど!

 

 

 

 

“……はい、おわりましたよー”

 

 

「あ、っ、?!っ……あ、ぁ、ぁ、あ、ぁあっ……♡♡♡……/////」

 

 

 

わたしが施術中に乳房を用いた自慰行為めいたことをしだした結果、自身へのわたしの分泌物だとかのふりかかりの発生などによって内心相当怒っていたのだろう医官のおじさんが、施術の処置がおわった途端、乱雑に金属管のブローブ挿入具を引き抜いた!

 

水気めいた音が、こぼれてあふれる感触と共に、ひときわこの時、感じられた。その直後の、滴る音……

 

それによって、

太いモノの挿入ということではなかったが、己の生殖器のその膣の肉管を刺激する、という手段での性快感の感覚や感触の体験を得る、という意味においては、ややそれっぽい体験が、これによって果たせれたのがこの時のわたしだった。

 

 

 

“そんで。はい”

 

 

「あ……、………」

 

 

そうして、わたしに、

“端子”となった被施術者の膣孔を、“非使用時に、塞いでおく為”の、ダミー・プラグが配給された。

 

 

だめだ、股から、流れ落ちる液質からの己の感覚が、期待で潤みきった、高まりきった感覚そのままだった。

 

……

 

期待して、挿れてみる……

 

 

……

 

 

ないよりはマシだが、もの足りない感触だった。

 

 

……はぁああああぁぁぁ……

 

 

下着のショーツを穿いて、

 

泪の潤みのように、流れ出るような、

それでも留まってない、止まってないままの、

股液の分泌でそこを濡らしながら、

 

おぼつかない足取りで、

宿舎の己の寝床へと、帰っていく……

 

 

 

 

 

ーーーー

 

 

 

さて、割り当てられた通りの寝室にて。

……就眠時間にはなったのだが、

 

 

 

 

「あっ、あっ、い、いっ、いっ……」

 

 

 

 

プラグでかき混ぜるだけでは……たりない!

 

 

乳首を、つねる、つぶす、ひねる、つまむ、

 

それだけでは足りず、

乳房全体を、荒っぽく、握り、つかみ、揺すって、揉んで、ねぶって、……

 

 

がまんできるはずがなかった。ありませんのでしたよ、わたしは。

 

それに、きもちよくなろうとするたびに、きもちよさをかんじようとなるたびに、きもちよさをかんじれたたびに、

なんだか、わたしのおなかのなかのそのおくが、よろこんで、うれしくなってくれてる、そんな感触が中で蠢いてくれて

おなかのなかでたしかに芽吹いて宿ってくれてるそれが、そだってくれてる、育ち始めてくれている。

きもちよくなればなるほど、きもちよくなろうとすればするほど、それがつよくなって、もぉっと、ときめいてくれて、息づいてくれてる感触の感覚が、して……

 

 

もう、突き動かされるだけだった。

 

 

それでも、たりない。きもちよくなりきれてない。なにもかも、たりない、おなかのなかのこのコを、満たしきれてない……

 

 

己の目の端から泪がながれていることにようやく気が付きながら、泣きながら、

己の不満足を、下腹部のおなかの中で、“呼んでくる”“求めてくる”、“だから、与えたくなっている“

……この衝動と要求への欲求を、どうすれば満足できるのか、させられるのか、“させられてあげられるのか”、

それだけばかりがわたしのすべてになっていっている、そんな時……

 

 

……そういえば、ネクロアーマー乗員候補生の宿舎は、割り当てられている寝室は、二段ベッドの六人寝室だった。

 

 

それというのを、

荒がり始めた同室の他の娘の吐息と呼気の音と、

わたしと同様に堪えきれなくなってきていたのだろうその甘やかな少女の不満足の喘ぎの声色だとか、

 

そういうのが聞こえてきたので、目を向けた。……

 

 

目があった。

 

 

互いのはだけきった半裸の、、暴露した乳房とその先端の尖って膨らんだ乳頭だとか、着衣を見出して露出した身体と、互いの芳うような、汗や分泌液、そして各自それぞれの、体臭……とか……

 

 

ムラァっ、ときた。そのすべてに。

お腹の奥のそれが、求めた感触が、お腹の中で動いてくれたから。

 

 

 

同室の相手と。相手たちと。

この娘たちも、お互いにそうらしかった。

そうしたら、わたしは?

 

 

 

 

……

 

 

 

 

この部屋には、申し訳程度に、くんずほぐれづは多少程度なら叶いそうな、そんな空間は、ないことはなかった……

 

 

息と唾を飲む音。

それが聞き取れた、つぎのしばらく後には、二段寝台の寝床から這い出た後、互いの唾液の匂いと味を嗅がせ呑ませ合わせるような、そういう行為の開始に、互い同士で至っていたのだった。

 

 

 

股のプラグを、かき混ぜ合う。

 

それだけじゃあ、足りない!

 

互い同士で、秘部や秘所をまさぐりあい……

 

屹立させ切らせててもどうにも年齢相応の貧弱な陰核を潰し合わせながら、

それを刺激幸せ……

 

互いの顔に、互いの汗や分泌物の飛沫を、芳しだしたそれを、ふりかけ合うようにしながら。

 

 

そうして、やがて行き着くところとしてはそうなのでしょうね。

互いの顔とその口を、“相手”になり合う同士のその互いの股間の秘所に、あてがわすようにして……

 

 

舐めて……なぞって……よだれの唾液を舐め付け合って……

 

 

……

 

 

こうして、わたし“たち”は、みんなで、“姉妹”となったのだった。……嗚呼……。

 

 

 

郷里のおかあさん、親しかったみんな。みんなの暖かく送り出してくれたこのわたしは、順当に路を踏み外していきましたよ。……

 

 

 

 

……

 

 

 

 

ネクロアーマー兵科というのがある。

……というのは、制式に配属が与えられ、担当として調整のフィッティングが加えられた乗機とともに、前線へと配給がされた、その後のわたしだ。

 

 

 

すっかり生育しきってくれたお腹の中のレジーバープラセンタは、その主張を、わたしの下腹部の中の展張感のその張ったような感覚が示してくれている。

 

 

……けども、このコは、わたしの中に永続的に留まって、残ってくれるわけではない。少なくとも、同じ個体は。

 

 

 

着胎して機能が活用可能になってから、

二週間から二週間半くらいまでが、わたしたちの胎の中の、このレジーバー・プラセンタの推奨耐用期限だという。

 

 

なんでも聞いた話によると、

これが三週間とか四週間とか、出撃機会や任務従事の期間などの都合で、排泄と再着胎のサイクルが定期通りに出来なかったヤツだとか、

“初物”の処女兵が初経で宿したそれを親心付いて惜しんでつかい続けたような同輩は、

その週の終わり頃には……

ふんばりの堪えもしきれずに、

耐用期限切れで腐った胎盤となったレジーバープラセンタが、そいつの股ぐらの膣孔から、まろびでそうになってしまう……のだとか。。。

 

 

そうして、排出のシーケンスと作業のターンが訪れた後、検診を経て、再びの着胎のフェーズに入り、そうしてそれを……繰り返す。

 

 

これにより、フル能率を発揮可能な屍甲化騎兵の運用の維持は図られるのだ。

 

 

……

 

 

そんなことを、制式配属の折に配給品として渡された、屍甲化騎兵婦人少女兵のその制式衣装を身に着けていきながら、なんともしみじみと感じ入っていた。

 

 

まあ、なんとも、だよね。

 

云うにべからず

こんな痴女同然のコスチュームを、というのは、はたしてコスチュームの機能とその構造が設計された通りとなりえているがためである。

 

つまり、必要があるからこんなデザインともなり得ているのだ。こういう構造ともなっているのだ。……

 

生娘だった頃は、恥ずかしがるどころではないような、そんな破廉恥でとんでもない衣装を、栄誉と名誉ある祖国の軍人のその精鋭の、誉れある専用の一張羅として、それを着衣として装着と着用というのを、はたしていまのわたしは果たしている。

 

 

そうして、ネクロアーマー・ガルバーニG型の、己に割り当てられた乗機のそのコクピット部位内にて、搭乗の為のプロセスの、その手順の仕上げに取り掛かっている……

 

 

……一度着込み終えた後の、その股間部位の股布の保護を外して、

露出させた己の陰部の、その膣孔に……

 

機内に常備されている乗員用アクセサリー品の専用グリースガンで膣孔の中にオブラートローションのジェルを充填したあと、

屍甲の機体側のケーブルハーネスに端子の片側を取り付けたアプリケート・ドングルのプローブ管のその膣側端子部位を、挿入してやる。

 

乱雑に詰めたので膣孔から溢れてもいる、己の孔の中に満たさせたローション・ジェルの冷えついた感覚に、プローブ管の金属室が、導入されて入り込む感触。

 

おなかのなかで、その二重の感覚の体感を、感じ取る。

 

 

「りん……ク、を確認、プロセスを、かんりょ……安定のの後、どぅき、をぉおをををを、ぉっ」

 

 

Pi,

 

 

「あぅっ、……ぅ、起動準備、かんりょ……」

 

 

PiPo、

 

 

「イグニッション、スターター、てんかっ」

 

 

Pi!

 

 

「ぁあああああぁあぁっッッ……ひ、ひぃ、ひぎっぃ、ふ、ふー、ふー、……きどぅ、かんりょっ……」

 

あ、あぁ、あ……

模擬訓練でなんべん何度も演習はしたとはいえ、まったく、膣の中とその奥の胎に、まったく、こう、クる感覚というのが、まるで、おなかと子宮を、わたしたちというような不徳の淫婦に罰を下しに来たユニコーンの蹴りが内蔵まで貫通するかのごときに、見舞われるかのような、その威力と感覚がぶち込まれるのだから!

……うぅぅ、……

コクピットキャビン脇のインジケーターの表示でそれを確認したのち、

わたしのこの屍甲化騎兵乗員衣装のその構造と機能の元々の設計の通り、

下半身と股布の着衣の組み合わせと接続を再装着していき、アプリケーター・ドングルの、その正位置への固定と保持を確かにしていく。

 

 

……よし、これで完了……

 

 

 

 

 

そうしてからの、それからのわたしの、この機体での初陣というのは、しかし、単調なものだった。

 

 

身の程知らずにも進出を図ろうとしていた敵軍の歩兵たちを、

 

こちら屍甲化騎兵のガルバーニ型というのは、機体の手部に装備したネクローアーマーサイズの手斧やハルバード…戦斧…で、凪いで振り払って、散らしていく。

 

 

文字通りの、肉塊と血の塊が、そうして裂かれて撒かれていった……

 

 

 

雑魚たちだった。

 

 

雑把でしかなかった。

 

 

 

 

敵軍の歩兵たちを……始末していく。

 

 

 

「あは、」

 

 

 

「血の色で……いっぱい……」

 

 

わたしのめのなかには、あかいいろがいっぱい。

 

わたしや同輩の、ネクロアーマー部隊が、敵の歩兵を始末し終え、そうして敵軍の進出が頓挫捺せラ得たのは、わたしたちネクロアーマー各機が活動し始めてから、そうしていち時間も立たない内のことだった。

 

 

おなかのなかが、きゅうううぅぅっ……と、うずいてくれている。

 

このコは、やさしいんだね。

わたしがはじめてできたこのおしごとを、よろこんでほめて、はげましてくれて、おうえんしてくれている……、その気持ちにわたしはなれた。

 

股をその孔から垂らす愛液で濡らしながら……

そのとき、かすかに混じった、ささやかな量の血の筋、

その色は、わたしが敵兵にもたらした死の色と、およそ同じ色だったのかもしれない。

 

 

 

ーーーー

 

 

 

“「敵襲!」”

 

 

 

様子が変わったのは、それから数時間もしていない時のことだった。

 

 

自陣の警備のために、わたしたちはネクロアーマーの機内に待機したままであったが、

体力消耗を抑える、という屍甲化騎兵の教程に則って、

神経接続用のアプリケーター累などは、摘出して排出排除しきっていた、その状態でのことだった。

 

ひやり、と冷えた汗を、先程の戦闘からのままの、ろくに拭えているわけではない己の脂ばんだ顔に浮かぶのを感じながら。

 

……再度剥いだ股布の、己の股間部の露出へと、濡れているわけではない己の孔のその膣管の中に、強引にアプリケータを、新品ではない先程のを、使いまわしで、急ぎ、挿入による導入を図る。

 

 

「あぁ、手順通りにオブラートローションのグリスを詰めてる猶予は……、アプリケーターのプローブも、新品じゃなくて、つかいまわさないとっ、」

 

 

不十分だし、教程の通りの運用ではない。

それでも、戦力たるネクロアーマーは動いている状態でないと、意味がないのだ!

 

 

「いぎっ゛、ぐっ、……あ、ぁあ、ァァ、あぁア、……テキハ、敵は……どこ……?」

 

 

挿入したあとになって、痛みと奇妙な異物感とともに、やや、気持ちよさと性的なある種の満足感がもたらされてくる……

 

そして、……拙い。

どうにも、股間とその中、下腹部とその中と下半身が蕩けたようになって、

ネクロアーマーの機体の操縦操作の統制が、おぼつかなくなってしまっている……

……オブラートローションジェルには、こうなることを抑制するための添加成分剤も配合されていたことを、性感のあまり屹立して固くなっていっている己の胸の乳房の先の尖りとぼやけてきた脳裏で、ようやく思い出せても居た……

 

 

 

「敵、てきは、テキ、は……」

 

 

 

この自機・ガルバーニG型の、探知系統を切り替えながら、敵機の捜索に当たる。

 

魔導通信で殺到している連絡伝達の内容では、

確か、九時半から十時の方向に、その敵機の分布が、たしか……

 

 

「え、あ、んっ、?」

 

 

 

その時、“殺意”がわたしの目前を擦過していた。

 

 

 

“「あ、あぁ、っ゛あっんっ、“ぎゃああああああぁああ”っ……」”

 

 

 

傍らに居た、隊の僚機のガルバーニ型。

それがものの数瞬の、僅かな間隙に、致命傷というのが適格に浴びせて咥えられていったらしく、

わたしが認知を得たその時には、その当該機の乗員の断末魔が、わたしの受信している通信をもつんざいていた。

 

 

“「あ、ぁあ、きゃあああああああああああぁぁあぁっ!!!???? ……、ぁ、っ。。。。。」”

 

 

もう一機のわたしの僚機のガルバーニにも、機砲クラスの口径と威力らしい銃撃の、機砲ではありえない速射めいた連射によって、次の刹那には撃破相当の状態とさせられていた……僚卒のあの子の悲鳴が最期だった……

 

 

(つぎは、わたし?)

 

ぼやける頭の脳裏で急速に神経が冷えていって、そう認識が、ようやく至った時。

 

 

 

その時には、わたしの目前に、その“殺意”は実体を出現させていた。

 

 

「あ。ひ、っぃ、っ、……」

 

 

機械ゴーレム、!

 

噂に聞いていた、いや……それ以上の、脅威だ!

わたしや同輩たちのような、青田刈りの生娘でさえも、促成栽培の短期動員で、それに対抗し得うるはずのネクロアーマーの、その戦力の頭数を充足せざるを得なくなった、そのそもそもの元凶。

 

 

途端、相手からの銃撃の火線が、こちらの機体を掻こうとする。

思い切りを踏んで、なんとか操縦を滑らせたこちらの機の動作が、その火力の銃撃の切っ先を、一旦は避けた、そうとはしてみせれた。

 

 

それでも、こちらの、ガルバーニの機を、たったわずかな糸間で、屠って見せれたのが、相手のそれなのだ!

 

 

己に襲いかかる恐怖の奔流に、実際に震えだしてもきた自分の顔面に、

それをとにかく、敵機のいるであろう方角へと向けて執りつつ、

機体ハードポイントから開放・摘下したハルバードを、向けて、振って、大ぶりに薙ぐことを続ける。

 

 

……く、くるな、くるなぁあぁぁっ……!

 

 

一連の戦闘にてわたしたちの部隊用の射撃用装備類のオプションが集合準備されていた留置置き場ごと損壊させられていたこちらガルバーニ型には、もはや接近戦しか相手へのうつ手立てがない。

……だが、相手へと格闘の白兵戦を挑んだとして、それは勝ち目となり得るのだろうか?

接近された時に有効打になれたら、の僅かな期待のつもりでわたしは機体に戦斧での薙ぎ払いの行動を捺せ続けていたが、しかし、自分自身でも薄々、理解していた。

 

なにせ、

わたしのガルバーニ型よりも、全高自体はいちメントほどは低いだろうけど、しかし、機体の体格という意味では、およそ負けていない。つまり、機体規模から予測するに、最低限でも、このガルバーニ型と同等の能力発揮は、おそらくは、可能と見積もれられる。

そうしながら……

カビのような不健康な灰色の塗色、

見るからに人工物のかたちと造り、つまりは、どうにもネクロアーマーといった類なのでは、ないのかもしれない?

しかし、その俊敏さは、ここまでの通りだ。……半生物屍体、半装甲機械のこのネクロアーマーと、あるいは……それよりも、疾い!

 

 

 

「う、わ・あ、ぁ、あぁっ!!!!!……ぁっ、!?」

 

 

 

どか、ぁ、!! ……衝撃が、わたしに覆いかぶさる。

 

 

半回転したコクピット内眺望視界を観て、わたしは、わたしのこの機を、相手の機械ゴーレムが、こちらの脚部を適格に蹴り倒して転げさせたのだ、ということに、ようやく思い至っていた。

 

 

続いて、転倒しきったことでの、打撲めいた強いショックが、わたしの機体と、その内部に繋がれた搭乗員たるこのわたしの前身を強く打撃する。

 

……機体の悲鳴のように、警報のアラームやインジケーターの表示の明滅と変動が、わたしの視界と聴覚の総てを飽和させる。

 

 

「あ、が、きゃ、ぁ……」

 

 

がぁん、!

 

 

 

「いた、ぁ、ぃ! ぁ、あ、あ……ぁ、…ぁ?」

 

 

つづけての、打撃と打撲の衝撃は、結合の処置が甘い状態で露出していた、わたしの股間と、その中に挿入されていたアプリケーターの導入にも及んで、

つよい痛みとその威力が、わたしの股間と、下腹部とその中の胎にもおそってしまっていた。

 

……そうしたら、

 

 

 

「とれ、ちゃ、ぬけちゃった……、あ、ァ、あぁぁあっ……」

 

 

 

アプリケート・ドングルが、抜け出てしまった!

こうなると、当然、器具を介して神経伝達操縦は、経路がつながってないとなるので、当然、できなくなる。

 

 

しかも、その上……

 

 

神経経由での操縦管制を中継演算増幅させる経由胎盤、ということなのだから、

教程で施された事前の講習や訓練教育を通じて、ある程度の理解は出来ているはずだった。そのつもりになれていた。

 

 

 

……グロテスクな、肉塊。……

 

血の固まった色の肉の凝着物そのものの片面と、もう片面の、薄白く幕のように張り付いた、薄い軟いような、毛細血管の白い色の、その裏表。

 

それが、おのれの細く小さな膣管の肉孔を中の内から押しのけて、排出が、排泄されかかった、中途半端なそんな状態となってしまっていた。

 

 

 

「ひ、っ、……」

 

 

なのにも関わらず、股の孔から排出が吐き出し切れていないそれが、わたしの陰部のその性感覚器を、ぬめりの感触とともに、刺激している。……

 

胎内からは半ば剥がれてしまっているのに、膣の肉管の中途で塞いでいる胎盤とその絡まったへその緒が、わたしの膣管の孔の中で、脈動とともにどくり、どくりと“活きて”動いている、そんな感覚が、わたしの感触には感じ得れていた。

 

急速に、塞がりかけの膣の管を通じて、胎内からの出血が、膣孔から漏出して漏れ出てきている。

 

 

でも、だめだ、手で、握り掴んで、引きずり出せばいいのだろうか? 己の、腹と胎の、肉孔の膣管のその中から。

 

そうしたら……

嫌がるような気配を感じた。わたしの中から、出ていってしまうことへの、排出され排泄されてしまうことへの、この、このコからの。

 

わかれたくないよ、わたしもだよ。わたしが、

何故? わたしはなんでわたしがこうかんがえているのか、かんがえがこうなっているのか、わたしもよく、わからないよ。

 

でも、このコには、ごめんなさい。だけど、このままじゃあ、操縦も管制もできなくなったまま、わたしは、しんでしまう、……ころされてしまう! 

 

 

なので、だから、

そうしようと……

 

 

精一杯、顔を潜めて、そうして、手探りで、己の股を弄って、つかんで、力任せに、引き抜こうとして……ひきずりだそうとして……

 

 

べちゃ、り、

 

 

断末魔の悲鳴めいた何かの叫びの感覚が、その時、わたしの脳裏を貫いた。

わたしの手とその指が、ぬらりとした羊水と胎内分泌質とその液質の付着に滑って、力が込められない。

それでも指を力ませた時、押し潰された胎盤から逆流したその中の血液が、わたしのおなかのなかに押し戻って、わたしのおなかと子宮の胎を苦しくさせて、そして、漏れ出て溢れて潰れて現れたその血のぬめぬめが、わたしの手と指を、汚していく。

 

 

く、ちゃり、

 

 

(……こわい……)

 

そうした時、

視界に入り込んだ己の胸のその乳房の、その乳頭から、乳液が滲んでいた。

 

 

乳めいた薄甘い臭いが、己の鼻腔に突いてきて、それがひどく、うっとおしく感じてしまう……

なぜなら、この香りが催来しようとしてくる己自身の生理的代謝というのが、

下腹部の奥は温く熱ばみさせてきていて、

 

直接は視認できない自分の股の孔から中途半端に吐き出しかけの腐ったレジーバープラセンタの胎盤の、

その代わりの“もの”を、数刻数瞬でもいち速く、

みずからの胎の胎内で、宿らせて発生させて子宮の中で育てさせ、膨らませて身籠ることを果たすべきなのだ、というものとして、

なにかの“自分自身”というのが、それを生物的原理の本能部位からの希求と欲求として、

己の肉体自身がそう訴えかけているというのでもあるし、その“なにか”が、もうまろびでてしまったそれ自身の機能の代わりを果たせるそれを、はやく宿らせて孕むべきなのだ、というのを、呼びかけてきている。

 

 

潰れた胎盤のその感触から、胎盤のこのコも、そういってくれているのだと、そうするべきことをうながしてくれてるのだということを、わたしは感じ取ることが出来て、なんだか温かな感触を、心の温度に感じる事ができていた……

 

 

このとき……

 

……あのシミターだとかいう機械ゴーレムの脚部の蹴りが、

転倒したまま姿勢を回復させることができていないわたしのガルバー二のその胸部胸郭のコクピット装甲カバーにけたぐりを被せてきているらしい。

 

 

 

「あ。っ。。。」

 

とっさの瞬間に、己の片側の乳頭から跳ねたわたし自身の母乳が、自分の顔の、頬へと温い触りで振り着く。

 

そのうちの唇に突いたわずかな飛沫が、やけに甘ったるい味として己自身が知覚してしまった。

 

熱ばんだ舌の先で、己のその感触付いた唇や口の中を、なぞったりしたら、なおさらその甘い味というのが、まるで薬かなにかのように、

己の脳梁へと作用をもたらした如き感触となって、理解の回答がなされる。

 

 

 

みたびの轟音と衝撃が、わたしを酩酊めいたそんな逃避の彼方から現実にへと引き戻す。

 

圧壊を始めていたコクピット防殻のその内部が、わたしを包んでいる。

 

 

 

あの灰色の機体が、わたしをころそうとしていた。

 

 

だめだ、なにもたちうちができない。

どうにもできない。

 

 

恐怖のあまり叫びをあげてしまってもいた。

そうしながら、

恐怖のあまりの失禁を、もはや止めれるような気概も発奮というのも、

その根気は、とうに霧散してしまって失われきっていた。

 

……股間の露出部からの、失禁の放尿の感触が、自分でも己がまぬけそのもののように思えながら、その感触を感じている。

放心しきっていて、わたしは、自分の下半身には力が入らない。

 

そうして下半身の屍甲化騎兵婦人搭乗員服のその半水密性生地で出来たタイトスーツの中にも入り込んだその生ぬるい液質の感触が、着衣内にひろがっていって、わたしの下半身の中を、生ぬるい温度に、浸していく。

 

失禁の尿液の香臭が、わたしの鼻腔を、股からまろび出かかってわたし自身が抜き取ろうとして握りつぶし契りかけていた、わたしのこのコのその溢れ出ている血と胎分泌液の臭いと入り混じって……

 

わたしは、もう、なにもかんがえられない。

 

 

 

「も、もぅ、い、いやだぁああああああぁっッっ……」

 

 

……自機の胸郭部位の防護殻ごと、押し潰されて圧壊したその瞬間。

 

 

粉砕され殺到してきた自機の装甲材やコクピットキャビンの操縦インターフェース累の破壊損傷品の破片や断片、その残滓などによって、

 

乳房も乳頭も股間の秘所も、そこからまろびでていたレジーバープラセンタまでも……そしてそれ以外ともその遮りも境もなく、

己のすべて、顔面も身体のすべても切り刻まれながら、

己の裂かれた肉の間から濡れ出る血の潮とその滑りが流れる感触とともに……

 

わたしは断末魔の叫びを、最後に機械ゴーレムの脚の爪指で自分の脳漿が頭蓋ごと砕かれ潰されきる刹那まで、

悲鳴を上げ続けるしかなかった。

 

 

 

 

 

^^^^

 

 

光が見えた。

 

(天国かな?)

 

そうして目が再び開いて、視界にこの世の光景と思しきものが再び見れた時、わたしは断末魔の叫びの続きを上げようとして……絶命の間際にはなかった、仰向けのわたしのその喫水よりも下が浸らされている謎の溶液が、わたしの開いた口から多量に流れ込んできたことによって、あやうく!わたしは溺れしにそうになってしまった……

 

……溺れる?

 

そしてあいにくとも、溶液というののこの味は、尿とかの苦しょっぱさのものでは開く、いわば、薄くて苦甘いような感触のものであったために、わたしが私自身の失禁の液の中で溺死するのだ、というようなことではないらしかったことは、とりあえず喜ばしい物事の一つではあった。

 

どうもわたしの祖国のとは異なるから故らしいという、敵国の誇る超・省コスト方式型・魔導蘇生処置というものを受けて、どうにも、わたしはこの現世に復活することが果たせられたらしいようだった。

 

 

 

そのことを、敵・エルトール軍の「捕虜及び戦災者の蘇生復元治癒野戦設備」のテント内の、その治癒復元水槽の中で、半浸しになりながら、まるで野菜の泥落としのように無感動のまま流れ作業で処置がされていくのを、やはりわたしも、無感動のまま己の肉体と生命の蘇りをただ感じていた。

 

 

……腹部の、おなかの中の張りは、なくなっていた。

 

もどることがなされていない、そんな状態だった。

 

喪失していた。

 

わたしが、得れていた、それの、そのものの、

 

……わたしの、喪失だった。……

 

 

 

 

ついでに言えば、処女がもどっていた。

 

おなかのなかのそれの喪失はしていたが、それでも、お腹の中からの求めは、それがあった部位のその中の、それがあった感触がまたほしい、あるべきなのだ、という中からの求めの、それはなおさらに留まることがなくて、

 

なので、挿入させた指を湿らせて、刺激をさせながら、そんな時に、ふと気がついた。

 

下の口、という言葉はあるが、これはまるで、おしゃぶりを咥えさせているようなものだ。

……本当の“摂理”ではない。……

 

そんなことを、

治癒蘇生処置後に囚人服を被せられた後に突っ込まれた収容施設の共同房の、

同じく自軍陣営からの捕虜であった同房の婦人や少女の俘虜たちに、みっともなくなりながら、己の疼きや身の鎮めの手伝いをしてもらって……

 

 

 

 

 

「あ、あぁ、は、……」

 

 

 

 

こちら……センタリア軍兵で捕虜となっていたものたち、その数:大勢。

それに対して、

ヤッコサン……エルトールの側からのは、わずか数人。

 

 

 

捕虜引き渡しの、その交換の場でのことだった。

 

 

 

わたしは、まるで混乱していたのか。

脳裏には、己が死ぬ瞬間の恐怖とその感触。

しかし、自分自らの肉体は、また、胎にアレを宿せれることへの、生理的な“歓び”といいえれるような、期待の感触と、確かな興奮によって、サカリというのがついてしまっている。

 

穿かされていた粗末なオシメの股の部位とその中が、尿液だけではないナニカの液質の感触とともに、すっかり濡れきってしまっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、あは、ァっ……」

 

 

 

 

 

……こんどのせんじょうで、わたしはどうやってしぬのだろう?……

 

 

 

そのときは、もっときもちいいのを、もっと、おなかのなかで、そのコと、まんぞくできているのかなぁ?……

 

 

 

そればかりの希求というのが、この時のわたしの頭の中で、胎の中の求める感触と、そこから垂れ落ちる冷えた雫と液質の感覚とともに、熱っぽく脈打ちを果たしていた……

 

 

 

あのシミターという機械ゴーレムに、我がセンタリアのネクロアーマー部隊というのは、有用な対抗策や対処戦術などを、未だ確立できていないのが現実だった。

 

そしてわたしは、帰還した後は乗機となるネクロアーマの手配がつき次第、マッチングがセットできたら、そのまま最前線に戻され……つまり、“またシミターにころされる”、それだけの、その繰返しとなる。おそらくはそうだろう。

 

……薄く、身体が震えてきていた。

 

それと同時に、おなかの中の求める感触と欲求と、わたしが死ぬのとそれのたびに、そのたびに宿しているだろうわたしのレジーバープラセンタもしんで、

しかし、そうしたら、また新たに……胎を宿すだろう。わたしがネクロアーマー乗りの、屍甲化騎兵であり続ける限りは。

そう、わたしは、もう、屍甲化騎兵として“軍の備品”となっている。そういうことなのだ。

 

 

身体の震えとともに、股から、つらぁり、と垂れ落ちる感触を、感じていた。

 

 

 

 

そうだ。そうだよ。そうなんだ。……そうなんだぁ……

 

 

だから。ね。

 

 

わたしは、なんどでも……

 

 

 

 

 

ーーーー

 

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