歓迎
あの衝撃的な一夜から明けた翌朝。
茶倉優花ちゃんとの初体験の後に気絶するように眠りに落ちた自分は、彼女の糞便・尿と自身の精子に塗れたベッドで眠っていたはずだったが、目が覚めると異なる客室の綺麗に整えられたベッド上に一人寝かされていた。
全身もまるで昨日の出来事が嘘のように汚れも臭いも落とされており、優花ちゃんとの一夜の後に何があったのか何一つ分からないまま、ベランダから朝焼けを拝んでいるというのが自分の現状であった。
「日の出見たのなんて何年ぶりだろ……」
こちらもまたいつの間に着せられたのか分からない高級そうなバスローブを着直しながら、眼下に広がる広大な土地を見つめていたその時、背後からドアをノックする音が響き、直後に入り口の戸が開くとその向こうから見覚えのある顔が室内に入ってきた。
「おはようございます、お客様。よく眠れましたか?」
「あぁ、オーナーさん。ぐっすり眠らせてもらっちゃった上に色々お世話かけちゃったみたいで、どうもすみません」
「いえ、昨晩はこちらの思っていた以上に優花ちゃんとお楽しみだったみたいですから、サービスさせて頂いただけですよ」
「はは……どうも……」
脳裏に思い返すだけでも凄まじいものがある昨夜の初体験に苦笑いしつつ返事をした自分は、不意に淡い期待を抱いてオーナーさんの後ろに人影がないかとのぞき込む。
残念ながら、望みの人物の姿はそこにはなかったわけだが。
「――あの、優花ちゃんは……」
「ふふっ、気になります?」
「ええ、まぁ。色々お世話になりましたから……」
「大丈夫ですよ。あの後、お客様のお世話を私と一緒に済ませてからしっかり睡眠をとって、先ほど登校して行きましたよ」
「学校……」
初対面の時点でセーラー服を可愛らしく着こなし、若いを通り越して幼い見た目がとにかく自分の目を引いた優花ちゃん。
その可能性も想定こそしていたが、いざ事実を他人の口から聞くと思わず呆然としてしまう。
「当然といえば当然でしょうけど、やっぱり昼間は彼女も学生なんですね」
「とは言え、ここにいる子たちはみな特殊な身分ですから、通っているのも私が管理している敷地内の施設ですけどね。ほら、見えます?あそこの区画――あら?」
学園の運営まで手掛けているという事実をサラッと話しながら、ベランダに立つ自分の隣へと歩み寄ったオーナーさんがその先に見える敷地内の一区画を指差したその時、二人揃ってあるものが目に入る。
それぞれの足取りで学園区画へと向かう制服の少女の集団の中で、道端で足を止めてこちらを見上げている少女が一人。
黒の短髪を前髪で分けたメガネが似合う優しい顔立ちのその子は、紛れもなく、昨夜自分の初めてを奪ってくれた少女――優花ちゃんであった。
彼女に気付いてもらえるよう大きく手を上げて手を振ると、優花ちゃんもこちらに気が付いたのか、ぱぁっと明るい笑顔を見せてこちらに向けてブンブンと元気に手を振り返してくれた。
「噂をすれば、でしたね」
「ええ、出来れば直接お礼を言いたかったところですけど」
「ふふっ、そう残念がらずともまたすぐ会えますよ」
「?」
「さて、そろそろ本題に移りましょうか」
ひとしきりコミュニケーションを取って満足した優花ちゃんが、可愛いそのお尻をふりふりと揺らしながら歩いていく後ろ姿を見送りながら、自分はオーナーさんに促され室内へと戻ると、二人で室内のテーブルに向かい合う形で席に着く。
「率直に申し上げます。お客様には本日より当館のスタッフになっていただきます」
「はい……えっ、はい?」
当然と言わんばかりのオーナーさんの態度で一瞬流してしまいそうになったが、あまりに唐突なその話に思わず彼女を二度見する。
しかし、そんな自分の様子など気にも留めず、オーナーさんは淡々と話を続ける。
「ありがとうございます。では早速、契約内容の確認を――」
「あ!いや!ちょ、ちょっと待ってもらっても?」
「はい、構いませんよ」
「ええと……自分、これでも一応雇われの正社員なんですけど……」
「ああ、以前の会社とは先ほど話をつけてさせて頂きました。本日付の退職扱いで、同じく当社への入社も本日付でしております」
「えっ!?いや、えぇ!?」
オーナーさんから差し出された書類には、昨日まで雇われていた会社とこのクラブ「Euphoria」それぞれの代表の連名での直筆の記載・押印があり、正真正銘正規の締結であることが分かる。
この短時間で一体どのような手を使ったのか、そもそもそんな手段を行使できる彼女は何者なのか、疑問が疑問を呼びパンク寸前の自分を、オーナーさんは微かに楽し気な様子で見つめている。
「……続けても?」
「あー、ええと……はい、お願いします……」
あまりに現実離れした今の状況に、自身の平凡な思考を割いたところでどうしようもなく、自分は諦観を抱きながら促されるままにオーナーさんの話に耳を傾けた。
「業務としては、キャストの管理・教育を行なっていただきます。管理は事務・雑務が主ですが、教育についてはキャストに対しての"実技"にて指導をしていただきます」
「実技……」
「早い話、性行為での指導ですね」
「あの……つい数時間前まで童貞だったんですけど……」
「大丈夫です、研修期間はこちらで選抜した少数のキャストとのグループで業務を行ってもらいますし、習熟度もその中で判断しますから、安心して技能習得に励んでください」
「はぁ……」
告げられた魅力的に過ぎる業務内容に、昨晩の体験を思い出しながら一人の男として胸を躍らせている自分もいるが、まるで成人ゲームか同人誌の世界観のような話に思わず間の抜けた返事をしてしまう。
「グループを組むキャストはもう決めています。一人は昨日お相手をさせていただいた茶倉優花」
「優花ちゃん……!」
「喜んでいただけて何よりです。あとの二人ですが――」
優花ちゃんの名前に喜色を隠せない自分の様子に、微かに微笑みながらオーナーさんが話を続けようとしたその時、寝室のドアがノック無しに外から開かれ、一人の少女が室内に入ってきた。
「オーナーさーん、いるー?」
優花ちゃんとそう変わらない年頃だろうか、ツインテールに結んだ茶髪と緑の瞳をした勝気な印象のツリ目に褐色の肌、そして、優花ちゃんと揃いのセーラー制服ながら、今にも裾からパンツが見えてしまいそうな丈のミニスカートにルーズソックスと、一目でいわゆる「ギャル」を感じさせる少女。
胸に関しては慎ましやかというのが素直な印象だが、下半身を中心にむちむちとした肉付きは優花ちゃんにも引けを取らず、褐色肌もあってその健康的なプロポーションは見ているだけでこちらの股間をじわじわと熱くさせる。
そんな少女は入室してオーナーさんの姿を見つけると、自分たちが付いているテーブルへと良くも悪くも無遠慮に歩み寄ってくる。
「これまた噂をすれば。おはよう、乃恵留ちゃん」
「おはよーござまーす。ふぁぁ~……ねっむ……」
乃恵留ちゃんと呼ばれた少女はオーナーさんに挨拶をすると、目を擦りながら大きなあくびをしており随分と眠そうな様子である。
「乃恵留ちゃん、昨晩は寮に戻らなかったそうね。その様子だとまたいつもの"バイト"かしら?」
「せいかーい。だってお小遣いいっぱいくれるし、えっちも上手い常連さんだったからさー」
「まったく、ほどほどにして頂戴ね。あなたたちの安全が第一とはいえ、監視も一苦労なんだから」
「でもそんなこと言ってオーナーさん、ほんとに私たちに何かあったらいっつもスーパーマンみたいにすぐ助けに来てくれるじゃん」
「あなたの言うスーパーマンするのが一苦労なのよ……まぁいいわ、学園には病欠の連絡をしておくから、今日は夕方まで休養すること。良いわね?」
「はーい」
取締役とキャストの立場ながら両者が気安い関係であること、乃恵留ちゃんがこの館内に限らず遊び慣れているのが傍から聞いていても分かるその会話。
このクラブの所属である以上、優花ちゃんも性知識の程度については同様なのであろうが、乃恵留ちゃんの独特の精神的に成熟した雰囲気は、脱童貞後間もない自分には少しばかり刺激的に過ぎるものだった。
そんなことを一人で考えていると、オーナーさんがその様子に気が付いたのか、こちらに向き直り再び話しかけてくる。
「あぁ、ごめんなさい。ついでなので紹介しておきます。彼女は朝比奈 乃恵留(あさひな のえる)ちゃん。先ほど申し上げたグループを組んでいただくキャストの一人です」
「え、何?研修?グループ?」
オーナーさんは自分に向けて乃恵留ちゃんについて軽く紹介し、当の乃恵留ちゃんは今更になってこちらに気が付いたような素振りと共に、頭の上に疑問符を浮かべながらこちらを物珍しそうに見つめてくる。
「乃恵留ちゃん、この方は今日からクラブに入社してくださる方で、研修の間、教育係としてあなた達とグループを組んでもらうことになるわ」
「え~!マジ~!?見るからに童貞なこのおじさんが~!?」
乃恵留ちゃんからとんでもない切れ味の言葉を真正面からぶつけられ、その上で彼女は露骨に嫌悪感の籠った視線をこちらに向けてきたが、昨晩の優花ちゃんとの体験もあって精神的ダメージは何とか致命傷にまで止められた。
「こら、失礼なことを言わないの。それに、この方はつい昨晩に優花ちゃんで童貞を捨ててくださったのよ」
「優花と……マジで?」
「ええ、大マジ。それはもう優花ちゃんも大満足の激しい初体験を。ですよね?」
「えっ!?まぁ……そうなんですかね……」
オーナーさんから意味深な笑みとともに急に話を振られ、大きく取り乱しながら返答する自分を乃恵留ちゃんはじとっとした目線で睨み続けている。
「ふーん、優花が満足ねぇ……」
何やら意味ありげに呟いた乃恵留ちゃんであったが、ふとオーナーさんの隣を離れると自分の方へと歩み寄り、座っているこちらを無言で見下ろしてくる。
冷ややかな視線を向けられての数秒に渡る沈黙の後、気まずい雰囲気に耐えかねた自分は挨拶を兼ねて思わず口を開いた。
「よ、よろしく――」
「ねぇ、おじさん。喉乾いてない?」
「え?いや、別に……」
「遠慮しなくていいよ。今、私が淹れてあげるから。あ、オーナーさん、カップ借りるね」
こちらの言葉の悉くに被せるようにして返答する乃恵留ちゃんは、テーブルに乗せられていたティーセットの中からカップを一つ手に取ると、こちらに向けて差し出してくる。
「ほらおじさん、カップ持って」
「あ、うん……」
促されるままにカップを手に取った後、視界の端で乃恵留ちゃんが何やらごそごそと動いているのでふと目を向けると――彼女は自分の眼前にも関わらず一切の躊躇いなくスカートをまくり上げ、その下に履いているパンツをこちらに見せつけていた。
「ちょっ!何を……!」
「何って、給仕の準備だけど?てか、初対面の上にタダでしてあげるんだから、ありがたく思ってよね」
「え!?ま、まさか淹れるって……」
あまりに突然のことに狼狽える自分に対して、乃恵留ちゃんはさも当然と言わんばかりにパンツをずり下ろしながら冷めた反応を返してくる。
パンツを太ももの半ばほどまで下ろしたところで、肉付きの良い艶のある陰唇が露になり自分の視線はそこにくぎ付けになってしまう。
更に乃恵留ちゃんは陰唇に両手の指を添えるとそのまま左右に広げ、褐色の陰唇に対して鮮やかなピンク色をした秘部をこちらに向けて広げて見せた。
「準備出来たよおじさん。ほら、早く出して」
「う、うん……」
彼女が脱ぎだした時点で予想こそしていたが、まさかのその展開に自分は狼狽えっぱなしであり、乃恵留ちゃんに急かされるまま、手に持ったカップを彼女の秘部の下へと添える。
間近で見て初めて気が付いたが、ずり下ろされたパンツはギャル風味な彼女に似合う黒いオトナなカラーリングであるものの、よく見ると可愛らしい星柄のプリントが印刷されており、生地も厚めで汗などの吸水性に重きを置いたいわゆるジュニア向けのショーツで、そこには優花ちゃんと同様にこのクラブへの需要を感じることが出来た。
「靴汚したくないからこぼさないでよね。んっ……」
秘部の直下にカップがあることを確認した後、乃恵留ちゃんが下腹部に力を込めると、尿道口が微かに開くとともにそこから勢いよく尿が放出され、瞬く間に澄んだ黄金の液体がカップを満たしていく。
カップが満杯になる直前で彼女は放尿を止めると、こちらを見下ろす形でどうぞと言わんばかりの視線を向けてきた。
「はい、冷めないうちに召し上がれ」
「い、いただきます……」
自分に向けてそう言った彼女の表情は微かにこちらを嘲るような色を含んでおり、しかし、彼女からの静かな圧から察するに自分にはそれを拒否するという選択肢がある様子ではなかった。
乃恵留ちゃんに凝視される中、カップの内で微かに湯気を立てる優しい人肌の温度の液体をしばらく見つめた後――自分は意を決してカップの中身を一気に口内へと流し込む。
かなりの覚悟を以って敢行した人生初の飲尿であったが、その口内を満たした乃恵留ちゃんの尿から舌が感じ取ったのは、自分でも驚くような味であった。
「――美味しい」
「……は?」
思わず口を突いて出た自分の言葉に乃恵留ちゃんは驚きの色を隠せない様子であったが、自身の感想に偽りは無く、舌を包む優しい甘みと隠し味的に潜む酸味が互いの味を引き立てている彼女の尿は非常に美味に感じられたのである。
「いや、美味しいよこれ。もう一杯貰っていい……?」
「はぁっ!?あんた何言って――」
「これは一本取られたわね、乃恵留ちゃん。ほら、お客様がおかわりをお求めよ?」
「うっ……わ、分かったわよ!もう一杯注げばいいんでしょ!ほらっ!」
流石に予想外だったであろう自身の言葉に調子を崩された上に、状況を面白がったオーナーさんにまで横から煽られた乃恵留ちゃんは半ばやけくそに秘部を開くと、自分が差し出したカップに再び尿を注ぎ込む。
彼女なりのささやかな嫌がらせのつもりなのか、カップのすりきり一杯まで尿を注いだが、むしろ自分にとってはかえってありがたいサービスであり、彼女が放尿を止めるとともに自分はすぐさまカップに口を付け、今度は少量を口内に含みながらゆっくりと味わう。
「……うん、やっぱり美味しいよ、乃恵留ちゃん」
「いや、美味しいって……私のとはいえおしっこだよ!?それをそんな嬉しそうに……へ、変態じゃないの!?」
自分でも極めて気色の悪いことを言っている自覚はあるが、そんな自分に対して罵詈雑言を浴びせてくる乃恵留ちゃんも、何故か表情に微かに嬉しそうな気配を感じるのは気のせいだろうか。
そんなことを考えながらも夢中になって飲み続ける内、気が付いた時にはカップは空になっており、自分は乃恵留ちゃんが準備するのも待たずに彼女の秘部の下にカップを差し出す。
「もう一杯いいかな?」
「いや、飲むの早すぎでしょ!?てかまだ満足できないの!?」
「うん、自分でも不思議なんだけど、何杯でもイケるよこれ」
「ほんっと変態すぎ……!んっ……!」
悪態をつきながらも再び秘部を拡げて下半身に力を込める乃恵留ちゃんであったが、体を震わせながら尿道口から雫をこぼすばかりでカップに放尿する様子がない。
「……乃恵留ちゃん?」
「そ、そんないっぱい出せるわけないでしょ!私だって頑張ってるけど……!ん~っ……!」
様子のおかしい乃恵留ちゃんに思わず尋ねた自分に、彼女は反論しながら必死に力を込め続けるが一向に尿は出てこない。
すると、それまで自分と乃恵留ちゃんの様子を見守っていたオーナーさんが、テーブル越しにこちらへと声をかけてくる。
「よかったら補助してあげてください。これも教育の一環です」
「補助ですか?そうは言ってもどうすれば……」
「昨夜の優花ちゃんと同じで刺激してあげればいいんですよ。漏らしてしまうくらいに」
口元に穏やかな微笑みを湛えながらそう言ったオーナーさんが指し示す先を見て、彼女の考えを理解した自分はおそるおそる片腕を伸ばし、乃恵留ちゃんの秘部の上部に見える皮を被った突起・クリトリスをそっとつまむ。
「やっ……!ちょっと……!」
唐突な自分の行動に乃恵留ちゃんはかなり驚いた様子で声を上げたが、その声はすぐに甘い喘ぎ声へと変わる。
包皮から顔を出しているぷっくりとした陰核を優しく撫でるように指で弄ぶと、その度に乃恵留ちゃんはビクビクと小さく腰を震わせて快感による艶声を漏らす。
「痛くない?乃恵留ちゃん」
「別に……んっ……痛くはないけど……」
「……じゃあ、気持ちいい?」
「はぁ?そんなわけ――あっ……!」
先日までろくに性行為の経験がなかった自分でも分かる程度には、快楽に溺れかけているのを気付かせまいと痩せ我慢をしている乃恵留ちゃん。
そんな彼女に対して自分が胸の内に抱いたのは、気持ちよくしてあげたいという奉仕の心か、はたまた頑なな彼女から素直な反応を引き出したいという加虐心だったか。
クリトリスへの愛撫によって愛液で濡れそぼった膣口に目を向けると、自分は吸い込まれるようにそちらに手を伸ばし指を彼女の膣内へと挿入する。
「ちょっ!それダメ!今指入れちゃ……!あんっ♡」
口ではそう言うものの拒否する様子は見せず、触れ合うことで快感を得ようとするように膣で指を締め付ける乃恵留ちゃん。
膣壁を指の腹で撫でる度に膣が蠢き、指の動きに合わせて淫らな水音を立てるその蜜壺の奥からは絶えず粘性の高い愛液が溢れ出し、カップの中に透明な蜜が少しずつ溜まっていく。
乃恵留ちゃんを気持ちよくさせられている、そんな自信から自分はより彼女に快楽を与えるべく、膣内を探りつつ少しずつその指の動きを速めていった。
「待って!一旦止めて!ほんとに出ちゃうからぁっ!」
「いいよ、出して。むしろ乃恵留ちゃんがイキながら出すところ見てみたい」
「そういうのマジでキモいっておじさん……!んぅっ……!」
あくまで生意気な態度を崩さない乃恵留ちゃんだが、その表情からは明らかに余裕がなくなっており、絶頂が近いのか、呼吸と膣の収縮のペースがどんどんと早くなっているのを感じた。
そして――
「ダメ……!イクっ――!」
部屋中に響くグチュグチュというくぐもった水音の中、乃恵留ちゃんは絶頂によって一際大きく体を震わせると、それと同時に勢いよく潮を噴き出した。
しばらくの絶頂の余韻の後、乃恵留ちゃんが強張っていた体を脱力させたその直後、尿道から濃厚な黄色の色合いをした尿を漏らし始め、それはカップの中の愛液と潮に混ざり合っていく。
ゆっくりとした放尿によってカップは満たされ、収まり切らなかった尿はずり下ろされたパンツへと零れ落ちて真白かったクロッチ部分を瞬く間に黄色く汚していった。
尿道からの排出が止まり乃恵留ちゃんが長い放尿を終えたことを確認した自分は、中身をこぼさないようそっとカップを口元へと運び、再び彼女の尿を口内で堪能した。
「うん、美味しい……」
そう一人呟く自分を、絶頂後の脱力状態から回復した乃恵留ちゃんは恨めしそうな目で睨みつけながら、尿がたっぷりと生地に染み込んでしまったパンツを履きなおす。
自分と乃恵留ちゃん、両者による歓迎のやり取りが終わったのを確認したオーナーさんはおもむろに席を立つと、乃恵留ちゃんの背後へと歩み寄りその両肩に手を添える。
「……話が逸れてしまいましたが、今夜は彼女との研修になります。それまではゆっくりと休んで体力を温存しておいてくださいね」
「あっ……!はい、了解しました……」
「じゃあ乃恵留ちゃんも、ますます疲れちゃったことだと思うし、もう寮に戻って休みなさい」
オーナーさんにそう促され、少しふらついた足取りでドアへと向かった乃恵留ちゃんであったが、退室の直前にこちらと目が合いジトっとした目線でこちらを一瞥する。
「……ふんっ!」
そして、特に言葉を交わすことも無くツンとした態度のまま廊下の奥へと姿を消してしまった。
そんな彼女の態度を気にしてか、後に続いたオーナーさんはドアを閉める直前にこちらに向けて謝罪とも賛辞ともとれるウインクを一つ送ってくる。
「では、また夕方に。お疲れさまでした」
そして、そう告げると静かにドアを閉め退出していった。
一人残された部屋の中で、自分は再びテーブルに着いて一息ついた後、卓上のカップに目を向ける。
まだ中身が残ったまま微かに湯気を立てているそれを手に取り、口内に含んで味わった後こくりと喉の音を立てて飲みこむ。
「乃恵留ちゃん、か……」
甘酸っぱいその味を堪能するとともに、それを淹れてくれた少女の名を口にしながら、自分は先ほどまでの出来事を脳内で反芻する。
そして、夕刻からの研修にひそかに胸を躍らせながら、優雅なティータイムを独り楽しんだ。