痴指と肛奴隷 作:由波紫原
(さて、どうするかな)
早朝の駅で、長山翼は腕時計を見た。時刻は午前7時10分。翼はこの駅から徒歩10分ほどのアパートに住む学生だ。
駅は通勤ラッシュがそろそろ始まる時間帯で、改札に向かう乗客がどんどん増えていく。
今日の大学の授業に間に合うように出発するには、むしろ早すぎるくらいの時間帯だ。しかし、翼には、昨日よりも早く出発する理由があった。
(あの人、ほぼ間違い無く、乗る電車の時間を早めるだろうな)
そう。昨日、満員電車の中、高坂香織に痴漢を仕掛けたのは、他でもない翼なのだ。
だから、翼は、今日は時間を早めて出発したのだ。翼は、駅の改札の隣にある売店で雑誌を立ち読みするフリをしつつ、その実、駅の改札へ向かう人々を慎重に観察していたのだ。
それから15分ほど経った時だった。
(おや?どういうことだ?)
翼は、人混みの中、昨日、満員電車の中で自分が痴漢を仕掛けたお姉さんを見つけた。通勤の時間をずらしてはいない。服装は、水色のブラウスと藍色の膝上ミニのタイトスカートだ。髪型は、昨日とは違い、肩までの茶色い髪をストレートに下げ、右側の髪の一部をサイドテールのようにゴムで縛っている。左肩に、やや持ち手が長い、茶色の革の鞄を下げていた。
経験上、通勤ラッシュの電車の中で、翼に痴漢された女性は、ほぼ電車に乗る時間を早める、または遅くするなどして、対策していたからだ。
「…………」
しかし、この女性は違った。普通なら、再び痴漢に遭遇することを警戒して、時間をずらすはずなのに、昨日と同じ時間に来ている。
(まあ、これはこれで好都合だけどな。さて・・・・・)
翼はその女性の後をつけた。彼女は、何故か女性専用車両を示す印がある場所には並ばず、一般車両のところに並んだ。翼は、彼女の真後ろに立つ。
やはり、朝の上り電車側のホームはかなり混雑しており、ホームドアからホームの後ろ。改札から上った階段から見て右から左まで、人間でびっしりと埋め尽くされた。それほど混雑していない、線路を挟んで反対側の、下り電車のホームと見比べて極めて対称的だ。
駅のホームのチャイムが鳴り、快速電車がやって来ることを知らせるアナウンスが流れる。
快速電車が止まり、ドアが開いた。かなりの人が乗っているが、降車する人は僅かで、8割方が制服姿の少年少女だ。この駅から徒歩10分程度の場所に高校があるので、その高校の生徒のはずだ。
(よし・・・・・・)
降車客が落ち着き、ホームにいた人々がゆっくりと電車のドアに向かう。だが、ドアの間口に対して乗客がかなり多く、入り口付近で、あっという間に大規模な押しくらまんじゅうのような状態になる。
そして、翼は、狙いすましたように、自分の前にいる、昨日自分が痴漢した女性を押し込んだ。彼女も、翼も、それぞれ電車の中に押し込まれる。翼は、彼女と一緒に押し込まれるようにして、電車に乗った。だが、その位置関係は、翼にとって好都合なものであった。翼は、彼女の背後にぴったりと密着していた。ただ、密着してしまった、のではない。あえて密着するよう、電車内に入ってから一瞬の間に、素早く足場を探り、最適な位置を得ていた。しかも、偶然であるが、たまたま電車内の向かって右側の扉付近におり、その扉のところにある緊急用のつり革を左手でつかみ、右手は自由に動かせた。これは、翼にとって非常に幸運だった。
電車が動き出すと同時に、翼は腰を前に出し、目の前のお姉さんのお尻にゆっくりと押しつけた。
(よし……まずは軽くいこう。これなら、乗客の圧で押されて、偶然、当たっているだけと装えるはずだ)
女性のお尻の柔らかな感触が、翼の下半身に伝わった。同時に、翼は音もなく彼女の髪の匂いを吸い込む。
シャンプーと若い美女の体臭が混ざった、いい匂いだ。
(さて、今日はどんな感じかな?)
翼は、彼女の様子を見ようと思った。昨日のことを考えると、かなり抵抗されるかもしれない。しかし、逆に無言で耐えるタイプなのかもしれない。その場合は、そのまま続けてもいいかもしれない。あるいは、駅についてから何らかの行動に出るか。
(とりあえず、しばらく様子を見るか。それにしても・・・)
翼は、彼女の髪から漂ってくる匂いをさらに楽しみつつ、下半身全体で彼女のお尻の感触を感じていた。そのうちに、次第に興奮してきた。股間が膨張してくる。
幸い、その時にはもう電車内はほぼ満員の状態になっており、普通に周囲の乗客にもみくちゃにされていたので、自然に、自らの股間を彼女のお尻のクレバスに強く埋め込むことができた。
(おっと……さすがにまずいか?いや、まだ大丈夫だな。では、もう少し強く……)
翼は、より強く腰を押し付けていった。ズボンの前の布地を膨らませる男根が、左右から美女の臀部に挟まれる。
(うおっ!気持ちいぃっ!)
30秒ほどしたら、今度は腰をゆっくりと動かし始めた。腰をグラインドさせるような形だ。勃起した男根は、ズボンをしっかりと押し上げており、ちょうど前方のお姉さんの尻の谷間に差し込まれている。男根の先端部は、お姉さんのお尻の谷間奥のあたりに強く押し込まれていった。その直後、お姉さんが尻を左右に振った。
(いやぁぁぁん!きっ、気持ちいいっ!)
背後の痴漢のズボンの前の隆起にスカートの上から尻の谷間を抉られた直後、高坂香織はアヌスに電流が走ったような感覚に襲われた。
思わず声が出そうになったが、何とか堪えた。しかし、やや激しく左右にお尻を振るのを止めることはできなかった。
(だっ、ダメっ!おっ、お尻の孔とアソコがっ!)
背後の痴漢のズボンの前の突起が、服越しに深々と尻の谷間に突き刺さり、それは完全にアヌスを捉えていた。その結果、その部分に意識が集中してしまう。そんな状態で、背後の痴漢が腰を左右に大きくグラインドさせ始めたら、それはもう、敏感な部位を直接刺激されているに等しい。特に、クリトリスとアヌスは、ダイレクトに刺激されて感じてしまう。必死に歯を食いしばり、漏れ出しそうになる嬌声を押し殺す。
だが、身体は正直だ。ピクッ、ピクッと小さく全身が痙攣した。香織は、電車内のつり革を両手で握り締めた。だが、それでも感じてしまう。
(ダメっ!おっ、お尻がぁっ!)
香織は、快感に負け、尻を左右に振る。その度に痴漢の膨らんだズボンの前が、スカート越しに香織の肛門を刺激し、その度に、尻全体が震える。
(だっ、ダメっ!気っ、気が狂っちゃうぅっ!)
「はぁっ・・・」
背後の痴漢から、香織の耳に熱い吐息がかかった。香織は、自分の股間の奥が熱くなってくるのを感じた。思わず太ももを閉じようとしたが、当然ながら狭い電車内でできるはずもない。背後の痴漢の膨らんだズボンの前の布地が、容赦なく香織の尻の谷間を抉り続ける。
そして、痴漢は両手で香織のお尻をスカート越しにがつりと掴み、その感触を楽しむように撫で回し始める。
痴漢の手は、まるで生き物のように蠢き、スカートの上から香織の尻肉を揉みしだく。
(いやっ!そっ、そんな触らないでっ!)
「はぁ・・・んっ!」
思わず、香織の口から甘い声が漏れる。香織の身体は、ビクビクと痙攣し、太ももの内側を愛液が流れ落ちていくのが自分でもわかった。そして、そのことに気がつくと、ますます恥ずかしさが込み上げてきて、もう我慢の限界だった。
だが、そんな香織に、痴漢の更なる追撃が襲いかかった。痴漢は、香織のタイトスカートの後ろのスリットに手を入れると、生腿を撫で回してきた。そして、その手は上へと向かっていき、指先がぐっしょりと濡れたパンティーのクロッチを直撃する。
(あっ、あぁーっ!)
香織は股を開いて、尻を振ってしまう。パンティー越しとは言え、痴漢の指先は香織の肉芽を的確に責めてきた。
(イクッ!イクッ!ダメっ!イッちゃう!)
香織は、我慢しようと思った。が、無理だった。
(うわっ!お姉さんのアソコ、ドロドロだ!)
翼は、美女のスカートの中に差し入れた右手の指先で、彼女のパンティーのクロッチに触れる。指先にぬるぬるした感触があった。
痴漢の細い指が、パンティーのクロッチをずらし、香織の生尻の谷間に直接食い込むと、指先がその奥を弄ってくる。
(あっ、まっ、ちっ、違うっ!そっ、そこはっ!)
香織は、必死に身体を捩る。だが、逃げられない。痴漢の指先は、執拗に香織の菊門を探し当て、そしてその表面を円を描くように擦ってくる。
(イッ、イヤァァァァァァァッ!)
香織の生臀部に張り付いた痴漢の手のひらが、生尻を揉みながら、薬指の指先でアヌスを刺激し始めたのだ。
香織のアヌスは、痴漢の指先で弄られる度に、濡れたヴァギナと連動を始める。
(あっ、あひぃ!おっ、お尻の孔なんて!あっ、ダメっ!おっ、おかしくなるっ!)
香織は、涙目になり、頭の中が真っ白になりかけていた。やがて、電車が減速を始める。
痴漢の指は、ラストスパートといわんばかりに、香織の肛門の中に侵入すると、前後に腸壁を激しく擦り、手のひらが生尻肉を揉みしだく。香織は思わずお尻を後ろに突き出し、痴漢から与えられる異常な快楽を貪ろうとする。
(イクッ!イクッ!おっ、お尻っ!お尻がっ!)
「ウググググッ!ンンんっ!ンギヒンッ!」
香織は、尻をグラインドさせ、喘ぎ声を抑えるために唇を閉じ、歯を食いしばる。
痴漢の指は、香織の尻孔に根元まで侵入し、前後運動をしながら、香織の菊門を穿ち始める。それと同時に、他の指先は、香織のヴァギナから溢れてきた蜜でぬるぬるになった薄桃色の大陰唇と小陰唇を優しく撫で擦り始めた。
「オホッ!あっ、あふぅ……ひっ、ヒイィッ!」
(ダメぇぇっ!もっ、もうっ、ダメぇぇっ!)
香織は、アエギを押し殺すだけで精一杯だった。
(イクッ!イクッ!イクゥゥゥゥゥ!)
香織は、尻を後ろに突き出し、上下させた。快感が肛門から津波のように押し寄せ、下半身の二つの孔が絶頂に達した。
「ああっ……!」
香織は、電車の車内だと言うことも忘れて、大きな喘ぎ声を上げてしまった。
(あっ、あああぁぁぁ……いっ、イッちゃったぁ……お尻で……イッちゃったぁ)
香織は、全身を弛緩させ、崩れ落ちそうになるところを、電車のつり革を両手で掴み、必死に堪える。香織の下着は、膣から大量に溢れ出した液体でビチョビチョになっていた。もう、限界だった。香織は、電車が停車し、ドアが開くと、飛び出して人混みの中を掻き分けるようにして、近くのトイレへと向かった。
香織は、個室に入ると鍵を閉め、便座に座った。そして、その格好のまま、脱力した。膣と肛門には、痴漢に指でかき回された感覚がまだ残っている。下着のクロッチ部分は真っ黒に濡れて、雫が太腿から滴りおちている。
(私ったら、電車の中で何をしてたんだろう?)
だが、香織はまだ気づいていなかった。自身の二つの孔に刻まれた快感に、今後も支配され続けるということを。