藍が戻ってきた時には、僕は冷や汗やら何やらで全身汗ばんでいた。
「シャワーでも浴びようか」
「はい」
僕は藍を連れて風呂場へと向かった。脱衣場でTシャツに手をかけたところで、僕の手は止まった。
ここで脱ぐということは、僕の裸体を藍に晒すと言うことだ。今更ながら、僕は気恥ずかしくて躊躇してしまう。
僕は無意識に藍に視線を送った。目の前の藍は、とっくに全裸で僕のことを待っている。
僕は自分自身の意気地のなさにため息をついた。もうどうにでもなれと、僕はすべてを忘れてTシャツを脱ぎ、ズボンとパンツを下ろす。露わになった僕のチンポはずっと前から完全に勃起して、天を突いていた。
手入れを一切していない陰毛は、生え放題でいかにも汚らしい。恥ずかしさが襲ってくる。しかし、藍はそんな僕の股間に視線を注ぎながら、優しい表情で微笑んでいる。
「さ、さあ、入ろう」
僕は恥ずかしさをごまかすように風呂場の扉を開けた。
僕と藍は、風呂場の敷居をまたぐ。僕の家の風呂は、一般的な家庭にあるようなごく普通のものだ。決して広くはないが、二人くらいなら洗い場にも入れる。
そんな中、藍の行動は速かった。僕を洗い場の椅子に座らせ、シャワーを手に取る。
「お手伝いさせていただきますね」
「う、うん」
僕は素直に従った。とくになにも命令はしていないが、自分からやってくれるというのなら断る理由がない。
藍はシャワーで僕の身体を洗い流す。温度調節も完璧だ。そしてボディソープを手に取ると、両手で僕の身体を優しくこすり始めた。
僕は一切動くことなく、藍の動きに身を任せていた。全裸の美女に身体を洗わせているという事実に、僕の優越感が高まっていく。
「お背中を流しますね」
そんな言葉の後、僕の背中にやわらかい感触が触れた。思わずドキリとする。すぐに、藍の胸が押しつけられているのだと悟った。
「すごいサービスだね……」
「いつもやってることですから」
僕は褒めたつもりだったが、藍は淡々としている。背中に触れるやわらかい感触が、ゆっくりと上下に動く。
「前も、失礼しますね」
藍はそう言いながら、後ろから僕の股間をまさぐって僕のチンポを握った。
「あっ……」
突然な刺激に情けない声が出てしまう。藍は僕の耳元に顔を近づけ、囁くように言った。
「ご主人様の大事なところ、しっかりと洗いますね」
藍は、チンポを握った手をゆっくりと前後させていく。
「はーい、しこしこ、しこしこ……」
あまりの快感に、僕は頭が真っ白になった。
風呂に入るまでの間に散々、性欲を刺激されてきて、少し触られただけでも絶頂に達してしまいそうだ。
そんなことを考えている間にも、藍の手は動き続けている。
「うっ……」
我慢など、出来るはずもない。
僕のチンポはあっさりと音を上げ、大量の白濁液を吐き出した。ボディソープの泡と混じった精液が風呂場の床に飛び散る。
僕は自分がしでかしてしまったことにショックを受け、顔面蒼白になった。
「ご、ごめん……」
僕は恥ずかしいやら、情けないやらで、謝罪の言葉しか出てこない。しかし、そんな僕を後ろから抱く藍は、どこまでも優しい。
「大丈夫ですよ。ぜーんぶ出しちゃいましょうね」
藍はそう言いながらチンポに指を這わせ、残った精液を絞り出していく。ニュルリ、とチンポの先から残滓が垂れる。僕は藍に任せっきりで、されるがままだ。
「はい、全部出せました。それじゃあ、綺麗にしますね」
藍はシャワーを使って、僕の身体についた泡と精液を洗い流してくれる。その間にも、僕は意図せぬ暴発に落胆し、僕の心はすべてを出し切ったチンポと同じようにしぼんでいた。