※この作品はR-18です。

インモラル・アプリケーション   作:リビドーの吐き捨て場

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白崎 夏目/催眠

 

 唐突な視界の暗転から、意識が回復する。

 

 目の前に広がる色とりどりの色彩、多くの女性を侍らせる何名かの男の姿、そして俺のスマホにインストールされていた謎のアプリ。これまでの人生で感じていた些細な違和感が形を成していき、俺は大切な事を思い出した。

 

 前世の記憶。別に大層な人生を送ってきた訳では無いし、なんなら自分がどうやって死んだのかは思い出せなかったが、俺が二度目の人生を送っているという事実はかなり衝撃的なものだった。

 

 そして、その記憶があるからこそ気づけた真実が一つ。

 

 この世界は、エロ同人的な世界だと言う事だ。

 

 

 

─────♡

 

 

 

 彼の名前は最民 掛。催眠アプリの所有者となると同時に前世の記憶が目覚めた転生者だ。名は体を表すというが、あまりにもあんまりな名前だ。

 

 しかし、いま大事なのはそこではない。彼の前世の話なんて何の面白みもないし、それは今世も同様だ。今話すべきなのは、やはりエロ同人でもおなじみのこれ。

 

 催眠アプリについてだろう。

 

 さっと移動して壁にもたれかかった彼は、誰かに画面を覗き見られる心配が無くなったのを確認してから、スマホの画面に表示されている説明文を読んでいく。おおむねの内容はこうだ。

 

 

 ①この催眠アプリの画面を見せると、その人に命令を聞かせる事が出来る。

 

 ②聞かせられる命令は本人が物理的に可能なものに限る。

 

 ③命令を聞かせられる人間は一人だけである。ただし、催眠中に掛けた命令を催眠解除も記憶させることは可能である。

 

 ④これらの制限は、催眠アプリを使用していく事で緩和されていく可能性がある。

 

 

 と、かなり使い勝手は良さそうに見える。せっかくこんな世界に転生して魔法じみた力を手に入れたのだし、男である彼は使ってみたい気持ちは抑えられない。どんな風に使うか?わざわざ宣言するまでもないだろう。

 

 問題は掛ける相手だ。今のところ催眠を掛けられる相手は一人だけ、あまり会うのが難しい人に掛けてしまえば催眠アプリが露呈する危険があるし、身近にいる人を狙うのが安牌。となれば、対象とすべきは彼の生活圏である、同じ学校の生徒あたりだろう。

 

 大体の方針を決め、次にターゲットとなる女の子を見繕う。幸いと言うべきか何というか、部活や体育祭などの行事で取った集合写真の存在により、学校にいる女の子の多くの容姿を確認することは簡単だった。正直、パッと見ただけでかなりレベルの高い美少女は多かったが、その中から一人だけしか選べない以上、断捨離を続けていく。

 

 そうして色々な少女の顔を品定めしていき、ようやく候補が決まった。

 

 最終的に残った一人の女の子は、白い長髪におっとりした雰囲気、少し弱気で押しに弱そうな清楚な雰囲気の女の娘だった。写真だけでは名前までは分からないので、後で学年と一緒に把握しておく必要がある。

 

 とはいえ、別に急ぐものでもない。今日は休日、ひとまず催眠アプリのことは隅に置いておき、気ままなおでかけを楽しむことにしよう。

 

 

 

─────♡

 

 

 

 という訳で、週末は終わり学校が始まった。学生の本分とは勉強であり、学校で過ごす時間の大半は授業が占めている。しかし、彼の目的はそんな健全なものではなかった。

 

 同級生との雑談の中で、お目当ての少女の名前はあっさり知ることが出来た。白崎 夏目、高校一年生。彼の一つ下の後輩だった彼女は、現在どの部活にも所属しておらず、美化委員としての活動くらいしかしていないらしい。たまに学校帰りに友達と遊ぶことはあるようだが、基本的には催眠を掛けても気づかれる心配の少ない娘だと言えるだろう。

 

 美化委員の活動はちょうど週明けの放課後、つまり今日行われる。美化委員の仕事で担当する階層は確か学年と一緒だったはずなので、一階をブラついていれば白崎には会えるだろう。

 

 彼女の容姿はまさにリア充、ラノベだったら一巻の表紙でもおかしくないぐらいには整っている。この世界の女性は総じて美人とはいえ、これで学校では孤立気味というのは、前世の記憶を持つものならば誰もが驚くだろう。

 

 それは彼にとっては都合がいいことこの上ない。夕焼け色に染まる空を窓越しに眺めながら、人目のつかない場所で待機して足音を待つ。廊下の奥からカツン、カツンと音が聞こえてくる度に姿を現し、ターゲットではないことに落胆しながら素知らぬ顔で横を通り過ぎること三回。

 

 その次のチャレンジ、足音に合わせて廊下に躍り出た時、反対側から歩いてきていたのは白崎だった。さも今気付きましたと言わんばかりに彼女に近づき、あらかじめ予定していた話を展開していく。

 

「はい、どうかしましたか?」

 

 男に声を掛けられたからか、一瞬だけ固まった白崎だったけれど、美化委員として呼び止められたことに緊張を解いた。ここまでは予定通り。纏ったゴミが捨てられていたと、予め用意しておいたゴミ袋を見せて説明する。

 

「本当ですか?わざわざ拾ってくれてありがとうございます」

 

 捏造した証拠を見せれば、白崎は簡単に警戒を解いてくれた。

 

 その流れのまま、話に関係あるかのようにスマホの画面を白崎に見せる。当然ながら、その画面に表示されているのは起動済みの催眠アプリ。無防備に液晶を覗いた白崎の姿に、思わず笑みがこぼれた。

 

「……ええと……はい…………は、い…………」

 

 虚ろな目をした彼女に右手を挙げてと命令すれば、彼女はゆっくりと右手を挙げた。その動きに自主性は感じられず、ただ言われたことを機械的に行うだけだった。催眠に掛けることは成功したのだ。

 

 とはいえ、このままでは催眠が解けた時どうなるか分からない。よって、保険をかけておく。

 

「…………はい」

 

 彼は催眠を掛けると決めてから、あらかじめ考えておいた必須事項を彼女に伝えていった。その内容はこうだ。

 

 

 ①催眠が解けた場合、催眠 掛が催眠中に行わせたこと、同人物が催眠を掛けたことを忘れる。もう一度催眠を掛けると思い出す。

 

 ②催眠にかかっていること及び、催眠中に行った公序良俗に反することを他者に伝えない。

 

 ③日常生活では催眠にかかっていない時と同様の行動を行い、その間は催眠 掛とも関わらなくてよい。

 

 

 とまあ、これだけセーフティを掛けていれば誰かにバレる心配もほとんどないだろう。理性的な行動はここまで。後は哀れな少女を好き放題するだけだ。

 

 訪ねてみれば、どうやら今日はもう用事をないらしい。おまけに彼女は一人暮らしだったようだ。このまま家に連れ込んでも誰も文句を言う事はない。

 

「…………はい」

 

 三つのセーフティを仕込んでいる間に催眠が馴染んだのか、流暢に話すようになった白崎とついでに連絡先を交換する。そして、何らかのやりとりをしたら履歴を消す命令も出しておいた。

 

 そうして、彼は白崎と別れて下校した。その途中で催眠アプリを確認してみれば、白崎の状態を確認することが出来た。現在掛けている催眠の内容や、それによって起きうる矛盾なんかも指摘してくれる機能があるようだ。ひとまず問題はないようだが、こまめに確認するようにしておくのがいいだろう。

 

 家に帰って約一時間。メッセージアプリを確認してみれば、そろそろ着きますと白崎からの連絡が入っていた。扉の鍵を開けてしばらくすれば、目を見張るような美少女が男の家へと入ってくる。なんてことのないアパートの一室が全く別の空間になったようにすら感じるが、まだまだお楽しみは始まったばかりだ。

 

 ひとまず、明日に何か予定はないか、体はもう洗ったかを聞いてみる。

 

「そういった用事はありません。大丈夫です。体の方は、まだ洗っていません」

 

 無事に家に泊める事も確認出来た所で、まずは一緒にお風呂に入る事にする。

 

「分かりました」

 

 白崎は自然な表情で、不自然に男の命令に従い、服を脱ぎ始めた。正式な名称など分からない、様々な飾りの付いた下着が露わになり、大きすぎず小さすぎず、バランスのよい胸とお尻のサイズが認識出来るようになる。バランスのよいといっても、二次元を基準にすればといった所で、男の手でも何とかつつみ込めるかなぐらいには大きい。二次元が現実となったこの世界のインフレとは恐ろしいものである。

 

 当然男も服を脱ぎ、共にお風呂場に入っていく。裸の男女が対面しながらというのは酷くインモラルな雰囲気を放っており、このシチュエーションを前に彼のモノは既にそそり立っていた。

 

 あまりの体の綺麗さに、このまま家のシャンプーを使っていいのか質問してみたが、驚きの答えが返ってきた。

 

「いえ、特に手入れはしていません。市販品を使っています」

 

 それでこれなのかと心の底から感心しつつ、泡立てた石鹸でお互いの手をコーティングし、そっと手を伸ばす。そのままわしづかみにした胸はふにゅんと形を変え、男の手に非常に甘美な感触を伝えてくれた。

 

「んっ……」

 

 喘ぎ声を挙げる白崎にこちらの体も同様に洗う様に促す。そして男は彼女の胸だけを何度も揉みしだく。形が崩れない程度のハリと、思考すらも溶かすような柔らかさは、あっという間に男を虜にした。彼女のおっぱいが石鹸まみれになっても、彼の体がとっくに洗い終わっていても、彼は彼女の膨らみに夢中になっていた。

 

 そんな事をしていれば、当然一部の場所に興奮が反映されていく。集まった熱の存在を認識していた男は、体を洗い終えた白崎に新たな命令を下そうと考えた。

 

「……?はい、分かりました」

 

 そのタイミングで少しだけ正気に戻った男は、一度他の場所の感触も味わおうと考えつつ、手持ち無沙汰になっていた白崎におちんちんへの手コキを命じる。

 

 性交というものを意識しているようには見えない彼女のぼんやりとした返事に、どこか仄暗い喜びを覚えつつ、彼女の全身を弄っていく。腕、脇腹、ふともも、首筋。美しい白崎の全身からはなぜかいい匂いがするし、その柔らかさは特級品だった。流石におっぱいと同様ではないものの、どこを触っても興奮は収まらなかった。そんな彼女が自分から、自らの手を使って手コキをしているのだから、正直射精を堪えるだけで精一杯だった。

 

 どうにか反り立ったそれの暴発を防ぎつつ、全身の汚れを落とす。そしてそのままお風呂を上がり、彼女を寝室へ連れ込んだ。そして彼女をベッドに座らせ、膨張した局部を見せつけながら彼女に行為に及ぶのだと命令する。

 

「……はい、分かりました」

 

 彼女が答えるまでの間が、他の命令より少し長かった気がする。逆らうことは出来なくても、心のどこかで嫌だと思う気持ちが残っているのかもしれない。そう考えた男は、無慈悲にも、自分とのセックスを喜ぶようにと伝えた。

 

「はいっ!……その、分かりました。優しく、してくださいね?」

 

 新たな催眠の効果は劇的だった。反応こそ返すもののずっとぼんやりとしていた彼女の表情は、一瞬にして恋する乙女のものとなり、それは男に対して向けられた。声のトーンもそれに合わせた高いものになり、一気に女としての魅力が上がったようにすら思える。

 

 彼女は先程のお風呂の時が嘘のように恥じらいを見せ、隠しきれない豊満な体の陰部に両手を添えた。しかし、それだけでは彼女のいやらしさを隠すことなど不可能であり、むしろ色気が増しただけだ。そんな彼女はベッドへ向かい、仰向けになって彼のことを待つ。

 

 お風呂で散々体を弄られたからだろうか。彼女の秘裂は既に濡れそぼっており、男のモノを受け入れる準備が整っていた。

 

 躊躇う理由も抵抗もない。彼はおちんちんをそっと彼女の穴へとあてがい、万が一の抵抗すら許さないよう体重を掛けながら挿入していった。

 

「んっ!……はっ、ああっ!……ふうっ……、は、ああんっ……」

 

 白崎は大した苦痛を感じている様子もなく、自らの腟内で存在を主張する熱の塊に意識を向け、身をよじっている。明らかに性感を覚えている彼女の姿に興奮し、腰を動かし始めた。

 

「あっ!んっ、すごぉっ!あ、ひあっ……ああんっ!ん、ああん!ひゃぁん!」

 

 白崎の腟内は初めてとは思えないほど具合が良く、男の腰の動きはどんどんと加速していく。その度に部屋に響き渡る粘着質な水音が、脳みそを沸騰させるかのように興奮させていった。

 

 そのままピストン運動を続けていけば、当然ながら射精感が湧き上がってくる。睾丸から生成された粘液が尿道をせり上がってくる快感に逆らう事なく、男は少女の腟内に射精した。

 

「あっ!あああっ!ひぁぁぁっっっ!…………は、はぁぁ、んっ……」

 

 体の中に解き放たれた熱の存在に愛おしさを感じながら、少女もまた絶頂を迎える。互いの体に最早隙間など存在せず、触れ合った体の感触は完全に一つになってしまったような錯覚すら覚えた。

 

「………んっ!?まっ、ひあっ、んああっ!?」

 

 そんな心地よさに浸っていた彼女を気遣う事なく、男は再びそそり勃ったおちんちんを前後に動かし白崎を蹂躙する。既に発情に追い込まれ、あまつさえ一度腟内を征服された彼女が、その快楽に抵抗する事など当然に不可能だった。

 

 それから数時間後、休憩を挟みながら抱きつぶされた彼女の全身は精液で彩られ、子宮は隙間なく白濁で染め上げられた。

 

 快楽と精子に屈した彼女の体は、例え催眠の影響が完全に廃されたとしても、もう二度と元に戻る事はないのであった。

 

 

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