インモラル・アプリケーション 作:リビドーの吐き捨て場
「へえ、貴方がお姉様を下したという?」
ジロリと不躾な視線を隠さない彼女は、どこかオウリルに似ている竜人の女性だ。名はリリューシャ、姉であるオウリルよりも僅かに身長が高く、金色の姿をしている姉とは対象的な銀色を纏っている。
オウリルとそっくりのピッチリとしたボディラインの出る服から伺えるスタイルは、姉にも負けていない。人間という種族そのものを見下すような冷たい視線は、今は男に向けられている。
「そうよ。実力は大した事はないけれど油断しちゃだめ」
「もちろんです、お姉様」
姉妹で手を合わせながら言葉を紡いでいく様子は二人の仲を証明していた。鋭い目付きで男を批判するリリューシャからは、姉を貶めた存在への嫌悪感が滲み出ている。それでも、男は焦りも恐怖も感じていなかった。
「分かっているとは思うけれどもう一度言っておくわよ?」
「お姉様、私から。……お姉様があなたの生オナホとなった以上、その妹である私も同様の立場である事は明白。当然処女は貴方に捧げ、その体の全てを明け渡す必要があるという事。おわかり?」
自信満々に意味不明な発言を行う彼女は、とっくに催眠に掛けられているからだ。オウリルから受け取った写真によって夢入りの術を使い、夢の中で催眠だけは先に済ませておいた。
しかし、実食は今日が初めて。たっぷりの敵意と共に尊厳を捨てた奉仕を行うその矛盾に興奮を高めながら、男は姉妹が用意したセックス用の別荘へと魔法で移動させてもらった。
「さて、まずは私がお手本を見せて上げるわ」
「お願いしますわ、お姉様!」
堂々と服を脱ぎ、頬を染めつつも男に密着する姉と、その姿をつぶさに観察する妹。体や精神だけでなく、その高貴さまでも陵辱する背徳感に背筋を震わせながら、男は前戯すらなく腟内に挿入した。
「おお゛っ!?さ、流石っ……ね……?」
生オナホの肩書は伊達ではないようで、彼女のおまんこはすっかりと濡れており男の肉棒をキツく締め上げている。最初からこの状態とは流石としか言いようがなく、直ぐ側の妹も自分の体を同様の状態に持っていけるよう自慰を始める。
竜人の腟内は人間を見下すだけあって、相当な具合の良さを保っている。それでいておちんちんへの適度な刺激は耐える事はない。豊満な胸は密着と共にむにゅんと潰れ、しかしハリと柔らかさは損なわれない。
それでいて感度は極めて良好だ。リズムよくタンタンタンと腰を動かせば、それだけで彼女は余裕をなくし体を震わせた。
「はあああんっ!…………ふぅ、あ、まっ……!?」
「お、お姉様が……」
連続で絶頂に向かう姉の姿に顔を覆いながら、視界を確保するため指は開いているリリューシャの体からは、既に雌の甘い匂いが漂ってきていた。
オウリルの方も、快感により平静が失われ男に体を持ち上げられている。駅弁の姿勢で犯される彼女は、脳みそに迫る刺激を逃がす事も逸らす事も出来はしない。
「んんぅ……!はっ、はああっ…………」
「……お休み下さい、お姉様。次は私の……」
片手の指の数を超える射精を受け、ぐったりとしたオウリルを非常に大きいベッドの左の方に寝かせておく。まだ意識はあるものの疲れが隠せていない姉の手を取り、妹は優しい声で誓いを立てる。
返事こそ出来なかったが、彼女は体を横に倒し、妹が迎える結果を見届けようと閉じそうな目を何とか開く。そうこうしている内に、男達はセックスの準備を整え終えていた。
「背後から、ですか。いいでしょう」
尻尾は魔法で隠してもらい、翼は小さく折りたたんで固定してもらってからの後背位。重力に引かれながらも形を崩さない巨乳が僅かに覗き、傷一つない美しい背中はそれ事態が性器であるかのよう。
そしておまんこだが、彼女の興奮を表すようにすっかり濡れており、男の指が軽く触れただけで嬌声が溢れる。感じているのかと挑発してみれば、リリューシャは首を後ろに向けて答えた。
「ええ、私は貴方の生オナホですもの。そのたくましいモノを見せつけられれば、体を発情させるのは当然の事」
常識知らずを咎めるような淡々としたトーンで語る彼女はしかし、体を発情させきって男のなすがままだ。抱きつかれておっぱいを揉みしだかれようが、素股で先走りを馴染まされようが無抵抗、むしろ積極的に受け入れている。
だがそこに男への好意は無く、あくまでも高貴な存在としての自負からなる義務感からの行動。催眠により当たり前と認識させられたそれらの奉仕は、本人達の意思とは無関係に彼女達の存在そのものを淫靡なものへと改変していく。
体を弄るばかりで中々挿入しない男に我慢が効かなくなったか、リリューシャは自分から腰を動かしてチンポを強請り、固く熱を放つそれがおまんこに入るよう模索し始めた。
彼女達の自認はオナホであり、その役割は持ち主の性欲の解消。決して自分の発情を収める事ではない。その事を耳元で指摘してやれば、銀の竜人は顔を真っ赤にしながら言い訳を並べ立てる。
「……私程の存在の発情姿ともなれば、それだけで男性の劣情を煽る事など用意です。そう、これもあくまで奉仕の一環で……」
性欲に負けた訳ではないとつらつらと言葉を吐き出す彼女を無視し、おちんちんをおまんこの入り口に構える。それだけでリリューシャは沈黙し、真横にいるオウリルの呼吸が僅かに荒くなった。
ベッドについていた両腕を掴み、膝だけでベッドの上に立たせる。これで背後から掴まれた腕を支えにしなければ彼女は体を起こしておく事すら出来ず、おまけに快感を逃がす事も難しくなった。
最後にもう一度だけ、どんな気分なのかを男は女に問いかけた。女は答えず、ただ反射的に腰を背後の男に押し付け、僅かでも密着させるように擦り付けた。
「〜〜〜〜〜〜っっ!?!?」
「リ、リュー、シャ…………」
妹の処女が奪われるその瞬間に、先に汚された姉の悲しげな声が漏れた気がした。だが少なくとも、その声は妹には届かなかったようだ。
焦点の合わない瞳がベッドのシーツを見つめ、膝が震えて体を支えられない。男に腕を掴まれているので倒れる事が出来ず、体に打ち込まれた大きな大きな杭で姿勢を維持させられている。
「〜〜〜〜おおっ!?あ、うううっ……!?」
男は自分の腰を動かさず、リリューシャの体を前後させておちんちんをしごく。それはまさにオナホを使う時の動きであり、人の体を道具としか思わない最低な行動だった。
しかし行動の評価と快感は別物。すっかりほぐされた竜人のおまんこは止め時を見失ったかのように震えっぱなしで、背筋は反り返った状態から元に戻らない。
初体験から強すぎる快楽を植え付けられた妹の淫らな姿にオウリルもまた興奮を取り戻したようで、精液がとめどなく溢れるおまんこに何本もの指を入れ、いやらしい音が響くようなオナニーに没頭している。
だが彼女の反応は鈍く、男とのセックス時のような性感を得るには至っていないようだ。彼女自身もそれを理解している筈だが、不満は感じられない。
恐らくは自認がオナホであるからこその反応。自分だけが勝手に気持ちよくなるのではなく、男の射精を受け止める事こそが存在理由であり、義務だと考えているからオナニーは興奮を維持するためだけのものと割り切っているのだろう。
「あっ────あああああっ!?おっ、あっ、いいいっっ!?」
リリューシャの子宮口にグリグリとチンポを押し付ければ、精液を求め入り口が亀頭に絡みついてくる。当然膣壁もその動きに習い、体からは甘いフェロモンのような匂いさえ醸し出す。
たまらず射精をすれば、快楽の限界を超え一瞬だけ動きを停止した竜人は、呼吸を思い出し凄まじい絶叫を上げながら腰の動きを加速させる。
バランスを保つ事すら難しい筈なのに、体だけは貪欲に性の喜びを求めているようで男のおちんちんに媚びる動きを辞めない。彼女がベッドに崩れ落ちそうになっても男が腕を掴んで支えているので、リリューシャが正気を保てなさそうな事以外には問題はないと言える。
躊躇う理由など何もない以上、男の射精は全く止まらない。竜人の美しい銀色に淀んだ白色が混じり、特におまんこから集中して流れ出ている。
「おっ…………こ、んな…………」
「……わ、私も、貴方のオナホ、なのだけれど……?」
肉体が屈服したリリューシャと、催眠抜きでも男の体に骨抜きにされつつあるオウリル。姉妹とのお楽しみはまだまだ終わらず、彼女達の別荘には取り切れない程の生臭い匂いが残される事となった。
───♡
「んっ……ちょっと、危ないじゃない」
「ふん、やはり下民ですね。お姉様の安全も考えられないのですか?」
寝室から出てきた後、オウリルは皆の分の食事を作るために裸エプロンで台所に立っていた。元々は料理などする必要のない身分である彼女だったが、男に催眠を掛けられて以降、必要になるとこっそり練習していたらしい。
催眠を掛けられる前のリリューシャにも気付かれていなかったようなので、彼女の変化は身近な人物には気付かれていないのだろう。男は金色の竜人の背後から腕を回し、彼女の豊満な胸を揉みしだいた。
オナホ達からの非難の声だが、オウリルという竜人はたかが包丁で傷付くようなやわな体の種族ではないため気にならない。リリューシャの方は言葉こそ辛辣だが、声色には最早甘さしか残っていなかった。
姉の痴態を見せつけられ、自らも醜態を晒し、終盤には二人が密着した状態で互いに責め合いながら男に滅茶苦茶にされた以上、催眠による価値観に則れば、彼女の多少は男に価値を認めざる負えなかったのだろう。
その上で快楽には堕ちきったと考えれば、彼女の今の対応を頷けた。リリューシャに手招きをして、オウリルのエプロンをめくり上げおまんこを晒す。
オウリルの秘裂は妹と同様大量の精液で満ち満ちており、僅かに覗く上半身及びエプロンの裏地も同じような有様だった。こんな状態の女には、料理よりもやらせるべき事がある。
「……ああ、成る程。いいでしょう」
「えっ……!?嘘、もうこんなに……!?」
目の前に突きつけられた、一度は性欲を出し切った筈のそれは影が出来る位立派な太さと長さを維持していた。それに呆れる姉と驚愕する妹。反応は分かれていたが、その後の行動は綺麗に一致していた。
そそり勃つ肉棒に手を添え、二人で挟んで舌で奉仕する。竿の部分からゆっくりと上昇していき、先端になれば互いの舌をおちんちんを中心に絡め合い、視覚的にも男を楽しませる。
さらに男の腕を自分達の巨乳まで誘導し、乳首も柔らかさも自由に堪能出来るよう所有権を放棄した。彼女達の体は再度発情し、その使用方法の全てが男に委ねられる。
「好きにしてちょうだい、ご主人様?」
「……まあ、オナホとしての役割は果たしましょう」
セリフと共に四つん這いになった彼女達は、それからしばらく人としての言葉を発する事は許されなかった。