インモラル・アプリケーション 作:リビドーの吐き捨て場
「ひあっ!?ん、ああっ!?ああああんっ!?」
「ちゅ、れろっ……んっ、あんっ…………」
「い、言います……!あなたのおちんちん、凄っ!?ああっ!?」
赤紫色の証明で照らされたムーディーな建物の中で、様々な部屋の奥に人が集まっている。聞こえてくるのは女の嬌声と水音ばかりで、ここがまともな施設ではない事はすぐに分かる。
そんな建物……娼館の一番奥の部屋。一際広く設備が整ったオーナー専用の部屋で、ある男が一人の女を呼び出しながら奉仕をさせていた。
「んんっ……ふっ、あむっ…………」
彼女はとある学校の女学生であり、この男に先日ナンパされていた。男との恋愛経験がなかった彼女は、顔と口だけは良い男にあっさりとこまされて、身も心も調教されてしまっている。
既に娼館にも何度か出勤しており、男の命令一つでどんな命令にも従う従順なペットだ。男は彼女のフェラを褒めつつ、ある命令を与える。自分の力で女をこの建物に連れ込み、男に差し出すというものだ。
ペットとしての能力を測りつつ、娼館を維持するための人材を確保する。さらには未知の美女の体まで楽しめる。複数のメリットがあるこの命令を果たし、オーナーからのさらなる寵愛を賜るため、女はターゲットを見繕い、行動を始めた。
ターゲットとなった女の名は、白崎 夏目。彼女と同じ学校に通う、クラスメイトだった。
───♡
「白崎さん、ちょっといいかな?」
その日の放課後、彼女は珍しく声を掛けられた。彼女は優等生、かつ清楚な雰囲気で人気は低くない。だが本人があまり積極的に人と関わるタイプではなく、この世界では様々なタイプの美女が珍しくないという事もあり、交友関係は広くなかった。
おまけに、話しかけてきた女子はこれまでにほとんど話した事のないクラスメイト。一体何の用なのだろうと話を聞いてみる。
「えっと、どうしたんですか?」
「実は……」
彼女の話によると、行きつけの店で複数人で来店した時限定の商品があったのだが、友人に予定が入り買いに行けなくなってしまったらしい。他に頼れる人もおらず、とりあえず目に入った白崎に声を掛けた、との事だ。
「分かりました。私でよければお付き合いしますよ」
「ほんと!?ありがとうー!」
その場で飛び跳ねる女子に笑顔を浮かべる白崎の表情はとても穏やかだ。催眠による影響がなければ彼女は基本的に善良で無害な少女であり、だからこそ誰かからの誘いがあれば断らない。
結局、彼女は疑いの一つすら持たないまま女子についていき、娼館の中へと入っていってしまった。その時には流石の白崎も違和感を覚え、どんな商品を買うのか聞きそびれていた事にも気づく。
しかし時既に遅し。照明のついていない真っ暗な部屋という怪しすぎる場所にさえついて行った彼女には、退路などとっくに残されていなかった。
「……あの、ここは?」
「…………」
「ど、どうしたんで……!?」
無言になった女子へと声を掛けようとした瞬間、彼女は背後から誰かに抱きとめられる。自分のものよりも大きい男らしい手、首よりも上から感じる呼吸音。しかし、それらの情報を彼女は認識出来なかった。
「────ああああっっ!?」
ほんの一瞬、たったそれだけの時間で男の手は白崎の制服の中へと侵入し、乳首に、おっぱいに、おまんこに、腟内に陵辱の限りを尽くした。数多の女を壊していなければ実現出来ない手淫の技術。それにやられた白崎は膝から崩れ落ち、体を抱きとめながら突然の絶頂の衝撃を処理しようと試みる。
「────っ!?」
しかし、襲撃者であるオーナーにとって一度の絶頂があれば充分だった。スカートの上からそっと尻を撫でられた彼女はそれだけで絶頂を迎える。一方的な展開は終わりそうもなかった。
ここへ誘ってきた女子が既に部屋を出ている事にも気付かず、彼女の体は調教を受ける。といっても、既にある男によって出来上がっていた体に出来る事は少なく、正気を失う程絶頂させるのにもそう時間は掛からなかった。
「あ……やっ…………」
ほんの僅かな、相手の体に手を添えるだけの抵抗は意味を成さず、彼女の体はベッドへと運ばれる。色っぽい光の照明によって薄暗い程度になった部屋には、オーナーと白崎の二人だけが存在していた。
自分がどんな目に合うのかを理解した彼女の体に緊張が走り、愛液の分泌が加速する。ぐっしょりと濡れている自身の陰部に男の手が動くのを見ただけで、彼女は軽く達してしまった。
そして、そこからの連続絶頂。男の指一本一本が別の生き物のように動き、その全てが的確に性感を刺激する快楽地獄。恐怖心すら一瞬で奪われ、無様に腰をカクカクと揺らし、絶頂する事しか許されない。
「────あぇ……♡」
気が付けば、白崎は男の背中に足を回して、腰と腰が密着するように自分から求めていた。腹の上に乗せられた巨根はいつでも彼女を終わらせられる太さと硬さを持っている。
男は彼女の足を少し緩め、彼女の秘裂におちんちんを合わせてぐっと腰を引き絞った。それだけで、白崎は膣をギュッと締め付け、背筋がピンと伸びてしまう。視界も僅かにだが歪んでしまった。
その隙を逃さず、オーナーはおちんちんによって彼女の子宮までを一息に、そして圧倒的に支配した。人肌の熱が過度な密着によって混ざり合い、強すぎる快感は心だけでなく体の反応まで遅らせる。
「…………?」
来るという確信が、白崎にはあった。自分の体の下腹部、そこから登ってくる熱。それは噴火のように圧倒的なパワーを持って噴き上がり、その道中にあるもの全てを破壊していく。もう非難は間に合わない。
それで壊されるであろうものは様々だ。白崎という女の理性、子宮の抵抗、貞操観念。薄くはあるもののこの世界の女とて持ち合わせてはいる大切なものが一息に崩れ去る。その事を認識して、ようやく彼女にも恐怖心が戻り。
その時には、もう遅かった。
「────────あああああっっっ♡♡♡!?!?」
彼女の引き伸ばされた体験時間とは異なり、挿入から一呼吸置いた瞬間、彼女はブリッジのような姿勢で絶叫を挙げた。これまでに何度もオーナーが聞いてきた、女が壊れる音が部屋中に、外にまで流れる。
オーナーは積極的な追撃を行わなかった。多少は腰を動かしてはいるものの、おちんちんを膣壁に馴染ませるような優しい動きであり、先程までとはまるで別人だ。だが時折脅かすように彼女の腰を掴み、体に力を入れて最奥まで一気に突入する素振りだけを見せる。
するとオーナーの動きを学習した女の体は、何をしていないにも関わらず勝手に体を跳ねさせ、かつての快楽を再現すらしてしまう。その際の膣の締まりだけでも、オーナーが絶頂するには充分過ぎた。
「ああっ♡んあああっ、はああぁん!?ああああっっ♡!?」
狂ったように絶頂を繰り返しながら、腰を浮かせておちんちんに押し付ける形になっている白崎は、最早発狂していると言っても過言ではない程の絶頂のループの中で、価値観を崩壊させていた。
そこへさらなる追撃が入る。まずはオーナーの射精が行われ、ただでさえ屈服していた子宮が完全に陥落した。さらに乳首への愛撫、オーナーの技量で行われるそれは白崎の崩壊の速度をさらに速めた。
そしてトドメ。男は本格的にセックスを開始し、腰を前後に動かして快楽を発生させ始めた。肉と肉が密着しながら、潤滑液によって摩擦を無視して絶頂を重ねる。
「んんっ!おちんちん、おちんちんくださ、ああっ♡いいっ、きもちいっ……!もっとぉ……♡」
ここまでくればオーナーも法悦を我慢する必要がない。女のおまんこへ中出しを何度も行い続け、自分という存在の力強さを体に直接刻んでいく。
その度に複数回の絶頂を重ねる白崎。部屋のあちこちに愛液の水たまりが出来る程にまでプレイは続き、この世界の女でなければ脱水症状で死んでいたのではと思う程の痕跡がばら撒かれる。
それでもなお二人のセックスは終わらず、彼女の体には致命的な快楽が刻まれ続けた。
───♡
白崎は目を擦りながら、力の入らない体を何とか起こし、周囲の把握に努めた。今いる部屋は見覚えがなく、自分がなぜこんな所にいるのか分からない。直前の記憶を思い出そうとして、そこで体が硬直する。
「────あ」
全裸のままな自分の体、部屋に充満した精液と愛液の匂い。そして自分がどんな風に男に媚び、どれだけその存在を、おちんちんを刻み込まれたのか。一気に顔と子宮が熱くなる。
そして、隣で寝転んでいるオーナーが声を掛けてきた。首も動かせないが、絶頂したように肩を跳ねさせ反応した彼女に、男は一方的に話し続ける。
これからこの娼館で働いてもらう事、いい成績を出せればまた抱いてもいい事、今回されたみたいに、自分の知人を連れてきてもいい事。正気ではない発言に、白崎は拒否感を示しはしなかった。
こくりと、真っ赤になったまま小さく頷く。頭の中に理性が戻っても、一度刻まれたものはもう抜けないし、壊されたものはオーナーに都合よく作り替えられてしまった。彼の提案をおかしいと認識した上で、彼女は、彼女の体はもう逆らえない。
あまりにも気持ち良過ぎた、抵抗出来なかった。あれを思い出すだけで体の動きが制御出来なくなってしまう。たとえ男に嫌悪感を抱いたとしても、隷属からは逃れられないだろうと確信出来る程に。
そして、彼女は奥の部屋へ連れられていく。そこで渡されたのはスケスケのランジェリー、男に媚び、男に抱かれるためだけの娼館衣装。身を守るにはあまりに緩く、肌を隠す性能など欠片も持ち合わせていない。
「…………んっ♡」
ドロドロに汚された制服から着替えた彼女のおっぱいを背中から揉み、壁に手を付かせる。先程までのセックスが調教なら、今回は研修。どうやって男を喜ばせるか、ただ体を使わせるだけではないためにはどうすればいいのか、それを直接叩き込む。
そしてそれは、彼女がきちんと技術を習得出来るまで終わらない。何度絶頂しようと、何度屈服しようと、まともに思考すら出来ない快楽の中で、求められるだけの性技を身につけられるまで。
「んんんんんんっっ♡♡♡」
白崎 夏目は、娼館のオーナーである男に抱かれ続けるのだった。
───♡
娼館の一室、客である男と二人きりになり、白崎は腰を振っていた。表情や言動に羞恥を残し、異常な仕事への困惑や忌避感を感じながらも、調教された体は勝手に娼館までやってきて、客を取り、性技を存分に発揮して快楽に喘ぐ。
元の人格を残しているにも関わらず、彼女は立派な娼婦の一人として、この娼館の人員となり働き始めるのだった。