インモラル・アプリケーション 作:リビドーの吐き捨て場
「そうだ、おにーさん!昨日言ってた事なんですけど……」
魔祓夕子という退魔師の少女を抱いた翌日、彼女からの電話に出た最民は、彼女から幾つか有益な情報を教えてもらっていた。
彼女との行為後に話していた、再びあの神社まで行くのが少々面倒だというボヤき。それを聞いた少女から渡してもらったお土産があったのだが、二人その時は疲れていたため、説明は後回しにしてもらっていたのだ。
そのお土産についてだが、どうやら退魔師の技を発動させるためのものらしい。夢に囚われた人を助けるため、夢の中に侵入する術、との事だ。おまけに、夢の中での傷や経験は現実にも反映されるらしい。顔さえ分かっていれば発動可能という条件の緩さも素晴らしい。
「術の使い方は………です!分からなくなったら、また聞いて下さいねっ!」
魔祓の説明を何度も聞き直し、ようやく二人は電話を終えた。何か書き漏らしがないかメモを確認しようとした所で、男はスマホに新しい通知が来ている事に気づく。それは催眠アプリからのものだった。
通知を開くと、そこに表示されていたのは、夢入りの術機能が使用可能になりました、という文字列。詳しく確認してみれば、魔祓が説明してくれた術が、なんと催眠アプリを通して使えるようになったらしい。
長々と書いたメモが役立たずになった事こそ残念だったものの、催眠アプリの利便性が上がった事は喜ばしい。早速この術を試してみようと考え、催眠を掛けた女達に順に眠るよう命令して、夢の中で彼女達を好き放題するのだった。
───♡
数日後、自宅のテレビでニュースを見ていた男は、とあるアイドルの姿に目が止まった。明るい栗色の髪を肩ほどまで伸ばしており、顔は美人と可愛らしさが両立されている高度なもの。他の女達と比べてもさらに上のステージにいる少女は、体付きまで一流だった。
出る所は出ており、引っ込む所は引っ込んでいる。体重の管理も完璧な少女の着る衣装はキラキラとフリルが大量に用意されており、彼女の魅力を引き出す事が出来る最適な服であった。所々に用意されている、下品ではない程度に肌を見せる露出の存在が何とも悩ましい。
男はそのアイドルの写真を取り、夢入りの術の機能を開いてそこにセットしておく。これで、あのアイドルの夢に入れるようになったら催眠アプリが連絡して、あのアイドルの夢の中に男を案内してくれるようになった。
仕込みが完了した事に満足しながら、男は学校へと登校していった。
───♡
「…………あれ?」
その日の晩、スマホからの通知に従いベッドの上で催眠アプリを起動した男は、一瞬の浮遊感と共に視界が暗転し、とても女の子らしい部屋へと転移していた。
その中心では、今朝にテレビで見たアイドルの少女──綺羅星 明日香が、困惑しながら周囲を見渡していた。事前に自身の女達で検証していたから分かるが、夢の中の環境はだいたい夢を見ている本人の居た場所になる。つまり、この少女趣味の部屋は彼女の私室という訳だ。
彼女に一歩近づくと同時に、綺羅星もまた背後の男の存在に気づく。突然現れた異性に、彼女は警戒心を持った視線で相対した。
「っ!あなた、一体なにも……」
それはつまり、スマホの画面を見せてやれば注視してしまうという事だ。夢の世界は何と現実の持ち物を持ってくる事が可能であり、同様の機能を発揮する事も出来る。
夢の世界と合わせる事で、顔さえ分かれば、どんな女も催眠に掛けられるようになってしまったのだ。
「……ええと、始めまして、だね。ここは一体どこなの?」
催眠アプリが効果を発揮し、一気に落ち着きを取り戻す綺羅星。いつも通りのセーフティを掛け、今の状況を説明していく。それらを理解した綺羅星の表情は、これまでの女達と同じような平静……ではなかった。
「……私、アイドルだから、ファンの皆を裏切る訳には……」
催眠に掛かった女は、基本的に男に危害を加えようとしないし、男が相手の行為を嫌と思えない。にも関わらずこの発言を出来たという事は、綺羅星は本当にファンを大切に思っており、その事は駄目だと強く思っているのだろう。
「うん!私、あなただけの特別なファンサービス、しちゃうね……?」
だから、男の存在を数多のファンより上に位置づける催眠を掛ける。綺羅星がファンを大切に思っていれば思っている程、男はより尊く、優先すべきものとして扱われるようになる。他の催眠の効果もあって、綺羅星が男をぞんざいに扱える可能性は最早ゼロだ。
アイドルとしての職業倫理を容易く無視し、綺羅星は自身の服を脱ごうと手をかける。が、そこで何かを思いついたようなジェスチャーをし、ビシッとポーズを決めた。控えめだが確かに丘を作り出す胸や形の良い尻が強調される。
そして、綺羅星の周囲に光のエフェクトが現れ、彼女の体を包み込んでいく。その光が晴れた後には、幾分か露出度の上がったアイドル衣装を身に纏った綺羅星の姿があった。
「ふふっ、やっぱり出来た。ここが私の夢なら、服くらい変えられるかなって」
いたずらが成功したような笑みを浮かべて、綺羅星はくるりと一回転。隠さなければならない場所にも穴が空き、男に媚びるのに最適な衣装へとアップグレードされた事をアピールしてくる。
残念ながら、他者の夢に入っている男には自由に姿を変えたりは出来ない。夢の中心である事を活かした見事なテクニックと言えるだろう。感心しながら、男は綺羅星の体に手を伸ばした。
「あっ……んっ、ふふっ……あんっ」
脇腹から服の中へ両手を侵入させ、シミ一つない柔肌を撫でるように愛でていく。綺羅星はその動きを阻害せず、自分の体をより男に密着させられるよう器用に体を動かしていた。胸、脇、お尻にふとももによる素股、そして唇。自分の魅力を理解した女の全力とは凄まじく、男は綺羅星のふとももと床を精液で汚してしまった。
「あっ……へー、気持ちよかったんだ……?でも、キミのおちんちんはまだまだ元気みたいだね」
初めて見るであろう精液の匂いや存在感に、流石に同様を見せた綺羅星だったが、人に見られる仕事をしている故か、すぐに持ち直し、男の性欲を煽る挑発を繰り出す。
瞳の奥の情欲までは隠しきれていなかったが、男もこれ以上は我慢する気はない。綺羅星に命令を与え、起きてすぐ身嗜みを整えるための巨大な鏡に手をつかせた。
今の彼女には、鏡に反射した自分のいやらしい姿がはっきりと見えている。秘裂から溢れる愛液、ピーンと勃った乳首、汗ばんだ体と、期待が見え見えの顔。それらを認識してしまえば、さ流石の彼女も平常心ではいられない。
「…………あっ…………」
だが、逸らそうとした視線は、鏡に新たに映された肉棒によって固定されてしまった。その存在感も、持つ機能も、彼女にとって無視出来るものではない。それが彼女のおまんこに添えられているというなら、尚更だ。
今回はすぐには挿入しない。先程の素股を想起させるように、竿をおまんこに擦り付ける事で、性感を与えながら彼女を焦らす。トントンと小刻みなリズムから、本当に挿入されているかのような力強いピストンまで、相手を慣れさせないように速度や角度を変化させていく。
綺羅星の視線は男の腰の動きに固定されていた。自らの痴態を確かに認識していながら、それを受け入れ、むしろ肉棒の侵入を望むかのように腰を淫らに振っている。
「はーっ……!はあっ……!」
ヒクヒクと痙攣する秘裂の動きを認識した男は、肉棒をおまんこの入り口で構え……そのまま素股を継続する。挿入への期待感から固まった綺羅星の体から力が抜け、肉棒を求める体の動きが強くなった。
しかし挿入はしない。入り口をぬらぬらと怪しい輝きを放つ肉棒が擦り続け、いつになったら挿入してもらえるのかという期待感と緊張が高まっていく。その感情の高鳴りを示すように、綺羅星の呼吸は荒くなっていった。
それを確認した男は、予備動作もなくいきなり彼女の腟内を征服した。
「…………んんっ!?」
唐突な絶頂、その原因たる挿入。体の反応と心の理解が一致しないまま、暗転する視界と痙攣する体に翻弄され、綺羅星の体は制御を失う。その隙を逃さず、男は激しい動きで自分の存在をアイドルに刻みつける。
愚息が快感に打ち震えていたとしても、綺羅星を責め立てる手は、腰の動きは緩めない。その上で、時折綺羅星の顔の向きを修正してやり、自分の痴態をしっかりと認識させる。何度かそうしていると、全身を震わせながら視線だけは正面の鏡に固定されるのだから、本当にこの世界の女は男の奴隷じみている。
「おっおっおっ……!だ、だめぇっ…………!」
快楽の限界へ何度も達しながら、それでも綺羅星は完全な屈服までは至らない。しかしそれは、彼女が強靭な精神を持っているからではなく、今以上の快楽が待っている事を知っているからだ。
先程見せられた生臭い白い液体。それが持っていた熱と多大な存在感。そんなものを自身の最奥で絶頂と共に注がれてしまえば、結果は火を見るよりも明らかだ。
どうせ堕ちるなら、最大のものがいい。そんな事実上の敗北宣言で、彼女は一応の精神安定を得ている。だが、それもそろそろいいだろう。男はそう考え、ぐっとこれまで以上の力を腰に込める。
そして、おちんちんを一気に最奥まで突き入れ、子宮を押しつぶすようにグリグリと先端を押し付け続けた。
「────!?!?♡♡」
予期せぬ過剰な程の快感にギュッと締まった綺羅星のおまんこに喜びつつ、男は肉棒の位置を動かさぬまま射精した。一度目以上の量が出ている事を感じながら、多くのファンを魅了してきた女の肉体を汚し尽くす。背徳的な快感が男の、そして色々なものを裏切ってしまった綺羅星の脳を焼き、決して感じてはいけないはずのものを知ってしまう。
「…………っ…………ぁ…………」
鏡では体を支えられなくなった綺羅星の体が、ズルズルと押し付けられながら地面まで落ちていく。その際ににゅるりと抜けた肉棒から何度か残りの精液が放たれ、少女の背中を下品に汚していった。
しかし、肉棒はまだまだ萎えていない。既に限界とでも言いたげな虚ろな目のアイドルの体を、男はベッドの元へ運んでいく。
夢の中の時間は現実とは違う。結局、大人気アイドルの体は、三日三晩に渡り陵辱され続けられるのだった。
───♡
翌朝、心地の良い気分で起床した男が体をぐっと伸ばす。随分と長い時間夢で活動していたにも関わらず、疲労感のようなものは感じなかった。夢の内容もきちんと覚えているが、その内容の一部にはどこか現実感が感じられない。
ふと自分の体、特に下半身を覗いてみると、そこには立派な肉棒が精液にコーティングされた状態で存在を主張していた。夢入りの術は、その中で起きた結果が現実でもこうして反映される。
男は犯す側だったからまだいい。ならば、自分の部屋が舞台の夢で、自分自身を、部屋中を、ベッドを、あらゆるものを汚しつくされた彼女の部屋は、一体どんな惨状になっているのだろうか?
夢の中で掛けておいた追加の催眠、部屋が汚れるのはよくある事、はどれだけ機能するのか。いやらしい現実を認識していながら、それを正常に認識出来ないそのズレを楽しみながら、男は自宅のシャワーへと向かった。