僕はまなみといちゃいちゃしているだけでも十分楽しかったのだが、まなみからストップが入った。
「もういいでしょ。そろそろ……しようよ」
まなみは僕の腕の中からするりと抜け出すと、横に置いてあったコンドームの箱に手を伸ばす。
「使ったこと、ないよね?」
「……はい」
「じゃ、つけてあげる」
まなみは取り出したコンドームを僕の亀頭に押し当てた。突然の刺激に僕のペニスが震える。
「……うっ」
「こんなので、出さないでね?」
まなみはそう言いながら僕のペニスに指を滑らせ、コンドームを装着させていく。
これまでの行為で興奮も高まっていたので、これだけの刺激でも油断したら暴発してしまいそうだ。僕は深呼吸をして、何とか耐える。
コンドームをつけ終わって準備万端……のように見えて、僕の心臓はバクバクだった。
ここから、何をどうやってまなみの膣内に侵入すればいいのか。
しかし、そんなことはまなみも分かってくれているようだ。まなみは、僕の目の前で股を大きく開いた。
「ここに、挿れて」
まなみは指で股の間の秘所を示した。
まなみのそこはきれいな薄ピンク色で、ぬらぬらと光るそれは湿っているように見えた。
「これは、濡れてるってこと?」
「……少しだけね」
まなみはわずかに顔をしかめたが、否定はしなかった。そんな表情にも、僕の興奮は高まる。
「僕の前戯がまあまあよかったってこと?」
「それについてはもう少し、練習してほしい」
「そ、そうですか」
「ま、無いよりはマシかな」
僕は少しガッカリした。しかし、初めてのセックスでうまくやれるなんて思っていたわけでもない。これからはいくらでも、練習の機会はあるのだ。
「ほら、早く来て」
まなみの言葉に、僕は現実に引き戻された。今は目の前のまなみに集中するべきだ。
僕は、まなみの手に導かれるままに、いきり立ったペニスをまなみの膣口へと滑り込ませた。
ヌメッとした感触とともに、僕のペニスは意外にスムーズにまなみの腟内に侵入した。まなみの腟内はあたたかく、膣壁がピッタリと包み込むように刺激してくる。
「うおお……」
今までに感じたことのない最上級の快感に、僕の脳はとろけるようだ。
途中から少し入りづらさを感じて、力を入れてさらに奥まで押し入る。ミチリ、ミチリと僕のペニスを締め付けながら、まなみの膣は僕のペニスを根元まで呑み込んだ。
「い、痛くない?」
「んー? 全然」
僕は思わず聞いてしまったが、まなみの声は普段と何ら変わらない。
「……僕って、短小なのかな」
僕は嫌な予感がして、おさるおそる尋ねた。しかし、まなみは意外な問いだったようで、目を丸くしている。
「何で?」
「だって、女の子はこういうときは痛いって聞いたから」
僕としては真剣に話しているつもりだったのだが、まなみは可笑しそうに笑った。
「別に、わたしは初めてじゃないし。それに、痛くないのはいいことじゃん。ピッタリサイズってことだし」
「……そうなのかな」
「気持ちよくないの?」
「いや、すっごく気持ちいい」
「なら、何か問題ある?」
イマイチ釈然としない気持ちはあったが、確かにまなみの言うとおりだった。
まなみの腟内は僕のペニスをキュウキュウと締め付けてくる。細かいことはどうでもよくなるほどに気持ちいい。
「ゆっくり、腰を前後に動かして」
言われるままに腰を動かす。動くたびに、怒涛のごとく快感が押し寄せてくる。僕は気持ちよさに任せてピストンのスピードを上げる。
「んっ……あっ……」
僕が奥まで突くたび、まなみは喘ぎ声を上げた。そらがさらに、僕の興奮を助長する。
「まなみ、まなみのオマンコ、すごい気持ちいいよ」
「あっ……もっと……もっと、来て!」
まなみに言われるままに、僕はさらに激しくまなみを犯す。
本当なら、もっと時間をかけて楽しむべきなのだろう。挿入を始めてから、まだ一分も経っていない。
しかし、たとえ早漏とそしられようとも、僕はもう一秒も待てなかった。
「出るっ! もう、出るっ!」
「あんっ……来てぇ!」
僕とまなみは声を合わせた。それと同時に、僕はまなみの腟内で、果てた。
大量の精液が吐き出されていく。それとともに、ドクン、ドクンと血液が股間に流れるのを感じる。
「あぁ……」
僕は情けない声を上げながら、ゆっくりとペニスを引き抜いた。コンドームの先っぽに、白濁液が溜まっているのがよく分かる。
僕は徐々に冷静さを取り戻し、目の前のまなみを見つめた。まなみは荒い息をしながら、力なく横たわっている。
僕は遠慮がちに声をかけた。
「ど、どうだった?」
すると、まなみはチラリと僕を見てほほ笑んだ。
「イケたんだ?」
「……まなみは?」
「気持ちよかったよ」
僕の聞きたかった答えではない。僕は言葉を選びつつ、もう一度聞く。
「そうじゃなくて、その……まなみは、イケた?」
まなみはふうん、と感心したように僕を見て、そして楽しそうに笑った。
「それは、もう少し修行が必要かな」
やはり。僕は申し訳なさに身を縮こまらせた。
「ごめん、僕ばっかり気持ちよくなって」
「なんで? これはご奉仕なんだから、ご主人様が気持ちよくなれればそれでいいじゃん」
「でも……」
それでも食い下がろうとする僕に、まなみはムクリと起き上がって、僕の唇をふさいだ。
「んっ……」
突然口を封じられ、続く言葉はかき消された。まなみの舌に舌が絡め取られて、抵抗できない。
僕は心の中で決心した。次こそは、まなみを満足させてみせる。まともに奴隷をイカせられないご主人様なんて、恥ずかしくてしょうがない。
僕はそんな決意を胸に、まなみをギュッと抱きしめた。