近視の姉が弟とめちゃくちゃエッチする話 作:ビリオン8551
私はリョウの左手のカップに口を寄せて、溶けたアイスをずずっとすすった。弟の手に持たせたまま、直接。
カップのふちで、リョウの指がぴくっと動いた。
冷たいアイスを、唇の中に含む。舌の上がきんと冷えて、バニラの甘いにおいが鼻に抜ける。飲みこまずに、唇を閉じてためておく。
心臓が、どっどっと鳴っている。鼻から抜けた息で、眼鏡のレンズがふわっと白く曇った。
脚を座面に引き上げて横座りになり、体ごとリョウのほうへ向いた。右の太ももに体重をのせると、ソファがぎしっと沈む。膝の先が、リョウの太ももにこつんと当たった。
リョウも体をこっちへ向けて、右手を私の腰に置く。肩にあった大きな手のひらが、Tシャツの上から腰をつかむ。指がゆっくり、確かめるみたいに動く。リョウの喉の奥で、小さく息が詰まる音がした。
レンズの曇りが、すうっと晴れていく。その向こうのリョウの唇から、私は目が離せない。
「んっ、たべたい、だけ……だから」
アイスを含んだまま、もごもご言う。お姉さんっぽく言ったつもりなのに、口の中がいっぱいで、ぜんぜん言葉にならない。
リョウの目が、私の唇に落ちた。
「ん。知ってる」
低い声だった。耳の奥に、じんと響く。
私は両腕をリョウの首に回して、しがみつくように引き寄せた。Tシャツ越しの胸が、リョウの胸に押しつけられてつぶれる。首の後ろで、自分の指をぎゅっと組む。離したくない。
リョウの顔が、すぐそこにある。眼鏡のふちの向こうで、リョウの目が、私の口もとを見ている。
閉じた唇のすきまから、ふうっと息がもれる。バニラのにおいが、二人のあいだにこもった。
唇と唇が、あと少しで触れる。
唇が重なった。
私は含んでいたアイスを、舌でリョウの口の中へ押し込んだ。私の唇は裏まで冷えていて、私が押しつけた先のリョウの唇のほうが、ずっと熱い。
「ん、あげ、る」
唇を押しつけたまま、小さく言う。
リョウの口が開いて、とろとろのアイスを受け止めた。喉の奥で、リョウが小さく息を詰めたのが分かる。
冷たい。甘い。
溶けたバニラとリョウの唾液が、舌の上で混ざっていく。冷たかったところが、混ざったそばからぬるくなって、甘さだけが濃く残る。
ちゅ、くちゅ、と二人の口の間で小さな音が鳴った。舌を動かすたびに、ねっとりした甘いのが、私の舌にもリョウの舌にもからみつく。
ずれた赤い眼鏡のフレームが、リョウの頬にこつんと当たった。レンズの端がリョウの頬に押されて、眼鏡が斜めに浮く。直したいけど、腕はリョウの首に回したままで、離したくない。
「つめてっ」
唇と唇の間で、リョウが言った。その息まで、バニラのにおいがした。
「と、溶けちゃ、うから……はや、く」
早口で返すと、リョウの舌がぬるりと絡み返してきた。舌の裏をなぞられて、冷たいのと熱いのが、口の中でぐちゃぐちゃになる。
あ、だめ、これ♡
目が勝手に閉じる。まぶたの裏が暗くなって、口の中の感じだけが大きくなる。
お腹の奥が、きゅんきゅんとうずいた。さっきイッたときの感じが、奥のほうに戻ってくる。奥がひくっ、ひくっと動くたびに、ふーっ、ふーっ、と甘い鼻息が止まらない。
頭がぼうっとする。目を閉じたまま、私のほうからリョウの舌を追いかけてしまう。
「アイス、食べたい、だけ……だし……んぁ」
言いかけた語尾が、ふにゃっと崩れて続かなかった。
リョウが喉の奥で、ふっと小さく笑う息をした。
笑われた。年下のくせに。でも、言い返す言葉が出てこない。
もう、言い訳の続きを探すのはやめた。
舌の上のアイスはとっくになくなって、リョウの舌だけが残っている。バニラの甘さが残ったリョウの舌を、私から吸う。ちゅる、と唾液ごと引き込むと、喉の奥まで甘い。
「姉ちゃんの口、あっま……」
そのまんま、リョウが言う。たぶん、思ったことをそのまま口に出しただけだ。
「ば、か」
返したとたん、ちゅうっと唇を吸われた。下唇をまるごと吸われて、唇の内側がぴりっとしびれる。
リョウの裸の肩に、私の指が食い込む。指先に、リョウの肩の硬いところが当たる。吸われるたびに、腰の奥がじんとしびれる。
Tシャツ越しに、私の胸がリョウの裸の胸に押しつけられてつぶれている。布一枚むこうのリョウの胸が熱くて、どっどっと速い心臓の音が、私の胸に響いてくる。
腰に置かれたリョウの右手は、少しも離れない。
はぁ、と息を吐いたところで、唇がほんの少し離れた。唇と唇の間に、甘い糸がつうっと伸びる。
「もっと?」
低い声で聞かれる。耳元じゃなくて、唇に息がかかる近さで。
「んっ」
それしか言えなかった。閉じたままの目の奥が、じんと熱い。
リョウの唇が、もう一度重なってくる。
飲みきれなかった甘い液が、私の唇の端からこぼれて、顎へ伝っていった。
リョウの唇が、私の唇から顎へ下りてきた。こぼれた雫を、舌先でゆっくり舐め取られる。ざらっとした舌が、唇の端から、ほくろの上を通って、顎の先まで這っていく。
ひく、と顎が勝手に上がった。
そのとき、リョウの左手からカップが落ちた。座面にころんと倒れる音がして、太ももの横に、溶けたアイスの冷たいのがじわっと広がっていく。
「あ、カップ……」
言いかけたのに、リョウは顔を上げない。構わず、私の顎をれろ、と舐め続ける。
……もう、いいや♡
私も、カップのことは考えるのをやめた。
顎の下を舌がなぞるたびに、首すじがぞくんぞくんと震える。リョウの首に回した腕に、きゅっと力が入る。指先が、短い髪の生え際をつかんでいた。
ちゅ、ちゅ、と顎の先を吸われて、そのたびに息が浅くなる。ソファに広がったアイスの甘いにおいが、鼻に届く。
「あと、で……掃除すんの、私、じゃん……っ」
途切れ途切れに言うと、リョウの右手が、私の腰から短パンのほうへ下りた。指が、ゴムの内側にかかる。指の節が、おへその下の肌にちょんと当たった。
腰が、ソファの上で勝手にくねった。顎を舐められてるだけなのに、お腹の奥がじんじんうずいて、じっとしていられない。
太ももをすり合わせる。汗ばんだ内ももどうしがこすれるたびに、奥がきゅっと縮む。パンティの内側がもう湿っていて、布が肌にぺたりと貼りつく。
うそ。キスしかしてないのに。
もじもじと腰を動かすたびに、湿った布が肌の上でこすれる。
顎の下で、リョウがごくっと喉を鳴らした。気づかれた、たぶん。
「ちょ、待っ……て、っ」
言ったのに、リョウは短パンを引き下ろした。ゴムが腰骨を越えて、太もものほうへずり下がる。
リョウの首にしがみついたまま、膝で座面を押す。私は腰を浮かせて、自分で片脚ずつ抜いていた。太ももに部屋の空気が当たって、湿ったパンティがひやっと冷える。
窓から入ってくる風が、むき出しの脚をなでていく。短パンが、ソファの下の床にぱさっと落ちる。
下は、湿ったパンティ一枚だけ。腰を下ろしても、太ももはすり合わせたまま離せない。ぎゅっと閉じても、奥のうずきは止まらない。
リョウの唇が首すじを下りて、鎖骨のくぼみに届いた。そこにはまだ、垂れたアイスが乾ききらずに残っている。熱い息が、べたついた肌にかかった。
「んっ、ん……っ」
鼻にかかった甘い声が、勝手に出はじめた。え、これ私の声?
閉じたまぶたの裏が、じわっと熱い。顎の下で、リョウの短い髪がちくちく揺れている。
リョウの舌が、鎖骨の上の雫をすくった。
その瞬間、私の腰が跳ねる。リョウも、喉の奥で息を詰めた。二人の息が、同時に止まる。
リョウの髪をつかんだ指が、食い込んだまま動かない。すり合わせた太ももが、小さく震えている。
「ふ、ぁ……っ、は……」
息を吸おうとしても、浅いのしか入ってこない。
リョウの唇が、私の肌から離れた。首に回した腕に、リョウの肩が大きく上下するのが伝わってくる。
聞こえるのは、リョウの息と私の息だけになった。
リョウが、私の肩をとんと押した。
背中が背もたれに倒れる。汗ばんだ背中が、ソファにぐっと沈んだ。
リョウが横から覆いかぶさってきて、左肘を私の頭の横の背もたれについた。リョウの裸の胸が、私の左腕にぴったり押しつけられている。汗ばんだ肌が、じかに熱い。
私の左脚は座面の上、右脚は床。逃げ場がない。
「Tシャツ、透けてんだけど」
リョウが、私の胸元を見て言った。
つられて見下ろす。事後に慌てて着たリョウのTシャツが汗で肌に貼りついて、ノーブラの胸の形も、先っぽの粒まで、くっきり浮いていた。
「し、しょうがないでしょ! 慌ててたんだから」
「汗で貼りついてるし。……走ったから?」
「走ったからだってば。何回言わせんの、もー」
「オレのTシャツ着て走ってきたとか、マジでエロいって」
真顔だった。眠たげな目が、じっとすわっている。
「な、なに言って……っ」
顔が、一気に熱くなる。
「脱がすの、もったいねえな。このままでいいや」
リョウの喉の奥で、小さく息が詰まる音がした。
「さ、さっきしたばっかじゃん。ちょっとは落ち着きなさいって」
お姉ちゃんらしく、左手でリョウの右手首をつかんで押さえる。骨ばった手首が、指の中で熱い。
なのにリョウは、押さえられたままの手で、Tシャツの裾をぐいっと胸の上までまくり上げた。
肌に貼りついていた布が、ぺりっとはがれていく。湿った裾が胸の上でくしゃっと丸まって、脇の下に食い込む。
布に押さえられていた胸が、ぶるんとこぼれて弾んだ。一度では止まらず、たぷん、ともう一度揺れる。
窓から入る空気が当たって、乳首がきゅっと縮む。汗で湿った肌が、すうっと冷えて、腕に鳥肌が立った。鎖骨にも谷間にも、乾きかけたアイスの白い跡が残っていた。
リョウの目が、そこから動かない。むき出しの胸に、リョウの熱い息がかかる。
「すげえ」
喉の奥で息を詰めたみたいな声だった。
「み、見すぎだってば……」
私は顔をそらした。顔から胸元まで、みるみる赤くなっていくのが分かる。
「アイス、ついてんぞ」
リョウの指が、谷間の白い跡を指す。指先が、肌に触れそうで触れない。
「アンタがこぼしたんでしょ」
言い返したのに、声が上ずった。
「じゃ、オレが塗っとく」
リョウは、私が手首をつかんだままの右手で、座面に倒れたカップからとろけたアイスを指ですくって、私の胸にべったり塗りつけた。
そのまま大きな手のひらで、押し潰すように揉まれる。汗で湿ったもちもちの肌が手のひらに吸いついて、指の間から、白い胸の肉がむにゅっとはみ出した。
「つめたっ……ば、ばか!」
冷たさに、肩がびくっと跳ねる。そこへ、リョウの熱い手のひらがまたかぶさってくる。冷たいのと熱いのが一緒に来て、胸の先がじんじんする。
「乳首、硬くなってんじゃん」
リョウの指が乳首をつまんで、溶けたアイスを塗り込むように、くりくりと転がした。
押さえている手首を、私は押し返せない。胸に夢中なリョウの顔を、眼鏡の奥からちらちら見てしまう。
「い、言わないで……っ」
ちゅうっ、とリョウが乳首に吸いついた。
口の中が熱い。アイスを塗られたばかりだから、よけいに熱い。硬く尖った乳首を、舌で転がされる。れろっ、と舌先が動くたびに、アイスのぬるぬるが舐めとられていく。
吸われるたびに、背中が背もたれから浮く。浮いた拍子に、もう片方の胸がリョウの頬に当たって揺れた。
そのとき、首すじに夜の空気が当たった。
窓、少し開いたままだ。
「ちょっと、リョウ……っ、窓、あいてる……」
「聞こえねえって、こんくらい」
胸に口をつけたまま、リョウが言う。しゃべる唇と息が、濡れた乳首に当たって、腰の奥がきゅっとうずいた。
「聞こえるってば……!」
言った声が、自分でも分かるくらい震えていた。
「じゃあ、我慢して」
命令なんてするタイプじゃないのに、いまのリョウの声は、有無を言わせない。……なんで、ちょっとうれしいの、私♡
眠たげな目を細めて、頬をへこませて、夢中で胸に吸いついているリョウの顔が、すごくエロい。
「リョウ……ほんと……ばか、ぁ……っ」
声が途切れる。こんなリョウの顔を見てどきどきしてる自分なんて、知らなかった。手首を押さえていた手から、すうっと力が抜けていく。
「姉ちゃんのおっぱい、やっば……」
そのまんまの言葉だった。手首を押さえていた私の指がほどけて、リョウの指に絡んでいく。
アイスでべたつくリョウの指が、私の指のあいだにすべりこんでくる。きゅっと握ると、同じ強さで握り返された。
絡めた指をほどいて、リョウの右手が胸から下へ、お腹を撫で下りていく。唇は、乳首に吸いついたままだ。
ちゅ、ちゅ、と吸われるたびに、胸の先がじんじんする。おへその横を、指の腹がゆっくり通っていく。ゆっくりすぎて、どこへ向かっているのか、ぜんぶ分かってしまう。
指先が、パンティの上に届いた。
「濡れてんじゃん」
布の上から触れて、リョウが言った。乳首をくわえたままの口が動いて、熱い息が胸にかかる。
ひゅっと息が詰まる。言わないでよ、そんなの。自分でも分かってるのに。
指が、円を描き始めた。布越しに、いちばん敏感なところをねちっこく擦られる。くるり、くるりと、同じところを何度も。
腰の奥が、きゅうっと縮んだ。濡れた綿が、割れ目に食い込んだ。指が回るたびに、布ごと、ぬるっと引っぱられる。
声、出ちゃう。
私は右手の甲で、自分の口を塞いだ。声の代わりに、んッ、んッ、とくぐもった音だけが指の隙間から漏れる。ふーっ、ふーっ、と熱い息が、手の甲に跳ね返ってくる。
視界のはしに、少しだけ開いた窓が見えた。
「ま、ど……っ、あい、て……っ」
塞いだ手の隙間から、途切れ途切れに言う。
リョウの指は止まらない。くるくると円を描き続ける。
聞こえてるくせに。たぶん、わざとだ。
指の動きは、急がない。私がいちばん跳ねるところを確かめるみたいに、妙に慎重に、同じ円をなぞってくる。
ぬちゅ、と音がした。愛液が布を透かして、リョウの指に絡んでいる。指が回るたびに、ぬちゅ、ぬちゅ、と粘つく音が続く。小さい音のはずなのに、私の耳にだけ、すごく大きく聞こえる。
窓の外まで聞こえてたら、どうしよう。
恥ずかしくて、太ももに力が入る。顔が熱い。口を塞いだ手から漏れる息で、眼鏡のレンズがうっすら曇った。
「姉ちゃん、腰、動いてんぞ」
言われて、気づいた。私の腰が、自分からリョウの指に押しつけられている。ソファからお尻が浮いて、指の円に合わせて、くい、くい、と前に出ている。止めなきゃいけないのに、止まらない。
左手で、リョウの右腕にしがみつく。指が、腕に食い込んだ。擦っている腕の動きが、手のひらにそのまま伝わってくる。
目をぎゅっと閉じた。真っ暗になったら、布越しの指の形が、もっとはっきり分かる。
違うって言いたいのに、口を塞いだ手の下からは息しか出てこない。
「んっ……ふ、っ……ん、ぅ……っ」
足の指が、床の上で丸まる。かかとが浮いた。太ももがかくかくと情けなく震えて、勝手に閉じ、リョウの手を挟みこんだ。
挟んでいるのに、指は布の上で動き続ける。閉じた太ももに押されて、指がさっきより強く当たる。
お腹の奥が、きゅっ♡きゅっ♡と勝手に締まる。
だめだめだめ、もう、くるくるくるっ!
「リョウ……っ、リョ、ウ……っ」
塞いだ手の下で、名前だけが漏れた。
リョウの指に押しつけたまま腰が跳ねて、私はあっけなくイッた。頭の中が、ぱっと白くなる。
びくん、びくん、と中が震える。布越しに、その震えがリョウの指先にも伝わったらしい。リョウが喉の奥で、ぐっと息を詰めた。
体から力が抜けて、ソファの背をずるずるとずり落ちる。はぁ、はぁ、と息しか出ない。口を塞いだままの手のひらが、自分の息で湿っている。脚の間では、濡れた布がぺったりと肌に貼りついていた。
うそ、こんなに早く。パンティの上から触られただけなのに。イッたばかりなのに、奥がまだ、きゅうっとうずいている。
(続く)