──昼間、
彼女がユキノやクルミたちと言葉を交わしている間、照明で唇が艶めくのを見て、私は思わず見惚れてしまっていた。それに気付いたニコが、小隊の三人がニコから目を離している時に、彼女は表情を崩さず目線だけ私に向けると、人差し指を立てて、シーっと内緒にするようにという合図で窘めるのだった。
けれども、私はその仕草にさえ胸をときめかせてしまった。
唇や、指、彼女の感情の変化に合わせて揺れ動く大きな狐耳。
ニコが近くにいるだけで妙に胸が熱くなるような心地さえ覚えてしまっていた。
彼女に対して疑似的な幼児退行のような遠慮がなくなり始めてから時間が経ち、まるで異性に興味を示し始めた思春期のような感覚を持ち始めているみたいだった。
当番の生徒が帰った後、今日の昼間のやり取りからまた私が昨日夕食を取らず仕事をしていたことがニコにバレてしまい、彼女に夕飯を作ってもらうことになっていた。
「みんなで話してる時、見すぎでしたよ?」
「ご、ごめん」
「次から気をつけてくださいね? 小隊のみんなにバレてしまったら、先生のお手伝いできなくなってしまいますよ……?」
「それは──」
困るかも。
そう口にしようとして言い淀んだ。
やっていることは不純性交友なのだから、無い方が健全のはずだった。
当たり前のようにニコを求めるようになってから日常的な会話でさえも、ブレーキをかける役割のはずの理性が既に機能していない事を今になって自覚させられた。
冷蔵庫の中を見ている、エプロンを着たニコの後ろ姿。
彼女の髪色と同じ桜色のエプロンの腰紐で腰回りをキュッと絞っていることで、衣服越しながら彼女の体つきがくびれのあるスラりとした物として強調されていた。
そして、膝まで届かない太もも丈のプリーツスカートが、お尻を模っているように沿って膨らみを作り、明るい色合いのエプロンの明暗と相まって、彼女にその意図が無くても、雌として発達した臀部を見せつけているようにしか見えなかった。
彼女に獣耳はあるけれど、尻尾はなかった。だけど、魅力的な膨らみを形作る滑らかなスカートの裾が、彼女が左右に小さく揺れる度に、まるで尻尾を揺らしているようにも見えた。
催眠術に用いる振り子が揺れ動いてるような動きで、発情期の雄を誘っているかのように、おいで、おいでと手招きしている仕草に見えてしまうと、私は一歩ずつニコに近づいていた。
溜まっている私は、発情期の雄だった。
「何かご希望はありますか? 今ある材料ならある程度の物なら作れると思いますけど──きゃっ……!? せ、先生……?」
ニコの身体を後ろから抱き寄せた。
彼女の手が冷蔵庫の扉から離れたことで、ゆっくりとした動きで扉がパタンと音を立てて閉じてしまった。
「ニコがいい」
調理室の換気扇や家電が微かに立てる駆動音に紛れて、抱き寄せたニコの鼓動が、彼女の背中から通してドクドクドクと早く高鳴っているのが伝わってくる。
驚かせてしまったせいか、ニコの呼吸に合わせて肩が小さく息をしている。
腕の中にすっぽりと収まってしまったニコが顔だけでもこちらを見ようと振り向くと、揺れた髪と狐耳から花を彷彿とさせるシャンプーの匂いがふわりと舞った。
頬を赤らめながら振り向いた彼女を覗き込むように顔を近づけると、ニコは眉尻を下げて眩しそうに目を細めて答えた。
「──っ、もう……ふふ、あれだけ私のこと見つめていましたから、やっぱり溜まっていたんですね……? でも、お夕飯が先ですよ? んっ──ちゅっ、んぅ……♡」
ニコの言葉を遮るように口を塞いだ。
後ろから抱きしめているのもあって、彼女のお腹の前で手を組んでいるとニコはそれを振り解こうとする訳でもなく、寧ろ離させないように彼女も手を重ねて握っていた。
抱き寄せているのもあって、スラックス越しに醜い膨らみを作った下腹部が、ニコの魅惑的に膨らんだ柔尻に押し付けていた。マシュマロのような柔らかな膨らみに切れ込みを入れるように、割れ目にぎこちなく私の下腹部が入り込んでいき、亀頭が衣服越しながらニコの尻肉に挟まれていた。
ぐい、ぐいっと押し付ける度にニコは擽ったそうに身体を捩らせて、触れ合ってる唇の隙間から「はぁ……」と熱い吐息を漏らしていた。
「ぷは……今日はいつもより積極的ですね……でも、ダメです……腹が減っては何とやらですよ……? キスならもう一回だけシてあげますから……んっ、ぅ……♡ ぷはぁ、っ──はい……続きは食後までのお預けです。少しだけ我慢してください」
「……うん」
抱き締めていた手を握っていたニコの細指が、私の手を開かせるように優しく掴んで、そのまま離すように促されてしまった。
言われた通り離れると、ニコの臀部の膨らみに沿って丸みを帯びていたプリーツスカートが、私の下品な求愛行動によって性器を押し付けていたのもあり、彼女の柔尻の割れ目を模るように食い込んでしまっていた。ニコはそれを大して気にしてなさそうな素振りで払うように戻している姿を、私は目に焼き付けるほど劣情が刺激させられた。
彼女の些細な素振りでさえ、まるで誘惑する素振りに見えてしまうほど、判断能力が鈍くなっていた。
念のため、アレを持っておこう。
雌との生殖行為にありつけるかもしれないという、単純すぎるほどの本能が、そう早合点をして期待するほどの気持ちの高まりを感じていた。
ニコが夕飯を作っている間、デスクに隠していた赤いキャラメル箱から包装された被膜を一枚取りに執務室に戻っていた。
──カーテンを閉め切った宿直室。
張り詰めて反り返らせた愚息の表面をニコの細指が擽るように摩る。
「す、凄く大きいですね……すんっ──あ、ニオイもいつもより濃くて……おいなりさんもずっしりとしてる……んっ、ちゅっ……」
初めてシてくれた時のように、ニコは口でするとき、放熱しようとふやけた状態の睾丸にマーキングするようなキスをしてくれていた。
「ちゅぅ……ぢゅずずっ……♡」
すっかりと加減が分かっている彼女は、袋越しの精巣を唇で咥え、まるで中身を吸い上げるように頬を窄めていた。ただでさえ皺が見えなくなるほどふやけた袋の表面が、ニコの唾液を染み込ませるように伸ばされているみたいだった。
顔を埋めやすいように支えているだけのニコのすべすべとした滑らかな手付きでさえ、昼間からずっと期待していた愚息にとっては、触れられているだけでも快感を感じてしまっていた。
私だけが服を全て脱いでしまい、ニコだけがセーラー服を着たまま男性器を頬張っている光景は、傍から見なくとも分かる通り、それだけでも犯罪的なモノとして出来上がっている状況による背徳感が、より興奮を煽った。
青筋を立てるほど熱を帯びさせ、張り詰めた生殖器。
その本能的な部位は、目の前の雌を相手に、雄としての逞しさをアピールしようと力瘤を見せつけるかのように張り詰めていながら、シルクのように滑らかな手に触れられれば、小心者のように小刻みにビクビクと震わせていた。
おまけに精子を煮えたぎらせていた精巣を刺激されたことで、尿道を上って溢れ出した我慢汁が粘ついた露を鈴口の先にぷっくりと作っていた。
「ぢゅるっ……ぢゅぅっ──ちゅぱっ……あ、お汁……あむっ♡」
「あ゛……っ……」
「んぅ……しょっぱい……っ」
精巣に繰り返しキスをしていたニコが、溢れ出した我慢汁に気づき、グロテスクな肉棒の先端を咥え込むと、私は情けなく上擦った声を漏らした。
卑猥な飴玉をぱくっと咥え込むと、精巣がぐっしょりと湿り気を帯びるほどの甘噛みを繰り返していた時と同じように、口内に唾液をたっぷりと含ませて、啜り上げるときの摩擦を増やして刺激してくるのだった。
「う゛っ、あ゛っ……ぁ゛ぁ……!」
「んく、ん……ふふっ、ぢゅるるるっ……♡ んぇ……れろ、れろっ……♡」
「ひぃ゛……ぃっ!!」
ニコがチラリとこちらに青い目を向けて様子を窺っていた。攻め方を変えようとする合図だったのか、彼女は頬張ったまま亀頭の表面にべったりと舌を這わせて、飴玉の表面を溶かすようにペロペロと舌で撫でまわしてくるのだった。
愛撫の一つ一つに反応して首を仰け反らせてたり、身体を捩らせている私の様子を見て、悦びを表すように桜色の狐耳をふわりと揺らしていた。
そんなニコの頭を撫でようと私は脚の間にいる彼女に向かって手を伸ばした。
けれども、敏感な所を刺激され続けていた私は、頭頂部に触れるよりも先に大きく目立った狐耳に指先が触れてしまい、快感に堪えようと思わずシーツを握ってしまう時の感覚でそのまま狐耳を握ってしまった。
「ぢゅるるっ──ひゃっ……ぅ♡」
ニコが亀頭を咥えたまま、甲高い声を咥えたまま上げ身体を震え上がらせていた。
ふと見せたニコの弱々しい反応。
嗜虐心が刺激された私は、耳を柔らかく掴んで手淫をするようにシゴくと、ニコの身体がビクンッと性感帯にでも触れられたかのように敏感な反応を見せていた。
「ん゛、んぅっ……♡ せ、せんせぇ……ひゃ、んぅ──っ♡」
ここのところ徹夜続きなのもあって疲労から生殖本能が高まっているせいか、彼女が我慢汁を飲むたびに頬の収縮や舌が押し上げてくる感触と、ニコの口内の温もりに包まれているだけで、繁殖行為が行えると悦ぶかのように、まるで性玩具のような硬さを保ったままだった。
咥えているニコの口を種付けするための捌け口とでも勘違いしているみたいに、尿道に込み上げている我慢汁を追い打ちでもかけるようにドロッと漏らしてニコの口内を注ぎ足していた。
「ふー……ふー……ん゛、ぷは──げほっげほっ……!! せ、先生……耳は敏感ですから……げほっ、けほっ……」
ニコが亀頭から顔を離し、口元を手で覆い隠しながら息を整えていた。口でシてくれている最中に敏感な部分を触りすぎて噎せさせてしまったようだ。
「ごめん、反応が可愛くて、つい……」
「は、恥ずかしい声……出てしまいますから──ひゃぁ、んっ……♡」
ニコは身体を強張らせて首を竦める。今までベッドの上で主導権を持っていたニコが弱々しい反応を見せてくれる度に、もっと見てみたいという好奇心に突き動かされるように、私はニコの耳を愛撫し続けた。
その衝動はまるで、好きな子にイタズラをして気を引こうとする無邪気な気持ちにも近かった。
「声が出るだけ……?」
「声だけじゃなく──ひゃぅ、あっ……♡ はぁ、ぁぅ……♡ あ、ま……待ってくださいっ……♡ これ以上は──んぅぅっ……♡」
私の手が届かないようにと、身体を屈めて耳を遠ざけようとする彼女の耳を追うように身体を起こして、狐耳を繰り返し愛撫した。
「ふー……ふー……♡」
ニコの息が上がり始め、肩をビクビクと震わせていたので愛撫する手を止めて、ゆっくりと狐耳の近くに顔を近づけていく。
目を潤ませたニコが、私が何をしに近づいてきているのか見るために目線を向けてきたのだろうけど、その弱々しい反応と上目遣いが、雄としての支配欲をも刺激して仕方なかった。
「せ、先生……も、もう……だ、ダメですっ……」
狐耳を覆う髪が私の無意識に漏れる吐息で揺れるほど耳元まで近づいて、彼女に問い掛けてみる。
「……何がダメなの?」
「ひゃぅ──ッ♡ ふぅっ……はぁっ♡ はぁ、はぁ……♡ 先生のこと気持ちよくして、さしあげたいのに……わ、私まで……欲しくなってしまいますから……」
ニコのスイッチを入れてしまったみたいだった。
動物に訪れる発情期を急に迎えさせてしまったような興奮した様子で、頬を赤らめてベッドの外に逸らして恥じらっていた。
一瞬、彼女の中でも躊躇うモノがあったらしい。
だけど、その恥じらいよりも昂った衝動に素直に従う方を選んだのか、上目遣いでチラりとこちらを見つめていた。
「み、見てください……っ」
おずおずと両膝を立て、脚を開くと、スカートが庇を作るように持ち上がっていた。隠すべき場所があらわとなり、黒タイツから透けて見える白い下着のクロッチ部分が湿り気を帯びってそこだけ色濃く滲んでいた。
下着のデザインを見えやすいように彼女はそのまま両手でスカートを捲り上げる。
白基調の生地に、菜の花のような黄色と緑の草花の刺繍が入った下着。
桜色の髪色をしたニコが付けているのもあって、その組み合わせはまるで優しく、温かな春の訪れを彷彿とさせる物に見えた。
ニコは下着越しに自分の大事な場所を指差すように両手の人差し指を当てて恥じらいながら口を開いた。
「ここ……ここに欲しくなってしまうんです……あの日、先生に初めての供物を捧げたように……私の初めても、捧げたくなってしまうんです……っ」
タイツに当てていた人差し指と、親指で摘まむように切れ目を入れるように、爪を立ててビリっと音を立てて破くのだった。
一度破れてしまえば使い物にならなくなるタイツを、大事な所を晒すために封を切るように破って広げていた。
「んっ……んぅ──っ♡」
下着をずらしたニコは血色良く発情した割れ目を指で開いて見せてくれた。
男性器とは違う粘り気のある水音をぬちゃっと立てて開かれたそこは、湯気が立って見えそうなほど熱気を帯びて健康的な色をしていた。
興奮が抑えきれないのか、指で広げられているのもあって、中で潤いを保とうと分泌された愛液が一滴、膣口から重たく膨らむと、ねっとり糸を引きながらポタッとシーツに零れ落ちて、濃く色付けるように一滴のシミを作っていた。
「ふぅ、ふぅ……♡ せ、先生に気持ちよくしていただいたので……とても濡れています……」
ニコの感情表現で狐耳が揺れるように、彼女が恥ずかしいと感じている言葉を口にする度に、広げられている割れ目がピクッと息をしているかのように震えていた。
私はニコの脚の間に入り込み、タイツに包まれた柔らかな太ももを掴んでより見えやすいように開脚させて、下腹部を露出させた。
「どうぞ……私の初めても、召し上がってください……っ♡」
今までお預けされていたゴムを手に取り、硬く反り返った愚息に当てがって、ピンク色の性玩具のような見た目に変えるように伸ばしていた。
目の前で広げられた乙女の魅惑的な秘部を見せられて、身体が高ぶりすぎて武者震いを起こすように指先が震えていた。
作り物のようなピンク色に包まれた愚息を、下着を横にズラしてあらわにされた生々しくも血色のいい粘膜に押し当てた。
──くちゅっ……
「んぅっ……♡」
「あ──ぁ……ニコ……」
被膜越しとはいえ、ニコの入り口はとても熱を帯びていて、お互いの生殖器がキスし合うだけで、腰が抜けそうなほど男性器を気持ちよくするための穴であることが伝わってきていた。私は思わず大きく息を吐きながら、彼女の名前を口にした。
「そ、そのまま……押し込んでください……はい、先生のシたいように、してください……♡ あぁ、ぅ──っ♡」
ぴったりと閉じていた粘膜がこじ開けられていくと分かるような粘つく音を立てて、グロテスクな生き物のような見た目をした愚息がニコの中へと入り込んでいく。
亀頭からカリ首まですっぽりと咥え込んでしまうと、元通りに大事な場所を隠そうとズラしていた下着が横から肉棒を押さえ付けてきていた。
ふやけるほど愛撫された精巣から込み上げた先走りが、カリ首を絞めつけられた快感でビュルッと精液溜まりに漏らしてしまっていた。
膨張するほど反り返った愚息の熱を忘れてしまうほどニコの粘膜は温かく、生でシていれば、膣襞が亀頭に絡み付いてくる感触だけで果ててしまっていたかもしれない。
「はー……はー……♡ ふふっ、先生、頑張ってください……まだ全部、入っていませんよ……」
「ニコこそ……大丈夫……? 結構キツそうだけど……」
「そうですね……では、私もこうして……っ、先生に甘えていいですか──んーっ……♡」
ニコは私の首の後ろに両手を回して抱き着いてくると、そのまま目を瞑って唇を差し出してきた。
捧げられるニコの初めて。
痛みを和らげるための口づけ。
目を瞑っている表情は、まるで誓いのキスを求めているようにも見えた。
「んっ、ちゅぅっ……♡ んぅ……きもちいいです……っ……ひっ、ぁ゛……っ♡」
唇と唇が触れ合った直後、私はどさくさに紛れるように腰をニコに向けて押し込むと、自身の粘膜が裂かれる苦痛の声をニコは漏らしていた。
「はぁ、ぁ……ニコ、舌出して……」
「はいっ……ぁ……べ、ぇ……んぅ──♡」
ニコの舌は、下半身同士で繋がり合っている結合部と同じくらいホカホカと熱を持っていた。味蕾同士がざらざらと擦れ合い、その度にニコが肩を持ち上げるように気持ちよさそうな声を漏らし、その合間を誤魔化すように私は腰を押し込んだ。
半分まで入り込んだ愚息。
今にも破裂してしまいそうなほど張り詰めた肉棒の表面には、被膜から透けて見えるくらいぷっくりと青筋を膨らませて、ドクドクと脈動して微かに震えているのが見えていた。
ニコの差し出された舌を唇で咥えて愛撫すると、広がるのはニコの唾液の味。
自分の口内には無い温もりと、しょっぱさが──
「ん゛っ──ぅぇ゛……ッ」
「あ──ぷは……あはは、そういえば、先生の咥えたばかりでしたね……」
「ううん、ごめん……大丈夫、私が出した物だから……」
「では、二人の唾液で薄めてしまいませんか? べー……ぇ……んっ……♡」
口を開いてキスをすると、お互いの口内に舌を挿し込み合って、唾液を擦り付けるような深い口づけ交わした。
太ももから手を離した私は、ニコの頭部にある狐耳を両方掴むように塞ぎながら、彼女の口内を掻き混ぜるように舌を動き回した。
「ひゃ、ぇ……♡ ぁっ……耳は、らめっ──ひゃぅ……ッ♡」
──どちゅ……っ……!
口内を掻き混ぜる音で処女を捧げる痛みを紛らわせている間に、彼女の恥骨と私の恥骨がコツっと触れ合うように密着し、ニコが声にならない声を上げた。
艶々とした亀頭がニコの奥を押し上げる感覚がした。ニコの子宮口に接触しているからか、コリコリとした感触さえ伝わってくる気がする。
「ぷは──はぁ、はぁ……♡ せ、せんせい……は、入りました、ね……」
そう口にする彼女は、惚けた様子でぼうっとした目で私を見つめていた。
「う、うん……ねえ、ニコ……汗、大丈夫……?」
「あはは、少し暑いです……私も、脱いでしまいますね……」
ニコの額に切り揃えられた前髪がピタッと張り付いてしまっているほど、まるで彼女だけが蒸し風呂にでも入っているかのように、体中汗ばんでいるのだった。
セーラー服を捲り上げるように脱いでしまい、ショーツと同じように草花の装飾が入った白いブラジャーを付けた可愛らしい姿があらわになると、ニコの中に収まっていた私の愚息がビクッと跳ねて、まるで下着姿を見た感想を身体に伝えているみたいだった。
ブラジャーに表面に触れると、汗ばんだニコの熱気で温まった温もりがまだ残っていた。
「あ─っ……♡ ふふ、先生のおちんちん、今跳ねましたね……? 体は正直、ですね……なんだかお腹に赤ちゃんがいるみたいです……」
ニコはそう言うと、私の醜い生殖本能を模った異物が入っているであろう部分を指すように、下腹部に手を当てて、まるで胎動を愛おしく思うように撫でていた。
鼠径部から伸びるように、薄っすらとした立て筋が入ったニコのお腹。
彼女の呼吸に合わせて凹んだり、思わず指を入れて見たくなるようなお臍の窪みをより深く強調していて、思わず生唾を飲み込んだ。
まだ身籠った様子の無い腹部が、雄としての繁殖本能をじわじわと刺激して、また彼女の中で悦ぶように跳ねさせていた。蜜が滲み出ている魅惑的な肉壺から得られる快感を堪えようと、種子が混じった薄い粘液をじわじわと漏らし続けて止まらなかった。
「あっ──♡ はぁ、はぁ……また跳ねてる……」
初めての男性器を慣れさせるためにジッとしていたけれど、ニコのそんな素振りを見せられるだけで、今日溜め込んでいた欲求が今にも爆発してしまいそうだった。
「ふふ、私は大丈夫ですよ……溜めてた物、全部私の中で出してください……ひゃ、ぁっ──ぅッ♡」
私は興奮材料を増やすかのように、ニコの下着を掴んで上にずらし上げて、胸部に溶け込むように広がった乳房をあらわにした。
スカート越しにニコの骨盤を掴んで腰をゆっくり引き抜くと、愚息が膣に絡み付かれて、ぬち、ねちと粘っこく卑猥な水音を立てていた。その音は、彼女の中でネバネバとした白い糸が伸びていそうな想像さえできてしまいそうなほど、とても卑猥な音だった。
見た目通り引き締まった身体付きをしているだけあって、愚息の形に作り変えているはずの狭い膣内が、男性器から搾り取るための部位として、このまま引っこ抜かれてしまいそうなほど圧迫してきていた。
亀頭の膨らみだけが出てこないギリギリまで、ぬるりと引き抜くと、性玩具のような膜に包まれた肉棒は、ニコの愛液でぬらぬらとグロテスクな表面を艶めかせていた。
膣口手前までまで引き抜かれた亀頭の返しが、ニコの中から蜜を掻き出し、ポタポタポタと結合部から滴らせていた。
「ふー……はぁ、ふー……っ──ぁぁっ……♡」
彼女の吐息が口にかかるほどお互いの顔は近かった。
ニコは薄目で結合部を眺めているようで、目があまり合わず、もう一度奥まで愚息を押し込むと、キツく感じていた膣内は最初に挿れた時よりも解れていたようで、ずぷぷっと空気が押し出されるようなはしたない音を立てながら受け入れてくれた。
動いても動かなくても、締め付けられている圧迫感だけで果ててしまいそうだった。
私はニコの膣を貪るように腰を振り続けた。
私の首の後ろに両手を回して、ぶら下るように抱き着いてきているのもあって、私が腰を振る度にニコの身体はまるで揺りかごのように揺れていた。
胸部に溶け込んで見えるほどの生八つ橋くらいの厚みを持ったニコの乳房が、腰を突き立てる度に、なめらかに揺れ動く杏仁豆腐のようにぷるんと微かに揺れていた。
肩まで伸びた桜色のショートボブヘアの髪型が、海を泳ぐクラゲのようにゆるやかに笠を開くように広がる。毛先を揺らす度に、汗をふんだんに吸った髪から、薄っすらと香っていたシャンプーの匂いをより濃くして撒き散らしていた。香り付いたニコの汗の匂いが、まるで雌としてのフェロモンが撒かれているようなそんな錯覚を引き起こし、私を発情期の動物のように興奮させているかのように魅了し続けていた。
ニコが口でシてくれている時に亀頭だけをパクっと咥えていた時にカリ首に唇を引っかけていた時のような感触が、彼女の膣襞を一つ一つ引っ掻く度に尿意にも近い感覚が込み上げて、腰が小刻みに震え始めていた。
「ニコ、ごめん……も、もうっ……」
グツグツに煮えたぎった白濁とした粘液が、尿道を満たしていくようにじわじわと上ってきていた。
「あっ……♡ はぁ、んっ……♡ い、いいですよ……受け止めますから……えいっ♡」
ニコが私の背中を両足で抱きしめてきて、結合部が見えなくなるほど腰を密着させて、熱の籠った吐息を耳元で囁いてくるのだった。
「あ゛、ぁっ……!! 引っ付いたら、出る……はぁ、あぁっ……!」
「んぁ……っ♡ どうぞ……出されてください──んぅぅっ♡」
ニコが頬にキスをしてくると、限界まで押さえつけられたバネが飛び出すように、ドロドロに溶け込んだ劣情が鈴口から勢いよく噴出した。
──びゅるるぅッ!! びゅぅぅ……っ!!
「あ゛ぁ゛──ッ……!! はぁ、はぁ……出る、まだ出る……」
「あ、はぁぅ……♡ はぁ、はぁ……先生の……私の中で出てますね……あはは……溜まってる物、全部出してしまってくださいね……はい、『びゅぅー……♡』」
「う゛っ、ぁ゛……ぁぁ!!」
ニコが耳に向かってそんなオノマトペを囁いてくると、それに釣られて鈴口を押し広げるようにゼラチンのようなドロッとした精液が避妊具の先端に向かって注ぎ足すように飛び出していた。
「ふー……ふー……」
「全部……出てしまいましたか……?」
「う、うん……」
私はニコにお返しのつもりで、頭部の狐耳の方に顔を近づけて囁き返した。
「気持ち良かったよ……」
「ひゃぅっ──♡ も、もう……先生、耳は……」
「ニコだってしたでしょ?」
「そうですけど……先生のためですから……あっ──♡ ふぁ……ぬ、抜いてしまうんですね……」
汗まみれになったニコは余裕そうな様子ではあっても、雌としての部分は満足しきれていないようで、射精して萎れかけている亀頭が膣襞を擦る度に、小さく喘ぎ声を漏らし、手淫でもされているかのような圧力でギュッと膣を収縮して搾り取ろうとしてくるのだった。
「あ、ぁっ……んぅ──っ♡」
──ずるるッ……
「あれ……」
「はぁ、はぁ……あ、あら……?」
ニコの中から引き抜かれた私の愚息は、生き物としての浅黒い色をしたグロテスクな肉棒に戻っていた。
ついさっきまで私を気持ちよくしてくれていた膣口に目を向けると、大事な場所を塞ぐように戻っていた下着の隙間から、ピンク色の風船の口のような物だけが飛び出していた。
膣内にゴムが置き去りになってしまっていたようだった。
「あ、あはは……ゴム、残っちゃいましたね……んっ……♡」
取り残されたゴムは、下着と脚の隙間から引き抜かれると卑猥な水風船のように膨らみを作っていた。
卑猥な水風船をニコはぶら下げるように摘まむ、ピンク色のゴム越しにでも透けて見えるほど黄ばんだ精液が、ずっしりと重りを作るように溜まっていた。
「す、すごい量……本当に沢山出されたんですね……これだけ出したら疲れませんか? もし、お疲れでしたら……はい、疲れ様のハグです……」
ニコは身体を起こすと、ベッドに座っている私の下腹部の上に乗る形で跨り、抱きしめてくれた。頭一つ分ほど低かったニコが跨ってきたことで、目線が殆ど同じ高さとなったのもあって、ニコの顎が私の肩に乗せられるような形で抱き合っていた。
汗ばんだ肌と肌が触れ合っている中、ニコの首筋に顔を埋めて気持ちを高めていた。
お互いに収まりがいい位置を探るように身体を動かす度に、空気が入る隙間も無いほど、ニコの柔肌が吸い付いてくるように密着してきていて、離れる度に、胸元や二の腕、触れ合う肌と肌からしっとりとした水音を立てていた。
腕の中にいるニコから伝わってくる鼓動が、彼女の背中や乳房を通してドクドクと伝わってくる心地が気持ちよく、ずっとこのまま抱き合っていたいと思えるほど、私はボーっとしながら、ニコの髪と首の匂いを嗅いでいた。
小さなサクランボのように突出したニコの母性的な突起が、胸板をチロチロと擦れている感触。
「ニコ……」
「はいっ……? んっ──ん、ふふ……ちゅぅ……♡」
桜色の髪が心地いい匂いのするカーテンになっていて、鼻に擦れるほど近い距離。
彼女の名前を呼ぶと、ニコはぼんやりとしたまどろんでいるような声で返事をし、振り向いたところを私はまたキスをした。
ニコが私の両肩を掴む形で抱き着いている中、私はニコの乳房をマッサージするかのように、親指を泳がせるように触れていた。
抱き合いながらキスをしていると、もう一度ヤらせろと言わんばかりに遠慮のない愚息が時折ビクンッと跳ねて、破れたタイツから顔を出したショーツに向かってベチベチと下品なノックをするように叩いていた。
下半身をわざと捩らせて、タイツ越しのニコの内腿にグイ、グイとその熱を帯びた卑猥な膨らみを押し当てると、ニコも焦れったそうに腰や背中を捩らせていた。
避妊具の中で果てたとはいえ、自身の粘液でぬらぬらと艶めいている亀頭。
ニコの色白な太ももが黒く見えるほどの網目が細かいタイツにぎこちなく擦り付けていると、粘液にまみれた敏感な亀頭にべったりと貼り付いた。まるでその敏感な粘膜に新しい皮膚が出来るように密着して、引き剥がそうと腰を捩らせるたびに、まるでかさぶたをベリッと剥ぎ取るかのような、不安になる心地がして、雄々しい膨らみを見せつけるように勃起していた愚息から、我慢汁をまるで白く濁った涙を零すようにボタボタと滴らせていた。
ようやくタイツが剥がれると、堪え性のない肉棒は再び彼女のショーツを叩くように押し当てられた。シルクのような女性用の下着特有の滑らかな手触りが、精液で濡れた愚息でベタベタに汚していく。
「ぷはっ──ふふ、またこんなに大きくなっていますね……」
「ごめん、まだシ足りなくて……」
私の肩を掴んでいたニコの両手が、反り返っている愚息に触れる。
射精したばかりの敏感な陰茎を手探りで調べているような手付きで、ペタ、ペタと手のひらを押し当て、愚息の硬さや、熱を感じ取っているみたいだった。
そして、人差し指で鈴口を塞ぐように押し当ててくると、そのまま粘つく糸を指の腹に残したまま、彼女は自分の舌を伸ばして舐め終えると、ニコは再び私の肩に顎を乗せるような形で抱き着いてくるのだった。
母性的な突起を胸板に押し付けるように密着するような、気持ちの良いハグをしながら、耳を擽るニコの吐息。
クスッと吐息を漏らして微笑した彼女は囁き声で提案してくるのだった。
「……今度は、直接シてみませんか?」
「……っ、そ、それって」
「ゴム、もう無いんですよね」
いつも一度出してしまえばそれで済んでいたのもあって、一つしか持ってきていなかった。
「先生に初めてを捧げたので、今日だけ……ですよ? これからはゴムの予備も必要ですね♡」
ニコが腰を浮かせて自身の下腹部を漁るように、今度は彼女から手探りで当てがおうとしていた。
直接粘膜が触れ合うことに期待と不安が入り混じった表情を浮かべて、ニコの視線が自身のスカートで隠れた下腹部へと向かっていた。
青筋を浮かべた肉棒をニコの細指に握られたまま、粘液でベタベタになった亀頭で秘部を蓋している下着を捲るようにズラして入口を探っていた。雄の味を覚えたばかりの秘部が唾液を零すようにポタポタと愛液を滴らせて亀頭を濡らすと、その自身の物とは違う粘液を浴びて悦ぶように愚息はドクっと、彼女の手の中で跳ねていた。
「はぁ、はぁ……♡ こ、ここ……でしょうか……あぁっ──♡」
──ちゅっ……
スカートで覆われたテントの中で、互いの敏感な粘膜がキスをする音がした。
ニコがそのキスを感じ取るように、不安混じりの表情から、一瞬、目を閉じてうっとりとした心地よさそうな顔をした。
膝立ちになっているのもあり、腰を浮かせているニコの両脚が生まれたての小鹿のようにプルプルと震わせながら、彼女は下腹部に向けていた視線を私に向けた。
「先生、分かりますか……こっちの方でもキス、しちゃいました……」
濡れそぼったニコの温かく、柔らかな膣口がヒクヒクさせながらトロッした愛液を滲ませて、亀頭の先端を濡らし続けると、じわじわと染み込むように、尿道の中にニコの温もりを持った粘液が流れ込んでくるような錯覚さえあった。
頬を真っ赤に染めながらも、ニコは余裕を装っているけれど、彼女が身体を強張らせる度に頭頂部に生えた桜色の狐耳が、ビクッと飛び上がるように動いていた。
そして、ニコがゆっくりと腰を落としていくと、その柔らかな膣口がぐっぽりと亀頭を包み込むように押し広がり、滑り気を帯びた粘膜同士が引っ付きそうなほど密着し合っていた。
鬱血しそうなほど張り詰めた亀頭がニコの締め付けのいい膣の中を潜っていくにつれて、力瘤を作るように膨張している肉棒がニコの温もりに包まれていた。腰が抜けそうになるほどの痺れるような快楽は、まるで怒っているかのように青筋を立てた肉棒を慰めてくれているかのようだった。
「はぁ、あぁ……んっ……♡ 先生のが……お腹の中……掻き分けて奥に……ぁ、あぁぅ──ッ♡」
「あ゛ぁ──ぁ……に、ニコの中……温かい……」
奥まで入り込むと、ニコはスカートから手を抜き出して、両手とも私の両肩にしがみつく形で握りしめていた。
彼女はこんなにも身を強張らせているというのに、私は締め付けが強いニコの中で温もりを感じて、他の生徒には見せられないと自分でも分かるくらい表情筋を緩め切っていた。
ニコの中はとても温かく、粘液が絡み付くほど締め付けの良い膣内に生で挿れてしまえば、最早どちらの生殖器が熱を持っているのか、どこまでがお互いの生殖器の輪郭なのかも分からなく感じるほど、一つになっていた。
自身の体重が容赦なくかかってしまい、鈴口が子宮口に向かって圧力をかけ続けるかのように、突き立てられていて、ニコが肩を強張らせて俯いてしまっていた。
「ふぅ……ふぅ……♡ す、すみませ──ぁ゛ぅッ……♡ すみません……せ、せんせい……の……ふ、深くて……っ……」
「うん……ニコの中、締め付け……すご……い……」
「は、恥ずかしいです……」
内臓を圧迫されるほど愚息が突き立てられている状態で、ニコは言葉を口にしようとする度に、立て筋が入るほどスラっとしたお腹が余計に凹んでしまい、感じてしまっているようだった。
一度射精した愚息から、精液混じりの我慢汁を粗相をするようにじわっとニコの中で漏らし続けて、妊娠のリスクを少しずつ上げていた。
ニコが自分から腰を持ち上げ、肉棒が半分ほど彼女の膣口から粘ついた姿を見せていそうなほど引き抜き、そのままニコは脱力するようにトンッと腰を落として、ピストン運動を始めていた。
タイツに包まれたニコのマシュマロのように弾力感のある柔尻が鼠径部に圧し掛かり、彼女の肉感を感じているだけでも、射精してしまいそうだった。
被膜越しでも快楽を感じられていたというのに、膣襞がカリ首と引っ付き合って剥がれながら引き抜かれる感触。
目の前でニコの桜色の髪と、大きな狐耳が揺れている様子が見えていたはずなのに、一瞬景色が白く見えた。
気持ちよさのあまり、意識が飛びかけていたようだった。
初めての体験で身体に余裕が無さそうなニコに対して、私は私で、日々の過労も相まって、性行為の経験はあっても二回戦も続けて行えるほど気力が持つのか怪しかった。
二日酔いや、寝不足のように意識を朦朧とさせながら、ニコに抱き着く。
「あっ、ぁぅ──♡ せ、せんせいっ……中で、大きくなっていますね……出そうですか……」
「出そう……ニコの動き、気持ちよくて……ぁ゛──それ……いい……」
「あはは、こ、こうですか……? うぅ──っ♡ はぁ、はぁ、ぅ……♡ 」
お互いに抱きしめ合っているのもあって、ニコが深々と腰を落とすと、私の下腹部に身体を押し付けるように、腰をグリグリと捩らせて結合部が蒸れそうなほど密着してきていた。
ニコの顔を見ようと目を向けていると、ニコの控えめな乳房が、ぷるぷると、身体の振動を伝わって揺れているのが視界に入ってしまっていた。
髪色から色素をもらって淡く色付いているかのような色合いをした、乳輪と小粒のサクランボのように突出した乳首。
ニコから授乳を受けるように、右胸に顔を埋めると、杏仁豆腐のようにプルンと揺れる瑞々しい乳房の感触が唇に触れた。
乳輪を覆うように口を付けると、ニコは首を反らして擽ったそうな声を上げながら、私の両肩から首の後ろに手を回して乳房に押さえつけてくるように抱き着いてくるのだった。
「せ、せんせいっ……ふふっ……おっぱい、好きなんですね……いいですよ……おっぱい吸いながら、出してください……私も……もう、イッちゃいそうなので……っ♡」
ニコの汗ばんだ柔肌に抱き締められながら、私は返事が出来なかった。ただ、ニコの母性的な膨らみに顔を埋めて朦朧とした意識の中で、彼女に種を撒こうとするだけだった。
二度目の射精をしようとしている愚息は、まるで心臓と直接つながっている生き物のようだった。
睾丸が縮み上がり、今残っている種が鈴口の先にまで向かって込み上げていくに連れて、愚息が小刻みに脈動すると、それに釣られて心臓もドクドクドクと同じ速さで鼓動しようと忙しなく動かし始めているような心地がした。
「あ゛ぁ゛っ……ぁ……ニコ……出るっ……!!」
「はぁ、はぁっ……♡ はいっ♡ せんせい……出して……はぁぅ……出してください……ひゃぅ──んぅぅ……ッ♡」
──びゅぅぅっ……!! びゅるるッ!! びゅぅッ……!
私はニコの背中に手を回し、肩甲骨の突起を掴むように抱きしめて、彼女の中で二回目の水分が少なく粘ついた精液を射精した。
動物が交尾で射精する時のような快感が私の脳を真っ白に染め上げた。
尿道から搾り出すように鈴口から精液が飛び出る度に、心臓を絞られているかのよう脱力感のある果て方をした。肺の中身が空になるほど大きく息を吐いてニコの中に種を残していた。
ギシッ、ギシッとニコに精液を注ぐ度に、私の身体は電気ショックでも受けているかのように、ベッドを軋ませるほど腰を震わせていた。
お互いに身体が蒸れてしまうほど、汗ばんでいても私はニコにしがみついたまま離れなかった。
彼女が頭を撫でる手付きと、吸い付いている乳房を通して伝わってくるニコの心音。
「はぁっ……♡ せ、先生……そろそろ抜かないと……おっぱい、本当に出るようになっちゃいますよ……?」
そして、私より先に興奮が冷め始めたニコの声だけが、ぼんやりと耳に残っていることを、朦朧とした記憶に残っていた。
「──こんばんは、先生。今日もお手伝いに来ました」
お互いに深い所まで粘膜同士で触れ合わせたのは、あの日が最初で最後だった。
陰性だと分かるまでの間、ニコのお腹の中に自分の注いだ白濁とした種が泳いでいるのだと思うと、それだけで滾るような気持ちにさせられてしまう日もあった。
制服越しにスラっと引き締まったお腹を見つめているのだとバレてしまい、隠すように両手をお腹に添えている仕草を見るだけで、その日の溜まった物を吐き出す手伝いを頼み込んでしまうほどの劣情を掻き立てられてしまうほどだった。
「その袋……」
「ふふっ、お夕飯まだですよね? 食材を買ってきましたから、何かお作りましょうか? 召し上がりたいものはありますか? ──え……もう、私ではなくお夕飯の話です……」
半分冗談のつもりだけど、半分は本当だった。
そんな冗談を聞いて呆れた様子で微笑するニコが私のすぐ横にまで近づいてきていた。
いつも通り当番の生徒も帰っている時間なのもあって、執務室には私とニコの二人きりだった。
それでも彼女は両手で下げていた買い物袋を片手で持ち直すと、空いた手を私の耳に当てて、吐息がかかるほどの距離まで顔を近づけてきたのだった。
「……溜まっているのでしたら、後で付き合いますから」
座っていたオフィスチェアにコツンと当てられた買い物袋。
上から覗くように視線を落とすと、その中には、明らかに料理には使う物ではない見覚えのある物が食材に紛れて顔を出していた。
赤色のキャラメル箱。
それは確かに料理に使うことはできないけど、私たちの関係を引き立てるための調味料としては使い道があるものだった。
私が買い物袋に目線を落としたことに気づいたのか、そう見えるように袋を視界の入る近くにまで持ってきていたのか。
呆れたように微笑していたはずのニコの顔を見ると、まるでその意図を隠す様な意味ありげに口角を緩く上げて妖艶な笑みを浮かべていた。
「今夜も楽しみにしてくださいね、先生……♡」