元宮チアキの『密着取材』、嘘喘ぎ朗読から親密な一時まで 作:アカネカジカ
休憩室で小鳥が小さく囀るように、吸い合うような積極的な口づけを繰り返す合間、セットしたセルフタイマーが切れて、私たちのキスシーンを収めていた。
(ちゃんと撮れているか、カメラを見なくちゃ……)
頭の中ではそう分かっていても、お互いネクタイを乱暴に解いて上に着ているシャツのボタンを中途半端に外しかけたままベッドの上で膝立ちで抱き合って口付けを繰り返してる。
一度始めてしまったら止めるタイミングなんて中々無くて『挿れる前に取りに行けたらいいかも』なんて、ぼんやりと考えてた。
お互いの唇を甘噛みするように何度も咥えては緩く滑らせている内に、私は先生のワイシャツのボタンを一つ一つ外し始めると、咥えていた唇から柔らかな舌を差し出すと、先生は一度息を飲んで、温かい吐息を漏らしていた。
舌を絡めてくれる訳でもなく、先生は私の舌を唇で甘噛みするように咥えると、首をゆっくりと引いてぬるりと滑らせて、私を焦らしてきていた。
先生のキスも、脱がしてくる手付きもいやらしかった。
こちらのボタンを二つ外すと、ブラウスの中に手を差し込んでくる、いやらしい愛撫を度々してくるのだった。
私は元々胸の谷間を露出するようにブラウス開けているのもあって、ボタンを二つ外された程度で、すぐに露出するブラジャーと、それに支えられて丸い形を保っている胸を、触れるか触れないかのフェザータッチで撫でまわすように触ってきて、私を焦らしてくる。
体の中を弄られながら、自分の舌を吸われ、私はそんな逃げ場の無い快感をどうにか逃がそうと脚をピタッと閉じたり、腰を捩らせたりしてしまうけど、それでも身体にじわじわと溜まった快感を一気に逃がすように肩を大きく震わせる形で身震いした。
『舌を絡めてほしい』そうおねだりさせられる時でも、先生の手はブラウスの中に差し込んだまま、私の胸の形やブラのデザインを確かめるみたいに、すりすりと撫で回す手を止めてくれなかった。
今日着ているのは、白のブラジャー。
花柄とそれを飾るように添えられクラシカルな幾何学模様のレースが入った可愛くも大人っぽいデザインの物。
ボタンを二つ外されてしまうと、サツキ先輩がいつも見せブラをしてるような格好になっていた。
開かれた黒いブラウスの中から、目立った白色のブラが顔を出していた。
白を選んだのも、黒のブラウスから覗かせれば目立って見えるし、先生の気を引けることは分かっていたから、今日の『密着取材』のために選んで着てきた物だった。実際、先生が夢中になって弄ってくれるのは選んだ甲斐あったみたいで嬉しかった。
先生好みの下着ももうちょっと分かってきたら『必見! 異性を夢中にさせる下着選び!』……なんてネタとしても作れるのかな~なんて思ってみたり……異性と言っても、殆どの人は先生のことを意識すると思うけど……自分で色々試してみているけど、地味目なデザインを着てるとこを先生に見られるのはちょっと……う~ん……それ以前に、イブキちゃんの記事とは方向性合ってないし……あ、定期購読者限定に特集を組めば──んぅっ……♡ 先生の手……ブラの中、入ってきた……
ふあぁっ──あ、はいっ……あ、あははっ……すみません、次の記事のことをつい……
流石に焦らされすぎて私の気が逸れ始めたことに気がついたみたいで、先生は少し不安そうに覗き込んできていた。
不安そうにしているけど、その手付きは確実に直接触りたかったんだと分かるようなもので、たぷたぷと胸を揺らすように軽く持ち上げたり、まだ何も出ない突起として付いてる乳首を、指先で弾くように優しく触れてくるのだった。
「はぁっ……ぁ……っ♡ せ、せんせ……ま、まだいじるんですかっ……♡」
「うん……乳首勃ってきてるみたいだけど、気持ちよくない?」
「え……ぁ、は……はいっ……んぅっ♡」
「どっち?」
「あ──気持ち……いいです……」
ずいっと、寄せられる先生の顔。
お互いの唇が触れるか触れないかの距離まで近づけられて、先生の吐息がどちらかの唾液か分からない物で湿った私の唇を擽った。
先生の指先が潜り込んできて、一気に窮屈さを増したブラ。
平坦な小豆状のはずの私の女性的な突起は、先生の厚みのある硬い指の感触が、ブラの上から輪郭をなぞるように触れられている時から、まるで胸の先だけが熱を帯びていくかのように、私の中でソコに期待が集中されているみたいだった。
唇だけが密着したキスだけでは、昂った気持ちは収まらない。
下着の上から胸の輪郭を舐めるように、撫で回されていると、今までいじられた快感を経験した乳首が寂しくなるような心地が高まって、しおらしくなる気持ちを揺さぶられているみたいだった。
先生が私たちよりも先を生きているように、そういった経験もまた私たちより詳しいのかも。
期待に期待が重なったことで、昂っていく気持ちに合わせて体温が上がっている気がした。脱ぎ掛けのブラウスの襟の中や、首筋回りは蒸れてしまうほどすっかり汗ばんでしまっていた。それは異性を誘惑するような匂う汗がむわっと湧き出る錯覚を感じるほどだった。
次の写真も撮りたいから、早く回収しなきゃって頭の片隅でずっと考えているカメラは中々取りに行けないのもあって、まるで待ちぼうけている誰かの視線がジーッと向けられているような、そんな羞恥的な感情さえ焚きつけられているような気がした。
『気持ち……いいです……』そう口にさせられる時だって、執務室で急に抱き寄せられた時と同じように、胸の奥がきゅぅっと締め付けられるように恋しくなる気持ちが刺激されて仕方なかった。
私は痺れを切らして、先生の頬に添えて親指の腹で湿った彼の唇をなぞるように触れると、私からもう一度キスをした。
も、もっとシませんかっ……カメラに残せないような、ふ、深いキスも……
先生もすっかり興奮しているのか、本能のままにぼんやりと突き動かされているのか、据わった目をして私の目を見つめてくれていた。そして、その瞳の奥に、蕩けた目をして上目遣いで見つめる私が映っていることに気づいてしまい、余計に頬に熱を持つような恥ずかしさが込み上げてしまった。
目を半開きにして、舌をべぇっと差し出すと、今度は唇で啄まれるような焦らされるものではなく、先生も差し出してくれた。
お互いの舌先を、まるで点と点が触れ合うように押し付け合うと、そのまま舌が纏った唾液を混ぜ合わせるようにクルクルと小さく円を描くようにうねらせながら回し始めた。
まるでお互いのちぐはぐな意識を縫い合わせていくようなピクニックキス。
私が次に書こうとしている記事の案を考えたり意識が寄り道する余裕も無いほど、先生の瞳を見つめて、そこに薄っすら映って見える自分のだらしない表情が恥ずかしいのに、それを逸らすことができないくらい、舌先からじわじわと脳にほど良い刺激を与えてくれる行為にやみつきにさせられていた。
「ふーっ、ふーっ」とまるで野生動物のような荒々し鼻息が、熱を持った思考では、どちらの物か分からなくなっていた。
私の物じゃないと思いたかったけど、先生と見つめ合いながら、舌先同士で唾液を混ぜ合い、いやらしいボディタッチは今だに続けられていて、先生の指先はすっかり私が着ているブラウスのボタンを外し切ってしまっていた。
私も先生の厚い胸板に触れつつも膝立ちのまま、先生のワイシャツのボタンをプツリ、プツリと外してしまうと、私たちはお互いに衣服の中を弄るように両手を差し込みあった。
襟首を広げるように肩にまで手を伸ばすと、理性の皮を剥ぐように衣服を脱がすと、お互いにベッドの上で上半身裸になっていた。
曝け出した肌がやけに涼しく感じるほど、顔や首筋に熱が灯っているのを感じる。
ぬち、ねちっと微かに粘つきのある水音を立てて絡み合う舌先。
私と先生は、舌先を伸ばしあっているのもあって言葉を交わす訳でもなく、お互いの蕩けた瞳を見つめ合いながら、手探りで相手の身体の輪郭を確かめるように撫で回すように触れていた。
静まり返った休憩室に響く私たちの息遣いと、舌先だけが絡み合う水音が響き合っていた。他にする音と言えば、ベッドの上で膝立ちになっているのもあって、先生の手付きが擽ったく感じて私が身体を捩らせる時のシーツや脱いだ制服の衣擦れくらい。
意識しないと聞き取れないような、空調機から流れ出てくる小さな風音がまるでブラウンノイズみたいだった。
ぁ、んぅ……♡ あ……ん──ふぁっ……♡
そして、先生の厚みのある手が私の腰に添えられて身体が触れ合うように引き寄せられると、私の恥ずかしい声が、意識しないと聞こえない物音の中で目立つように、舌の付け根から漏れ出るように発してしまっていた。
ブラに包まれた胸が、先生の胸板の少し下に押し当てられて、カップの中からまるではみ出そうとするかのように、圧迫されてぐにゅりと楕円形に潰れる心地がした。
私の身体が反発するように胸を押し当てるのと一緒で、お臍の下辺りに、衣服越しに熱を持った硬い骨のような感触が私に押し当てられていた。
ついさっきまで先生が仕事をしている間、私がいじっていた男性的象徴としての膨らみ。
スラックスを固定しているベルトが巻かれているのもあって、膝立ちしている今もオフィスチェアに座っていた時と変わらず今も尚、窮屈なテントを作っているようだった。
だけど、そんなテントを作る支柱の太さから感じるのは、私をこれから襲うという意思表示そのもの。
その妙に感じる温もりとか、時折ドクっと脈動する気味悪さとか、手とか足とか、それこそ今も私と唾液を練り合わせる舌と同じように、先生の身体の部位ではあるはずなのに、まるで女性の中に入り込むためだけの生き物を押し当てられてるみたいだった。
雌のお腹の中に、種を吐くための生き物。
自分から言い出したとはいえ、今日は避妊無しでするということを思い出して、先生の下腹部で時折蠢く奇妙な生き物が私の中で精液を注ぎ込んでくる。そんなことを考えただけで私は口の中で溢れかけてる唾を拙く飲み込んだ。
口を開いて舌を伸ばしてるのもあって、そんな状況のまま飲み込んでしまうと、今まで喉の表面から聞こえていた喉音が、はっきりと私の口の奥から音を立てて『ゴクッ……』と鳴ってた。そんなはしたない私の身体の音を聞いて、私にアピールを続ける男性的な部分が悦んで一度大きく跳ねた。
まるで喉へのお誘いのように立てた喉音に引き寄せられるかのように、先生は私の背中に触れていた手を後頭部の方へと上らせて、私の顔を引き寄せてくるのだった。
触れていた舌の先同士がぬるっと、舌の表面を滑るように触れ合い、今まで休憩室の空気とお互いの吐息を浴び続けていた舌が、お互いの口内の中に捻じ込み合う形で私たちは唇を塞ぎ合うキスをした。
触れ合うまで薄い薄い酸素を少しずつ取り入れていたのに、口内に満たされるのは、先生の舌と吐息。
熱い吐息が流れ込む度に、肺の中が先生の物で染まる心地。
唇でお互いの口を塞ぎ合って、舌先で立てていた唾液を練り合う卑猥な水音が、一気に私の耳や脳に響く形で口の中へと入ってきた。脳内に熱気が込み上げるような錯覚と、目の前が真っ白に染まる心地が同時に私を襲った。
「んぅ……ふ、ぅぁ……ッ♡」
先生の舌先が、私の口の中を探るようにうねうねと動き回ってる。擽ったいその心地が舌の付け根や、舌の裏、たまに歯茎の裏に口蓋を執拗に擦ってきて、その快感を逃がすように私は時折腰を捩らせていた。
私の腰に添えられていた手が、ススッと横腹をなぞるように滑らせてスカートの裾に辿り付くと、脱がそうとファスナーを探しているみたいで、その手付きが少し擽ったい。
私は先生の両肩を握りしめるくらいただでさえ余裕がなくて、今も頭の中がクラクラしているのに……これも大人の余裕ってやつなのかなぁ?
脳内でおぼろげにそう思うのも束の間、胸がブラの中で潰れるほど抱き合っているのもあって、先生の残った衣服も脱がそうと思い、相手の身体におぼつかない意識を巡らせると、先生の胸の起伏も私と同じくらい早くて、まるで鼓動の動き一拍一拍を胸の動きに表しているみたいだった。
私の髪の匂い、遠くからでもこっそり嗅いでるようなむっつりさんだから、私の吐いた息なんて積極的に吸ったりしたら酸欠になるかもしれないのに、先生は触れ合う唇の隙間から漏れ出さないように、必死になって吸っているようにも見えた。
(そんなに吸ったら酸欠になっちゃいますよ~……あははっ、それは私も同じかもしれないけど……)
先生の息が肺に満たされるだけで、先生の男性的な強引さやグイグイくる積極的な一面にときめいて胸が苦しくなる心地と同じ感覚を、何度も味わっているみたい。
先生の精液を喉に流し込む時のあの粘つく種子が絡み付いてくる心地よりも、混ざり合った唾液がトロォ……と、私の喉の中に違和感のある薄い温もりを残していく感覚が、私の心拍数を増やしているみたいで、普段、会話している口と口から得られる快感は、私の脳を蕩けさせてくる危険な薬にも思えるものだった。
今日一日の友達と遊んだ後の高揚感が、身体の中から快感と共に脳から溶けていくような心地がした。まるで知ってはいけない遊びを見つけてしまった気分。
息苦しいのにそれが気持ちよくて、次第に舌が混ざり合う音よりも鼓膜に伝わってくるほど高まった私の鼓動。耳に伝わってくるその感覚が、まるでまだ存在しないはずの胎動を錯覚させられてるみたい。
まだお互いに大事な所が触れ合ってもいないのに、こんな深いキスを続けているだけで妊娠ちゃいそう。
期待なのか不安なのか、そんな曖昧な感情が脳裏に過ったそれはすぐに、快楽の波にさらわれていった。
先生の両肩を握っていた手を、じわじわと下の方へと下げていって、私よりも大きく広い骨格を持った男性の身体を手探りでなぞっていると、本能的な部分を覆って固定しているベルトの革の感触に触れた。
鼓膜の内でいやらしく響くように聞こえてくる舌同士が立てる水音の中に、金属音が混ざっていく。
先生のベルトの金具を解いていく音。
私のスカートのファスナーが広げられていく音。
衣服は留め具を外してしまえば、ストンと私たちの動物的な部分をすぐにでもあらわにするように引っかかる様子も無いまま膝の裏に伸し掛かるように脱げてしまっていた。
私はまだ上も下も下着を纏っていたけど、先生の下腹部を最低限隠すように覆っている下着は、テントを今まで作っていた支柱が主張していたことから分かるように、下着のフロント部分の隙間から飛び出して、その斜め上を向くように張り詰まったキノコのような形状をした生殖器は、私の子宮を外から刺激するように、グイッと、臍の下部分を目掛けて食い込んでくるように押し当ててくるのだった。
休憩室に来るまでの間、ううん、きっと今日に至るまでの間、溜まりに溜まって濃くなった精子を早く雌に注ぎ込みたがっていて、目の前の雌に向かって我慢の限界であることを伝えるように、薄茶色を帯びた飴玉のようにパンパンに張り詰めている亀頭の先っぽは、粘つく湿り気を帯びていた。
そんな男性的な突出した部位を押し付けるように抱きしめられながら、私は先生の手が、ショーツを纏っていても外に露出しているお尻を撫でまわしていた。
『ああ、そろそろ、挿れられるんだ』って、そう思わされるだけで、まるで寒気を感じ取るかのようにぶるぶると背筋から肩にかけて大きく身震いをした。
お互いに唾液を飲み込み合うディープキスをしていても、そんな窮屈な口の状況で全部飲めるわけがなく、私の口端からは、サラサラとした混ざり合った唾が溢れ出していて、顎を伝って時折唾液の雫がポタポタと零れ落ちていて、鎖骨の窪みや胸の谷間には、いつの間にか、汗か唾液か分からない小さな水溜まりができてしまっていた。
先生の舌がじゅるるっと、私の口内から唾液を名残惜しそうに啜り上げながら口を引かれていくと、私は酸欠状態になりかけていた脳に酸素を取り込もうと、はあっと深呼吸すると、休憩室の空気が冷たく感じるほど、肺に流れ込んでくる心地がした。
あれ、私って今まで目を瞑っていたんだっけ。
先生の目を見つめていたのか分からなく感じるほど、視界が霞む錯覚が起きているほど、キスに夢中になってたみたい。
ん──んぇ……ぷはぁーっ……♡ はぁ、はぁっ……そ、そんなに似合ってますか……えへへ……ありがとうございますっ……
先生の目を見つめて、肩で息をしていると先生は私の口端から零れて出来た唾液の跡を指先で拭ってくれた。
(あ、それ……自分の口に入れちゃうんだ……)
ドキドキさせられる強引な一面を見せてくれることに、思わずときめかされている最中でも、こういった所作一つから、やっぱり先生なんだって思わされることに、思わず私はクスっと笑ってしまった。
先生は私の下着姿を、まるで骨董品や芸術品を目にしたかのように息を飲んでから、しばらく眺めるように釘付けになっていた。
その間、私は先生のそんな下心と関心が入り混じった視線を見つめていると、顔を近づけてる訳でもないのに、彼の下半身から牡臭がむわっと鼻にまで伝わってきて、私も思わず息を飲んだ。
どのくらい夢中になってたんだろ。
鼻息だけでその香りを堪能するかのように、私は目を大きく見開いて、そのキノコのような笠を張らせて反り返るほど伸びた肉棒をジッと見つめてしまっていた。
さっきまで私のお腹に、これが押し当てられてたんだ……
あ──写真……写真撮らなきゃ……!
どっちの使命感からそう思ったんだろ?
もうクラクラしちゃうくらい酔ってるように頭が上手く回らない中、逞しい生殖器を目の前にして、私の頭の中でポツりとそう思わせるほど魅了されてるんだと思う。
女の子をよがり狂わせるほどの逞しい生殖器。
その快感の虜になっているから生じた使命感なのか、私はカメラ手元に無いことを思い出した。
はぁ……はぁ……す──すみません……いつもより大きくなってません? 記念に撮っちゃいましょうか……焦らしに焦らされて、生殖本能が高まった先生の男性的な部分の写真をっ!
ではでは……カメラ取ってきますね~……
私は先生に背を向けて、下着姿のまま、カメラを乗せたテーブルの方へと歩いていった。
一歩一歩踏み出す度にペタペタと立てられる足音は、今汗ばんだ私の身体の湿り気と、床を素足で歩く時に伝わってくる冷ややかな感触を表してるみたいだった。
待ちぼうけていたカメラを手に取って、裏返すとついさっき撮った物がすぐに確認できる状態だったから、私は肘をついて画面を眺めていた。
三脚無しで無理に距離を取ってテーブルに乗せて撮ったせいか、私と先生の頭が半分見切れていた。
膝立ちでベッドの上に乗っていても、先生の方が頭一つ分高いことには変わらないと見て取れるように、私は背伸びして先生の唇を求めている写真として撮れていた。
お互いの表情が読み取りづらく切り取られたかのように、丁度目元から上が見切れていた。
やっぱり失敗しちゃったかぁと、半分結果は分かり切っていたのもあって心の中でそう一人ごちてから、ベッドの方へ戻ろうとしたその時だった。
ひゃん──! せ、先生っ……!? こ、ここでするんですかっ?
いつのまにか私の後ろに立っていた先生が、お尻に被さるように伸びた髪を手の甲で優しく腰の外側の方に流すように払うと、そのまま骨盤を掴んでくるのだった。
思わず驚かされた私は素っ頓狂な声を上げた後、慌てて後ろを振り向こうとすると、前にも対面座位の時に撮影で使った姿見がこちらの方を向いて立てかけられているのが視界に入り、どういった状況なのか客観的にも見ることができた。
私がテーブルに肘をつき、お尻を後ろに向かって突き出していたのもあって、まるで発情期を迎えたかのように興奮している牡のような先生が、牝のそんな無防備な姿を目にすれば、することは一つしかなかった。
私の尻たぶにカリ首が乗り上げるくらい反り返った生殖器。
先生はそれを膣口に当てがおうとしているんだろうけど、ペチペチと陰茎で牝の尻を叩くその仕草は、今から私に種付けをするという卑猥な合図にしか見えなかった。
我慢汁で湿り気を帯びた、陰茎の表面がベタ、ベタッと張りついていた。
雄に後ろから襲われる。
お互い下着姿とはいえ、自分よりも体格が大きい男性から覆いかぶさられるように後ろから挿入される光景は、動物の交尾そのもののだった。
先生は私が履いているショーツを脱がそうと、ゴム部分に指を引っかけると、そのままクロッチ部分から粘つく感触を残して大事な所がべったり引っ付いた感触を残したまま引き剥がされていた。
あらわになった膣口からボタボタと愛液が溢れ出して、私の内腿を濡らしてしまっていた。
そんな牝臭漂う入口に、火照った笠を先生はぴったりと押し当てた。
はぁっ……はぁ、はぁ……おちんちん、挿れちゃうんですねっ……こ、このまま……ひぃ、ぁっ……♡
これから注ぎ込む種の味を覚えさせるかのように、中々入ってこない生殖器は、自身の亀頭を濡らしている粘液をベタベタと塗り付けていた。
つ、艶々した感触、分かりますっ……私の大事な所にやらしい音を立てて……キスしてる……せ、先生……まだですか? まだ挿れないんですか……はぁ、はぁっ……♡
興奮している雄だとか、理性を失っているだとか、そんな風に言っているけど、私も同じくらい興奮してた。
先生が膣口に我慢汁を塗りたくって、押し当てた亀頭を引き離す度に、ぬるぅっと明らかに我慢汁のベタつきとは違うぬめり気のある粘液が、膣口から追いかけるように引き伸ばされてた。
これから挿入する膣の感触を味わうような焦らすような愛撫。
湿った柔らかい粘膜が、張りのある粘膜と何度もキスをして、ぬち、ぬちと卑猥な水音は、下半身同士からも立てられていた。
そして、私の骨盤を掴んでた両手が尻たぶの丸い輪郭をなぞるように撫でられたその後、大事な所の縁に親指を添えられて、男性器を入れるための入口がくっきりと見えるくらい左右に伸ばすように広げられていた。
膣内に籠った熱気といまだに分泌が止まらない愛液、ぬちゃっと音を立てて、またボタボタと長い粘液の糸が溢れ出していた。
──にゅるんっ……
ひゃっ──ぁ……ッ♡ はぁ……は、入ってきたぁ……っ♡
今まで焦らすように押し当てられていた、艶々とした亀頭が膣口を押し広げて、滑り込むように潜り込むと、私は上擦った声でただ誰に向けた訳でもない悦びを口にしてた。
雌の大事な所に咥えさせた後、先生は再び私の骨盤を掴むように腰回りを逃がさないという意思が伝わってくるほど指先大きく広げて握ってくると、自身の下腹部を私のお尻に触れるように一歩前に身体を近づけてくるのだった。
混ざり合った生殖器が粘ついた水音を立てながら、先生の長い肉棒が、横から見て私の中に向かってずるるっと一気に根元まで突き立てられ、顔を横に向けて姿見を見ていた私は俯いて身体を強張らせた。
膣奥まで届く亀頭。
先生の形に慣れているとはいえ、薄い被膜すら付けられてない生殖器が膣を一気に掻き分けて進入してくる快感に、頭の中でカメラのフラッシュが焚かれたかのように視界までが一瞬にして真っ白に染まった。
(こ、これ……奥まで……ぇ……ッ……来てるぅ……♡)
あ、ぁっ……♡ はー、はー……すごっ……ぃ……ぁ゛ッ♡ い゛、今ぁ……動かないでくださ、いっ……中、び……敏感なのでぇっ……はぁ、はぁっ……♡
テーブルに肘をついて身体を支えている私の腕の横で、先生もまた肘をつこうと前かがみになってきたことで、ぐいっと、おちんちんを受け入れたばかりの中が一度揺さぶられた。
それだけで、まるで優しくみぞおちを外から指先で押し込まれるような感覚に襲われて、私は言葉を詰まらせながらも、そう訴えかけた。
いつもゴム越しでも、挿れられてすぐはおちんちんのゴツゴツと強張った感触に慣れるまでの間、少しでも動かれると、意識せずとも身体が反射的に捩らせてしまうほどの快感が全身に駆け巡るというのに、生の感触はそれ以上だった。
零れ落ちる愛液とは別に、俯いてそう訴えかける私の口がだらしなく緩んでいるのもあって、まだ口の中に残っている混ざり合った唾液がゆっくりと糸を引きながら滴った。
記事にも書いた通り、先生のカリが高くて大きい亀頭が、子宮口を逃さないように膣奥に引っかかるよう膨らんでいて、押し広げられた感触的にもお腹辺りが窮屈に感じるほど圧迫されているのが伝わってくるほどだった。
そして、先生が緩く下半身を前に動かすだけで──
うぁ゛──ッ♡ ぁ、はぁ……は、恥ずかしい声……出ちゃ──ぅ゛ぅ……ッ♡ せ、せんせぇ……ダメだって……言ってるじゃないですかぁ……
おちんちんが膣の中に収まるどころか、沢山種を残せるように膣奥を引き伸ばすように押し込まれてた。
少しでも前に腰を動かれるだけでも、お腹の中に残った空気を押し出されるような恥ずかしい声が無意識に出ちゃうから、そう訴えかけてたのにぃ……
それに、喋るために吸った息は当然お腹の中にも入るから、言葉を一つ、一つ発する度に微かにお腹が凹むのもあって、先生の形にぴったり密着しつつあった膣襞が、ぐにゅっと歪んでおちんちんを刺激してた。
「あ゛ぁっ……」と後頭部辺りで、先生が私の中の心地よさに深い息を吐いた。
(あははっ、お返しに撮っちゃおうかな~……生徒の身体で気持ちよくなってる先生の姿でも……)
姿見に向かって片手でカメラを構えてシャッターを切ると、手振れの酷い写真が一枚カメラに残った。
もうシてる最中に撮られるのも慣れてしまっているみたいで、先生はそんな行為に構わずそのまま慣れた手付きでパツッと小さく布越しに金属が弾かれるような音を立てて、ブラを外していた。
丸みを帯びるように下から支えてくれていたカップの締め付けが無くなったことで、リンゴや梨の表面のように丸い輪郭を保っていた乳房が、洋ナシ状へと形を変えるように、重力に引かれて微かに伸びてしまっていた。
痴漢プレイのようにブラウスを着ている間、弄るように愛撫され続けて興奮しきっている胸のその先には、小さなサクランボのように膨らんだ乳首は、締め付けが緩んでも多少胸に触れるブラのカップを突き放すかのように突出してしまっていた。
前かがみになってるせいで、その恥ずかしくも感じる突起が視界の隅でチラっと映っていた。
そして、浮いているブラのカップの隙間に両手を差し込んで、先生は私の胸を揉んで、私がおちんちんの生の感触に慣れるまで身体を弄って待ってくれているみたいだった。
伸びかけた胸の表面、その先で一番下にぶら下るように突出した乳首だけを避けるように、胸の付け根から先の方へ、まるで搾乳でもするみたいなやらしい手付きの愛撫が行われた。
先っぽに向かって快感を促すような手付きは、時折、指をぐにぐにと胸の表面を沈み込ませてきていて、その柔らかな感触を堪能してた。
だけど、そんな風にしている間……今も私の中に収まっているおちんちんの硬さを維持し続けるのは、厳しい事ぐらい私も分かってた。
今までシてきたときにも、私が触れるまでの間、硬さを保つためかのようにカリ首や、青筋が浮きでる表面を摩って快感を促してることがあったぐらいだから、膣襞が微かに蠢く程度の快感で、維持し続けられないんだと思う。
先生はさりげなく、それでも結合部からはぬぷぬぷと粘つく音を立てて下半身を緩く揺さぶって、締め付ける膣襞でカリ首を擦らせて快感を促しているみたいだった。
シルエット程度にしか見えないさくらんぼみたいな乳首。
ついさっき弾く程度に触れられてたとはいっても、今は一番触ってほしい所を触ってもらえなくて、それがもどかしくて、しかも浮いたブラのカップが時々撫でるように擦れるから、私の頭の中はじわじわと快楽の熱が満たされて脳が茹で上がっちゃいそうだった。
言葉を話そうとすれば、おちんちんを圧迫するし、私は苦し紛れに、胸に浅黒い手をブラの中に差し込んでいる胸部の写真を逆光で暗くなっていることにも構わずカメラを回し込んで撮影した。
そ、そろそろって……?
──どちゅ……ッ!
ひゃぅ──っ!
ぐいぐいと誤魔化し程度に腰を揺さぶっていた先生は、次第にゆっくりと膣襞をぐりぐりと削り取るようにカリを引っかけながら腰を引いていた。
そして、そのまま勢いよく再び私の膣奥に叩きつけてきた。
今まで焦らされて、触れてもらえなかった乳首を同時に抓られて、私の目の前は一瞬にして真っ白に染まった。
まるで快楽を駆け巡らせるためのスイッチを捻られたみたいに、ギュッと抓られる度に私は背中を丸めて、その快感に身体を強張らせた。
触診や搾乳でもされるような手付きで溜め込んだ焦れったさから解放される気持ちよさ。
まだ母乳が出ない代わりかのように、抓られる度に私の視界や頭の中が真っ白に何度も染め直す快楽物質が脳内で噴出して止まらなかった。
尻たぶに向かって、容赦なく叩きつけられる先生の下腹部。
反り返るほど大きく長いおちんちんの先っぽが、ぞりぞりとお腹の裏を擦る度に、私は爪先立ちになるように腰を浮かせていき、先生にされるがまま、快楽に溺れるように身動きが取れなくなっていた。
先生も散々焦らされていた我慢の限界なのか、それとも生でシてるせいなのか、いつもシている時に感じる射精寸前の予兆みたいに、おちんちんを小刻みにドクドクと脈動させていた。
えっ……ぁっ♡ はぁ、はぁっ……も、もうですか……? あ、ははっ……はぁっ、ぅ゛……♡ は、早いですね~……生ですると、男の人も──ぉ゛っ……はぁ、はぁ……気持ち、いいんですね……っ……♡
直に触れ合う生殖器。
先生が腰を前後に揺さぶる度に、今も私の内腿にベチベチと打ち付けられる精巣には、日頃、溜まりに溜まって、きっと黄ばんで見えるほど濃く粘ついた生殖本能が詰まってるんだと思う。
そんな行き場を求める精子が、排卵前の卵巣から漂う卵子の匂いを嗅ぎつけたかのように、射精する前から私に向かって泳いで亀頭にまで込み上げているみたい。
仮に事実が違っても、先生がいつもより早く射精に至るまでの感じ方から、なんだかそんな気がした。
今も私の中を出し入れしながらも、精子が薄っすらと泳ぐ我慢汁をどぷどぷと漏らしながら、付け根から濁りきったとびきり粘つきのある種子を上らせているみたいに、おちんちんが今にも出そう、出そうとドクドクと脈動しているようだった。
腰が引かれる度に、結合部からは小さく泡立った粘液がボタッと重く滴って休憩室の床を汚していた。
(うわ……これ、どっちの粘液なんだろ~……私のだったら、先生のおちんちんを欲してるみたいで恥ずかしいけど……だからと言って先生のだったら、本気で私の身体に興奮して、生殖本能剥き出しにしてくれてるんだって、嬉しいし……あ、今抱き締めたらダメ……また、おまんこ……キュンって締まる……ぅ……)
はぁ、はぁっ……んぅぅ──ッ♡
胸を揉んでいた先生の両手が、胸を両腕で潰すように包み込むように抱きしめてきた。
力づくで抵抗すれば私が勝つんだろうけど、厚みのある腕とか指とか、それこそ、肩甲骨に押し当てられる胸板とか、そういった筋肉質な身体に抱きしめられた途端、受け入れるしかないんだって、そう思わされるほど、蕩けきった頭は中に出されるたいことしか考えられなかった。
私の角を避けるように、私の耳元に顔を近づけてくる先生。
下腹部で激しく繰り返される水音が遠くに感じるほど、先生の荒々しい吐息が耳を擽った。
抱きしめてくる先生の身体よりも、私の身体の方が汗ばんでる気がした。
まるで私だけが蒸し風呂の中にでもいたみたいに、玉のような汗をかいていて、身体を揺さぶられる度にはしたない粘液を一緒に、まばらな水玉模様を作るように床に零してた。
先生が呼吸をする合間、どさくさ紛れに私の首筋の匂いを嗅がれて、私はそんな気恥ずかしさからか、余計に匂う汗を出すかのように小さく身震いした。
そして先生にいつもよりも低い声で「出すよ」と、吐息交じりにそう囁かれるだけで、気持ちよくて私は更にゾクゾクッと身体を大きく震わせた。
あ……はいっ……だ、出して……出してくださいぃ……ッ♡
大丈夫です、からぁ……はぁ、はぁっ……出して……あっ……はぁ……ぅぅぅ──ッ!!
──びゅるるッ!! びゅぅッ、びゅぅぅっ……!
先生が私の尻たぶが潰れるくらい腰を突き立てると、ガクガクとまるで急な寒気にでも襲われたのかと思うほど激しく身震いした。
私の中に重みのあるドロッとした粘液を、まるで放尿するかのような勢いで注ぎ込んでいるんだと、そんな素振りや、先生の温かい吐息が耳にかかる心地。
びゅくんッと、深々と突き立てられて中で繰り返し跳ねている様子から、中に出されてるんだと分かった。
──パシャッ……!
はー、はー……っ♡
と……撮りましたよ~……先生が中出ししてる写真……
私は朦朧とする意識の中、姿見に向かってもう一度シャッターを切った。
体格の大きな男性が、女子を後ろから抱きしめて下半身を密着させている写真がちゃんと撮れているのを確認して、私はテーブルに頬を付けながらニマニマと見つめてた。
先生がゆっくりと腰を引き抜いていくと、男性器の太さに広げられた膣が緩く戻ろうとしても、それよりも先に先生のがズルンッと零れ落ちるように抜けてしまった。
膣が広がったままになる心地は、まるでお腹に空洞が出来たようで、それはまるで腰骨が急に無くなってしまったような感覚みたいだった。
急な脱力感が私に襲いかかった。
次の瞬間、まるで脚に力が入らなくなって、ストンと膝から崩れ落ちるように床にペタンと座り込んでしまった。
雄からの種を大量に注ぎ込まれて腰を抜かした交尾の後の動物みたい。
ただ、そんな脱力感は先生にも襲い掛かってたみたいで、私がついさっきまで腕を乗せていたテーブルに今度は先生が両肘をついて肩で息をしてた。
そんな私の目の前に差し出されてたのは、先生と私を疲れさせた生殖器。それは反り返るほどの元気を無くしてぐったりとしているけど、勃起した時の太さはまだ保ったままで、痙攣しているかのように時折ビクッと脈動していた。
私の中で愛液をたっぷり染みつかせたかのように、その管の見た目は私の愛液で湿り気を帯びて先生の肌の色よりも色濃く染まって見えた。それに射精した直後なのもあって、亀頭が管の浅黒さと相まってより真っ赤に腫れて見えるほど充血していた。
後ろから犯されていた時と違って今は両手が使えるから、私はそんな草臥れた生殖器にカメラを向けて一枚シャッターを切った。
交尾の一仕事を終えたおちんちん、とらえました~!
私の中に杭を打ち込むように硬かったのに、こんなにふにゃふにゃになるなんて……
私はカメラから手を離すと、人差し指で亀頭の表面をツンと突いてみると、ツゥーっと鈴口から白濁とした練乳のように濃厚な精液の糸が一滴溢れ出して、そのまま亀頭から離れずブラブラと垂れ下ってた。
すんすんっ──うわッ、相変わらずすごいニオイ……
あはは、今の気持ちよかったですか?
私が匂いを嗅ぐように顔を近づけた鼻息が擽ったかったみたいで、先生はついさっきまでの威勢や強引さが嘘のように情けない声で「うぅ……」と呻き声を上げて背中を丸めて腰を引いていた。
先生は、私がもう何をシようとしてるのか察したみたい。
言葉を交わさずにお互い何をしたいか察する。
なんだか熟年夫婦のような意思疎通……と言っても、やってることはセフレのような気もするけど……
私の方に向けて片腕を伸ばしてきたから、先生にカメラを手渡して、私は先生の草臥れた生殖器のカリ首を人差し指と親指で輪っかを作るように丸めてギュッと掴んだ。
チュッと、鈴口に向けてキスをすると、悪意が無くても思わず顔をしかめてしまうような独特な苦み私の唇に塗り込まれるように広がった。
一回、二回と繰り返しキスをする度に、先生はその様子を撮ってくれているみたいで、シャッターとフラッシュが、先生に覆われて影の中にいる私を照らしていた。
べぇっと舌を出して、先生が向けてくれるカメラに目線を向けながら伝えた。
では! 遠慮なく咥えちゃいますね~……
先生がシャッターを切ってくれるそのタイミング。
卑猥なイチゴのように真っ赤に染まった先端を唇でパクっと咥え込むと、絶対に手振れを起こしそうなくらいビクンッと腰を跳ねさせていた。
萎れ始めているかのように皺が刻まれ始めていた亀頭。
私の唇の温もりに触れた途端、理性も、世間体もそんなことを気にしない本能的な部分は、次の繁殖行為の機会が訪れたのだと勘違いしているかのようにドクドクと鼓動するように脈を打ち、次第にその表面の張りや艶が戻ってきていた。
私はそのままチューペットの中身を吸い上げるように、じゅるるっと音を立てて頬を窄ませると、さっき私の目の前でブラブラと垂れ下っていた白濁とした糸が液状の物として口内に流れ込んできたと分かるくらい、その独特な粘つきは口の中を一気に満たしてしまった。
舌や歯、頬の裏にまでつい鼻をつまんでしまいたくなるほどの牡臭い異臭を纏って、べったりと満たされた口内。
ぐじゅっと、唾液を溜め込んでゆっくり薄めながら繰り返し、時折舌先を立てて鈴口をほじくるようにイタズラしてみると、私を孕ませたくて仕方なさそうな動物的な管は、先生の意思とは関係なく私の口から逃れるかのようにググっと頭を起こし始めていた。
私はお尻を付けるように座り込んでいたのもあって、背伸びして追いかけたけど、そんな唇の柔らかな摩擦や、口に含まれている温もりに堪えられなくなったのか『くぽっ』と栓を抜くような音を立てて私の唇から離れてしまった。
勢いよく、私の目の前でぶるんと大きく一振りしてから、急カーブを描くかのように反り返った生殖器。
ふぁ……
その気になってくれたみたいだから、口でのお掃除を切り上げて、私は唾液で薄めて舌の窪みに集めた精液を先生の方へ舌を差し出しながら向けると、先生は唾を大きく飲み込んでから、シャッターを切っていた。
罪悪感からなのか、その腕はプルプルとまるで恐怖による身震いにも見えた。
私はそんな後ろめたさに肝を冷やしている先生に、さらなる興奮材料として反らした喉を見せつけた。
「ぅ゛……ん゛ぐ……っ……」
──ゴキュッ……ゴクッ……
「ん゛っ──んく……ぷはぁ……べえ~、見えますか? 今日も飲んじゃいましたっ……あ、おちんちんまたビクッて跳ねた~っ……もう一回シちゃいませんか……?」
──腰を抜かして座り込んでいたのもあって、先生に一度手を引っ張って立たせてもらった後、ベッドに腰を下ろした先生の下腹部に正面から跨る形で私は腰を下ろした。
さっきベッドでキスをしてた時と同じように、やる気になった生殖器がグイッと私の子宮辺りを突いてアピールしてきてた。
もう既に一度種を注ぎこまれているというのに、足りてないはずとでも決めつけているかのようにグイグイと押し当てられる先っぽ。
私は先生の首の後ろに両手を、腰の後ろに両足を回して、身体の自由を先生に委ねてしまっていた。
あっ──あははっ……はいっ、先生がお尻を持っていただければ……好きなだけ犯せますよっ……♡
また痴漢プレイをするかのようにお尻に手形が残りそうなくらい指が食い込むほど握られると、先生に抱き着いていた私の下半身が慎重に慎重に、まるで割れ物を壊さないようにするみたいな慎重さで腕をプルプルと震わせながら私を持ち上げていた。
そして、今まで私のお腹に押し付けられていた男性器の先っぽが、私の大事な所にトンと触れた。
串刺しにでもされる瞬間みたいだった。
本当は海綿体なのに、今は骨が入ってるかのように反り返って硬くなっているキノコのような男性器が、ぬちゅ、くちゅっと粘液で湿った粘膜同士が表面を滑らせながらキスを繰り返していた。
先生が少し息を切らしながら「挿れるよ」と低い声で呟くと、私も、下から生殖器に貫かれて頭の中が真っ白にさせられることを期待して頷いた。
──ずぷぷっ……!
あ゛っ……ぁ゛……ふぅ、うぐぅっ……あぁ~~、ぁ゛っ……♡
は、はいってきたぁ……♡
一度中に出されてるのもあって、突き立てられる水音はいつにも増して卑猥な物だった。
私の膣の温もりで溶けかかった精液が、もう一度挿し込まれたおちんちんに掻き混ぜられて、愛液以外の粘つきに緩んだ膣に含まれた空気を押し出して、ぐじゅっ、ぐぶぷっと人には聞かせられないような、それも先生にも聞かれるには恥ずかしいようなはしたない音だった。
あ、あぁ……あははっ……聞こえちゃいました……?
んぁ……はぁ、はいっ……おまんこの中、精液が掻き混ぜられて……じゅぶぷって……はぁ、ぁ……♡ ん──ふぁ……っ♡ えっちな音、出ちゃってますね……ぇ……
先生はそんな私の恥じらう素振りとか、セックス以外でも普段まともに接してる女の子から卑猥な音がするギャップに興奮してるみたいだった。
胸板で乳房を潰すくらい私の身体をお尻から掴んで抱き寄せながら、身体を上下に揺さぶり始めていた。
首の後ろに腕を回してるのもあって、私が身体を身を縮めるように強張らせれば、それだけお互いの身体は密着して、汗ばんだ肌と肌が、咥えられるくらい突出した女性的な乳首と、男性の平坦な乳首がクリッと擦れ合って、それだけでも互いの興奮を高め合っていた。
あっ、はぁはぁっ……♡ ふぁっ、ぁ……ま、また中に出しちゃいますか~……? あはは……だいじょうぶですよ……今日、そういう日じゃないんで……
女の子一人持ち上げるのが精いっぱいな先生が、私のお尻を鷲掴みにして必死に持ち上げてる行為がなんだか愛しい。
でもそんな柔らかい感情が胸の中でふわりと煙が舞うように満たし始めていても、そんな気持ちすら快楽の波に呑まれるかのように、身体が落とされる度に頭が揺さぶられるかのような心地に襲われて、霧散してしまっていた。
「あ゛っ、ぁぅっ……♡」って、普通に挿れてくれているだけでもお腹の中の圧迫感で汚い声まで出ちゃうのに、下から突き立てられるという抵抗しようのない衝撃に、私は腑抜けたように意識をグラグラと揺らしながら先生に抱き着いていた。
また精巣から種子が込み上げているのか、空気が張り詰めて爆発寸前みたいにおちんちんが何度もドクドクと小刻みに脈動してた。
先生は、そんな果てる寸前の快感に身体を力ませながら、私の首筋と髪の中へと向けて顔を埋めてきてた。
私の汗ばんだ匂いと、髪の匂い、両方堪能するかのように深呼吸すると、乳房を潰すように圧迫してきていた胸板が大きく膨らみ、より弾力感を増して先生の身体を押し返そうとしてた。
恥ずかしいけど、脳を揺さぶるような快感にそんなことも考えてる余裕なんて無かった。
先生の情けない声とか、色々言ってきたけど……
ひゃ──んぅぅ……♡
ふいに首筋に軽くキスをされて、今日一番情けない声を漏らしたのは私だった。
先生が耳元で囁いてそのことをからかってくるけど、時々見せるそんな少年みたいな意地悪いところも、耳元で囁いてくる言葉も本来はくすぐったい程度の吐息も、脳に近い場所から入ってくる情報全部がえっちを気持ちよく感じる程度のスパイスにしか感じられなかった。
あぁ、ぁっ……♡ は、はい……出しやすいように、おまんこ、しめますからぁっ……ひぅ゛──先っぽ、ぷっくりふくらんでるっ……出してくださいっ……出してっ……な、中にぃ……んぅぅっ~~──ッ!!
──どびゅるるっ!! びゅるるっ……びゅぅっ……!!
先生が私のお尻を自分の下腹部に、深々と押し付けるように抱き寄せた後、彼はベッドの上で二、三回ほど下半身をビクッと震わせて、私の中に水分も少なそうな、粘っこい精液をびゅるびゅると注ぎ込んでいた。
気持ちよさそうに肺から深く吐き出させる息が、耳を擽った。
おちんちんが栓をしてくれてるのもあるかもしれないけど、結合部からは精液が零れ落ちてくることはなかった。
私の排卵日までお腹に居座っちゃいそうなくらい、べったりとした濃い精液が中に出されてるんだって、取材が終わった後の帰宅途中にも出てこない様子から、私はそれを思い出してドキドキさせられた。
──お互いに快楽の波が引くまでしばらく抱き合った後、先生はふと気になったのか、思い出したように訊いてきた。
「あ……私がイッてるところよく撮ってるけど……えっと、使ってる写真はいつも首から下だけだよね……?」
(イッてるとこ……? あ、カメラっ……!)
多分、枕元に置いたままだったカメラが視界に入って、先生は気になってたことを思い出したんだと思う。
することに夢中になりすぎて撮る余裕もなかった私は、撮れなかった分をどう埋め合わせようか考えを巡らせながら先生の質問に答えた。
だって、まだ下から私に突き刺さってる男性的部分は、あれだけ出してもまだシ足りなさそうだし……
「あ~……やっぱり気になります?」
「うん」
すみません、傷つけるつもりはないんですけど~……先生、私の中で気持ちよくなってる時のお顔とってもだらしないんですよ? 私が『週刊万魔殿』を書いて楽しいように、読者の先生が楽しめない内容を載せる訳にはいきません! 先生のイメージダウンに直接繋がるような物は残したくないので、首から上は切り取っているんです!
え──? あははっ、大丈夫ですよ! 特別号の読者は先生だけなんですから。本当ですって!
それでも折角撮ったんだから見たいんですか?
んー……あっ! では、こうしましょうっ……えいっ──♡
私は先生の腕を掴むと、私から先にベッドに仰向けで倒れ込み、後から腕を引かれた先生が私に覆いかぶさる形でベッドに倒れ込んできた。
先生は驚いた様子だったけど、それでも私に不用意に体重はかけないように咄嗟に私の顔の横に手をついていた。
私の中からずるんっと、べたつく粘液を纏った男性器は、バックでした時と違って、今もまだ硬さを保ったままだった。
本来は生徒想いで優しいはずの先生を見上げた後、私は視線を下の方に向けると、さっき私の中であれほど射精したはずの男性的な部分は反り返って、亀頭が私を見上げるように向けられていた。
そんな
だけど、そんな刺激に悦ぶように、私の太ももにドロッとした粘液がマーキングするように零されていた。
射精した後のおちんちんの中に残った精液が、我慢汁で希釈されておもらししているみたい。
精液特有の牡臭いニオイがここまで伝わってきた。
うわぁ……まだ大きい……
この様子でしたら、まだまだ
そのお礼として気持ちよくなってる写真をお見せしましょう! ……いかがですかっ?
それに私も……もっとこのえっちな感触を、知っておきたいので……ほら、こうして……スリ、スリっと……誘惑だってシちゃいますから……♡
膝でゆっくりとシゴかれているおちんちんを一枚撮った後、先生が身体を入れやすいようにはしたなく開脚して、先生の下半身を再び両足で抱きしめるように掴まえると、湿った大事な所が反り返った裏筋に押し当てるように下半身を引き寄せた。
緩く腰を上下に揺さぶると、温かくて柔らかい粘膜の感触に先生は一度クシャっと堪えるように目を瞑った後、次に目を開いた時にはまた生殖本能が刺激されたかのようにギラギラとした眼差しを私に向けていた。
あ──あはは、いいですねっ……そのお顔~……!
──パシャッ……!
すっご~く、ゾクゾクしちゃいます……っ♡
イメージダウンとは違う意味で、他の人には見せたくないかも……
その瞳の奥で、被写体として映り込む私。
カメラで目元を隠そうとしながら、頬を赤らめながら舌舐めずりをしているその表情。
カメラの上から覗かせた蕩けた瞳と熱い視線。
雄をその気にさせちゃう雌の顔。
私もまた、他人には見せられない淫らな顔を先生にだけ見せていた。