【ポケモン金銀】ジムリーダーミカン、日本で頑張る 〜鋼鉄女子の短編集〜 作:北村 貴之
ある日の事であった。
塚本アキラはこの日自宅でテレワークを行っていた。
アキラの経営する会社だが、コロナ禍に入りそれまで数える程度しか全体でしてこなかったテレワークを増やすことにした。
アキラ自身、ミカンを家に入れてからはテレワークをする日が増えていった。
ミカンに出会うまではオフィスで仕事をするのが当たり前だったアキラ。
しかし今では家でミカンと過ごす時間が至福のひとときとなっていたのか、自宅で仕事をする日が日に日に増していた。
社員たちと近い距離で仕事をするのが日課だったアキラ。
そんなだが、魅力的な存在たる彼女と過ごす時間を少しでも増やそうと、家にいる時間を増やすことにした。
ミカンはアキラと同じく人間だが、あくまでも異世界の住人。
知らないことも多い。
そんなミカンだが、この令和の現代日本にきて色々とカルチャーショックを受けていた。
高度な日本の技術、日本各地で起きている野生動物による騒ぎ、他国の情勢など、知らないことが多すぎて頭がパンクしそうに感じていた。
だからこそ、そんな彼女をアキラは支えていた。
慣れないことは、彼が率先して徹底的にサポートしていた。
若干過保護気味ではあるが、こんなおっとりとした清楚な女の子を放っておくわけにはいかない。
時間こそかかるが、アキラは少しずつ、ミカンを日本に慣らしていた。
パソコンでの作業を終えたアキラ。そんなアキラは、ミカンのいる台所へと向かった。
ミカンは今、料理をしている。
アキラがミカンに料理の技術を教えた。
なんでも彼女はひとりで卵料理をするのだそうだ。
ミカンが台所で料理を開始して数十分経っていた。
ミカンはどうしているだろうか。
気になったのアキラは、彼女の様子を見にミカンのもとへと向かった。
台所に行くとミカンがいた。
近くのテーブルには、焼きたてのオムレツが白い丸い皿に乗せられている。
ミカンの分とアキラの分、2つずつだ。
「あっ、アキラさん」
アキラの存在に気づいたミカンが晴れやかな顔をする。
「ミカン…。やれたのか」
「はい、アキラさんが手取り足取り教えてくれたおかげで上手くできました」
ミカンの輝かしい笑みは、アキラのハートを鷲掴みにする。
本当にどうなっているんだと、心の中で自分の理性を疑ってしまう。
「ふふふっ、物覚えの良いいい子だ」
アキラはミカンのおでこを撫でた。
ミカンが嬉しそうな表情になる。
ミカンは料理をしているので、当然エプロンを着用していた。
白のワンピースの上に、薄い青色のエプロンを着用していた。
「アキラさん、お仕事は終わりですか?」
「ああ。たった今な。早速食うかぁ」
アキラがそう言うとミカンはエプロンを脱ぎ、いつものワンピースだけの姿となった。
胸は平均よりも小さく感じるが、それでも立派なものなことには変わりない。
アキラはミカンの胸元を彼女に気づかれぬようじっと見る。
(まっ、かわいいし問題はないな…)
胸は少し残念だが顔は良いのでよしとしたアキラ。
あまり見るとミカンに怪しまれるので、彼は早速ミカンが作ってくれたオムレツを食べることにした。
食事を終えて二人はアキラが淹れたお茶を飲んでいた。
食後のお茶を堪能したところで、アキラがこんなことを言い出す。
「あっ、ミカン」
「どうしました?アキラさん」
ミカンがきょとんとした顔でアキラを見る。
ここでアキラが一言。
「パンツを見せてくれないか」
「ぱ…。パンツ…、ですか?」
ミカンが戸惑った顔をする。
無理もない。
食事を終えていきなり目の前の男にこんなことを言われると、さすがのミカンも動揺してしまう。
「あっ…。ああ、嫌なら別に…」
「いえ…。い、嫌というわけではありませんが…」
そう言ってミカンが今座っている椅子から立ち上がる。
そして近くの壁に寄りかかり、ワンピースの裾を持ってたくし上げた。
バサッ、という音を立てて、ミカンがワンピースの中を披露する。
アキラの目の前には、純白のショーツが露呈された。
彼の目に映ったのは、白で統一された清楚感漂う下着であった。
ミカンの純白のショーツは、まるで朝霧に濡れた新雪のように柔らかく光を纏っていた。
無地かつシンプルでありながら、シンプルさの中に可憐さを秘めている。
透けるような薄い生地が彼女の肌の温もりをわずかに映し出し、それは純粋さと脆さを同時に感じさせる。裾の部分はふわりと広がり、彼女の脚のラインを優しく包み込む。
真ん中には彼女がつけているオレンジ色の髪飾りと同じ色の小さなリボンがワンポイントとなり真っ白なパンツの中で存在感を示していた。
パンツの白さはアキラの目には眩しいほど清潔で、まさに彼女の性格そのまま——穢れを知らぬ乙女の象徴だった。
下着を披露した彼女の姿勢は初々しく、ショーツの中央部は僅かに寄せられ、深い陰影を作り出している。その繊細な皺さえも、計算された芸術作品のようだった。
「あ…、あの、あまり…、見ないでください…」
恥じらいに頬を染めるミカンの声が震え、彼女はさらに身を縮めた。
その仕草が逆に純白の布地とのコントラストを際立たせる。
夕暮れの光が窓から差し込み、ショーツの表面に微細な光沢を与え、まるで水面に浮かぶ真珠のように神秘的だった。
アキラは息を詰める。
ただ見ているだけで胸の高まりを感じる。
目に映るは清楚で大人しい女の子のパンツだ。
派手さこそないが、このようなシンプルなショーツにもまた別の美しさがある。
特にミカンのような大人しくて清楚な女の子にはぴったりのパンツである。
白のワンピースから覗かせる白のパンツ。
純度の高いミカンらしいファッションであった。
「いやぁ~。やっぱりミカンは白が似合うなぁ」
アキラはそんな彼女のパンツに釘付けになっていた。
普段であれば冷静にビジネスの成功を語るその口元も、今は弛緩している。
視線を下げれば、白磁のような肌と純白のショーツの狭間に宿る、生々しい官能美。
無防備さと慎ましさが交錯し、そこには、確かに女性としての魅力があった。
目の前の景色が現実なのか夢幻なのか、アキラは理解に苦しむ。
現実ならばなんて素晴らしい光景なのだろう。
これは夢なのか。だとしたら早く覚めてほしい。この素晴らしい瞬間を永遠にしたい。
(すげぇ…。ほんとにすごい…)
アキラは胸の中で歓喜と興奮が渦巻いていた。
同時にミカンの白のショーツに釘付けになっていた。
「もう…。恥ずかしいです…。これ以上は、恥ずかしくて…」
ミカンは頬を紅潮させながら弱々しく言う。
ワンピースの裾を持ちながらたくし上げていたミカン。
あまりの恥ずかしさからか、ミカンがたくし上げることをやめた。
同時にワンピースの裾で露呈していた純白のショーツを覆い隠す。
(あらまっ…。ま、仕方ないか…)
アキラは名残惜しそうにミカンがたくし上げるのをやめたワンピースの裾を見ていた。
もっと見たかったのに、そんな感情がアキラの胸の中でぐるぐると回る。
一方のミカンは相変わらず恥ずかしそうにしており、どこかうつむき気味だ。
そんな彼女のもとに、アキラがやって来る。
そして、
「いいパンツだったよ」
と告げ、ミカンのつるつるのおでこを優しく撫でた。
イケメンのアキラに撫でられ、そしてパンツを褒められたミカンは思わず頬を赤く染めた。
あちらの世界にいた時はパンツを褒めてもらったことは一度もなかった。
だが、こちらに飛ばされて来てしまったこの世界で、目の前にいる魅力的な男はこうして恥ずかしさに耐えて頑張ってたくし上げたパンツを褒めてくれた。
それがミカンにとって嬉しいことであった。
「もう…、アキラさんったら…」
恥ずかしながらも嬉しそうにするミカン。
その表情はまさに嬉しさ全開そのもの。
アキラはそんなミカンをしばらく見ていた。
彼女の反応が何より可愛く思えたからだ。
「アキラさん、どうしたんですか」
「ん? なんでもないよ」
アキラは微笑しながら答えた。
その表情には、心からの満足感が漂っていた。
ミカンは
「そうですか」
と頷きつつ、再びキッチンの方へ歩いて行った。
アキラは彼女の背中を見送りながら、密かに心の中で決意した。
この穏やかで幸せなひとときを守るためにも、これからも彼女の側にいることを。