TS剛膣娘と硬い盾役 作:笑石
心臓の鼓動が激しい。
余裕そうな笑みを浮かべているつもりだが、自分でも思っていたよりウブだったらしい。心臓が破裂するんじゃないかってくらい脈動している。
緊張。それだけではない……期待だ。もちろん、未知の快楽への。
ぐぬっ……。
エリックは抵抗しなかった。オレに押し倒されるがまま、しかししっかりと肉棒をビンビンに己の腹に押し付けている。
オレはそれを掴み、天に向けた。上に跨って先端を自身の入り口に添える。
オレとエリックの、二人の荒い吐息が重なる。まるで時が止まったような、長い時間。実際にはそれほど経っていないのだが、その時はそう感じた。
エリックは準備万端、オレも……準備万端だ。今もエリックの肉棒に涎を垂らしているくらい、興奮して濡れそぼっている。
グッと。
もう一度、グッと。
「んんっ?」
少し気合いを入れたが、つるんっと先端がズレて、オレはうっかりチンコを離してしまいエリックのヘソに叩きつけられたその上に跨ってしまった。
グリッと、その時にクリトリスが刺激され「ひぅっ♡」と嬌声を上げてしまう。それが心地よく、素股状態のまま、グニグニと腰を動かしてしまう。
「んっ♡んっ♡」
「はっ! ふっ……!」
クリトリスへの刺激は、普段からよくやっている。しかし股間を晒した男の上に乗って、男の象徴を下敷きにそうしたことはない。それゆえか、オレは凄まじく興奮し、かつ凄まじく……感じていた。
ガッ! と、腰を掴まれた。「うひゃぁっ!」デカい手だ。両手で掴まれれば、細いオレの腰ならば指先同士が触れ合いそうなくらい。
「み、ミスカさん……っ! い、いれたい……ッ! いれたいです……っ!」
ギュンッ。胸が締め付けられるような感覚があった。「ほ、ほぉっ……」となんだかよくわからない返しをしてしまう。
「……し、仕方ないやつだな。てかお前のが硬すぎる、自分で持ってろ」
オレの返事はこれだった。エリックがいそいそと自分のチンコを掴み、天に立てる。オレはごくりと唾を飲み込み、もう一度跨った。
そして、ぐちゅりと先端を入り口に当てる。先程よりも、べちょべちょに濡れている。
「こ、ここか……?」
少し当てる場所を変えながら探る。デカすぎるせいなのか、なんだかうまく挿れることができない。グニグニと、エリックの先端をオレの柔らかい肉壺の入り口で刺激するたび「うっ」だの「おおっ」だの声を出すのはやめてほしい。気が散る。
まぁオレも「はぅっ♡」とか「んんっ!」とか漏れてるけど。エリックの顔を見ると、とてつもなくギンギンの瞳をしていた。目は血走り、オレと自分が触れ合っている場所を凝視している。
それを見て、コイツほんとに童貞だったんだな……。と改めて思った。その時、少し体の力が抜けた気がした。
その瞬間
グニュんっ。突然、エリックの先端が沈んだ。ほんの少しだが、ようやく彼のモノがオレの中に入ったのだ、まだ先端だけなのだけど。
「はっ、はっ、はっ」
「ふっ、ふっ、ふっ」
ここで、二人ともまた動きを止める。オレは、行くぞ行くぞと、心の中で勢いをつけていた。よし、1.2.3で───ガシッと、腰を掴まれた。一瞬の浮遊感。続けて───腹の奥に『衝撃』。
ズチュンッ!!
「おごぁっ!」
もはや悲鳴だ。殴りつけられたと思ったくらいの衝撃だった。オレの腰を掴み、勢いよく……まるでオナホのようにオレの身体を落としてきた。しかも同時に、突き上げてきたのだ。オレの処女は一瞬で無くなった。そして、腹の底から頭のてっぺんまで全身に痺れるように……。
「オッオッ♡おぁあっ♡ァァァアア♡」
凄まじい快感だった。
なんやかんやで毎回壊してはいたけど、ディルドで開発していた影響だろうか。今までで一番大きいモノが穴に突っ込まれたのに、オレは、あっさりと絶頂した。
ちなみに、オレは絶頂時に膣のコントロールを失う……。
ギュッ♡ギュゥゥゥウゥ♡
「えっ、あっ、う、うあああっ!?」
ミシミシミシ! オレの体の中で、エリックのチンコが軋む感触がある。しかしごめん。もう止められない……し、それにっ!
ギュッ! と、オレはエリックの乳首を捻り上げた。
「うぎっ!?」
「てめっ! 何ひよってる……っ! もっと硬く、しろッ!」
ビキビキビキィ! オレの膣の収縮に負けないくらい、エリックのチンコが強く高まった。
押し返される圧力に「ひぐっ♡はぁぁぁっ♡」と思わず吐息が漏れる。
「まだだぞ、まだ、満足してな───ッい!」
ぐんっと、オレは腰を持ち上げた。ズルズルズルッとエリックの凶悪に膨らんだカリ首がオレの穴の壁をゾリゾリと削り上げていく。
「ひぁぁぁぁ♡」と情けない声をオレは出しながら、もう一度腰を叩きつける。
パァンッ! と破裂音が響き、再び腹の奥に強い衝撃を感じて「おぐっ♡!?」と豚の鳴き声みたいな音を漏らしてしまう。
ばちゅばちゅばちゅばちゅ!!
「ひっ♡ひっ♡あっ♡アグっ♡あァァァァァああ♡!!」
「オッ、オッオッぉがっ、ちょ、まっ!」
気持ち良すぎる。
オレは一心不乱に腰を上下させた。すればするほど、エリックのチンコは硬く膨れ上がっていき、どんどん削られるオレの肉壁は凄まじい快感をオレにもたらす。
エリックも、同様に感じてくれているのか涎を垂らしていることにも気づかず顔を快楽に歪めている。
ぞくりと、オレの知らない感情が胸から湧いてきた。
オレは両手で、エリックの両乳首をギュッと握る。
「アァっ! な」
バチュ♡バチュ♡バチュ♡
ちゅぱっ♡
「ハァァっ!」
腰の動きはそのまま、オレはエリックの乳首を口に含んだ。その瞬間、エリックのチンコは一際大きく膨らみ……。
ビュルルルルっ♡♡♡
「オ”ッ……はぅぅ」
「あ、あああ、あぁぁ」
エリックの情けない声と同時に、オレの中に凄まじい勢いで何かが叩きつけられる。その感覚に、オレはジワリと体の奥底から昇ってくるものがあった。
このまま、これに身を任せてじっくりと味わうのもいいだろう───だが、性に目覚めて約三年。オレの溜まり切った性欲はこの程度の発散では許さない。
ヂュゥゥゥ!!
「ほぁっ♡な、ちょっとまっ!」
オレはエリックの乳首を更に強く吸った。そして、少し縮んだがまだ大きい、オレの穴に入ったままのチンコを……今度は膣でねぶるようにゆっくりと感触を確かめながら擦り上げる。
「ほらっ♡まだだぞっ♡」
「で、出たばっ───っ!」
「知るかっ! 早くもっと大きくしろっ!」
グイッと、勢いのままオレはエリックの頭を掴み強引にこちらへ引っ張り込んで唇を奪った。興奮のまま、口内を舌で蹂躙する。ちなみに初キスである。でももう、興奮のあまりそんなこと気にもしていない。
「むぐっ!? むぐぅ!」
舌を絡めるほど、身体の中のエリックが大きく硬くなっていくのを感じる。それがたまらなく嬉しくて、オレは口角を上げた。
むちゅぅぅ♡
ばちゅっ♡ばちゅっ♡ばちゅっ♡
エリックの口内を堪能しながら、腰はしっかり動かす。昇ってきた。尻から背骨を電撃が走り抜け、脳のてっぺんで弾けて全身に走り抜ける───!
ぎゅぅぅぅうぅ♡
オレの絶頂と同時に、膣内の収縮は最高値を記録した。それはもう、二回り以上はでかいエリックの身体を、チンコごと持ち上げてしまうくらいといえばその凄まじさは分かるだろうか。
まぁその状態には流石にオレもエリックも衝撃の方が大きく、せっかく気持ちよく至っているところに水を差されたような気になって、彼の肩を掴み押さえつけるように力を入れたのだが、その時肩とか鎖骨辺りがめきりと嫌な音を立て───ゆっくりと頂から下界に降りてきたオレは一度瞠目して、唖然とした表情で痛みに悶えるエリックに対し、心と身体を落ち着けるために一呼吸置いてから頭を下げた。
「も、盛り上がりすぎちゃった……ご、ごめんね……?」
びくん、と。オレの中でまた彼のモノが脈動した。