『秘密の扉を暴く手』:〜姉と従姉妹と僕の、深すぎる探求の記録〜 作:THERMOS
翌日、風呂場には湯気と共に、いつものようにシャワーの音と軽やかな笑い声が響いていた。見慣れた日常の風景。だけど、俺の胸の中だけは、昨日のアヤ姉との一件以来、まるで別の世界に迷い込んだような熱を帯びていた。
「ねえ、サキ姉」
湯船に浸かり、上気した顔で俺は切り出した。
「……友達から聞いたんだけどさ」
「どうしたの?」
サキ姉はシャンプーを泡立てながら、不思議そうにこちらを振り返った。
「男の子と女の子って……もっと深くつながる方法があるんだって」
サキ姉は少し考え込むような表情をした後、首を傾げた。
「それって、いつも私たちがやってるみたいな、擦り合わせるやつ?」
俺は首を横に振った。
「違うんだ。友達が言ってたのは……もっと、その……」
言葉に詰まる俺を見て、サキ姉は何かを察したようだった。「話してみてよ」と優しく促される。
勇気を出して説明しようとしたけれど、語彙が追いつかない。俺はたまらず湯船から這い出し、濡れた身体のままサキ姉の前に跪いた。
「ここの、奥に……」
俺が指を伸ばすと、サキ姉は恥ずかしそうに膝を閉じた。だけど、俺が震える指で優しくそこを開くと、「あっ……」と小さな声を漏らして、抵抗をやめた。
「ここに、俺のを入れて……繋がるのが、本当の意味でのセックスなんだって」
「それって……」
サキ姉の顔が、湯気のせいだけじゃなく真っ赤に染まった。
「でも私、そんなの怖いよ……。中に入れるなんて……」
「大丈夫だよ。きっと、すごく気持ちいいから」
自分だって半信半疑だったけれど、アヤ姉に教わったあの衝撃的な快感を思い出しながら、必死に言葉を重ねた。
「本当に……?」
サキ姉は不安そうな、でもどこか期待を孕んだ潤んだ瞳で俺を見つめてくる。
「試してみる……?」
俺は無言でサキ姉の柔らかな肌に触れ始めた。最初はいつも通りの遊びの延長。だけど、少しずつ、昨日覚えたばかりの動きで指先を深く沈めていく。サキ姉の吐息が、次第に熱を帯びて荒くなり始めた。
「そんなに広げないでよ……恥ずかしい……っ」
口では抵抗しながらも、サキ姉の身体は正直だった。俺が奥の方を指先で探るように動かすと、「あっ!」と鋭い嬌声が漏れた。
「ここ、いつもと何か違うだろ?」
アヤ姉に教わった「入り口」の感触をなぞりながら尋ねると、サキ姉は顔を伏せた。
「そ、そんなところまで……っ。でも、なんか……変な感じ。身体の奥が、熱いよ……」
「サキ姉、こっちにもう少し近づいて」
サキ姉は磁石に吸い寄せられるように、素直に身体を寄せてきた。その瞬間、俺は思い切って指をさらに奥の粘膜へと押し込んだ。
「あぁっ……!」
サキ姉の肢体がビクンと震え、俺の肩に指を立てる。その激しい反応に俺自身も昂ぶり、心臓の鼓動が耳元でうるさく鳴り響いた。
「ここに、俺のを入れるんだ。これが、本当の……」
サキ姉は一瞬、戸惑うように視線を彷徨わせたけれど、すぐに好奇心に勝てないといった様子で俺を見つめ返した。「本当に……気持ちよくなれるの?」
「うん。……昨日、友達が詳しく教えてくれたんだ」
「それって……痛いの?」
サキ姉が俺の手をぎゅっと握りしめる。
「多分、最初は痛いと思う。……でも、慣れたら信じられないくらい気持ちいいらしいよ」
「そっか……」
サキ姉はしばらく伏せ目になって考えていたけれど、やがて決意したように、消え入りそうな声で呟いた。
「……やってみたい。リョウと、本当のやつ」
「本当に……いいの?」
思わず声が上ずった。
「うん。……でも怖いから、絶対に優しくしてね?」
サキ姉の言葉が、俺の背中を強く押した。
俺は手を伸ばしてシャワーを止め、静まり返った洗い場の風呂マットの上に二人で座り込んだ。
今さっきまで指で触れていた、蜜に濡れて柔らかく開いた彼女の聖域。そこに、怒張しきった自分の熱源を、ゆっくりとあてがった。