※この作品はR-18です。

『秘密の扉を暴く手』:〜姉と従姉妹と僕の、深すぎる探求の記録〜   作:THERMOS

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秘密の扉

初めて射精を知ったあの日から、俺の世界は一変してしまった。あの身体を突き抜けるような快感、鼻を突く独特の生臭い匂い、そして指先に残るヌルリとした感触。それらが頭から離れず、俺は毎日のように自室で「それ」に耽るようになっていた。だが、あまりに頻繁に繰り返しすぎたせいか、最近ではなかなか絶頂まで辿り着けない。

 

「おかしいな……初めての時は、あんなにあっという間にビクンビクンってなったのに。今日は全然、白いのが出てこないや……」

 

俺は焦燥感に駆られ、手に持った電動マッサージ機をより強く股間に押し当てた。機械の振動が皮膚を激しく震わせるが、昨日までのような「来る」感覚がなかなかやってこない。

 

あまりに没頭しすぎていた。背後の廊下を歩く、微かな足音に気づくことさえできなかったんだ。

 

「リョウー?」

 

不意に、姉のサキ姉の声が鼓膜を叩いた。心臓が跳ね上がり、反射的に電動マッサージ機のスイッチを切ったが、もう遅かった。扉が開くと同時に、サキ姉の視線が俺のすべてを射抜いた。短パン越しに不自然に盛り上がった股間と、それを必死に隠そうとする俺の無様な姿。

 

「……まだ、そんなことやってたんだ」

 

サキ姉の言葉に、顔が火が出るほど熱くなる。

「こ、これは違うんだよ! 掃除してたっていうか……!」

支離滅裂な言い訳を並べようとしたが、喉が引き攣って言葉にならない。

 

「隠さなくてもいいよ。見せて」

 

サキ姉は驚くほど落ち着いたトーンでそう言った。

「お姉ちゃんが、また手伝ってあげる」

 

その言葉が、俺の胸の中に新たな、そしてもっと激しい高鳴りを連れてきた。

 

サキ姉はゆっくりと俺に近づき、床に座る俺の短パンに手をかけた。そのまま迷いのない動作で下着ごと引きずり下ろされる。露わになった俺の熱りを、彼女の小さな手が包み込んだ。

 

「またこんなにおっきくして。私とお風呂入る時、いつもおっきくなってるよね」

 

サキ姉は面白そうに、俺の先端を指先でこねくり回した。

「ヌチャ……ジュプ……」

粘膜と指が擦れる、濡れた音が静かな部屋に響く。

 

「前みたいに、また当ててあげる」

 

サキ姉は悪戯っぽく微笑みながら、電動マッサージ機を手に取った。

「冷たっ……!」

冷えた機械のヘッドが、熱を帯びた俺の敏感な部分に触れ、思わず身体を仰け反らせた。

 

「ごめん、ちょっと待ってね」

サキ姉は自分の手のひらで機械を包み、人肌に温めてから再び俺の亀頭に押し当てた。

「大丈夫? 怖くない?」

「ううん……」

 

スイッチが入る。最初は弱く、だが的確に。振動が俺の根元から芯までを激しく揺さぶる。

「あっ……サキ姉……これ……すごい……っ」

「どう? 気持ちいい? もっと強くするよ?」

 

サキ姉は俺の反応を観察するように顔を覗き込み、ダイヤルを回した。

「ビクン、ビクンッ……!」

ズボン越しとは比べものにならないダイレクトな刺激。大好きな姉に、生身の状態で「それ」を当てられているという背徳感が、絶頂への速度を一気に加速させた。

 

「サキ姉……なんか……来る、来るよ……っ!」

「いいよ、そのまま……気持ちよくなって……」

 

「ジュプッ、グチュッ、ヌプッ……!!」

サキ姉は手を緩めず、むしろ俺の震えに合わせて機械を強く押し付けた。

 

「あっ、ああぁぁぁぁっ!!」

 

突然、俺の身体が弓なりに硬直した。次の瞬間、先端から熱い液体が勢いよく飛び出した。毎日出しているはずなのに、サキ姉の手による快楽は別格だった。白い噴水が放物線を描き、俺の腹やシャツ、そしてサキ姉の手元を汚していく。

 

「うわぁ……すごい……」

 

サキ姉は驚いた表情で、俺の股間から滴り落ちる白いネバネバを見つめていた。

「え……なにこれ……!? おしっこじゃないよね?」

 

俺は荒い息をつきながら、自分から溢れ出したその存在に驚愕していた。

「……おしっことは違うんだ。最近、ビクンビクンってなると、これが出るようになったんだよ」

 

サキ姉は好奇心に満ちた目で、畳に広がった液体を覗き込んだ。

「こんな風に出てくるんだ……初めて見た。……匂い、嗅いでみていい?」

「うん……でも変な匂いだよ」

 

彼女は恐る恐る鼻を近づけた。

「うわ……本当だ、変な匂い。でも、面白いね」

サキ姉は指先でその液体を掬い取り、糸を引く粘り気を観察した。

「ネバネバしてる……」

「本当だ……。でも、昨日よりちょっと薄いかも」

「昨日も出したの?」

「……うん。パンツの中にティッシュを敷いて……」

 

俺たちは、まるで理科の実験でもするかのように、無邪気にその「精液」という未知の物質を調べ合った。

 

「これ、出ると気持ちいいの?」

「うん……出る直前が最高に気持ちよくて。でも、出ちゃうと、なんだか寂しいような変な感じになるんだ」

 

サキ姉は興味深そうに目を輝かせた。

「へぇ……。ねえ、私にもできるかな?」

「……女の人のは、よくわかんないけど」

 

俺は少し躊躇したが、期待に満ちた彼女の瞳を見て、勇気を出して提案した。

「じゃあ……サキ姉のも、してみる?」

 

サキ姉は一瞬迷う仕草を見せたが、やがて小さく頷いた。

「うん……。でも、恥ずかしいから目をつぶってて」

 

彼女は部屋の隅へ行き、背中を向けてショートパンツと下着を膝まで下ろした。

「なんか……ヌルッとしてる。ここに当てたら、リョウみたいになれるかな……?」

 

俺は言われた通り目を閉じていたが、静寂の中でサキ姉の小さな息遣いと、衣類が擦れる音が鮮明に聞こえてきた。

 

「ねえリョウ、電マ貸して」

「……うん」

 

俺から機械を受け取ったサキ姉は、それを自分の大事な場所に当てたようだった。

「ブゥゥゥゥ……ン」という低い振動音が部屋に響き渡る。

 

「あっ……ん、っ……これ……なんか、変……」

 

急に彼女の声が甘く湿り気を帯びた。俺は我慢できずに薄目を開けた。そこには、顔を真っ赤に染め、膝をがくがくと震わせながら身体をくねらせる姉の姿があった。

「サキ姉……大丈夫?」

「うん……なんか、身体が熱くて……お腹の奥が、キュッてなるの……っ」

 

サキ姉の呼吸はどんどん荒くなり、ついには「あ、あぁっ!」と短い悲鳴を上げて、その場に崩れ落ちた。

 

「サキ姉!」

「はぁ……はぁ……すごかった……。リョウ、これ、何……?」

「……俺たちだけの秘密だよ。大人には絶対に内緒」

 

サキ姉は乱れた髪を払い、潤んだ瞳で俺を見て微笑んだ。

「うん、秘密ね」

 

俺たちは床に座り込み、今しがた共有した未知の体験の余韻に浸っていた。

これから二人だけの「秘密の扉」が、何度も開かれることになるのを、この時の俺たちはまだ確信を持ってはいなかったけれど。

 

窓の外では、何も知らない夕暮れの鳥が鳴いていた。

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