『秘密の扉を暴く手』:〜姉と従姉妹と僕の、深すぎる探求の記録〜 作:THERMOS
その夜、自分の部屋に戻った俺は、アヤ姉からもらった未使用のコンドームを机の上に広げていた。透明な包装に包まれたそれを手に取るだけで、股間にじりじりと熱が集まってくる。
「アヤ姉……サキ姉……」
頭の中で二人の裸が交互に浮かび、自然と手がジーンズのベルトに伸びた。片手で自分のモノを弄りながら、もう片方の手と口を使って器用にコンドームの封を切る。指先に伝わる薄いラテックスの感触が、昨晩のあの淫らな記憶を鮮烈に呼び覚ます。
(よし……これ一つに、俺の限界まで全部注ぎ込んでやる……!)
思い立った瞬間、心臓が跳ね上がった。普通なら一発ごとに捨てるものだけど、初めて自分で使うコンドームの感覚を、極限まで味わい尽くしたいというチャレンジ精神が俺を突き動かしたんだ。
勃起した俺のソレに、アヤ姉がつけてくれたやり方を思い出しながら、コンドームをするすると装着していく。装着されてテカテカになったソレを、握りしめるのではなく、保護するように優しい圧力で覆ったまま、あえて動かさない。代わりに腹筋に力を入れ、上下に小刻みな蠕動を与え始める。コンドームの密着した圧力だけで、今にも果ててしまいそうだった。
俺は高まりが収まるまで、じっとコンドームに包まれた自分自身のモノを眺めていた。包まれているだけで、アヤ姉の中に出した時のあの快感が蘇ってくる。それだけで射精しそうになっていた。
直接的な刺激を一切与えていないのに、射精感はどんどん高まっていく。
「だ、めだ……アヤ姉に入れた瞬間に果てた、あの感覚が忘れられない……ッ」
ついに、俺のモノが射精の瞬間を迎えた。とうとう、俺の意志とは無関係に律動が始まってしまったんだ。
ビクンッ、ビクンッ……!
先端からはジュワッと精液が溢れ出し、コンドームの精液溜まりをぷっくりと膨らませていく。
遅くて、どこか弱々しい射精。だけど、そこには妙なエロティシズムが漂っていた。
「んぁ……っ! 止まんねぇ……!」
一旦出始めると制御不能になり、堰を切ったように濃厚な塊が次から次へと吐き出される。しかもそれが全てコンドームという閉鎖空間に留まり、先端部分が風船のように膨張していく。
「はぁ……はぁ……っ。すごい、いっぱい出たのに……あの、射精後の嫌な感覚がこない」
そう、俺は「本気の射精」ではなく、絶頂の余韻のような「甘出し」をコンドームの中に注ぎ込んだんだ。
「すごいこの感覚……。絶頂に近いのに、賢者タイムのあの虚脱感がこない……」
これならもっと出せる、もっと味わいたい。でも、本当の絶頂もやっぱり欲しい。
浅い呼吸を繰り返しながら、俺は机の引き出しから電動マッサージ機――電マを取り出した。低いうなりを上げて振動を始めたそれを、まずは離れた位置からゆっくりと近づける。
「あっ……!」
冷たい金属製のヘッドが、ラテックス越しに先端へ当たった瞬間、身体が大きく跳ねた。一度出したばかりの敏感すぎる場所には、あまりに強烈すぎる刺激だ。
「ちょっ……待って……っ」
言葉とは裏腹に、右手は電マをしっかりと掴んで離さない。むしろ、もっと強い振動を求めるように、ゴム越しの性器全体にそれを押し付け始めた。
「くああっ!? 一気に来る……ッ!」
二発目の射精は、一発目とは比較にならない勢いだった。精液がビュルルッと噴き出し、既に溜まっていた粘液層に重なり合う。コンドーム内部で白い渦が生まれ、精液同士が混ざり合って泡立つ様子が透けて見えた。
「もっと……もっと出したい……ッ!」
三回、四回と続く絶頂のたびに、コンドームは目に見えて膨らんでいった。最初はだらりと垂れ下がっていたゴムの袋が、今や風船のように膨張し、俺の性器を覆うだけでなく、それ自体が独立した生き物のような存在感を示し始めている。
五発目の精液が放たれたとき、異変が起こった。膨らみすぎたコンドームの根元から、僅かに白濁液が染み出してきたんだ。
「あ……っ! ヤバい……漏れてる……!」
焦りとは裏腹に、電マを持つ手はさらに激しく動き、六発目、七発目と立て続けに精液を送り込んでいく。漏れ出た精液はベッドカバーを汚し、あの特有の甘い匂いを部屋中に充満させた。
十発目を迎える頃には、コンドームは通常サイズの風船並みに膨らんでいた。内側からは常に新たな精液が補給され、外皮との摩擦で「プチプチ」と泡が弾ける音さえ聞こえてくる。
「あはは……すごい……俺、こんなに出せるんだ……」
二十発を越えたあたりから、意識が朦朧とし始めた。体力の消耗と連続するオーガズムで、理性の堤防が決壊寸前だ。それでも俺は電マを操り続けた。
「三十……! 三十発だ……ッ!」
最後の一撃に向けて、全ての力を集中させる。電マを最大出力に設定し、最も感じるスポットに力一杯押し当てた。
「うおおおっ! 最後の大砲……ッ!!」
ドピュドピュッ! ドクッドクッドクッ!
まるでホースから直接注ぐように、大量の精液が迸った。既に限界を超えていたコンドームが悲鳴を上げるように膨れ上がり、そしてついに――。
パァンッ!
小さな破裂音とともに、コンドームが白い破片となって飛び散った。溜まっていた精液が四方八方に撒き散らされ、俺の下半身はもちろん、床や壁まで一面を真っ白に染め上げていく。
「ハァ……ハァ……終わった……」
体力を使い果たした俺は、ベッドの上で脱力したまま天井を見つめた。部屋中に広がる、自分から溢れ出た白濁の海の中。言葉にできない達成感が、静かに胸を満たしていた。