『秘密の扉を暴く手』:〜姉と従姉妹と僕の、深すぎる探求の記録〜 作:THERMOS
俺は震える手で、サキ姉の部屋のドアをノックした。
「……入っていい?」
「……うん」
少しだけトゲのある声だったけど、サキ姉は拒まずにドアを開けてくれた。
部屋の中は静かで、カーテンの隙間から差し込む夕陽が、なんだか気まずい空気をオレンジ色に染めていた。サキ姉がベッドに腰を下ろしたのを見て、俺もその隣に、壊れ物を扱うような慎重さで腰掛けた。
「ごめんね……」
驚くほど綺麗に、二人の声が重なった。
思わず顔を見合わせると、自然と小さな笑いがこぼれた。
「ゲームの順番なんて、本当にどうでもいいことだったのにね」
「……うん。でも、サキ姉と喧嘩した後って、いつも変な気持ちになるんだ」
俺は少し躊躇ったけど、さっき自室で電マを使って暴走してしまった昂ぶりがまだ残っていて、思い切って白状した。
「俺……一人で、電マで……その、サキ姉のこと思い出して……」
「ああ、そうだったんだ」
サキ姉は責めるどころか、優しく微笑んだ。
「私もね、あなたと喧嘩した後は……一人で、自分を慰めてたの」
言葉はそこで途切れたけれど、互いの瞳に宿る熱がすべてを語っていた。
「仲直りの印が……必要だと思わない?」
サキ姉がそう提案してきたとき、俺の心臓は今日一番の早鐘を打った。
「……うん。そうだね」
自然と唇が重なった。最初は、ごめんねの代わりの軽いキス。だけど、一度触れ合えば止まらない。サキ姉の手が、もどかしそうに俺のシャツのボタンを一つずつ外していく。
「今日は特別に……仲直りの印に、シックスナインでいかせてあげる」
サキ姉の囁きに、俺の顔は一瞬で火が出そうなくらい熱くなった。
「でも、サキ姉も一緒に……?」
「もちろん。あなたも、私を舐めててね」
二人はベッドの上で向き合い、サキ姉が逆さまになって俺に覆いかぶさるような体勢になった。
「準備はいい?」
俺は小さく頷き、目の前にあるサキ姉の秘所に顔を近づけた。
甘い香りが鼻腔をくすぐり、視界を埋め尽くす彼女の柔らかい場所――俺は意を決して、舌を伸ばした。
「あっ……!」
サキ姉の身体がびくんと跳ねる。
「そこ……いい……リョウの、舌……っ」
サキ姉の指が俺のモノを包み込み、ゆっくりと上下に動かし始めた。それと同時に、熱い口腔が俺の先端を捉え、舌を絡ませてくる。
「んっ……サキ姉……!」
部屋には、チャプチャプ、クチュクチュという粘着質な水音が響き始めた。サキ姉の唇が、俺のすべてを飲み込もうとするかのように強く吸い上げる。
俺も負けじと、彼女の最も敏感な場所に舌を這わせ、深く、執拗に刺激した。
「ジュポッ……ジュルル……グチュッ……」
サキ姉の吸引音が激しさを増し、俺の意識は快楽の奔流に流されそうになる。彼女の指が睾丸を優しく揉みしだくと、俺の身体は弓なりに反り返った。
「あぁ……サキ姉、ダメだ……もう、出る……ッ!」
「いいよ……リョウ、出して……っ」
サキ姉がさらに強く吸い込み、喉の奥まで俺を招き入れた瞬間、限界が訪れた。
ビュルルルッ!! ドピュッ……ビューッ!!
「んぐっ……ゴクッ……ゴクッ……」
俺の熱い液体が、サキ姉の喉を鳴らして飲み込まれていく。その生々しい嚥下音に、さらに頭が真っ白になった。
解放感で力が抜けそうになるのを必死でこらえ、俺はサキ姉への奉仕を続けた。彼女の蜜を湛えた場所を逃さず捉え、円を描くように舌を動かす。
「あっ! リョウ……そこ……っ!」
サキ姉の身体が大きく震え、呼吸が目に見えて速くなる。
「ダメ……出ちゃう……何か出ちゃうよ……っ!」
俺はさらに激しく舌を突き出し、彼女の奥底を抉るように刺激した。サキ姉の身体が硬直し、声にならない悲鳴が上がる。
「あぁっ! もうダメ! 出る、出るぅぅっ!!」
プシュッ! シュワッ!!
その瞬間、透明な液体が勢いよく噴き出し、俺の顔を濡らした。
サキ姉の身体が激しく痙攣し、やがて力なく俺の上に崩れ落ちた。
「サキ姉……大丈夫?」
俺が心配になって尋ねると、彼女は荒い息を整えながら、信じられないものを見たような顔で頷いた。
「うん……でも、今、何が起きたの?」
「多分……潮吹きっていうやつだよ。本で見たことある」
「え? 私、どうだった? ちゃんと……できてた?」
恥ずかしそうに、でも嬉しそうに聞くサキ姉がたまらなく愛おしくて、俺は彼女を抱き寄せた。
「うん……すごく、綺麗だった。サキ姉、気持ちよかった?」
「……信じられないくらい。こんなこと……誰にも言えないね」
「ああ、俺たちだけの秘密だ」
二人は静かに抱き合い、カーテンの隙間から夜へと変わっていく空を見つめた。
サキ姉が、俺の腕の中で小さく呟く。
「ねぇ……また、しようね?」
「もちろん。でも次は……もっと優しくしてあげる」
サキ姉は俺の頬にキスをして、悪戯っぽく笑った。
「私も……もっと勉強するよ」
窓の外では夜が帳を下ろそうとしていた。
喧嘩を乗り越えるたびに深まっていく、俺とサキ姉だけの背徳の時間は、これからも終わることはないだろう。