翌朝。俺は股間に伝わる激しい熱と湿り気によって目を覚ました。
まぶたを開ける前から自分の下半身がどんな状況に置かれているかは分かっていた。平塚さんが俺の股間に顔をうずめ、夢中で竿を舐め回しているのだ。
彼女の温かく湿った舌が亀頭の亀裂から雁首、そして鈴口にかけて重点的に這い回り、ピンポイントで甘い刺激を送り込んでくる。朝の生理現象も相まって、俺の愚息はすでに逃げ場のないほどガチガチに張り詰め、頭に血が上るようなムラムラが一気に頂点へと跳ね上がっていた。
以前彼女に完全に口の中に咥え込まれた状態でコトに及んでもらったことがある。だがその時は彼女が俺の肉棒に歯を立てないよう慎重になりすぎるあまり、動きが異様にゆっくりになってしまい、途中で萎えてしまったという苦い過去がある。
それ以降、彼女に口でしてもらう際は深く咥え込むよりも舌先と口唇で舐め回してもらうスタイルが定着していた。
そしてそっちの彼女の舌技は、実に緻密で容赦がなかった。
まずは敏感な亀頭の先端を猫のようにチロチロと細かく突く。鈴口の小さな隙間に舌先をねじ込むような仕草を見せたかと思えば、間髪入れずに下へと滑らせ、一番の弱点である雁首の段差に沿ってぐるりと円を描くように舐め上げていく。
そして再び亀頭へ——この完璧に計算されたかのような快楽のループに俺はベッドの上で腰を浮かせそうになるのを必死で耐えた。
チラリと視線を落とすと彼女は俺の竿を舐め回しながら、空いた自分の右手で自身の割れ目を激しく弄っていた。指先を小刻みに動かし、自身の体液で濡れた秘部を愛撫する音がチュプチュプという舌の吸い付き音と重なって部屋に響く。
彼女自身の興奮もエスカレートしているらしく、呼吸は荒く乱れ、頬は朱に染まり、焦点の定まらない瞳で俺の顔を盗み見ていた。
「くっ……平塚さん、朝から飛ばしすぎだろ……っ」
「んむ……ッ、んちゅ……ふぁ……黙って耐えてろ……」
彼女は口から一瞬だけ竿を離すと、上目遣いで不敵に笑い、すぐにまた舌を這わせた。
限界はすぐにやってきた。普段の軽快な舐め技から一転、完全に性欲が爆発した様子の彼女は、喉の奥を大きく開くと、以前の慎重さをどこかへ投げ捨てたかのように、俺の巨大な肉塊を根元近くまで一気に喉奥へと押し込んできた。
「がっ……!? ッ――!」
ズルリと温かい喉粘膜に直接包み込まれる感覚。今まで体感したことのない強烈極まりない快楽と圧力が下半身を直撃し、俺の理性は一瞬で吹き飛んだ。
背筋を激しい痺れが駆け抜け、胃に直接注ぎ込むかのような勢いで濃厚な精を彼女の喉の奥深くへと勢いよく吐き出していく。
「んぐっ……!? ッ、むぐっ……!」
溢れ出る体液の量に彼女は一瞬目を丸くし、身体を跳ねさせたが口から吐き出すことはしなかった。ごくり、ごくりと、喉を大きく動かして音を立てながら、俺が出し切るそばから全てを飲み込んでいった。
ようやく竿を彼女の口から抜き出すと、彼女はベッドの上に突っ伏し、ゲホゲホと苦しそうに軽く咳き込む。俺はすぐに体を起こし、テーブルの上に置いてあったペットボトルの水を手に取って彼女に差し出した。
「ほら、水」
「ん、ありがと……っふぅ、……死ぬかと思った」
ペットボトルのキャップを受け取り、水を一気に喉へと流し込んだ彼女は、荒い息を吐きながら胸元を押さえた。喉元がまだ赤く火照っている。
「なんだ、昨日といいやけに積極的だな」
「久しぶりってのもあると思うけど、すごいムラムラしてるからなー。今の私、ノリにノッてる気分というかー」
そう言いながら、彼女は水を飲み終えるや否や、ペットボトルを放り出して俺の体に抱きつくようにのしかかってきた。そしてまだ息の荒い唇を俺の首筋へと押し当てると、生温かい舌をゆっくりと這わせ始めた。
どうやら今日の彼女は一度火がつくと完全に制御不能になるタイプらしい。休日の朝という解放感も相まって、欲求のタガが完全に外れている。俺は首筋に走る湿った刺激に吐息を漏らしながら、彼女が舐めるのを満足して止めるまで付き合う覚悟を決めた。
のしかかってくる彼女の背中に手を回し、そのまま滑らせて、豊かで柔らかな臀部を両手でしっかりと掴み取る。指先を食い込ませるようにして、その肉感を心ゆくまで揉みしだし始めた。掌に吸い付くような独特の弾力と熱量が心地よく、何度も強く揉みほぐすたびに、首筋に触れている彼女の唇から微かな喘ぎ声が漏れ聞こえる。
互いの肌が擦れ合い、体温が上昇していくのを肌で感じる。彼女の荒い呼吸と、俺の手が彼女の尻を揉むペタペタという湿った音が、部屋の静寂を静かに塗り替えていった。これから始まる二日目の長い長い情事に思いを馳せながら、俺はただただ、彼女の欲の赴くままにその肉体を抱き留め続けた。