ラビット族のムキムキマッチョのふたなり女王を討伐セヨ 作:江戸枕
さまざまな種族が暮らすセーヘキ大陸。
そこは剣と魔法とドスケベの異世界ファンタジー大陸であった。
セーヘキ大陸の人々の間で長年議論されていることがある。それは、どの種族が一番エロいのか?
力は並みだが類稀な発想力を持つ人間。
腕力と性に対する探究心は人一倍のオーク族。
性を司る、性技の達人、サキュバス&インキュバス。
そして、年中発情期の一番性欲が強いと言われているラビット族。
このラビット族が今大陸中の話題の的となっていた。
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ラビット族の女性は特殊な体質を持つ。
それは、『自分よりも体力と性欲の強いオスの精子でしか受精しない』こと。
古来より、ラビット族の女性は異常なまでの性欲を持ち、それ以上の男性を探すというのはなかなか困難であった。
それ故に、近年ではラビット族の人口は激減。
帝国指定保護種族に認定されるほどであった。
更にラビット族はとある大きな問題を抱えていた。
それは、『ラビット族をまとめる女王が体力と性欲がエグすぎて全然婿が見つからない』と言うことである。
このままでは1000年続いたラビット王族の血筋が途絶える。
事態を重く見た帝王はラビット王族との協議の後、帝国中にある通達を出した。それが…
『腕に自信のある健康な青年男児よ。ラビット族のムキムキマッチョのふたなり女王を討伐セヨ』
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オーク一族。
緑の肌に屈強な肉体を持つ種族である。
彼らの特徴はなんと言っても奔放な性欲にある。
部族の中ではフリーセックス。誰とでもヤッてもいいし、性欲が一番強いオスが最も尊敬され、部族のリーダーになる。
変態達の巣窟、セーヘキ大陸の中でも1.2を争うスキモノ部族である。
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オーク族の首都、ラウールの街。
とある民家の前に異様な光景が広がっていた。
民家の前には女オーク達がバタバタと倒れているのだ、しかも皆裸でむっちりとした緑の肌を晒している。よく見れば1人残らず股が濡れそぼりピクピクと痙攣していた。
部屋の中も同じで、廊下には女性が横たわり、ぐったりと眠りかけている。そんな女性達を追っていくと民家の寝室へと続いていることがわかる。
まるでパンクズを追ってお菓子の家にたどり着いたように、女性の身体を追っていけば、そこには寝室があった。
中では狂乱の宴が繰り広げられていた。
ベッドの周りにはまた気を失った女性の山が出来ている。皆、あまりにも何度も強く深く絶頂したが故にへたり込んでしまっているのだ。
そして、部屋の中央にあるベッドでは大柄のオークが後ろから女性のオークをガンガン突きまくっているのだった。
「いやっ♡もう…もう♡堪忍してえええ♡」
と女性のオークが叫ぶと同時にビクッと大きく震えて動かなくなった。
「おい…しまったな…また『壊し』ちまったか…」
そう言って、男のオークはボリボリと頭をかいて立ち上がった。
デカいオークだった。
身長は180センチ後半はあるだろう。ガッチリとした肉体は鎧のようだった。雄々しい牙が天を刺すように生えている。身体にはうっすらと汗をかいていた。
特筆すべきは彼のまだ濡れているイチモツである。
その大きさ太さはまさに凶器だった。
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彼の名前はヒユウ。
ラウールで一番強いオークとして名が通っていた。
そんな彼と一戦交えようと、腕自慢の女性達が毎日彼の元を訪れるが、誰もが返り討ちにあい、誰もが彼に魅了され、そして通い性交を繰り返す。
そうなるとヒユウに休まる時間はなかったが、異常な体力のヒユウは全く意に介さないどころか、彼の性欲体力が凄すぎて、女がどれだけ束になっても敵わないという異常事態が起こっていた。
※
ヒユウがタオルを腰に巻き、タルからコップに酒を汲んで一息に飲み干す。
「ぐはー!!!やっぱり『戦い』の後の酒は格別だな!!!」
豪快に笑い、さてしばらく横になって休もうかと女が倒れるベッドに戻ろうとした矢先、玄関をノックする音が聞こえた。
まったく…また挑戦者か…
まあ、俺はまだやり足りなかったところだ。ちょうど良い。
ドアを開け、外を見るとそこには魅力的な女性…どころか、人っこ1人いなかった。
「なんだ…イタズラか?」
訝しみ、辺りを見回すと一枚の手紙が落ちていることに気がついた。
「なんだこれなんて書いてある…?ん…?ラビット族のムキムキマッチョのふたなり女王を討伐セヨ…?」