ベリサちゃん完堕ちIF 作:サマーオイル・ゴ・ケツ
「やっほ、おにーさんっ♪ また来ちゃった♡」
「そろそろ来る頃だと思ってたよ」
「えへへっ……バレバレかぁ♪」
────ある夜、
娼館での仕事にも慣れてきた。指名客も増えて、彼女の人気はまさに、飛ぶ鳥を落とす勢いだった。しかしそれだけ彼女の負担は増えるし、肉体的にも精神的にも、疲労は蓄積するばかり。
そんな時、彼女はこうして帰り道に司令官の元を訪れて……。
「キて……おにーさん……♡」
「っ……何度味わってもキツイな、ベリサのは……」
「でしょ? ベリサちゃん、衰え知らずだもん♡」
娼館の客には絶対に見せない、本気で誘うような蕩けた目で、司令官をベッドに誘うのだった。
疲れを癒したいのに、エッチするのか──というツッコミは、もはや、この2人の関係性においては野暮でしかなかった。
ベリサはまだ若い。司令官からすれば幼いとすら言えてしまうであろう程に若い。その若さゆえに、肉体的な疲労など、少し眠れば回復できてしまう。
しかし、精神的な疲労となるとそうもいかない。だから、疲れた身体に更に疲労を上乗せすることになろうとも、ベリサはこうして司令官との繋がりを優先するのだ。
娼館を訪れる客との繋がりは、単なる肉体だけの繋がりでしかない。しかし、司令官との繋がりは、肉体だけではなく心をも結び付けるような──恋人同士の蕩けるような、どこか初々しい甘酸っぱさの残る、心に確実な癒しを得られる繋がりだった。
「あんっ♡ おにーさんっ♡ おにぃさぁんっ♡♡ ベリサちゃんの、
メスガキじみた煽りをしていたのが遥か遠い遠い過去の事のように思える。ベリサが素直に司令官に想いを伝え──そして彼もまたそれを受け入れた。
それからは、業務外でもこうして互いを愛し合う時間が増えた。癒しを求める為でもあり、そして、愛を確かめ合う為でもあった。
2人は揃って性欲が強い方なので、愛や癒しなど抜きにしてただひたすら互いを求め合うことだって決して少なくなかった。互いの相性はとても良く、それに惹かれてなのかベリサも次第に司令官に対し素直になっていき──現在に至る。
「おにーさん、ちゅーしてぇ♡ ちゅーっ♡」
ちゅ、ちゅっ、と唇を触れ合わせる、幼さの残るキスに始まり、危険な熱を帯び始めた2人はやがてジュルジュル、ちゅるっ、と淫らな水音を響かせる舌でのキスに自然と移り変わる……。
「んッ♡ んぁあっ、イイよぉ♡ おにーさんの、おちんちん♡ 膨らんできてるっ♡♡ イきそう? イッちゃいそぉ? いーよ、ぜんぶ
「うッ、ぐ……ベリサ……ベリサぁッ……!!」
「ああぁっ、はあぁっ♡♡ んあっ、ああぁん♡♡ そんな、突いちゃ♡ ベリサちゃんの、しきゅー♡ 潰されちゃうよぉっ♡♡」
司令官の抽挿は次第に速度を増していく。彼女の跳ねるような喘ぎ声が、彼の中に滾る性欲を的確に刺激し、激しく掻き立ててくれているから。
ましてや想いの通じ合った彼女が相手だ。もはや業務上だけの関係性ではないベリサに対して、彼が抱いている想いは複雑かつシンプルでもあるそんな矛盾を孕んでいたが、彼はその想いを矛盾ごと全て彼女に注ぎ切ることにした。
「イクぞベリサ……っ、受け止めろ……!」
「うんッ♡ ぜんぶ受け止めるからぁっ♡ あっ……あぁああっ、あぁああぁぁ〜〜〜ッッ♡♡♡」
切ない声と共に両手両足で彼を抱き締め、絶対に離すまいと全身で密着。それを肌で感じた司令官は次に膣奥深くに突き入れたその瞬間に──意図的に堰き止めていた欲望を解き放ち、彼女の狭い花園を自分色の純白に染め上げた……。
◆
「ふ〜……やっぱり、きもちぃ〜……♡」
「そりゃ良かった」
いつまでも引かない汗を滲ませて隣に眠る彼女の頭を、綿あめに触れるかのように、ふわりと優しく撫でる。
「にしてもさ。こ〜んなに中出しエッチしてたら、いつかデキちゃうかもよ? あ・か・ちゃ・ん♡」
「誰との?」
「うわサイテー、そういうコト言っちゃうワケ〜? お客の精液なんか、見送ったらソッコー洗い流すに決まってんじゃん! そうすれば、お客の子なんか妊娠しようがないんだし!」
「俺の時は?」
「こうやってベッドにいるんだから……察してよ」
「そうだな。なら、その時は──結婚しようか」
「っ! ば、ばーか……ざぁ〜こ……大好きっ♡」
「なんだか久しぶりだな、そのメスガキ風の煽り。よし、洗っても落ちないくらいに満たしてやるよ」
「やーん、ケダモノに犯されちゃーう♡」
「そのケダモノに、わざわざ犯されに来ているのはベリサだろ?」
「ま、そーなんだけどさっ♪ ……シよっか♡♡」
「ああ。今夜も、まだ眠れると思うなよ」
「それ、こっちのセリフなんですけど〜♡」
夜はまだ長い。けれども、2人で過ごせる時間は確実に、ほんの少しずつでも、減っていくものだ。時は無情に流れ、仕事に戻る時が必ずやってくる。
確実に訪れるリミットから2人で逃げるように、次第に短くなる2人の時間を心から惜しむように、2人は朝日が顔を出すまで、互いの肉体をゆっくりゆっくり味わい尽くした。
2人のそんな甘い時間はこれからもずっと続く。彼ら2人のみならず──彼らの関係を知る誰もが、何となしにそう思っていた。
次が「本番」。
次回更新は10月7日0時。