※この作品はR-18です。

魔法少年ミルキーナオの受難   作:未羅(みら)

10 / 54
9話  美咲編5 (好きな子に責められる)

 屋上に風が吹き、黒い髪が舞った。

 

 黒い衣装に身を包んだ、魔女ミサキが、空を見上げている。

 

 仕掛けは上々。

 

 先程、魔力を放出したし、妖精は感知しているだろう。

 

 あとは、愛しの人が来るのを待つだけだ。

 

 

 

 

 

 ガチャリ

 屋上のドアが開いた。

 

 中から、ミルキーナオとティーナが現れた。

 

 奈緒は何らかの決意をしたのか、険しい表情になっている。

 

 「…ようこそ、魔法少年ミルキーナオ」

 

 魔女ミサキは舞台の司会のように、奈緒を歓迎した。

 

 「美咲ちゃん…」

 

 「…わたしの名はミサキ」

 

 「うん…、それでもボクは美咲ちゃんって呼ぶよ」

 

 「…あなたがそうしたいなら勝手にすればいい」

 

 

 

 「魔女ミサキ!今日の奈緒はちょと違うわよ!私が話しかけても上の空なんだから!全然返事してくれないのよー!ひどいのよー!」

 ティーナが空気を読まずに叫ぶ。

 

 「…そうね」

 美咲は奈緒に向き直った。

 

 「…ここは戦いの場、言葉は勝敗の後」

 

 美咲は警棒を奈緒に向けて宣言する。

 

 「美咲ちゃん…」

 

 奈緒は杖を呼び出して、魔力を集中した。

 

 

 

 

 「いくよ!美咲ちゃん」

 

 ピュンッ

 奈緒は小さな魔力弾を撃ち出して牽制した。

 

 美咲は後ろに下がりつつ、警棒で魔力弾を打ち落とす。

 

 奈緒は正面から飛び込まず、右から回りながら美咲に接近する。

 

 「…バカ正直に正面から来なかったのは正解」

 そこには足止めの罠が仕掛けてあった。もしそこに奈緒がかかったら、フルボッコにするつもりだった。

 

 美咲は、後ろに下がらず、あえてこの場で奈緒を迎え撃つ。

 

 「…風よ」

 美咲の周囲から突風が吹き、突進してくる奈緒にブレーキをかけた。

 同時に、美咲のスカートが盛大に翻った。

 

 ブワッ

 (あ、黒と白の縞々……)

 

 奈緒の力が緩んだ

 

 「…奈緒は本当に…おばかさん」

 

 美咲の持つ警棒に魔力が纏い、丸太のような太さになる。その丸太が横殴りに振り回された。

 

 ドゴンッ!!

 

 すごい音がして、奈緒は吹き飛ばされ、床に転がった。

 

 

 

 ゴロゴロゴロ…

 転がった身体が止まり、奈緒は横に倒れて丸まった状態になった。

 身体をガクガクさせながら、悶えている。必死に射精を堪えているらしい。

 

 美咲はゆっくりと近づく。

 

 「…もう終わり?何か狙いがあったのではないの?」

 

 コツ、コツ…

 美咲は奈緒の目の前まで来る。

 

 ズンッ

 美咲は右足を持ち上げ、転がった奈緒の肩の上に乗せた。

 

 

 グリグリと踏みつける美咲。

 奈緒がチラリとこちらを見る。

 

 「…そこからだと、絶景?踏まれながら覗くパンツ…」

 

 「…………」

 

 「…好きなのでしょう?こういうの…」

 

 「うん…、好きだよ…、美咲ちゃんが…」

 

 奈緒はゴロリと身体を回して仰向けになった。

 股間を押さえていると思われた両手には魔法の杖が握られており、その杖の後端はおちんちんを飲み込んでいる。

 魔法の杖には、すでに十分な魔力がチャージされていた。

 

 「…奈緒、それは…」

 

 「いくよ…」

 奈緒は魔力を解放した。

 これまで全て失敗していた、初めて放つ必殺技だ。

 

 「ミルキーバズーカー」

 

 ドォォーーーーン!!!!

 

 魔法の杖から白い閃光が放たれた。

 

 これまでの光球とは規模が違う。大砲の弾のような塊が飛んだ。

 

 至近距離で受けた美咲は、必殺技をまともに食らって、吹き飛んだ。

 

 「やった…?」

 

 そこまでが限界で、奈緒の意識は沈んでいった。

 

 

 

 

 

 ーーー突然の刺激。

 

 痛くて、熱くて、逃げ回りたいような刺激が、おちんちんに!!おちんちんが灼けるっっっ!!!

 

 「あぎゃああぁぁぁぁ!!!」

 奈緒は叫んで、のたうち回った。

 

 「奈緒!起きたわね!?」

 

 ティーナの甲高い声が聞こえた。

 

 お馴染みのトウガラシ魔法をかけられ、無理矢理意識を引き戻されたのだ。

 

 「あっ、あっ、あっ」

 (いたい!あつい!ひどい!)

 

 何か言いたげな奈緒だが、おちんちんの激痛で舌が回らない。

 

 やがて、これまでの激痛が嘘のように消えた。魔法の効果が切れたのだ。

 

 「ひ、ひどいよぉぉ、それ、もうヤダって言ったのに……」

 

 「何言ってるの?勝利よ勝利!寝てる場合じゃないでしょ?」

 

 「え…?」

 

 

 奈緒が頭を上げると、離れた場所で美咲が床にちょこんと座っているのが見えた。

 美咲の衣装がボロボロになっている。

 

 奈緒の視線に気付くと、美咲はにこりと笑った。

 

 「…あなたの勝ち、ミルキーナオ。おめでとう」

 

 「あー、えーっと、…勝ちなの…?」

 

 「…『相手を懐に呼び込み、全ての力を込めた賭けに出て、至近距離で必殺技を発動』、カッコよかった」

 

 「あー、そのう…、うん…」

 

 奈緒が真っ赤になって照れた。

 

 

 「…そして、逆転負けしたわたしは、『敵である奈緒に惚れてしまう』、と…」

 

 「ええっ!?そ、それは…」

 

 「『必殺技を撃つ際に愛の告白』、確かに聞いた」

 

 「~~~~~~~///」

 奈緒は恥ずかしくて、縮こまった。

 

 

 

 

 

 甘い空間に、空気の読めない妖精が口を挟んだ。

 

 「さあ奈緒!勝利者の権利よ!魔女を魔法界に強制送還…」

 「おっと、それは困る」

 

 美咲は素早く立ち上がると、即座に距離をとった。

 まだ力が残っているようだ。

 

 奈緒は逆に立ち上がれない。腰が抜けてしまったようだ。

 必殺技を使った反動かもしれない。

 まるで、5回分の射精をした後のようだ。

 

 「…また会おう、ミルキーナオ。その告白の返事は、いつかまた」

 

 美咲は転移魔法を唱えた。

 

 

 

 「ああもう!逃げちゃったじゃない!」

 ティーナは文句を言う。

 

 「でも、いっかー。初勝利だもんね!これからはガンガン魔女を倒して、大活躍するんだもんね!私も委員会からお褒めの言葉を貰うんだもんねー!!」

 

 ティーナは機嫌を直して、一人で盛り上がっている。

 

 (それにしても、うまくいってよかったぁ~)

 

 一か八かの賭けだった。

 必殺技の発動を失敗していたら、もう負けだった。

 それ以外は…

 

 (…たぶん、美咲ちゃんのシナリオ通りだったんだろうな…)

 

 彼女の掌で踊らされる自分。

 だって、自分はもう釣り上げられてしまったのだから。

 

 「奈緒!奈緒!特訓しよ!今から特訓!」

 どういう思考を辿ったのか、ティーナは奈緒に特訓を要求してきた。

 

 「もう勘弁してぇぇぇぇ!!」

 

 

 

 

 

 「あっ、あっ」

 

 人気の無い階段で、奈緒の喘ぎ声が聞こえる。

 

 「…早く出す。今日消耗した分の魔力を回収したい」

 

 「ボ、ボクだって消耗してるのにぃぃぃ」

 

 「…だったら、何故おちんちん勃てて教室から出てきた?今日の戦いを思い出したから?」

 

 「あうう…、ご、ごめんなさいぃぃ」

 戦闘中に記録したメモリーが授業中に勝手に開き、黒と白の縞パンの映像が浮かんでしまったのだ。

 踏まれながら、真下から見上げたアングルは絶景だった。

 

 

 階段の段差に寄りかかるように、奈緒は四つん這いになり、後ろから美咲の警棒が奈緒のおちんちんを擦っている。

 奈緒の下着は、昨日美咲が残していった黒いパンツだ。

 

 「…わたしのパンツを穿いてきたのは合格。変身すると下着も変わってしまうのは惜しかった」

 変身時の衣装は下着もセットになっているのだ。

 この部分は何とかしたいと美咲は思った。

 

 

 「…ところで、よくあの場面で必殺技を撃てた。今の奈緒ではチャージするまで耐えられないと思っていた」

 「あ…その…、ボク…、美咲ちゃんに勝ちたかったから…、自分で…」

 

 奈緒は、チャージ中に射精しないために、自らの指でおちんちんの根本を圧し潰し、精液を止めていたのだ。不発射精の苦しみに負けて力を緩めれば、必殺技は不発になっていた。

 もう一度やれと言われても、ご免被りたい。

 

 「…なるほど。それほどわたしを引き留めたかったと…」

 

 「だって…、あそこで負けたら、美咲ちゃんが居なくなりそうな気がして…」

 

 「概ね正解。だからこそ、『よくできました』」

 

 美咲は警棒を握る手に力を込めて、おちんちんを擦り下ろした。

 

 「…イキなさい」

 

 「ああああああああっっっ!!!出ちゃうっっ!」

 

 どぴゅんっ、どぴゅんっ、どぴゅんっ

 「あはぁぁっ、ふうぅぅぅっ、んんっっっ」

 

 黒いパンツの中に、ドクドクと精液を注ぎ込む。

 

 射精が終わると、美咲は精液まみれのパンツを回収した。

 

 

 「…ああ、そうそう」

 

 美咲は自分の穿いていた白黒縞々のパンツを脱ぐと、奈緒の頭の上に乗せた。

 パサッ

 

 「…そのパンツは本当にプレゼント。回収もしないから好きに使っていい」

 

 美咲は手に精液まみれの黒パンツを持ったまま、階段を下って去っていった。

 

 「…また会う、奈緒」

 

 

 

 

 「……美咲ちゃん…」

 

 ムズムズ…

 

 この後、奈緒は貰ったばかりの白黒縞々パンツを、早速精液で汚してしまったのだった。

 

 

 

 

 

 ミルキーナオの受難はまだまだ続く

 

 

 

 

 

~~~~  美咲編 終  ~~~~

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。