※この作品はR-18です。

魔法少年ミルキーナオの受難   作:未羅(みら)

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38話  催眠編8

 「はあ……、はあ……」

 

 射精が収まり、奈緒は大きく息をしながら脱力していた。

 

 「すごい…」

 初めて生の射精を目にして、3人娘は興奮気味だ。

 もう1回…と考えていると、夏美が自分の腕時計をチラリと確認した。

 

 「大変残念だが…」

 夏美が腕時計を指しながら言う。

 「そろそろ学校へ行かないと朝礼に間に合わない」

 

 「う…」

 春香と雪子が渋い顔をする。

 よりによって、何故今日朝礼があるのだという顔だ。

 

 「そんなの知らない!私今日は休む!婚姻届けを出しに行く!」

 雪子がヤケになって叫ぶ。

 

 「そういうわけにもいかないでしょ。名残惜しいけど、奈緒君とはまた今度…」

 春香がなだめようとすると…

 

 

 

 「「「あれ?」」」

 3人がバラバラに声を上げる。

 

 「奈緒君はどこ?」

 ついさっきまでここで射精していた奈緒が、突然姿を消したのだ。

 

 「逃げた?」

 夏美が冷静に判断する。

 

 「いくらなんでも早業すぎるでしょ」

 春香がツッコミを入れる。

 

 「おちんちんは?私のおちんちんはどこ?おちんちん!私のおちんちん!」

 雪子が錯乱状態で奈緒を探す。

 

 「雪子は口を閉じなさい!」

 「学校は聞いたし、次はすぐ見つけられる。今は学校に急ごう」

 2人は雪子を引っ張っていく。

 

 「待っててねー、絶対迎えにいくからね。私のおちんちんちゃん…」

 「せめて名前で呼んであげなさいよ…」

 

 「そうだよね、それに雪子だけのモノじゃない…」

 夏美が横から口を挟む。

 

 「なにー?夏美ったら横取りする気?」

 「横取りというより…、仲良く3人で分け合おう」

 「ええ!?」

 「!!!、そ、それいい!みんなで分け合おう!」

 困惑する雪子をよそに、春香が拳に力を入れて同意する。

 

 「ちょっと待ってよ!私がおちんちんと結婚するんだよ!?」

 雪子が牽制する。

 

 「結婚はまだまだ先の話。当分は3人で分け合おう」

 夏美が有無を言わせずに、言い放つ。

 眼光が光っているように感じる。

 謎の威圧感があるこの声を聞くと、他の2人は反論できなくなってしまうのだ。

 

 「うう…、やっぱり横取りする気だあ…」

 雪子がいじける横で、春香が密かに興奮していた。

 

 (ああ…、手の感触がまだ残ってる…、また握り締めたい…、奈緒君…)

 ツッコミ役の春香が、実は最も奈緒を気に入っていたようだ。

 

 

 

 走り去った3人を後ろから観察する影があった。

 その影は、イナーシャとは別の魔女の使い魔。

 使い魔は、自分の計画に利用できそうな人間を探していた。

 

 (あの人間は利用できるか?まずは調査だ)

 影は音もなく3人を追いかけていった。

 

 

 

 

 

 

 「大丈夫?」

 ティーナが奈緒の顔を覗き込む。

 

 「あ、あれ?」

 周囲の景色が変わり、壁に囲まれていた。どこかの民家の敷地内らしい。

 

 「困ってたみたいだから、転移させてあげたのよ。感謝しなさい」

 ティーナが、偉そうなポーズで奈緒を見下ろす。

 「さあ、褒めろ!」と言わんばかりだ。

 

 (助けるなら、もっと早く助けてくれればいいのに…)

 そう言いそうになるのを、なんとか耐えた。そんな事を言えば、このまま自分を見捨てて帰ってしまうだろう。今の奈緒は、下半身丸出しの状態なのだ。

 

 「あ、ありがとうティーナ。とっても頼りになる妖精だねー」

 まずは、お礼を賞賛だ。

 「ふっふーん。そうでしょうー?やっと私の偉大さに気づいたのね」

 奈緒の賞賛を浴びて、ティーナは得意げになる。

 

 「偉大なティーナ様は、ボクを家まで転移させるなんて、簡単だよね?」

 ここぞとばかりに、奈緒は挑発する。

 「え~?どうしようかな~?」

 こちらをチラチラと見ながら、何かを要求するティーナ。

 「…プリン出すから」

 「よっしゃあ!まかせなさい!」

 

 最近、ティーナの動かし方が分かってきた気がする奈緒だった。

 

 小さなプリンであっても、ティーナの身体のサイズからすれば、一抱えもある巨大なプリンである。そのため、消費量はそれほどでもなく、経済的である。

 

 

 「リターンマイベッド」

 ティーナは短い呪文を詠唱すると、次の瞬間、奈緒は自分の部屋の、自分のベッドの上に立っていた。

 

 「ああ、よかったあ…」

 そのままベッドの上に座り込む奈緒。

 安心した途端に、身体の痛みが襲ってきた。

 

 電撃を浴びたおちんちんと、力一杯握り締められたおきんたまが、悲鳴を上げる。

 だが変身して回復魔法を使う事もできず、奈緒はこのまま学校に向かうしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 ―――学校に到着して直ぐ……

 

 「奈緒!魔女の気配よ!」

 ティーナが叫ぶ。

 

 「え?えええ!?」

 学校の4階にイナーシャが陣取っているのは知っているけれど、わざわざ気配を発して呼び寄せるのは初めてだ。何より、ついさっき戦闘があったばかりである。

 

 「さっき戦ったばかりじゃないか!」

 「わたしに言っても知らないわよ。とにかく変身よ!」

 

 「え!?ちょっと待って…」

 

 ティーナの変身用媚薬魔法が飛ぶ。

 「あああああっっ!!」

 (せ、せっかく変身せずにここまで済ませたのにぃぃっ!)

 

 おちんちんが限界まで膨れ上がり、射精を求めて疼きだす。強制的にオナニーをさせられる。

 

 ************

 女の子に強烈な一撃を貰わなければイク事ができません

 ************

 

 無慈悲な言葉が奈緒の頭の中で響く。

 「う、うわあああああっ」

 

 「テ、ティーナっ!今朝の電撃…、もう一度……してっっ!!」

 もう二度と受けたくないと思っていた電撃を、自ら強請らねばならない。それほどに、この媚薬魔法は凶悪だった。

 

 バリバリバリバリッッ!!

 

 「あぎゃぁぁぁぁぁっっ!!!」

 ティーナの電撃魔法がおちんちんに炸裂する。

 

 電撃がおちんちんを駆け巡り、焼き焦がしていく。

 おちんちんがボロボロになり、射精する力すら壊していく。

 男の尊厳を打ち砕き、肉体だけでなく、精神的なショックも刻んでいく。

 

 「あ……、あ……」

 

 あまりにも大きな犠牲を払って変身した奈緒は、回復魔法すらうまく唱えられず、自動回復である程度落ち着くまで、虫の息で蹲っていた。

 

 

 

 

 

 

 魔法少年に変身した奈緒が、魔女イナーシャのいる空き教室に現れる。

 

 「こんにちは、ミルキーナオ」

 イナーシャはお店の客引きのように、両手を広げる。

 全身を布で覆っていて、表情は読めない。

 

 相も変わらず、オカルトチックな部屋には、5体の不気味な人形が立っていた。

 中央にいるのは、今朝奈緒から魔力を吸った使い魔だ。奈緒の姿を見て嬉しそうにケタケタと笑っている。

 

 「今朝は豊富な魔力をありがとうございます」

 イナーシャは手を前に出して礼をする。

 

 「それで、調子に乗って連戦をお望みなの?随分舐められたものね!」

 ティーナが鼻息荒く挑発する。

 彼女としては、勝てそうな場面で逆転負けしたのを、苦々しく思っていたのだ。

 

 「いえいえ、今朝のは予定にないアクシデントですよ。ただの偵察のつもりだったのですが、補足されてしまったのです」

 まさか、使い魔の方が勝つとは思いませんでしたよ、とイナーシャは言い放ち、ティーナを激昂させた。

 

 口ではそう言いながら、イナーシャは常に計算づくで動いている。

 今朝の戦いも作戦がうまく嵌って得た勝利だ。

 今こうして時間を稼いでいるのも、仕込みをしている最中だからだ。

 その仕込みも終了した。

 

 

 「さて、ミルキーナオ」

 イナーシャは奈緒を指さす。

 

 「あなたは、私の命令通りに動きます。そこの椅子に座りなさい」

 

 気づいた時には、奈緒の身体は自分の意思で動かせなくなっていた。

 

 

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