「か、身体が勝手に……」
奈緒はまるで操り糸に操られているかのように、イナーシャが用意した椅子に座り込んだ。
「この場にいる限り、私の命令には逆らえません」
イナーシャが圧力をかけた声で言う。
奈緒の足元には椅子を中心に、魔法陣が描かれていた。
魔法陣の外周囲には5体の人形が立ち、赤く光る目で奈緒を見つめていた。
奈緒の動きを封じているのは、この人形達らしい。
「まずは、昨日の暗示を解除しましょう」
イナーシャの目が光ると、奈緒の頭の中から、『女の子に強烈な一撃を貰わなければイク事ができない』制約が消え去る。
「ではこれからが本番です」
イナーシャが目の前の水晶玉に手をかざした。
「あなたは、おちんちんが痒くなって、掻く事もできずに、悶え苦しみます」
イナーシャはそう宣言した。
「…………あ、あ……、あ……」
奈緒の身体が小刻みに震え出す。
「か、痒い、痒い………、おちんちんが痒い……」
かつて味わった、痒薬の苦しみが思い出される。
実際のところ、奈緒の記憶の中にある痒薬の記憶を、暗示によって呼び覚ましているのだ。
そのため、肉体が炎症を起こしていなくても、好きなところに痒みを発生させる事ができる。
奈緒はおちんちんを掻こうとしたが、身体が全く動かない。
椅子に座り、足を大きく開いた状態のまま、手足を動かす事ができないのだ。
「やだ……、なんで?痒い痒い…!」
「ふふふ、痒くて辛いですか?これからもっと辛くなりますよ」
イナーシャが指を動かすと、痒い場所がいきなり変化した。
「…? あ…、ああ……、か、痒い…、おちんちんの中が…、中が痒い…!」
痒みの発生源が、おちんちんの表面から、おちんちんの内部……尿道内に移動したのだ。
奈緒の腰が震えるが、拘束された身体では何もできない。たとえ、自由に動かせたとしても、尿道の中には指が届かない。
「あ…、ああ……、痒い痒い痒い……」
必死に身体をくねらせて、おちんちんをプルプルと振るが、何の効果もない。
汗がじっとり染み出し、周囲の赤い光に照らされて艶っぽく光る。
そんな様子をひとしきり眺めて楽しんだ後、イナーシャは助けの手を差しのべた。
「ここに、良いモノがありますが、欲しいですか?」
奈緒の前に差し出されたのは、尿道責め用のビーズだった。
これをおちんちんに挿せば、患部を掻くことができるだろう。
「あ…、それ…」
「欲しいなら、おねだりしてごらんなさい」
「そのビーズをおちんちんに入れて!おちんちんの中を掻いてっ!」
奈緒は切羽詰まって、自ら淫具を要求してしまった。
「それなら、自分の手でやりなさい」
イナーシャが命令した途端、奈緒の手が動いた。
ただし、自由に動かせるのではなく、魔女の命令通りに操られているのだ。
奈緒の手は尿道責めビーズを受け取り、左手で自分のおちんちんを固定し、右手でビーズの先端を鈴口に当てる。
本来ならば、力を加減しながら、痛くないように少しずつ入れるところを、魔女に操られた手は、そんな事お構いなしに強引に挿し込んでくる。
ぐりっ
「ひっ!」
ビーズの玉は尿道の鈴口よりも大きく、尿道を押し広げながら侵入していく。
ぐりっ ぐりっ
「い、痛いぃぃぃぃ」
奈緒が痛がっても、手の動きは緩まない。
尿道の中を強引に、ビーズが少しずつ奥へと進んでいく。だが…
「え?え?なに?痒いところが動いてる!?どんどん奥へ動いてる!」
何が起こったのか理解できず、戸惑う奈緒。
奈緒が痒みを感じているのは、暗示によるものだ。そして、その痒みを感じる場所を移動させる事も可能だ。 そして、痒みの患部は、ビーズが届くギリギリの距離を保って、逃げ続けているのである。
「も、もっと奥ぅぅ」
ぐりっ ぐりっ
ビーズがさらに挿し込まれる。
「苦しいぃぃ、ま、まだなのぉぉぉ?」
挿しても挿しても、患部は奥へと逃げていく。
やがて、ビーズの長さ限界まで到達してしまった。
外側には指を通すリングしか出ておらず、玉は全て尿道に埋まっている。
それでも、痒みの患部には届かない。
「あ、あ、と、届かない!あとちょっとなのに届かないぃぃぃっ!!」
奈緒は慌てて、ビーズを少し引いた後、力一杯押し込んだ。
ずるずる… ずちゅっ!
それを何度も繰り返したが、痒いところに届かない。
「あ、あ、届かないぃぃっ!痒いっ痒いっ!!」
「これならどうですか?」
イナーシャがもう一つのビーズを取り出す。
奈緒の前に差し出されたビーズは、最初の物よりも1.5倍の長さがあった。これだけあれば、奥の奥まで届くだろう。
ただし、玉の途中に、白い綿毛のようなものが点々と付いていた。それは毛の生えたブラシだった。こんなものを使えば、尿道の内壁をそのブラシで磨き上げられてしまいそうだ。
そんな奈緒の不安を他所に、操られた身体は新しいビーズを受け取った。
そして、今刺さっているビーズを、一気に抜き去った。
ズルズルズルズルッ
「ひぎぃぃぃぃぃっっ!!」
奈緒の手が、自分のおちんちんのダメージを無視して、無理矢理引き抜こうとする。奈緒が泣き叫ぼうがお構いなしだ。
ズボッ
ビーズの最後の玉が鈴口から飛び出す。抜き取られたビーズは反動で跳ね上がり、奈緒の手に巻き付いた。
奈緒はそれをポイッと捨て、新しいビーズを差し込もうとする。
ぐりっ ぐりっ
「い、痛い、痛いっ、入らないっ」
新しいビーズの先端はいきなりブラシになっており、先程の玉よりもはるかに表面積が大きく、鈴口に入りそうにない。さらにブラシの先端がチクチクと亀頭の表面を刺す。
それでも操られた手は、無理に入れようとするため、奈緒は激痛で泣き叫ぶ。
「うまく入らないなら、これを付けてみたらどうですか?」
イナーシャは奈緒の手から尿道ビーズをひったくると、液体の入ったビンに一旦漬けて、奈緒に返す。
液体はヌルヌルしており、液体を吸ったブラシが縮んでしんなりとしていた。これならば入りそうだ。
ビーズを抜いてしまったため、尿道内の痒みは再び全体に広がっており、早くなんとかしなければ気が狂ってしまいそうだ。
ズルッ
縮こまったブラシが鈴口に侵入する。そのまま尿道を押し広げて奥へと進む。
ギュルッ
ブラシの毛が尿道の内壁を擦る。
「ひ、ひぎぃぃぃぃぃっっ」
最初のビーズとは違う、圧倒的なボリュームに、奈緒が悲鳴を上げる。
ズブッ ズズッ
ビーズがおちんちんの中へと次々に入っていく。これで痒みを解消できるかと思っていると…
「あ、あ、あ、また、また動くうぅぅぅ」
ビーズが侵入すればするほど、痒みを感じる場所が再び奥へと移動していくのである。
そして、奥を目指してビーズがさらに押し込まれていく。
「おくぅぅ、もっとおくぅぅぅっ!」
ズブッ ズブッ
ビーズの途中に付いたブラシが、また尿道の中へ消えていく。これで3つ目だ。
そのブラシ達が尿道の内壁を磨き上げていく。
それでも、痒みを解消するには及んでいない。
そもそも痒いと感じているのは、幻覚なため、ブラシで掻いても解消などされない。全ては無駄な努力なのである。
「ひっ、ひっ、まだ奥なのぉぉぉ?」
ズブッ ズブッ
ビーズは、先程届かなかった場所を通過し、さらに奥へと移動する。
「あうっ!!」
奈緒の身体がビクンと大きく跳ねた。
何か固くて狭くなった所にビーズの先端がぶつかったのだ。
奈緒は、その場所が尿道の終点なのだと考えた。これ以上は入らないと思った。
それでも、奈緒の手はこの場所を突破するかの如く、ゴツンゴツンとビーズを突き立てる。
「ああっ!!ああっ!!も、もう入らないから!とまってぇぇ!!」
前立腺に何度もゴツゴツ当てられて、奈緒は腰が裏返るような感覚に襲われる。
腰が浮いて、椅子から転げ落ちそうになるが、奈緒の足が踏ん張り、耐える。
椅子に座るという命令を守ろうとしているのだ。
それはつまり、体勢を変えて刺激から逃げる事も封じられているという事だ。
ゴリュッ!
「あぎぃぃぃぃぃぃっっ!!」
何度も突き上げられた前立腺が、その先の狭い通路にブラシの侵入を許してしまった。
ビーズは前立腺を超えて、さらに奥まで届く。
「あぐぁぁぁぁぁっっっ」
奈緒は痺れるような感覚に襲われながら、尿道にさらに奥があった事を知った。
「そろそろ効いてくるでしょう」
奈緒の痴態を鑑賞していたイナーシャが呟く。
「あ…、あ…、また…、痒い……」
じわじわと、尿道全体に痒みが襲ってきた。
「あっ!あっ!痒い痒い痒い!!」
ビクンッ ビクンッ
先程までの痒みは暗示による幻だが、今感じているのは本物の痒みだ。
ブラシに染み込ませた液体は、実は本物の痒薬だった。
奈緒は自分の手で痒薬を尿道内に塗りたくり、十分に染み込んだところで、その効果が一度に襲ってきたのである。
「あっ!ああっ!痒い痒い痒い!ひっ!ひっ!気持ちいい!!」
奈緒はビーズを引いたり、押したりして、尿道内を掻きまくる。
先程までは、いくら掻いても痒みを解消できなかったのに、今は凄まじい快感がおちんちんに走る。
しかし、ビーズで尿道内を掻くという事は、ブラシに染み込んだ痒薬を、さらに擦り付る事と同義である。
「あっ!あっ!あっ!」
今現在、奈緒の手は操られていないのに、自らの手でビーズを動かしている。
「あ、あ、くるっ!きちゃうっ!」
快感に飲まれた奈緒は絶頂にイッてしまった。
射精のスイッチが入る。
しかし尿道内をビーズが完全に塞いでいて、精液の通る隙間は無い。
どくんっ!どくんっ!どくんっ!
「あああああっっ!!だ、出せないぃぃぃっっ!!」
奈緒はビーズを抜こうとするが、深々と突き刺さったビーズは簡単には抜けない。
「ああ、は、はやく抜けてぇ…」
ズルッ ズルッ
少しずつ、抜けていくビーズ。
半分まで抜けたところで、尿道の奥が猛烈に痒くなった。
ビーズが抜けて、掻く事ができなくなった箇所が、自己主張を始めたのだ。さらにそれを暗示による痒みが上乗せされる。
「あ、あああああっっ、痒いっ!!」
奈緒は、ビーズを押し込みたい衝動に駆られた。だがそれは、自ら射精を封じる事になってしまう。
「あああああああ…」
(出したい!出したい!掻きたい!掻きたい!)
「ふふ…、迷う必要はありませんよ。……挿れなさい」
イナーシャが命令した途端、奈緒の手が勝手に動いた。
ズブブブブブブッッ!!
あれほど時間をかけた挿入とは比べ物にならないほど、あっさりと最奥まで到達した。それほどの力が、奈緒の手にかかったのだ。
「ああああああああああっっっっ!!!」
強引に挿入されたダメージが、奈緒のおちんちんを襲う。
だが、それだけで終わらず、奈緒の手はビーズを引いたり押したり、ピストン移動を始める。
ブラシが痒い場所をゴシゴシと磨き、快感と苦痛が入り混じった大波が奈緒を圧倒する。
ズップッ ズップッ
「あぎぃぃぃっっっ!!気持ちいいっっ!痛いぃっっ!」
そこへ2度目の射精。
精液を阻まれる苦痛が追加される。
「あひぃぃっっ!!ぐひぃぃっっ!!」
命令を受けている奈緒の手は、ピストン運動を止められない。射精の最中もブラシが尿道を磨き続ける。
どくんっ!どくんっ!
「ああっっ!!止めて!止まってっ!!」
奈緒が必死で懇願する。
「では、止めてみましょうか」
イナーシャの一言で、奈緒の手がビーズからパッと離れた。後に残されたのは、ビーズが挿さったままのおちんちん。
「あ?、あ、あ、痒い痒い痒いぃぃ!!」
ブラシの動きが止まって、痒みが解消できなくなり、奈緒は悶える。
さらには、奈緒の手のひら自体や、漏れた痒薬を浴びたおちんちんの表面全体、その下にあるおきんたまにまで痒みが襲う。
「いやああっっ!中も、外までえぇぇぇっ!!」
「ふふふっ、どうしたのですか?」
イナーシャは笑いを堪えながら尋ねる。
「痒い痒い痒い!おちんちんの中も外も全部痒い!助けて!助けてぇぇ!」
奈緒が泣き叫ぶ。
「では、ピストン100回達成したら助けてあげましょう」
イナーシャの無慈悲な命令を受けて、奈緒の手が再び動き出した。