――時は遡り、4日目の夜。
「雁首揃えて、何の用ですかー?みなさーん」
魔女リンレイは、隠れ家の前で訪問客を迎えていた。
そこには、魔女ローズ、魔女ミサキ、魔女ヒナ、魔女ララシャが立っていた。ちなみに魔女イナーシャはいない。
「…あなたが、奈緒を壊してしまうのではないかと危惧して来た」
魔女ミサキが前に出て発言する。
「ヒナはこの場に出てくる気は無かったんだけどね」
魔女ヒナが言う。
「その子を失うわけにはいきませんので~」
魔女ララシャが続ける。
「数を揃えて脅迫ですかー?全く卑怯な人達ですねー」
「…あなたは前科がある。もし同じ過ちを繰り返すなら、容赦はしない」
「…………」
リンレイは、しばし空を見つめた。
「魔女協定……面倒臭いですねー。魔法界を出てまでこんな決まりに縛られるなーんて」
魔女協定は、魔女達が共倒れしないように、お互いに決めたルールだ。
1、魔法少年に対しては、順番に1対1で当たり、複数で当たったり、妨害をしてはいけない。
2、各自が当たれるのは、最大5日間とする。
3、後の者の事を考え、魔法少年を再起不能にしてはならない(レベルに合わせた対応をすること)
順番はくじ引きだが、順番が早ければ初々しい反応を楽しめるし、順番が遅ければ高レベルのプレイが楽しめる。
「そんな決まり無視して、みんな一緒に楽しみませんかー?5人でこのワンちゃんを絞り尽くしてしまいましょー。抜け殻になったワンちゃんはワタシが素晴らしいペットに改造してあげまーす」
「そうね、それも楽しそうだけれど…」
ローズが「気持ちだけ頂く」という対応をする。
「いっそ、協力して魔法委員会を潰しませんかー?ワタシがペットにしてきた魔法少年達を電池にすれば、勝ち目はありまーす」
「そうやって、端から使い潰していく、あなたのやり方が、前から気に入らないの」
ヒナは幼い外見に似合わず、厳しい口調で言った。
「ナオくんは、これからも成長していきますわ~。今とは比べ物にならないほどに。そしてそれをわたくし好みに育てていくのが~、とても楽しみなんですの~」
ララシャが遠回しに、リンレイの提案を却下する。
「このワンちゃんが成長したら、確実にワタシ達の障害になりまーす。今のうちに始末するのが懸命でーす
「…だから、彼を味方につける。私達無しでは生きられない身体にして、心もしっかりと虜にする。この子の力があれば、魔法界の支配も夢ではない」
ミサキが言う。
「偉そーな事を言っていますが、アナタは、ワンちゃんに惚れているだけでしょう?」
リンレイが指摘すると、ミサキの顔が真っ赤になる。
「自分無しでは生きられない身体にして、子供でも作るつもりですかー?」
「…………………そうよ」
ミサキは全身真っ赤になりながら、きっぱりと答えた。
魔法界の住人と、人間界の住人では普通子供はできない。だが、成長した魔法少年は、魔法界の住人と遜色なくなるので、子作りが可能になる。
そのため高レベルの魔法少年には、子種を求めて魔女達が群がるようになる。
「なるほど。それで必死にワンちゃんを守ろうとしていると。そういう理由の方が分かりやすいでーす」
リンレイは、他の魔女達の方を見た。
「アナタ達も、ワンちゃんの子種目当てですかー?」
「私達はそこまで入れ込んではいませんわ~。今回はミサキちゃんから素敵なプレゼントを貰ったので、協力してあげましたの~、ふふ…」
ララシャがそう答えるが、ローズだけは「わたしは欲しいかも…」と呟いた。
そのプレゼントとは、イナーシャから分捕った、奈緒のビデオ映像(まだ発売前)である。彼女がこの場にいないのは、そういう理由である(あと、戦力外なので)
「はあ…、仕方ありませーん。わたしにもそのプレゼントを分けてくれたら、妥協しまーす」
元より、ヒナとララシャを同時に相手にすれば、タダでは済まない。
ヒナはこの中では最強だし、ララシャはどんな搦め手を使ってくるか分からない。
魔獣達の群れを率いるリンレイは、引き際も心得ていた。
――時は戻り、リンレイの調教最終試験は続く。
「あ、あ、あ、あッ…」
ブルブルブルブルブルブルッ
奈緒のおきんたまに装着されたリングが、振動し続けている。
玉伝導でアニメソングが延々聞こえてくる。
リンレイの手にある音楽プレイヤーの音声が、テレパシーとして送り続けられているのだ。
「散歩中にBGMを聞くのも、オツなものでしょー? ワンちゃんの大好きなアニメの曲ですよー」
これまで、リンレイの歌を玉伝導で聞かされた事はあった。
リンレイの短い言葉だけでも、身体の芯を掴まれたような感覚になるのだ。それが長時間続けば、その苦しみは絶大になる。
しかも、今回はボーカル、主旋律、ベースドラムなど、様々な音の集合体だ。その情報量は格段に上がる。
鋭い波形、鈍い波形、刺し、叩き、捻り、痺れる。
「あうううう…、うううう…、」
本当はその場で蹲りたいが、リンレイは許さずに、前へ進む事を強要した。
奈緒の好きな曲なだけに、次に何が来るのか分かってしまう。
『ジャジャジャジャーン♪』
「あうああああっっ!」
曲がサビに入って、激しさを増す。奈緒の大好きな箇所だが、今それが奈緒を苦しめている。
ブオンッブオンッゴゴゴンッ
「お、お、おおおおっっ」
おきんたまが激しく震える。
もうすぐ曲が終わる……、そう思ったところで奈緒は気付く。
この曲の最後には、締めとしてすごい轟音が入るのだ。
奈緒の一番好きな瞬間なのだが、今は……
『ドオオーーーーンッ♪』
太鼓を叩いたような衝撃が、おきんたまに響いた。
「ああああああっっ!!」
ビクビクンッ!
奈緒の身体が大きく跳ねた。
衝撃で、イキそうになるが、首輪の効果で防がれてしまう。
(はあ…、はあ…、やっと終わって……)
『シャララランッ♪』
「あああ!?」
OP曲が終わって、次のED曲が流れだした。
「一曲で終わりと思ってましたかー? 目的地に着くまで何曲でも流しますよー」
ED曲は、OP曲よりも静かなため、奈緒はなんとか耐えながら、前へと進んでいった。
奈緒達は樹木の生えた小さな公園にさしかかる。
木陰の椅子では、高校生くらいの女の子達がお喋りしていた。
ようやく、音楽が止められ、四隅の木にマーキングをするように命じた。
「キャッ、なにこの子…、いや、犬は…」
女の子達が、思い切り引いている。
リンレイの幻術は、奈緒を普通の犬として認識させるものではなく、犬の真似事をしている奈緒に、「話を合わせようとする」ように、操作する魔法だった。
つまり、奈緒の痴態は、「かわいそうな子」「変態」として認識されている。
そんな女の子達の目の前で、奈緒はマーキングの射精を行う。
「あうんっ!んくっ!」
どぴゅんっ びゅくんっ びゅくんっ
先程までの音楽で、おきんたまにたっぷり充填された精液が飛び出す。
「うわっ!なにこれ?」
「おしっこじゃないよ、これまさか…」
「ねえねえ、ちょっと来て」
「何やってるの」
「うわー、これ……」
「どきどき……」
四か所を巡る内に、いつの間にかギャラリーが増え、最後には8人の人間に視姦されながら、マーキングを行わなければならなくなってしまった。
皆手にカメラを持って、奈緒に向けている。
おちんちん丸出しで、片足を上げて、射精するところを、カメラのレンズが狙っている。
『さあワンちゃん、最後の木ですよ。みんなに見えるように盛大にどうぞ』
(は、はやく…、終わらせないと…)
焦った奈緒は、細かい確認を怠っていた。
びゅくんっ びゅくんっ
1射目、2射目を外し、なんとか修正をしようとして、身体が大きく動く。
「キャッ!」
3射目が、ギャラリーの足にかかってしまったのだ。
(しまったっ)
これに動揺した奈緒は、4射目、5射目も見当違いの方向へ飛ばしてしまう。
(どうしよう…、なんとか体勢を…)
バランスを崩して、一旦足を下ろし、再び足を上げて、木を狙う。ようやく命中した時には10射目を超えていて、射精はもう終わりだった。
(し、失敗…?ここまできたのに…、もう…、そんな……)
失敗のショックと、射精直後の脱力感で、奈緒はその場にうずくまる。
周りのギャラリーの声は聞こえていない。
『失敗しましたね…』
「ひいっ」
リンレイのテレパシーが玉伝導で響く。
『ここまではキチンとできましたし、失点1くらいは大目に見てもよいですがー…』
奈緒はそれを聞いてほっとする。
『罰だけは受けましょうか』
「は、はい…」
「そこのお嬢さん、ごめんなさーい、うちのエロ犬が足を汚してしまって…」
「い、いえ、わたしが近寄り過ぎたせいですし…」
「ワンちゃんに、おしおきをしてもらえますかー?」
ピッ
リンレイが、指をかざすと、急に女の子の態度が変わった。
「そうよね! おしおきは必要よね!」
『ワンちゃん、おねだり』
命令を受けて、奈緒は服従のポーズをとった。
「さあ、お嬢さんの足を汚した、イケナイおちんちんに、おしおきをしてあげてくださーい」
「いっきまーす」
ガッ
女の子の靴が、差し出されたおちんちんを踏み潰す。
「あんっ!」
奈緒が悲鳴を上げる。
「もっと、激しく責めていいですよー」
「わかったわ!」
ゴッシュ!ゴッシュ!ゴッシュ!
「あひいいぃ!んはああっ!」
「犬マネなんてしてる、変態くんは、成敗してあげる!」
ゴッシュ!ゴッシュ!
「あひゃぁっ!ああっっ!」
奈緒が、おちんちんを踏まれて喘いでいる場面を、周囲のカメラはしっかりと記録していた。
「あっ!あっ!あっ!」
びゅくんっ びゅくんっ びゅるっ
擦られ続けたおちんちんが、射精する。
「あははー、出ちゃったー。変態くんの精液~」
興奮した女の子から、満足気な呟きが漏れる。
「やっばい…、これ、すっごくゾクゾクする……」
「次はアナタの番でーす」
「いいの!?いっきまーす!」
2人目の女の子の足が、奈緒のおちんちんを踏みつけた。
『このまま、全員におしおきをおねだりしなさーい。おきんたまの方も忘れずにね』
「あ…、た…、わふん、わふん」
奈緒がM字開脚のまま、後ろ手におきんたまを持ち上げて、存在を強調する。
相手がそれを気付き、おきんたまに足が当てると、奈緒は艶めかしい声を出した。
「ふおぉぉぉぉぉん」
「なあに?この子、おきんたまを責められて悦んでるの?それじゃ、お望み通りしてあげる」
相手の足が、奈緒のおきんたまを踏みつけた。
「ひいっ、ひ、わおぉぉぉぉぉんっ」
びゅくんっ びゅくんっ
新たな精液が発射された。
奈緒は8人全員に、足で射精させられてしまい、そのまま気を失った。
「……魔獣達に囲まれるよりは、随分マシだったでしょ……?」
リンレイは、笑顔で言い放った。
「この続きは…、次の順番が回ってきた時にとっておきまーす」
ちなみに、彼女達が撮った映像は、他所へ流せないように全てリンレイが回収して、コレクションに加えてしまった。
記憶だけ残された彼女達は、その後、ドSの血が目覚める事となる。
奈緒が気が付くと、自分の家の前にいた。
犬の衣装のまま、おちんちんを丸出しの状態だったが、その事まで気は回らなかった。
「奈緒ぉぉーー!」
ティーナが飛んできて、奈緒の頭にしがみ付いた。
「よかった…、本当に…、帰ってこれた…」
ティーナは泣きながら、顔を擦り付けてきた。
「…奈緒」
奈緒の家の玄関が開き、美咲が中から姿を現した。
「…おかえり、奈緒」
美咲の両腕が、奈緒の身体を包み込んだ。
~~~ リンレイ編 終 ~~~