……目が覚めると、奈緒は自分のベッドの中にいた。
部屋の中は暗く、電灯の豆電球の光だけが照らしている。
5日ぶりの寝床の臭いに、奈緒はほっとする。
(………!)
何か別の臭いが混じっている。
決して不快ではない、ほのかに甘い香りは…
「…奈緒…」
「………美咲ちゃん…」
布団の中に、美咲が潜り込んでいた。
「美咲ちゃん…ボク…」
「…今は何も思い出さなくていい。この手だけ握っていて…」
布団の中で、美咲と奈緒の手が握られる。
奈緒の手がガタガタ震えるが、それを美咲の手が包み込む。
「やわらかくて、あったかい…」
奈緒が素直な感想を漏らす。
「…奈緒が落ち着くまで、こうしてるから」
「うん……」
奈緒はいつしか、再び眠りに落ちていった。
「…落ち着いた?」
「うん…、少しだけ…」
「…回復魔法では祓えない、呪詛があちこちに憑いていた。今は綺麗に祓ってある」
「そっか…、ありがとう」
二人は布団の中で話を続ける。
「…奈緒、奈緒は私の事が好き?」
「うん…、ボクは美咲ちゃんが好きだよ」
「…そう………」
「!!っ…、美咲ちゃん……」
布団の中で、美咲の手が奈緒のおちんちんを握る。
「…もうこんなになってる…」
美咲は流れるような手捌きで、奈緒の服を脱がした。
そして、命令の言葉をかける。
「おすわり!」
「!」
奈緒ががばりと起き上がり、お座りのポーズをとる。
「お手!」
「!」
奈緒の手が、美咲の手に乗せられる。
「…すごい奈緒、しっかり調教されてる」
「あうう……」
考えるよりも先に、身体が反応してしまった。
リンレイの調教が身体に染みついているようだ。
恥ずかしくて、顔を赤くする奈緒。
「おねだり!」
「!」
奈緒は腹を見せて服従のポーズをとる。
M字開脚で腕や足を内側に丸め、おちんちんを強調する。
腰を振って、勃起してなお小さなおちんちんをピコピコと上下左右に揺らす。
切なそうな表情で、訴えるような瞳。
「くぅぅぅぅん くぅぅぅぅん」
甘えるような鳴き声。
(!!!!!なにこれ超かわいい!!!!!)
美咲は思わず両手で自分の口を押さえた。
興奮で頭がクラクラしてくる。
(…鼻血…鼻血がでそう………!)
実際には鼻血は出ていないが、鼻の裏側がツーンとして何か滲み出ているような感覚に襲われる。
(リンレイ……グッジョブ!!)
心の中で、リンレイに親指を立てる。
(可愛い!可愛い!奈緒可愛い!もう我慢できない!)
美咲の足が奈緒のおちんちんを捕らえ、高速で扱き上げた。
ゴシッ ゴシッ ゴシッ ゴシュッ
「あっ…! あぉぉぉんっ、んあぁぁぁぁんっ」
奈緒の嬌声がしばし響いた。
「…奈緒」
「…………美咲ちゃん?」
「…奈緒、私とセックスしよう!」
「…!!!」
奈緒が激しく動揺する。
「…奈緒の童貞…、魔獣なんかに先に取られちゃった…、ちょっと悔しい……」
奈緒のおちんちんを優しく撫でながら、美咲が言う。
「…奈緒、私とセックスしてくれる…?」
「い、いやだ…、こわい…、こわいよう……」
初体験で犬型魔獣ハックの毒壺に犯され、おちんちんを強酸に灼かれたのは、深刻なトラウマとなって刻まれていた。もう二度とセックスなどできそうにない程に…
ここに、まだ祓われていない、「最大の呪詛」が残っていた。
「…奈緒、怖がらないで。私を信じて。私を受け入れて」
美咲は両手で奈緒の頭を左右から挟んだ。そして顔を間近まで近づける。
ちゅっ
唇が軽く重なる。
「…奈緒、私の事好き…?」
「好きだよ。美咲ちゃん…」
「…奈緒、私の事信じられる?」
「……うん、信じるよ。美咲ちゃんの事信じる」
美咲の股がおちんちんの先端をヌルヌルと擦る。
「あんっ、美咲ちゃん…」
「…何も考えないで。力を抜いて、私をそのまま受け入れて…」
「美咲ちゃん……」
「…入るよ」
ズブズブズブ……
おちんちんが膣内に吸い込まれていく。
「ひいっっっ!!」
奈緒が恐怖から悲鳴を上げる。
「奈緒!私に捕まって!ぎゅって捕まって!」
「ああっっ…、み、美咲ちゃん……!こわいよっ!」
「大丈夫、大丈夫だから」
「あううううぅぅ……」
」しばし、身動ぎせずに抱き合う2人。
「…奈緒……、どう……? 私の膣内(なか)…気持ちいい…?」
「う、うん…、あったかくて、ヌルヌルが絡みついて……、気持ちいい……、アレと全然違う……」
奈緒はブルブル震えながら、美咲にしがみ付く。
「…そう……、よかった……」
美咲は奈緒の頭を撫でる。
「…もう怖くない?」
「まだちょっと怖いけど…、美咲ちゃんを信じる…」
「…そう……、じゃあ…、動く」
ヌッチュ ジュップ ヌッチュ ジュップ
結合部分から水音が響く。
奈緒の小さなおちんちんを、キュッと締め付けて、搾り上げる。
「あんっ! あんっ! 美咲ちゃんっ! これっ すごいっ!ボ、ボク…」
「…我慢しないで、いつでも射精していい…、奈緒…」
「あ、ああああああっっ!!」
どぴゅんっ どぴゅんっ どぴゅんっ
美咲の膣内で、熱い精液を噴き出すおちんちん。
「あっ!あっ!美咲ちゃんっ!」
「ふふ…っ、出てる…、奈緒の精液が…」
精液を浴びながら、美咲の膣壁がさらに蠢く。
「あんっ…、吸い取られるっ、絞られちゃうっ……」
「そうよ。全部飲み込んじゃうんだから」
奈緒は快感に震えていた。
「はあ…、はあ…」
射精が終わり、一息つく奈緒。
「……奈緒、まだ足りないでしょ?」
「う、うん……」
「…じゃあ、続き」
美咲は四つん這いになって、お尻を奈緒に突き出した。
「後ろから…私に入れて。犬みたいに突いて…」
「美咲ちゃん…」
ごくりと、奈緒は唾を飲み込んだ。
奈緒一人ではうまく挿れられず、美咲にサポートされながら、おちんちんを挿入する。
そして、自ら腰を打ち付けだした。
魔法少年になってからこれまで、全て受け身で責められていた奈緒の、初めての攻勢だった。
ずぷっ じゅぷっ ぬぷっ
「奈緒!もっと突いて!激しく突いて!」
「美咲ちゃんの中すごいよ! ボクおちんちん止まらない!」
じゅっ じゅぷっ ぐちゅっ
奈緒が必死に腰を動かし、美咲がそれを迎え撃つ。
「美咲ちゃん、ボク…もう……」
「いいわ。好きな時に出しなさい」
どぷんっ どぴゅんっ どぴゅんっ
「うああああああっ」
奈緒の精液が美咲の膣内に注がれていった。
(…まだまだ魔力が…レベルが足りない……、でもいつかは…)
美咲は精液が注がれたお腹を、愛おしそうにさすった。
奈緒は久しぶりに、学校にやってきた。
無断欠席に関しては、魔法で都合の良いようにしてくれたらしい(詳しい説明をしてもらえなかった)
「おはよっ! 奈緒くん!」
元気よく挨拶してきたのは小川由衣だ。
「奈緒くん、身体は大丈夫?射精したくなったりしてない?」
開口一番これである。だが、今の奈緒にとっては…
「う…、その……」
奈緒がモジモジしているのを察知して、由衣が奈緒の腕を掴む。
「やっぱり! 奈緒くん、早くトイレいこう!」
由衣がぐいぐいと奈緒を引っ張っていった。
「……ふう」
女子トイレの中で1発…、いや2発抜いたところで、由衣が話しかけてきた。
「ん…、けほっ」
口の中に残った奈緒の精液が喉に絡みつく。
「ねえ、奈緒くん」
由衣はずいっと顔を近付け、奈緒の目を見つめた。
「私ね、奈緒くんが大好き。奈緒くんが変態さんでも全然かまわない。全部受け止めてあげる」
黒い真珠のような瞳が、奈緒をじっと捉えている。真剣な眼差しだ。
「たとえ奈緒くんが『魔法少女』でもかまわないよ」
「え!?」
「秘密だったら、無理に言わなくていいよ。…でも、いつかは話して欲しいかな……」
「由衣ちゃん…」
「だからね…、いつでも私を頼って。射精したくなったら、何度でも抜いてあげるし、おきんたまも踏んであげるからっ」
最後に奈緒のおきんたまをピンッと弾いた。
「あうっ」
奈緒の身体が跳ねる。
「じゃあ、早く教室いかないと、授業始まっちゃうよ」
由衣はトイレの戸を開けて出ようとして……、立ち止まる。
「あ、それとね…」
由衣は急に引き返して、奈緒の耳元で囁いた。
「お嫁さんが何人もいても、私はかまわないから」
「え?」
その「何人も」とは、涼子を指しているのか、顔も合わせていない美咲を指しているのか、それとも今後候補が増える事を見越しているのか…?
そのころ…
「あれれ~?由衣も奈緒くんも、どこにいったの~?」
由衣に一歩リードされてしまった大山涼子が、2人の姿を探していた。
昼休み……
「奈緒! 新しい魔女の気配よ!」
ティーナが奈緒の肩に乗って、出動を促す。
「うっ、もう次のやつなの…?」
奈緒が難色を示す。
せめてもう少し休息が欲しい…と思った。
「さあ、行くわよ!奈緒!」
即座に変身用の媚薬魔法が飛んだ。
「ああああっ!」
奈緒がおちんちんを押さえて蹲る。
「さあ、魔法少年ミルキーナオ出動よ!」
「あうう…、わかったよう…」
変身を完了した奈緒は、新たな魔女のところへと飛び立っていった。
魔法少年ミルキーナオの受難はまだ続くが、このお話は一旦ここで区切る。
またいつか語られる時が来るまで、しばしの別れを。
~~~ 魔法少年ミルキーナオの受難 第一部 完 ~~~