夜も更けた自宅の寝室。
「ねえティーナ、まだあ…?」
「もう終わるわよ」
今は契約の刻印の定期チェック中だ。
普段は何も見えないが、奈緒のおちんちんとおきんたまには、契約時にティーナが刻んだ魔法の刻印がびっしりと描かれている。
この刻印は、魔法少年になるための術式の他に、奈緒の成長具合を記す項目もあるのだ。
この定期チェックのために、奈緒は下半身裸になって足を開き、恥ずかしい所を全開にした状態で、目の前の妖精に詳細まで確認してもらわなければならない。おちんちんの端から端まではもちろん、おきんたまの裏側まで全部だ。
最初の頃は恥ずかしがって足を開こうとしなかった奈緒を、魔法で無理矢理拘束して強行した事もあった。
「はいっ、もういいわよ」
チェックを終えたティーナが、ようやく奈緒の股間から離れた。
解放された奈緒はいそいそとパンツを穿く。
「やっぱり尿道とお尻のレベルが大きく上がっているわ」
「うう……」
先日の蟲責めの影響で、またおちんちんが開発され、元々弱点だった所の感度がさらに上がっていた。特に尿道内とお尻の中、前立腺の裏表が顕著だ。
ちなみに今の奈緒のレベルをざっと上げてみると、
おちんちんサイズ LV2
おちんちん耐久 LV6
おちんちん亀頭 LV5
おちんちん尿道 LV18
おきんたま LV25
前立腺 LV10
お尻 LV7
こんな感じである。
おちんちんサイズだけは、初期から全く上がっていない。逆におきんたまのレベルはガンガン上がっており、1日の射精回数が上がっている。
一番重要なおちんちん耐久も、なかなか上がっていない。
魔法少年としては、かなり偏った成長をしていると言える。
ピクッ
「むっ!」
突然ティーナが何かを感じ取って、虚空に目を向ける。
「奈緒、新しい魔女気配よ!」
「ええ~?今からなの~?」
チェックも終えて、そろそろ寝ようと思っていたところで、魔法少年の出動要請が来てしまった。
「ちょっと待って、準備するから」
学校内での出撃とは違い、自宅から出撃する時は、多少の準備をする余地があった。
夜は肌寒い。奈緒はクローゼットから上着を取り出して、袖を通した。
変身時は寒さなど気にならないが、解けてしまえば冷気が身に染みる。
次に変身前の準備。
奈緒は穿き直したばかりのズボンとパンツを下ろし、可愛らしいおちんちんを露出させる。
変身が解けると、変身直前の姿に戻る。そのため、パンツを完全に脱いだ状態で変身してしまうと、現地でノーパンになったまま帰らなければいけなくなってしまうのだ。
奈緒は慎重にズボンとパンツの位置を調整し、オナニーの途中で落ちてしまわないようにする。
(じ~っ)
ティーナの視線がおちんちんに集中しているのが分かる。
奈緒は恥ずかしくなって、手で隠す。
これまでに何十回も見られていても、つい先程まで刻印チェックで隅から隅まで見られた後だとしても、恥ずかしいものは恥ずかしいのだ。
「もういいわね?」
ティーナが確認の声を上げる。
「うん」
奈緒が頷く。
「えいっ」
ティーナが変身用の媚薬魔法を放つ。光が奈緒のおちんちんに向かって飛ぶ。
「うああああああああっ」
猛烈な射精欲求が走り、奈緒は自分のおちんちんを扱き出す。
この瞬間、羞恥心も何もかもが吹き飛び、何を犠牲にしてでも射精をしたいという欲求に支配される。
これはティーナがおちんちんに刻んだ刻印と、妖精の能力による特別な作用であり、魔女にもできない強力なものだ。
両手でおちんちんを握り締め、おちんちんのダメージを顧みず、最短ルートで射精に到達しようと乱暴に扱き上げる。
「うっぐっふっんっ!ふっふっふっ!」
レベルアップして敏感になったおちんちんを絞る。
快感よりも痛みの方が強いが、そんな犠牲よりも早く射精する事が最優先だ。
(射精したい射精したい…!)
普段なら絶対に触らない、亀頭の弱い部分まで強引に擦る。
「ふっうっ…く、くる……」
射精が近付き、奈緒の腰と膝がガクガクと揺れる。
せっかく膝の上に引っ掛けていた、ズボンとパンツがストンと下へ落ちる。だがそんな些細な事は、頭に入らない。射精する事しか頭に無い。
「あと少し…あと少しで…」
手の動きがラストスパートに入る。
びくっ
射精のスイッチが入り、ゾクゾクという感覚と共に精液が昇ってくる。
「んああああああっっでるうううぅぅっ!」
どぴゅんっ どぴゅんっ どぴゅんっ
おちんちんから白い精液が発射される。
「あんんんっ ふああああっ ああああっ」
精液が飛ぶたびに、痺れるような快感が走る。尿道のレベルが上がって、射精時の快感もまた上がっていた。
キラキラキラーー
発射された精液は白い光となって、奈緒の身体を包み込む
どぴゅんっ どぴゅんっ どぴゅんっ
「あふううんっ んんんんっ」
射精が終わるまで変身は始まらない。出した精液は次々に白い光と化していき、光の膜は厚みを増して繭のようになっていく。
やがて射精が終わると同時に光の繭が魔法の衣装に変化し、奈緒は魔法少年ミルキーナオに変身した。
淡いピンク色のドレスに、胸元の大きなリボン、飾りのついた丸型の帽子、フリル満載のスカート。しかしそのスカートは中心から左右に割れており、下着が丸見えになっている。
「…リジェネーション」
変身したら即この魔法をかけるのが基本だ。
これで時間経過で身体が再生する。戦闘中の肉体ダメージを相殺してくれるし、骨が折れても再生する、戦う上での前提となる魔法だ。
乱暴に扱いたおちんちんの痛みも、すぐに引いていく。
困りものなのは、常時おちんちんに甘い刺激が伝わり続ける事だ。お陰でおちんちんが萎える事は無い。
魔法少年は魔法を使うたびにおちんちんに刺激が走り、耐え切れずに射精してしまえば、変身が解けてしまう。いかにして射精しないように魔法を使うのかが鍵となる。
変身前は最速の射精を求められるのに、変身後は射精我慢を求められる。魔法少年とは難儀な存在であった。
変身を見届けてから、ティーナは出発を促した。
「さあ、いくわよ」
「うん」
2人は、窓から夜の空へ飛び立った。
床の上には、変身時に落としたズボンとパンツが残されていた。
奈緒の家からは随分離れた、隣の市との境界線にある運動場。ここに魔女の気配があった。
しかし、そこに立っていたのは2人分の人影だった。
「魔女が2人?」
これまで魔女は単独で出現した事しか無く、複数で行動しているのを見るのは初めてだ。
向こうも奈緒達に気付いたようで、手を振ってこちらを招いている。
すとっ
奈緒達は地面に着地する。
魔女らしき2人組は、大人の女性と可愛らしい少女だった。
一人はSM嬢のような黒いボンテージで豊満な肢体を強調し、その上から黒いマントで身を包んでいる。こんな夜に出会ったら、思わず「痴女だーっ!」と叫びたくなる恰好である。
化粧はかなり厚く、赤い口紅が暗闇の中で光っている。
コスプレ用の安物ではなく、高級品の本革を使用したSM衣装は、異様な圧力を周囲に漂わせている。
もう一人はセミショートの髪に、整った顔、憂いを帯びた表情が注目を集める美少女。歳は奈緒と同じくらい。ヒラヒラの衣装を纏ったその姿は魔法少女のよう……
(…あれ?)
奈緒は違和感を感じた。
そしてもう一度少女を観察する。
よく見ると、衣装はスクール水着を基調にして、肩口や腰からヒラヒラのフリルが生えているようである。そしてその水着の股間には穴が開いていて、そこから勃起したおちんちんが…
「魔法少年?」
奈緒よりも先に、ティーナが口を出した。
「え?やっぱりそうなの?」
奈緒が聞き返す。
「ええ、多分どこか別の地域の魔法少年よ」
(ああ…やっぱり、よその魔法少年もあんな恰好なんだ……)
奈緒は少しだけ遠い目をした。
「初めまして。私は魔女ミリア。そしてこの子は奴隷のユウヤよ」
ミリアと名乗った魔女は、ユウヤの肩を押さえながら名乗った。
「奴隷って…」
「私の調教を受けて、メス堕ち…いいえ闇堕ちした魔法少年よ」
(今、メス堕ちって言った?)
「ティーナ、どういう事?」
「魔女側に付いた裏切り者って事よ!」
ティーナがイラつきながら答えた。
「そうよ、ユウヤは私の味方。私の命令を何でも聞く奴隷」
ミリアは後ろからユウヤの顔を撫でる。同時に反対の手でお尻の辺りを撫でる。
ピクンッ
ユウヤの表情に赤みが差し、身体が一瞬揺れて反応する。
おちんちんが大きく跳ねた。
その大きさは、平均よりもやや大きい。皮も完全に剥けており、奈緒のおちんちんとは対照的だ。
「そちらの名前は何かしら?間抜けそうな妖精さん」
「魔法少年ミルキーナオよ!」
奈緒ではなくティーナが名乗りを上げるのも、いつもの事である。
「ふーん、ミルキーナオね…」
ミリアの視線が、奈緒の股間を捉える。
「アハハハッ! ユウヤ、見て御覧なさい、あの粗チンを」
「………!」
奈緒のおちんちんを指差して大笑いするミリア。思わずムッとするティーナ。
「これまでに出会った中で、一番小さいんじゃない? かわいそう~」
「それが何よ!奈緒のおちんちんは世界一可愛いわよ!」
「それって小さいって事でしょう?」
ミリアは小馬鹿にしながら、隣のユウヤにくっつく。
「まるで昔のユウヤみたいね。今はこんなに大きくなったけど…」
ミリアは打撃用の鞭の先端で、ユウヤのおちんちんをペチペチと叩く。
「う……」
ユウヤが呻き声を漏らす。
「貴方のおちんちんがこんなに立派になったのは誰のお陰?」
「ご、ご主人様のお陰です…」
「そうね、何度も何度も折って潰して、レベルを上げたものね」
さらにペチペチとおちんちんを叩くミリア。
「は、はい…、ありがとうございます」
震えながら感謝の言葉を話すユウヤ。
その奇妙な光景を、奈緒とティーナはどう対応すればいいのか分からないといった顔で眺めていた。
ユウヤを解放すると、ミリアは奈緒達に顔を向けた。
「それじゃあ、勝負方法だけど…、まずは魔法少年同士、戦って貰うわ」
ある意味、予想通りの言葉が魔女から発せられた。