ミリアが勝負の説明を始める。
「このレールの間を、おちんちんを通して進んで行くのよぉ」
ミリアが鉄棒の間に指を通して、ススス…と移動させる。
「もしレールに触れたら、電撃がおちんちんを焼くわぁ」
ミリアの指が鉄棒にわざと触れると、バチバチッと電気が走った。
電撃が指を焼くが、ミリアは全く意に介さず、説明を続ける。
「同じコースを2人同時にスタートして、先にゴールした方が勝ちよぉ」
昔テレビ番組で流行った、こういう鉄棒の迷路を、手に持った鉄棒を通して競った、イライラ棒ゲームに似ている。尤も奈緒はその頃に生まれていないのだが…
「さあ、2人ともスタート地点に立ちなさい」
「…っ」
ミリアがそう命じると、奈緒の意思とは関係なく足が動き、所定の位置まで移動してしまう。
レールの下に敷いてある踏み台に乗ると、丁度おちんちんがレールの高さになるように調整されていた。
ミリアが奈緒の側までやってきて、可愛いおちんちんの皮を剥く。
メリッ
「ひぎっ」
綺麗なピンク色をした亀頭が現れる。昨夜の勝負で裂けてしまった鈴口は回復魔法によって完全に治っていて、新品同然だ。そして、これから電撃で焼かれる事になるのだ。
「さあ、レールの間におちんちんを通しなさい」
奈緒は言われるままに一歩前へ出て、上下の鉄棒の間に勃起したおちんちんを置く。
上から見ると、おちんちんの位置が、分かり辛い。もう少し後ろに下がらないと、レールとの位置関係が掴めないが、そうするとおちんちんがレールの間に入らない。
結果的に、身体を捻って少し斜め後ろからおちんちんを注視するという体勢になってしまった。
「おちんちんが小さい方が小回りが効いて有利だけれど、現在地が分かりづらいという欠点もあるわねぇ」
ミリアが奈緒の様子を楽しく眺めながらそう呟いた。
「さあユウヤも」
奈緒に続いてユウヤもスタート地点につく。
ユウヤの顔は、やはり仮面のように無表情になっていた。
(優也くん…)
ユウヤは奈緒と向かい合う位置で、同じくおちんちんをレールの間に置いた。
ステージ上では同じレールを挟んで、表と裏から同時に移動するようになっていた。
当然接戦になれば、互いに接触する事となり、その際のトラブルや妨害も、ゲームの一部とされていた。
今スタート地点に立った2人は、レールを挟んでお互いのおちんちんをくっつけた格好になっていた。
こうして並べると、互いの違いがよく分かる。
(優也くんのおちんちん…僕と形が違う……)
ユウヤのおちんちんは平均よりやや大きい程度なのだが、奈緒の極小おちんちんと比べれば随分大きい。包皮も完全に剥けている。
そういえば、勃起した他人のおちんちんをじっくり見るのは初めてかもしれない。
(奈緒くん…)
ユウヤもまた、奈緒のおちんちんを眺めていた。
(奈緒くんのおちんちん…可愛い……)
極小のサイズ、包皮を無理に剥かれてキュッと締められているカリ首筋、ピンク色のプリプリした亀頭。見ているだけで、つい虐めくなる可愛さだ。
「ミルキーナオは初めてなので、少しハンデを与えます。ユウヤはあなたがスタートしてから、1分後にスタートします。1分間で出来る限り距離を稼ぎなさぁい」
ミリアがそう宣言した。
1分間のハンデが大きいのか小さいのか、よく分からないが、それでもミリアはユウヤが勝つと思っているのだろう。
そもそも奈緒に拒否権は無く、そのまま受け入れるしかなかった。
「ではミルキーナオ、スタートしなさぁい」
プワァァァァンッ
電子音的な合図が響き、ゲートが開かれる。同時に足元からプシューッとスモークが噴き出す演出がされた。
「よっと…」
奈緒はヨタヨタとカニ歩きをしながら進み出した。
やってみて分かった事は、余程うまく動かないと、おちんちんが横にプルプル揺れて、レールに接触しそうになってしまうという事だ。
ピリピリッ
おちんちんがレールに近付くと、針でチクチク刺すような痛みを感じる。
ほんの僅かな痛みであっても、それが男の子の一番敏感な剥き出しの亀頭に刺されたとなれば、
そのダメージは大きい。
「いつつ…」
奈緒は痛みを避けつつ、慎重におちんちんを進める。
やがて、真っ直ぐだったレールは、大きくカーブを描き出す。
縦方向のカーブのため、奈緒は腰を下げたり上げたりしながら進まなければならなかった。
「あ」
身体が揺れてしまい、おちんちんがプルンっと揺れる。そして、レール部分に一瞬触れてしまった。
バチッ!
青い閃光が走り、電撃がおちんちんに落ちる。
「あっっあがああああっ……!!」
触れたのが一瞬だったため、電撃も一瞬だけで済んだ。それでもダメージは大きかった。
「ぐ…ううう……」
痛みに耐えるために、足を止めてしまう奈緒。
「休むのはいいけど、早く進まないと、ユウヤが出発するわよぉ」
ミリアの忠告に奈緒はハッとした。
「奈緒! 休んじゃダメ! 1分間の内に距離を稼いでおかないと、負けるわよ!」
ティーナも同じ事を忠告する。
奈緒は痛みを我慢して、すぐに動き出した。
実際に進んでいくと、この勝負は大変腰に負担のかかるゲームだと実感する。
腰を上げたり下げたり、スクワットを繰り返しながら、横移動を要求されるのだ。しかもおちんちんを揺らさないように、重心移動にも気を使いながら……である。
軍隊の訓練に採用して良い様な過酷さだ。
変身して身体能力が上がっていてもギリギリである。
バチッ!
「ぐうううう……っ」
何回かレールに掠りながらも、最初のエリアをクリアして、奈緒は広い空間に出た。
ここは安全地帯で、息を整える事ができるようになっている。
下方向のレールが地面まで落ちていて、ここで座り込んでもおちんちんが接触しないようになっているのだ。
ここまでで、全体から見ると4分の1まで進んだ事になるが、まだ有利になっているのか分からない。
「ふふ…、もう少しでユウヤが出発するわよぉ」
ミリアが奈緒を煽る。
「……!」
奈緒は意を決して、次のエリアに突入した。
この先で待っていたのは、今までのカーブを描いた道ではなく、直角に曲がった迷路だった。
それはつまり、これまで以上に慎重に進む必要があるという事だった。
そしてスタートから1分が経過する。
「さあ、ユウヤ、スタートしなさぁい」
プワァァァァンッ
電子音的な合図が響き、ユウヤが動き出した。
その合図に動揺したのか、直角に曲がったレールの角におちんちんが当たる。
バチィッ!
「あぐっっ!」
電撃から逃れるように、身体が反射的にに動く。だがそのせいで、おちんちんが大きく跳ね、再びレールに接触してしまう。
バチィッ!
「ひぎぃっっ!!」
2度も電撃を受けて、奈緒の足から力が抜け、腰が落ちる。そうするとどうなるのか?
下側のレールに、奈緒のおちんちんが、ドンッと乗ってしまったのだ。
バリバリッバリバリッ……!!
まともに乗ってしまったおちんちんに、今までで一番強力な電撃が襲い掛かる。
「あががががががが……っっ!」
奈緒は電撃から逃げようとするが、身体が硬直して動く事ができない。
実はこのゲームでは、3回連続で接触するとアウト判定となり、罰として電撃を数秒間浴び続ける事になっているのだ。
バリバリッ!バリバリバリーーッ!!
「がぎぃぃぃぃぃぃ!!あががががががあああああっっ…!!」
これまでの一瞬だった電撃とは違う、連続した電撃がおちんちんとおきんたまを焼き続ける。
実際にはほんの僅かな時間……5秒ほどなのだが、奈緒には長い長い時間のように感じた。
「な、奈緒ーー!」
「ほうら、おちんちんが輝いて綺麗ねー」
ミリアがニコニコしながら呟く。
シュゥゥゥ……
電撃が消え、奈緒は解放される。
ズキズキ……
焼けたおきんたまとおちんちんがまだ悲鳴を上げている。
ピンク色だった亀頭は真っ赤になり、皮膚はボロボロになっている。
「はあ……はあ……」
本来なら呼吸を整えたいところだが、そうは言っていられない。
奈緒の視界の隅に、すごい速さで追い上げてくるユウヤの姿が映ったからだ。
ゆるやかなカーブの道を、危なげなく進んで行くユウヤ。このままでは追い付かれるのは時間の問題だ。
「奈緒急いで! あいつが来るわよ!」
ティーナが声をかけてくる。
「う、うん……」
奈緒は再び動き出した。
バチッ! バチッ!
「ぐうっ…! ふぐっっ…!」
慎重に進むつもりだったが、追い上げてくるユウヤに動揺し、何度かレールに接触しながら2つ目の直角迷路エリアを突破する。
ユウヤとの差はほんの僅か。もうほとんど貯金は無い。
次のエリアで待ち構えているのは、回転するレールだった。
道を作る2本のレールとは別に、水車のようにグルグル回っている鉄棒がいて、接触しないようにタイミングを図りながら通過する必要があるのだ。
最悪の場合、出口を塞がれ、挟まれて動けなくなってしまう。
ぐるぐるぐる……
「うう……」
タイミングがうまくとれず、回転レールの前で止まってしまう奈緒。
「今だっ」
空いた空間へ身体を滑らせるが、その勢いでおちんちんは大きく揺れ、回転レールに接触してしまう。
バチッ
「ぎゃんっ!」
電撃を受けて一瞬硬直する奈緒。だが体勢を立て直す余裕は無かった。回転レールの次の鉄棒がすぐ後ろに迫っていたからである。
(まずいっ!)
奈緒はとにかく脱出するために、急いで移動し、回転レールの範囲から逃れた。
そこまでは良かったが、勢い余って、道を作るレールの方にガツンッとぶつかってしまった。
(しまっ…)
それはアウト判定となり、再び罰の電撃5秒間が下される。
バリバリッバリバリッ……!!
「ぐぎゃあああああああああぁぁっっ!!」
ほんの一瞬であっても苦しい電撃が、連続で剥き出しのおちんちんを焼き続け、奈緒が悲鳴を上げる。身体は固定され、逃げる事もできない。
バリバリッ!バリバリバリーーッ!!
「うがががががががぁぁぁぁぁっっ!!がはあああああああああっっ…!!」
たった5秒間、されどおちんちんがバラバラにされるような痛みが襲い掛かる。何度も浴びれば、男として役に立たなくなってしまうかもしれない。
「うふふ……いい鳴き声……」
ミリアは奈緒のすぐ後ろで、魅惑のボイスを聞き入っていた。
電撃が収まって硬直が解けても、奈緒はプルプル震えていてすぐには動けない。
顔は涙でくしゃくしゃになっている。
「奈緒! あいつが来てる!」
ティーナの声で横を見ると、そこには1つ目の回転レールに突入するユウヤの姿があった。