最後の対決から次の日……
奈緒は例の運動場まで足を延ばした。
入り口のベンチに座っているのは、ユウヤで間違いはなかった。
「優也くん……」
「奈緒くん……」
お互いに名前を呼び、そのままベンチに腰を下ろす。
「昨日はごめん……」
ユウヤがまず謝罪をする。
「あ……うん……」
奈緒は曖昧な返事をした。あまり昨日の事は思い出したくはない。
ユウヤにおきんたまを粉砕されて敗北した後、気絶した奈緒をミリアが転移魔法で自宅まで送ってくれたが、回復魔法はかけてくれなかった。
朝、目が覚めると、潰されていたおきんたまは、魔法少年の微弱な自然回復によって、ギリギリ射精可能な状態まで回復していた。
そこへティーナが変身魔法をかけ、変身後の回復魔法でようやく元に戻す事ができたのだ。
もちろん、そんな状態での射精行為で、またしても大騒ぎになってしまったのだが……
「優也くんは……助けて欲しくないの……?」
奈緒は自分が一番気にしている事を尋ねた。
今の奴隷のような状況から、逃げたくはないのかと。
「全部が元通りになるのなら、なって欲しいけど……、もうそんな事にはならないし……」
ユウヤが下を向きながら答える。
「それよりも……、ぼくは奈緒くんと友達になりたい」
顔をあげて奈緒を見つめるユウヤ。
「ご主人様も、たまになら会ってもいいって言ってくれたんだ。だから……」
「うん、ぼくも優也くんと友達になりたい」
奈緒は即座に答えた。
「本当に?」
「優也くん、ずっと寂しそうだったから…、友達になれたらなって……」
「ありがとう……」
ユウヤの目に涙が溜まってくる。
「ありがとう……」
ポロポロとこぼれ出す涙。
ここでハンカチなどを取り出す事が出来れば満点だったのだが、あいにく奈緒にはそんな用意は無なかった。ただオロオロするのみである。
「優也くんの住んでるところってどこなの?」
「杉山市だよ」
「結構遠いね、電車で30分くらいかかるよ」
「うん、だからご主人様に連れてきてもらってるんだ」
「今日も?」
「うん、多分どこかでぼく達の話を聞いてると思う」
「そ、そうなんだ……」
奈緒はキョロキョロと辺りを見回したが、それらしいものは見えない。
「今度、戦い方とか教えてくれる……?」
「うん、いいよ」
「ありがとう」
「奈緒くんはもっと足止めとか覚えないと、攻撃が当たらないよ」
「…よくいわれる……」
しばらくの間、とりとめのない話が続く。
「うっ……ぐ……」
ユウヤが急に苦しみ出した。
「どうしたの?」
「奈緒くん、頼みがあるんだ……」
「なに?」
「ぼくのおちんちん、扱いて欲しいんだ……」
「えっ?」
「自分じゃ触れないけど……、奈緒くんなら……触れるんだ」
「あ……」
奈緒にも心当たりがある。魔女の魔法でオナニーを封じられて、でも他人なら問題なく触れる事ができるのだ。
「わかった……」
オナニーできない苦しさは痛いほど分かる。
ユウヤのズボンのボタンを外し、チャックを下ろした。
ズボンの下では、女の子のパンツが穿かされており、勃起したおちんちんがはみ出している。
奈緒はユウヤのおちんちんを外へ引っ張り出した。
「ん……」
ユウヤがピクッと反応する。
「優也くんのおちんちん……すごく熱い……それにビクビクしてる……」
「そのまま……ゴシゴシして……、強くてもいいから……」
乱暴に扱われる事も慣れているような言い方だが、奈緒はなるべく優しく擦った。
すりすりすり…
「な、奈緒くん……それ……すっごくもどかしい……お願い、もっと強く……」
「う、うん……」
相手を気遣って優しく責める事が、逆に相手を焦らす結果になってしまっていた。
シコシコ……
奈緒は慎重に力を加えていく。それがまたもどかしい。
「な、奈緒くん!亀頭…亀頭をもっとグリグリしてぇ!」
ついにはユウヤの方から具体的なおねだりをしなければならなくなった。
「奈緒くん!自分でする時、もっと激しくゴシゴシするでしょう?ぼくのも同じようにしてよう!これ以上焦らさないで!」
ようやく、満足できるほどの強さになり、ユウヤが気持ち良さそうな声を上げる。
「はあ……はあ……おちんちん……気持ちいいよ……」
「奈緒くんも……ね」
ユウヤが奈緒の股間に手を伸ばし、片手で器用に奈緒のおちんちんを引っ張り出す。
「あっ……ちょっと……優也くん?」
「奈緒くんのおちんちん、可愛い……」
キュッとおちんちんの先端を握られると、すぐに奈緒は抵抗ができなくなってしまった。
「ゆ、優也くん……」
「奈緒くん……一緒に……ね」
シュコシュコシュコ……
お互いのおちんちんを扱き合う、可愛い男の子が2人。
「あっ奈緒くん……」
「優也くん……」
やがて、2人の射精が近づく。
「奈緒くん、そろそろ出そう……」
「ぼ、ぼくも……」
「奈緒くんも一緒に……」
優也の指の動きが早くなる。
シュッシュッシュッ!
「あっ!あっ!優也くんっ……そんな……」
「ほら……イッて。ぼくも……イクッ!」
どぴゅんっ どぴゅんっ どぴゅんっ
どぴゅんっ どぴゅんっ どぴゅんっ
2人分の精液が宙を舞う
「はあああっ はあああっ はあんっ」
「んああっ はひぃぃっ はあああっ」
2人の気持ち良さそうな鳴き声が、合唱となって響き渡った。
「ばいばーい」
「またねー」
逢瀬の時は終わり、奈緒が去って行くのを、ユウヤは見送った。
また会う事を約束して……
「満足した……?」
いつの間にか、ユウヤの背後に魔女ミリアが立っていた。
夜の痴女スタイルではなく、その上に一枚上着を着ている。
「はい、色々とありがとうございます。ご主人様」
ユウヤはミリアに頭を下げる。
「いいわよぉ。これであなたがやる気になってくれればねぇ」
「でも、奈緒くんと会わせてくれたのは、ご主人様の考えですよね?」
自分と同じ境遇。
男の友達。
ぽっかりと空いていた穴を、埋めてくれるもの。
自分が一番求めているものを、魔女は与えてくれた。
「大事な奴隷に、ご褒美をあげるのも、主人の務めよぉ」
「はい、ご主人様、大好きです」
ユウヤがそう言うと、途端にミリアの顔がにやけた。
この数日の勝負も、全て彼女が立てたシナリオ通りのものだ。
彼女自身の嗜好を存分に満たしながら、下僕の好感度も上げる。ミリアは優秀な魔女だった。
「うふふふふ……」
嬉しそうに笑いながら、ミリアはユウヤの頭を撫でる。そして前髪をどかして、おでこにキスをした。
「さ、帰るわよぉ」
「はい」
嬉しそうにミリアの後ろについていくユウヤ。
「今夜は甘々プレイにしようかしら……」
誰にも聞こえないように、ミリアはそう呟いたのだった。
~~~ ユウヤ編 終 ~~~