※この作品はR-18です。

魔法少年ミルキーナオの受難   作:未羅(みら)

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7話  美咲編3 (パンチラ)

 次の日

 

 奈緒は美咲と名乗った少女を探していた。

 

 廊下も階段も一通り回ったが、美咲を見つける事ができない。

 

 諦めて教室に帰ろうとしたところ、突然背後から声をかけられた。

 

 

 「奈緒」

 

 びっくりして後ろを振り返る奈緒。

 そこには美咲が立っていた。

 

 いつものミニスカート姿ではなく、膝丈までのスカートを穿いていて、おとなしめの服だ。

 

 「あ、美咲ちゃん、よかった、いたんだー」

 奈緒がほっとして、声をかける。

 

 「…わたしを探してくれていたの?」

 「い、いや、そ、そういうわけじゃ…」

 

 

 「…そんなに私のパンツが見たいの?」

 核心をついた言葉に、奈緒がびくりと震える。

 

 「…でも残念」

 美咲の手がスカートを押さえ、上目づかいで奈緒を覗き込む。

 

 「今日は見せてあげません」

 

 

 「ええっ!?」

 思わず声が漏れる。

 

 「ふふふ…」

 また「してやったり」という表情をする美咲。

 

 「…わたしのパンツは安くありません」

 

 ぴょんっ!と横に跳ねる。

 その程度ではスカートはめくれない。

 

 美咲は軽く踊り出す。

 

 美咲の動きに合わせて、スカートが揺れるが、中を覗けるほどにはならない。

 

 大きくジャンプした時には、期待をしたが、

 すぐに手で押さえられてしまい、パンツは見えなかった。

 

 「ふふん、残念ー」

 

 

 くるりと1回転し、遠心力でスカートが広がる。

 

 (…見えた!)

 ほんの一瞬だけ、白いパンツの一部がチラリと見えた!

 一部分が一瞬見えただけなのに、何故か達成感があった。

 

 

 その後は結局、1度も見る事ができなかった。

 

 奈緒はジリジリと近づくが、美咲は常に奈緒との距離を取り続ける。

 そのわりに、奈緒を挑発し続けるのだ。

 

 スカートを何度も持ち上げるのに、あとちょっとの所で止められてしまう。

 見事な動きだった。

 

 (うう……なんで…?)

 

 

 

 

 

 「…どうだった?」

 「…………」

 

 期待するものが見られなかった奈緒は不満げだ。

 

 美咲はまた「してやったり」という顔をする。

 

 

 「…そんなに見たかったら、先にあなたのパンツを見せて」

 「え?」

 

 「奈緒のパンツを見せてくれたら考えてあげる」

 美咲が奈緒に要求する。

 

 「え…え…、ボクの…」

 

 「この場でズボンを脱いで。今すぐ」

 

 (う、うそでしょう?ボクのパンツは…)

 

 奈緒のパンツは、臨戦態勢のおちんちんに持ち上げられている。しかも先走り汁でぐしゃぐしゃだ。

 

 (どうしよう…)

 

 

 「3、2、1、はい時間切れ!」

 

 「ええーーー!?」

 

 5秒も待たずに美咲は終了宣言をした。

 

 「あ、あの…」

 

 

 「この話はおしまい。…さよなら」

 

 くるりと背を向け、小さく手を振る。

 そのまま美咲は足早に去っていった。

 

 

 「あっ…」

 チャンスを逃した事に対する後悔と、

 要求に従っていたら、どうなっていたのか?という妄想が、奈緒の心に影を落とす。

 

 

 奈緒の心に、目に見えない釣り針が掛けられてしまった。

 

 

 

 

 

 

 次の日、奈緒は美咲を探した。

 

 だが、美咲を見つける事はできなかった。

 またバッタリ会うのでは?と休み時間のたびに探したが、結局1日見つける事ができなかった。

 

 あの時、パンツを見せなかったから、姿を消してしまったのだろうか?

 そんなおかしな考えが浮かんだ。 

 

 

 魔女すら現れなかったため、

 精力の行先を失った奈緒は、熱くなった体を持て余した。

 

 

 

 

 

 さらに次の日も、奈緒は美咲を探した。

 

 いない。

 奈緒は他のクラスの教室も探したが、美咲という子は存在しなかった。

 誰もそんな少女の事など知らなかったのだ。

 

 まさか、全ては幻だったのだろうか?

 

 もう、自分の前には現れないのだろうか?

 

 「そ…そんな…」

 

 奈緒の心に刺さった釣り針がチクリと引っ張られた。

 

 

 

 (そうだ!、変身すれば…)

 変身すれば、これまで探せなかった場所まで探せるはずだ。

 

 「ティーナ!ティーナ!」

 

 奈緒はティーナを捕まえて、必死な顔つきで問い詰めた。

 

 「ティーナ!人を簡単に探せる魔法ってある!?」

 

 「奈緒、アンタ顔怖いわよ」

 ティーナは引き気味だ。

 

 「いいから!」

 奈緒にはティーナの軽口に応じる余裕がない。

 

 「んー、探索の魔法ならあるわよ」

 

 「どうするの?」

 

 「アンテナをおちんちんの尿道に突き刺せば、中でグリグリ動いて、目標の方角を教えてくれるのよ」

 

 「また、そんなオチかよぉぉぉぉぉ!!!!」

 

 普段の奈緒なら絶対しないような絶叫をしていた。

 

 

 

 結局、散々悩んだ挙句、奈緒は探索の魔法を実行してしまった。

 

 だが、目標が近くにいないため、結局失敗に終わってしまった。

 

 「修行が足りなくて、探索範囲が狭すぎね」

 

 「うう……おちんちんに、変な杖を刺してまで頑張ったのに……シクシク…」

 

 

 

 

 

 次の日、

 

 奈緒は早朝から美咲の姿を探す。

 

 今日が最後のチャンスのような予感がした。

 これを逃せば、もう会う事はできないかもしれない。

 

 

 いつの間にか、奈緒は、一番最初に美咲に出会った廊下に来ていた。

 

 メモリーが自然に開き、白いパンツの映像が頭に浮かぶ。

 

 「美咲ちゃん…」

 

 

 

 

 「…そんなにわたしのパンツが見たいの?」

 

 「うん…」

 

 「…そんなに見たいなら、あなたのパンツも見せてくれる?」

 

 「うん、いいよ………って、 え!?」

 

 奈緒は後ろを振り向いた。

 

 

 …誰もいない…

 

 「今、美咲ちゃんが…」

 

 

 

 周囲を探すと、隅にハンカチが落ちているのを見つけた。

 

 妙に気になって、ハンカチを手にとると、小さな紙がふわりと落ちた。

 

 

 『~ 奈緒へ ~ これを穿いて屋上まで来てね  追伸:持ち逃げしたら、2度と会わないからね』

 

 そう書いてあった。

 

 「まさか…」

 

 奈緒が布を広げると、そこには女物のパンツが現れた。

 

 

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